おしゃれ手紙

2013.05.11
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カテゴリ: 映画
ハッシュパピー:あらすじ

あたしは強くなる

世界のはずれにあるかのようなバスタブ島。
ハッシュパピーという少女(クヮヴェンジャネ・ウォレス)はここで元気いっぱいに育った。
ある日、嵐がバスタブ島を襲い、ハッシュパピーの大好きだった日常を奪っていった。
あの日の父(ドワイト・ヘンリー)からの言葉と母のぬくもりを胸に、勇気を奮い立たせたハッシュパピーと優しい動物たちが、奇跡を起こす……。

環境問題とファンタジックな映画だった。

■環境問題
沈みそうな島ということは、温暖化で沈む島、ツバルを思い出す。

氷河の中から目覚めた獰猛な野獣に襲われるというのも、温暖化で水位が上がり、島に住めなくなるというメッセージだ。

世の中は、ピースの集まりで出来ている。
ひとつが狂うとみんな、壊れるという、映画の中のハッシュパピーのナレーションは、環境問題そのもの。

■ファンタジー
まず、バスタブ島という設定がもうファンタジーだ。
ここの住人は全て知りあいのようで、地上の楽園という設定。

人々は出ていかない。

バスタブ島に嵐がやって来るが、それを絶滅した野獣が島を荒らすというふうに描いている。

そんな野獣に立ち向かうハッシュパピー。
ハッシュパピーが本気で立ち向かうと、暴走していた野獣たちがいっきに静まった。
  これを見ながら思ったのは、「風の谷のナウシカ」。
ナウシカも環境破壊によって、横暴になったオウムの大群に勇敢に立ち向かう。

その時にそれを見ていたババ様が
「その者 蒼き衣を纏いて金色 の野に降りたつべし。
失われし大地との絆を結び、ついに人々を清浄の地に導かん」という感動的なシーンとそっくり。

で私は、映画を見ながら

白き衣を纏いて緑 の野に降りたつべし。
失われし大地との絆を結び、ついに人々を清浄の地に導かん」と心で呟いたのであった。

この映画は、29歳の新人監督が低予算で作った映画だったが、本年度のアカデミー賞の
作品賞、監督賞、主演女優賞、脚色賞という主要な4部門にノミネートされた。
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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2012年5月10日 *江戸っ子の心意気・初かつお *
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Last updated  2013.05.11 20:50:04
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