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今日はお台場でBIRD会議分科会である.まずT師匠と今後の打ち合わせ・・・予算申請で共同で出すことを合意.3月のBRAINと4月のHFSPにむけて作文を開始することにする.4月のHFSPについては,誰か海外の人と組まなければならないのだが,それについて該当者にコンタクトをとることにする.BRAINは自分でも忘れていたのだが昨年のネタがかなり完成度が高かったので,それを更に発展的にすることにする.これについては一度S先生@東京工科と電話で直談判をしないといけない模様.そのあと,会議.こちらはベクターを作成してポジコンネガコンの測定を行うことで了承.配列の選別についてN先生らのアイデアを活かして,配列を選別してもらうことで了承.全体の方向性の微調整はO先生が行う.ついでに横浜市大のAK先生とPiyota間ののれん代について協議を行った.そのほか重要な情報をゲットした.1.まずはホモロジーモデリング高精密化に関する話.最新バージョンのModellerで可能(簡単)になったmultiple templateを用いたCM(comparative modelling)の精度の話.templateをどのように選択するのか,という新しい問題提起がなされて,これは「チョイネタ」としてはかなり面白いということになった.O先生とT師匠の直感が冴え渡っている.Piyotaも試してみよう.だがだが.この話,おそらくまだまだ続きがあるぞ.single templateよりもmultiple templateがよいとして,そのtemplateの構造空間におけるsamplingがどれくらいsparseだといいのか?その情報を実験的に補うとしたら,既存のPDBを眺めた上で,次に(superfamily / family内の)どの配列を構造解析すればいいのか.これは構造ゲノムにおけるrationalなサンプル選択ポリシーに関する新しい画期的な提案である.ゲノムプロジェクトが終了した時点で,代表的なドメインにたいする配列空間(配列多様性)の全体像はほぼ正確に把握できる.その中でfamilyの代表的なものについて決めていく,というポリシーが理研の提案であった.大枠ではそれでいい.その戦略が「確かにご利益があるんだ」ということであろう.2.それから詳しく書き留められなかったが,現在興味をもっているFAのde novo modelingに関して,いくつかの自動鯖が利用可能なことが判明して,これはT師匠にあらためて質問しなければいけないことがわかった.昨日に続いて盛りだくさんの一日であった.
2007.01.31
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三菱化学生命研のK先生を訪問し,いろいろ感動することしきり.大学院生のSさんを同行した.いくつかいろいろ発見があったのでメモしておくと・K先生のところにMicroCalのITCとDSCが導入されていることを発見さすがNMR業界きってのマニアック方法論開発でならしているKさん.共同研究をお願いして,是非借りにいこう,と.・K先生のところのNMR,確かに例の帰属方法を行おうとすれば2D-version測定はたくさんやらないといけないので当然といえば当然だが,自動サンプラーが装備されていた.・K先生のNMR装置を設置するプレハブ建物,総工費3000万円程度だそうな・・・・この額は将来構想計画のときに役立つかも・NMR業界に痛いシバリをかけているAbott社の特許に関して,K先生の方法(三菱の特許)は特許を回避するのに使えるらしい.まあいろいろ話した後,町田で飲むことに.Piyotaが今の職場に来るまでは,民間(半官半民含む)を転々としていたので,「知財」に対するスタンスとか,コスト意識とか,研究におけるリスク回避とか,そういったことに対するPiyotaの立ち位置は自分でもアカデミックのほかの人とは違うなとおもっている.このあたりの話題について国内外のNMR屋さんのなかで,最もよく合うのがK先生である.3年前からK先生のチームは,より独立性を高め機動性も増した様子.論文量産体制に入ったそうです.飲み会では構造生物学における「直球勝負」「変化球勝負」の話ばかりしてたなあ.PiyotaもKさんも,変化球勝負の名手としての地位確立を目指しているなあ,でも時々はちゃんと直球が投げられることを見せないと変化球が活きないなあ,というようなことで盛り上がる.そもそも最近の構造生物学(特にNMR構造生物学)では,直球勝負を軽んじたり直球勝負依存のプロジェクトを叩いたりする風潮が強すぎるのである.それについては誰かがなんとかしないといけないと思う.
