2024年04月25日
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カテゴリ: R&B・Soul music・Gospel
アメリカのR&B、ディスコシンガー「Anita Ward」の大ヒットシングル。






A面「Ring My Bell」
作詞・作曲 Frederick Knight

シングルバージョンはちょっと物足りなさを感じる部分もありますが、やっぱり良い曲だと
久しぶりに聴いてみて楽しめました。
アルバムバージョンは4分28秒でシングルよりも1分長い。
12インチバージョンは8分近くあるので間延びしてる部分もあって普通に聴くには向いてないかも。
ディスコの中で流す用の長いインストパートなどを含んでいます。
アルバムバージョンが一番好きです。


日本では中ヒットって感じだったような気がする。
ラジオではそこそこ流れていた印象ですが、みんながこの曲を話題にしてたような印象は薄い。
自分は好きな曲でシングル盤も買っていました。
正直、声質や歌い回しは特に好きではないのですが、楽曲の雰囲気と声が凄く合ってるので
感動して聴けます。

この曲の事で話題になったのは、シンセドラムをイントロから派手に使ってる所。
でも、日本ではこの曲の1年前にピンク・レディーがド派手にシンセドラムを使いまくりの
「サウスポー」(1978年3月)が180万枚を売り上げ子供からお年寄りまでシンセドラムの音はイヤと言うほどに聴いていた。
「サウスポー」はレコード以上にライブやテレビで歌う時はもっとシンセドラムを使いまくり。
次のシングル「モンスター」(1978年6月)でもシンセドラムは使われてる。
そしてレコードでは使われてなかった「UFO」や「スーパーモンキー孫悟空」「逃げろお嬢さん」等でもシンセドラムは使われ「'78ジャンピング・サマー・カーニバル」のツアーでは

日本ではシンセドラムの音を聞くとピンク・レディーを最初に思い浮かべる人が多いように思う。
ピンク・レディーが1978年春頃からシンセドラムを使いまくったので日本では1980年頃になると
シンセドラムはもうすでに古くて廃れてる物のように思われてた。
ピンク・レディーのツアーに行ってた人はもっとシンセドラムの音が
耳にこびりついてしまってると思う。

洋楽のカバー曲の方がオリジナル曲よりも多く英語で歌ったツアーも多かった。
もの凄いテンポを上げての洋楽カバー。ピンク・レディーのライブは凄かった!

シンセドラムの事からピンク・レディーは凄かったって話になってしまってた。
Anita Wardは1stアルバム「Songs of Love」と2nd「Sweet Surrender」までは買ってたけど、その後は聴かなくなってしまってた。
メロウな「Sweet splendor」や「Spoiled By Your Love」が凄く好きだった。



B面「If I Could Feel That Old Feeling Again」(邦題「あの日のように」)
作詞・作曲  Camon

美しいバラードです。
この曲をB面にせずに次のシングルA面にすれば良かったのにと思ってしまうほど
売れそうなバラード。
派手なディスコナンバーの次のシングルカットはバラードってパターンがその頃のディスコシンガーやファンク、R&Bのアーティストは多かったと思う。
Anita Wardは第一弾のシングルはアルバム1曲目「Make Believe Lovers」です。
この曲が売れなかったのが不思議。
「Ring My Bell」よりも好きな曲で売れそうに思える曲なのに…何かのきっかけやタイミングの
問題でヒットする、しないが決まるんだとよくわかる。

「If I Could Feel That Old Feeling Again」は名曲です!







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最終更新日  2024年04月25日 06時01分38秒
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