2023年07月30日
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カテゴリ: 宝塚歌劇
1966年7月発売の那智わたるさんのコンパクト盤レコード。

昨夜に引き続き那智わたるさんの事を。
この4曲入りコンパクト盤は、大好評だった「エスカイヤ・ガールス」から
3曲をスタジオレコーディング。
もう1曲は今でいう「タカラヅカスペシャル」の中で那智わたるさんが歌って大好評だった曲を
レコーディング。





A面
1曲目「私はマル」
作詞 鴨川清作さん  作曲 ミッシェル  編曲 入江薫さん


「マル」とは那智わたるさんの愛称です。
苗字が丸山なので「マル」と呼ばれるようになりました。
このショーでは女役として場面に出る事が多いのですが、当時の男役スターはショーや芝居でも
女役する事が多く、今なら考えられない。
当時のファンは細かいことはあまり気にしてなかったのかも知れない。
宝塚グラフの那智わたるさんのサヨナラ号のポートレートも半分は女性の格好で、
男役としての写真は半分だけです。

銀橋を渡りながら1列目の観客に歌いかけファンサービスしてるのが浮かんでくる。
(観たわけじゃないけど)






2曲目「リコルダ」


第14場ゴールデン・サンレモの場面で那智わたるさんが歌った。
カンツォーネを那智わたるさんが歌い上げ、2コーラス目はイタリア語で歌っています。
この曲を歌ってる時にホリゾント前に黄金の吊り物が降りてきたようです。

(カラー写真じゃないので分からないけど、これが黄金の吊り物だろうか)



B面

作詞 鴨川清作さん  作曲 アダモ  編曲 吉崎憲治さん

アダモが歌った名曲のカヴァーです。
越路吹雪さんがカヴァーした「夢の中に君がいる」とは訳詞がまったく違います。
アダモは1965年にこの曲をリリースして大ヒット。
「エスカイヤ・ガールス」の初演が1965年3月なので、最速でカヴァーしたようです。
この曲は有名だし、アダモのオリジナルヴァージョンは良く聴いています。
アダモの事を書いた時にこの曲の事も書いたような気がする。


2曲目「いとしのパオラ」
作詞 那智わたるさん  作曲 アダモ  編曲 寺田瀧雄さん

アダモのフランス語のオリジナルを那智わたるさんが訳して日本語歌詞を作っています。
この曲も有名な曲です。
日本でのカヴァーはきっと那智わたるさんが最速だったのだろう。





那智わたるさんのさよなら特集号







「エスカイヤ・ガールス」の東京公演は3月星組、4月花組と連続上演
那智わたるさんは3月4月とも主演(エスカイヤ・ガールス)


「レビュー・オブ・レビューズ」の2カ月連続上演。両公演とも専科も混じえ上演。



1963年版の「宝塚おとめ」の那智わたるさん










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最終更新日  2023年07月30日 06時03分03秒


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