2007.01.30
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昨夜は宿でMIさん(修士二年)の修士論文を手直しする.午前中,やどをチェックアウトしたらまずコンビニでそれを大学までFAXする.そういえば昨夜宿で見ていたTVの「トリビアの泉」おもしろかったなぁ・・・ここで高浜関係のちょっとしたトリビアを発見.シーサイド高浜の温泉施設名称「湯っぷる」のぷるはプルサーマルのぷるである.そのあと,宮津→天橋立に.ちょっと興味があったんだけどエルドランドは素通りです.もうちょっとJが大きくなったら遊びに行くのもいいみたい.つけねにある智恩寺で学業成就お守りを二つ購入.論文投稿に必要だからね.それと智恵団子をたべる.帰り道,宮津公設市場で同行のI氏が上物の地蟹を実家に送付.Piyotaはカマスの一夜干しをゲット.おつかれさまでした.
2007.01.28
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午前中,まず保育所でJたちの「作品発表会」を見に行きました.Jの保育所は,一年間でいくつもいくつものいろいろな作品をつくります.丁寧に作る子,大胆に作る子,ひとそれぞれ.みんなの作品元気一杯.Jのらくがきは線が左右にぐりぐりぐりぐり.芸術の才能は・・・あるのかな?でもJは右脳がないかもしれないからなあ・・・・おもしろかったのは,作品展のお客さんの父兄にくばられたアンケート用紙.それをJがおもむろにつかむと,とことこと歩き出して受付にすわっていたK先生のもとに.「どーじょどーじょ,どじょどじょ」っていいながら頭を下げながらアンケート用紙を「あい」って差し出すのでK先生苦笑しながら受け取ってました.J,記入してから出すんだよ,それ.さて,そのあと,R9→綾部→舞鶴西→舞鶴港とれとれ市場でお昼ごはん.さらに国道27号を西へいき,高浜の道の駅の温泉「シーサイド高浜・湯っぷる」へ.ここの休憩所の大広間でJがとことことことことおおはしゃぎする.Jは高速道路の自販機でお釣りをとることを覚えたらしく湯っぷる館内の自販機のお釣り出口に手をつっこんでまわっている.なんかはずかしい.そして,旅館なかがわにて,かにフルコース!そのうち写真アップしますんで.請うご期待.
2007.01.27
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今日は有給休暇を使って,関西は神戸を散策.いや,実はいろいろと人と会う約束をしていたんですけど.ポートアイランドの神戸空港に近いほうから,三宮の中心部まで,いろいろ,いろいろ.意外なところで旧友のK先生に遭遇.10分ほど話し込んでしまった.そのあと,いろいろな人にご迷惑をおかけして,いろいろとここではかけないくらいお世話になって,夕方にはgood newsを手に,桂駅近辺でT夫妻と落ち合うことに.居酒屋さんで北海道スキーツアーとその他もろもろの打ち合わせを行いました.
2007.01.26
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昨夜の飲み会でいろいろいっぱい元気をわけてもらった.今日はきょうでいろんな人とはなして,元気をわけてもらったりこっちからわけたりした.修論提出直前でへろへろになっているM2には元気どころか生姜湯をわけてあげた.電話で阪大のT先生と話す.仕事を二件請け負う話.ご指名とあらばお役に立ちましょう!ぶっちゃけストライクゾーンのテーマではあるんだけどね.困ったときは生姜湯を飲めばいい.飲むと身体があったまる.
