2013年11月23日
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中島みゆきさんの夜会ガラコンサートに行って来ました。
この企画はシリーズ化していくようです。
今回のVOL.1は初心者向けとして作られたようです。
本人がMCでそのように語ってましたが、「夜会Vol,1(1989)」の時のような
MCのようなセリフのような語りです。
今回は初心者コースと言う事で制作年代順にセットリストが組まれていました。

自分より7.8列後ろくらいに突然叫ぶ人がいました。
ぐ〜〜〜っと入り込んでる時に「ドキッ」と心臓止まるかと思った。
普通のコンサートだと思って来てるんだろうな。

普通のコンサートだと思っても仕方ないかな。
夜会を一度も観た事が人ももちろんいるだろうし…。
でも、「わかれうた歌って〜」みたいな事を叫んでたり、聞き取れない事を
何度か叫けぶのは、その度にギクッとしてしまう・・・^^;


曲順がプログラムに全て掲載されています。
前もって曲順を知りたくない場合はプログラムに注意^^
自分は開演前にじっくり全て見ましたが。

まだ1回目なのでおおまかな感想だけ。

昨夜は終演後、六本木のアリスのきんちゃんの店で遅くまで呑んでて
今日はクタクタでした。
きんちゃんも大阪城ホールで中継された歌番組が前日にあったので

店は最初、超満員だったけど、遅い時間にゆっくり話もできて良かった。
ツアーファイナルの武道館ライブも来月発売されるし、
特別公演だった日比谷野音のノーカットDVDも発売されます!
2013年全64本の全都道府県を回ったドキュメントDVDも発売!
ツアーファイナルの武道館3daysの最終日しか行けなかったのが悔やまれる…。










------------ネタバレ--------------------







第一印象は、とにかく舞台装置が素晴らしかった!重厚な質感を感じさせる装置の
一つ一つが今回のガラコンサートを何倍もよく見せるようになってました。
何度も登場する貨車3両も素晴らしい作りでした。
装置と映像が強く印象に残ったけど、今回は照明があまり印象に残らなかった。
十二月の赤やさよならの鐘の下手斜め上から中島さんを照らす照明は
夜会の時とほぼ同じで良かった。
「野ウサギのようにツアー」の時のような圧迫感を感じるコンクリートの壁が
そびえてるセットがかっこいい!
そこに映し出される様々な映像の画質の素晴らしさにも感動。
そしてもちろん中島さんの歌唱は衰える所かさらに深みも声量も増してるように
感じさせる歌唱でした。


1ベル前から会場には「二隻の舟」のメロディが繰り返し流れ出す中、
客電が落ちて舞台真ん中の巨大ナットやらネジやらの椅子のような所に
黒い作業服を着た中島さんがぼんやり浮かび上がる。
「夜会Vol,1」のコクーンの客席を舞台上に作ったセットにぼんやりと中島さんが
浮かび上がったのを思い出した。
「Suppinツアー」のオープニングもこんな感じだったと思う。
その3公演とも幕が降りてるわけじゃないから板付きって事ではないけど。
そして夜会工場の説明のようなセリフのあと、夜会工場のテーマ曲「産声」
「産声」を歌う前に「カーニヴァル1992」の「誕生」を歌う前にも語ってた
産まれてきたに最初に440 Hz『A』で産声を上げるって話をしてました。
夜会Vol,1から「十二月」
1コーラス目までは黒の作業服のまま歌い、間奏で左右半身ずつの引抜。
この前の宝塚で上演された「オーシャンズ11」のオープニングでも
銀橋で主人公が囚人服からタキシードへの左右引抜が印象的でした。
そして中島さんは真っ赤なドレスで3コーラス目を歌う。
残念ながら2コーラス目はカットされてました。かなりガッカリ。
サビの繰り返しでは「夜会Vol.1」と同じ動きで怯えながら後ずさっていく演技。
飛び降りはなしで、代わりに後ろにある5メートルはありそうな階段を登って行きました。

夜会Vol.2から「月の赤ん坊」
階段の天辺でうずくまるようにこの曲を歌う姿は1990夜会の印象そのまま。

夜会Vol.3「KANTAN」から「キツネ狩りの歌」「さよならの鐘」
香坂千晶さんと植野葉子さんのウサギの着ぐるみが出て来て「キツネ狩りの歌」を
歌ってました。中島さんはちょっとだけ歌ったかな。
「さよならの鐘」はかなりはしょって歌ってました。
途中から歌い出したと思う。

