2022年08月22日
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カテゴリ: ROCK・Pop
高島忠夫さんと寿美花代さんを両親に持つ高嶋政宏さんの1993年シングル。
高嶋政宏さんと言えば、東宝エリザベート初演で最高の狂気なルキーニを観せてくれたのが一番印象深い。
東宝版エリザベートであのルキーニを超える事は不可能だと思ってる。
それ以降もいろんな役者がルキーニを演じたけど、高島さんの足元にも及ばないようにいつも感じてた。
重厚なのに狂気の軽薄さがたまらなく良かった。高島さんのルキーニは20回以上劇場で観たけど、
あのルキーニを生でまた観たいと思ってしまう。

2000年東宝版初演のルキーニ
「ゴジラ」映画出演でも有名なのもあって、平成VSゴジラに似てるように思えてしまう。
ゴジラ以上の目力です。高島さんのルキーニの狂気は凄まじかった。





高嶋政宏さんを思い出した。
King Crimsonマニアとしても有名な高島さんですが、
このシングルのカップリング曲に「Starless」をレコーディングしています。
「Starless」をシングルでリリースした日本人アーティストなんて高島さんただ一人だと思う。
King Crimsonファンなら12分もある曲をシングルに入れられるのか?とか思うのは当然ですが、
歌のある部分を中心に短縮したバージョンでレコーディング。
4分半に短縮した「Starless (Abridged)」をさらにまだ要約したバージョンです。








1曲目「こわれるくらい抱きしめたい」
作詞 沢ちひろさん  作曲 TSUKASAさん  編曲 武部聡志さん

ボーカルが少し奥に感じるのが気になるけど、さすが天才アレンジャーの武部聡志さんが

メロディーや雰囲気はゴダイゴのようなイメージ。
ルキーニを演じてた歌唱とは考えられないほどの爽やかでPOPな歌唱です。
ちょっとタケカワユキヒデさんにも似てるような・・・。


2曲目「STARLESS」
Fripp, Wetton, Bruford, Palmer-James 編曲 本間昭光さん


これをカップリングにするのをOKしたレコード会社も凄いと思う。
もちろん英詞のまま歌ってるし、プログレファンしか知らないようなマニアックな曲。
2分52秒にまとめても楽曲の良さはよくわかる構成です。
編曲の本間昭光さんは松任谷正隆さん主宰の「マイカ音楽研究所」に入学して
松任谷正隆さんから作曲やアレンジを学んだだけあって、この「STARLESS」のアレンジも
秀逸です!それときっとプログレが好きなんだと思う。

2000年初演帝国劇場のパンフから


2000年初演稽古場


2000年初演稽古場 一路さんのエリザベートが観たい!
一路さんのエリザベートと高島さんのルキーニでハウスのカレーのCMにも出てた^^;
シシィとルキーニが仲良さそうにカレーを食べる^^
大手企業のCMに使われるほど当時は凄い話題だった。


これも「平成VSゴジラ」か1974年「ゴジラ対メカゴジラ」や「対メガロ」の時のゴジラに負けない目力!





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最終更新日  2022年08月22日 06時49分27秒


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