2007.01.24
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切れそうなことがちょっとだけあったけれども,K先生や京大のS先生相手にひとしきり愚痴ったら落ち着いた・・・両先生,ご迷惑おかけしました!というわけで,朝一からのMIさんのNMR測定は試料透析不足のため失敗・・・あまった時間でNVLPのNOESYをはかり足してみる.hetero-NOEはうまく動いた模様だが,暇がなくてデータ解釈ができません やれやれそんなこんなでいろいろあってデスクワークあまり進まず.Sさんの論文,英文校正にださないとまずいらしい.夕方,N先生のお誘いを断って,産総研のT師匠と東薬大のHどんと飲みにでかける.大井町の「しゃぶしゃぶ温野菜」安くて美味しくてgoodでした.新年度から出すあたらしい予算の打ち合わせなどをしながらおいしく飲んで食べて4000円,いいでしょ♪
2007.01.23
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みみっちぃなあと思うことがあったのだが問題が深刻なのでここには書けない.そういえばT師匠に連絡したら,明日夕方,H大先生が見えられるとのことなので,飲み会をセッティングしてくれた.愚痴はT師匠にきいてもらおう・・・まあ世の中わるいことばかりでもない.週末に仕掛けていたNMR測定は予想のほかうまくとれていたようだ.しかも今日も夕方からマシンタイムがあいていたのでヘテロのNOEの測定を仕込むことにする.でも,これで,やりたいこと,今出来ることは一通りやりおえてしまったようだ.K君は再調整中の試料間に合わず.大学院生MIさんの試料,はやく出来ないかなと思うも,精製は難航中・・・まああせってもしょうがないか.
2007.01.22
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今日はYokotaの車にナビと冬タイヤを装備させにいく.交換やら工事やらに午後いっぱいかかる.Yokotaが出かけているとJ(1歳2ヶ月)はすごく不安におもうらしい.ぜんぜん寝付かない.こちらは,一昨日の疲労をひきずってぼろぼろなのだが昨晩,早く寝ればイイにもかかわらずつい夜更かししてついつい小説を最後まで読んでしまう.だって面白かったんだもん.続きが気になって,途中で措くこと能わず・・・藤原伊織著「シリウスの道」(上・下).サラリーマンがサラリーマンとして生きるためのハードボイルド小説である.カッコイイ男ってのは,容姿や身分や地位や財産がかっこいいわけじゃないのね.ついでにいうと私生活も全然かっこよくないのね.なのになんで主人公の辰村はこんなにかっこいいんだろう?辰村みたいな上司になれたらいいな.
2007.01.21
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センター試験の初日の試験監督(全日)である.朝早くから本部キャンパス(八景)に召集をかけられて集合.うちの学校は教授も助教授も助手もみんなみんな当番制で試験監督をする.入試センターからは監督のための謝金が支払われる.だが,本音は謝金とかいらないからせっかくの休日を肉体労働に狩り出さないでほしい,なのだ.年度末,書類書きやら研究やらで忙しいんだよ.有給は何日もあまっているが有給がとれないほど忙しいのに・・・過労死したらどうするんだ・・・ってかんじ.さて試験監督中は,問題を配ったり解答用紙を集めたりの間はそれなりに忙しいが,待ち時間の間は暇である.はじめてPiyotaが試験監督をやった年は,合間の時間に交替で休憩をとったり,試験監督中にレポートの採点をやってる先生がいたり,とのどかなものであった.それが大学独法化と相前後して,苦情に対応したせいなのか,監督の要領も年々厚くなり,手順もめんどくさくしかも厳しくなった.いまや待ち時間の間,何もできないのである.居眠りすらできない.そんな退屈しのぎのために,Piyotaは例年の受験生の鉛筆をチェックしている.鉛筆には合格祈願鉛筆や学業成就鉛筆があり,どこの神社の銘柄がメジャーかをチェックしているのだ.で,今年は鎌倉は荏柄天神の白塗り消しゴムつきの学業成就鉛筆が,多かった.例年以上に多かったように思う.普通はむしろ木目調の湯島天神のほうが多いのだが.ひょっとしたら受験生の自宅住所区分の割り当てがかわって,鎌倉藤沢方面の受験生が増えたのかもしれない.あと不思議だったのは,女の子の髪型.8割くらいの女の子が髪留め?8~12cmくらいのバレッタ?をしていた.交響詩篇エウレカセブンのエウレカみたい・・・この流行が,湘南横浜ローカルなのかそれともいまどきの高校生の流行なのかしりたくて,Yokotaにきいてみたが知らんと一蹴された.でもって初日の最終科目はリスニング.これはやばかった.まず「小型イヤホン」の割り当て分が切れて不足が生じた!これは別の監督官の人に隣の部屋にあまりをもらいにいってもらって難なきをえる.それから装置の故障が一名.事前に取り替えることで問題なく試験終了,やれやれ.