夜会vol,4「金環蝕」から「泣かないでアマテラス」
この場面は感動した。金環蝕の最後に歌った時のを再現。
その前の「継続時間が…」のセリフからモールス信号のZを打つ。
しかし今回は床を石で叩くのではなく、もろモールス信号の音でした。
この曲も中島さんは全体の半分くらいしか歌ってなかったと思う。
途中からコーラス隊が歌ってしまった。

夜会Vol.5「花の色はうつりにけりな・・・」から「笑わせるじゃないか」
何でこの曲のチョイスなんだろうと・・・。嫌いじゃないけど。

夜会Vol.6「シャングリラ」から「シャングリラ」
この曲もなんでこの選曲・・・。中島さんは途中から半分くらいは歌ったかな。

夜会Vol.7「2/2」から「TOURIST」
この曲はコーラス隊だけで歌った・・・
中島さん自身もたぶん出てなかったと思う。

夜会Vol.8「問う女」から「SMILE SMILE」「女という商売」
ピンクの怪獣の着ぐるみであの場面を再現!後ろには大きい緑のゴジラも登場して
コミカルな明るい場面になってた。
前には大中小の怪獣もカルガモのようにつらなって登場。
レコーディングされたバージョンで聴けてこれはうれしかった!
1曲全部を、中島さんだけで歌うとやっぱり感動する。
「女という商売」はコーラス隊が半分歌ったような気がする。
でもこの曲の時の舞台セットがめちゃくちゃカッコ良かったからOK

夜会Vol.9「2/2再演」から「Never Cry Over Spilt Milk」
この曲はほとんどコーラスの人が歌ったような印象。

夜会Vol.10「海嘯」から「明日なき我等」「白菊」
「明日なき我等」は中島さんが歌ったので良かった。
後ろにいくつか窓のように海の映像が映し出されたのにも感動。怖さも感じた。
「白菊」の時はフェイも登場してたけど、中島さんはほとんど歌わなかったような…

夜会Vol.11「ウインター・ガーデン」から「街路樹」
この曲も夜会の通りコーラスの人が歌った。
ガラコンサートだから夜会でのボーカル分担を
ほぼそのまま再現してるのは分かるんだけど・・・

夜会Vol.12「ウインター・ガーデン再演」から「天使の階段」
新聞などでも明かされてたウェディングドレスで登場。
全編、中島さんのみでの歌唱。

夜会Vol.13「24時着0時発」から「ミラージュ・ホテル」
この曲はいつ聴いてもカッコいい!
コンクリートの打ちっぱなしのようなバックのセットに映し出される映像は
鳥肌もんでした。

夜会Vol.14「24時着00時発」から「命のリレー」
「帰れない者たちへ」のカップリングの「命のリレー」 ('04 夜会ヴァージョン)を再現。ここがマックスの盛り上がり場面だったように思う。
鮭の遡上の水中から撮った映像に感動。本能のみか意思があるのか知らないけど、
下あごが大きくしゃくれ、上あご前歯が攻撃的に成熟したオスの鮭の顔に
何か意思を感じて鳥肌だった。鮭の映像ばかり凝視してしまってた^^;

夜会Vol.15「元祖・今晩屋」から「らいしょらいしょ」
この曲の前にMCで鞠つき歌の事について話してました。
今生、前生、来生の事とか話してたと思います。

夜会Vol.16「本家・今晩屋」から「都の灯り」
夜会の時と同じ歌唱振り分け。中島さんは曲の最後の方で出て来て歌いました。
バックのセットに映し出される映像が素晴らしかった!

夜会Vol.17「2/2 再々演」から「竹の歌」

再び「夜会工場」テーマ曲「産声」
この曲の歌詞はプログラムに掲載されてるので何度も読みました。
じわじわ来る。次回、聴く時は号泣してそうです^^;

正味演奏曲数は全21曲。1時間55分くらい。
最初と最後は二隻の舟のインストとCD音源を流してました。

月曜日は一路真輝さんのビルボード大阪でのLIVE!!!!
ライブハウスでの一路さんがどんなナンバーを歌ってくれるのか楽しみ!
コーラスに花組娘役トップの蘭乃はなさんと同期の真瀬はるかさんが出演!
一路さんとのデュエットもあるようなので楽しみです。
火曜の夜は雪組新人公演!これも本公演との違いや若手でどう創り上げるのかsy極楽しみです!
中島さんを次見るのは名古屋。かなり先だなぁ・・・。

22日、東京へ向かう新幹線で珍しく富士山が見えたので^^
11:22富士山1.jpg

11:22富士山2.jpg

パンフレットは読み応えじゅうぶんで買って損はない。
夜会工場.jpg





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最終更新日  2019年06月17日 01時28分18秒
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