2007.01.20
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あしたは憂鬱なセンター試験.今日は大学院生のMIさん・NIさん他の実験報告セミナーのあとMIさんがHPLC精製をしに,キャンパス内の別のラボのO先生のもとHPLCを教わりに行った.こちらが恐縮するくらい,丁寧に使用法を説明してくださった.MIさん,O先生の時間をあまりとっちゃだめだから,はやく一人で使えるようになってね!とはいえ,彼女も修士論文の締め切りのためにぎりぎりのところで綱渡りをしている.エラいなあ.こういうぎりぎりのところで自分の限界まで修羅場にチャレンジする,それに情熱を傾けるという作業こそが,大学院が学生に与えることのできる最大の機会なんだと,思う・・・こういう修羅場の経験が,彼女の将来に役立てばいいな.いや,きっと役に立つに違いない.ところで,ykくんの現在の蛋白質,条件を変えて測定したことでこれまでの懸案の問題点が一気に解決しそうな雰囲気.これで主鎖の帰属がつくし,リガンドもどきの結合部位もマップできるしいうことないね!
2007.01.19
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昨夜からオーバーナイトで測定していたHNCO,今朝あさ1で処理したら,非常にきれいにスペクトルが見えていてとても嬉しい.積算12回,約12時間の測定.試料濃度適当・13% 13C6-glucoseによるfractional labelingなり.昼過ぎ再びマシンタイム.なので今度は1H-13C HSQCをかける.こちらも結局のところ十分な感度で測定できた.出来て当然なのかもしれないがやっぱりスペクトルが見えるとうれしいね.夜,更にもう一つ3次元の測定を仕込むことにする.で,測定の合間に,駆けずり回りつついろいろなデスクワークの処理を行う.こちらはへとへと・・・・だが論文の締め切りも迫っているし.と思ったらタンパク3000からみで更に書類の依頼が来ていた.どうでもいいがこんなかんじで忙殺されていると,肝心の科学的なアイデアが全然湧いてこないのである・・・これってとっても悲しいことだ.恩田陸「クレオパトラの夢」読了ちょうどJが生ワクチンで発疹がでてたりしたので,ある意味タイムリーな読書となった.恩田陸さんは青春もの(夜ピクに代表されるような)を書くのもうまいが,こういう経済?歴史?ミステリーも面白いなあ.#####################こっから先は備忘録##################local machine (PenD 3.0GHz)でcyanaをかけるとどうなるかの話.ALTLIXでおよそ20分のジョブが40分で終了.そんなもんか.ということはCore2Quadならばほぼ互角か!
2007.01.18
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今日は長い一日であった1.朝6時前に起床 身づくろいをして鶴見駅へ2.新横浜駅ドトールで朝食ゲット3.新横浜駅で大学院生Aくんと落ちあいのぞみに4.新大阪→千里→彩都へ5.11時よりセミナー その後13時まで交流会6.医薬基盤研へ ~14時まで代謝の人たちとディスカッションと見学7.医薬基盤研バイオインフォのMさんとディスカッション8.17時タクシーで茨木駅に向かおうとするもタクシーを呼んでも配車されず(近所を走っていないらしい)9.困っていると研究員のA博士がマイカーで送ってくれることに10.茨木駅から快速で京都へ11.新幹線で新横浜へ12.ラボに向かう.午後9時40分頃ラボ着.13.NMRの試料を作成して3次元の測定を開始14.11時30分 帰路へへとへとである風呂に入って眠ることにするそういえば京都伊勢丹で買った「そうび堂」の豚角煮弁当は濃厚でやわらかくってめちゃめちゃうまかった・・・
2007.01.17
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大学院生A君のテーマがなかなか調子がよくなってきた.Pull-downでそれなりによい結果がでつつある.複合体構造解析にもっていけるかどうか?もっていけるようならこれは久々のヒットになるはず.夕方,センター試験監督者の説明会のため八景に.京急が混んでいてうんざりする.金沢八景の駅も混んでいてうんざりする.こんないなかのくせに人が多いなんてゆるせない.そもそもシーサイドラインとの乗換えがあるのに金沢八景に急行をとめないなんて京急けしからん.ともかく仕事忙しいときに八景よびだしなもんで,やつあたりモードなのである.大学入試センターよ,試験監督の人たちがストライキしないからって調子コイテンじゃねーぞ!大学の教職員の土曜日終日を2~3万円の謝礼で一日中借り切れるとおもったら大間違いじゃ!!(みんなでいっせいに不祥事を起こして来年から試験場指定とかをはずしてもらえたら嬉しいな).つーかどうせ二次試験するんだったら配点のセンター試験の比重を10%くらいに下げたらどうか?足きりしなければならないほど高倍率なんて絶対にならないし(wそれかセンター試験の結果で実質1.2倍程度まで脚きりしちゃうか.
2007.01.16
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デスクワーク進まず.あ,辛うじて17日の基盤研(彩都)バイオサイエンスセミナーのPPT原稿と印刷用の資料ができあがる.午後はサンプルを濃縮しながら透析しながらばたばたしているうちに過ぎてしまった.全然デスクワークすすまず.だが終バスを乗り過ごし,終電で帰ることになる.疲労蓄積・・・・やれやれ.
2007.01.15
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朝ごはんはチーズトーストベーコンのせ。昼ごはんはレトルトの中華どんぶりと、コンビニサラダ。昼ごはん前までびっちり二時間、デスクワークをこなす。自宅でのデスクワークは肩がこらないのでいいな。昼過ぎJを保育所に迎えに行く。今日はYokotaはお腹に来る風邪のようで日中は完全に使い物にならない「廃人」状態であった。おへそのうえのあたりに桐灰貼るカイロを貼ってようやく痛みが和らぐ模様。ということで晩御飯当番もすることにする。メークインとたまねぎをたくさん入れた、豚汁を作った。うまかった。
2007.01.13
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thrombin処理が終了しているようなので、試料を回収する。1.反応済みのスラリーからGSH樹脂をカラムで分離して上清成分をわける2.それをbenzamidine sepharose (6B)にかける3.15% SDS-PAGEで確認。4.透析をする前に1/2くらいまで濃縮・・・5.25mM PB pH 6.4に対して透析。きちんと十分な純度で「モノ」がとれていた。デスクワークはあまりすすまない。セミナーのレジメも15日には送らないといけないのに、まだまったくの白紙。Sさんの二報目の論文とNTさんの3報目の論文、いずれもはやく英文校正に出したい。ところで5階のI先生とディスカッションしたところBRCTドメイン(T師匠がついでに発見してくれたやつ)、それなりに面白いと思っていただけたようだ。余力ができたらなんとしても構造を決めたい。共立出版「蛋白質核酸酵素」の著者校正がきたので、それを修正して返送する。事務室に書類を出しに行って戻ってくる途中で、東工大のO先生と廊下でばったり。4FのK先生のところのセミナーに顔をだしにこられているらしい。大学院生のA君の実験結果、かなり面白い結果になりそうな予感。だがNIさんが体調(?)不良のため、連携がまったくうまくいかない。やりたいことは多いが進む速度には限度がある。そういうときはリラックスして気分転換が一番である。
2007.01.12
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どうせ何をするのも久しぶりですよ! (^-^;というわけで,昨日の続き.1.蛋白質が吸着しているはずのGSH樹脂をよく洗う2.都合4種類のバッファで洗う. 塩の強い奴 ふつうの奴 ふつうの奴(リン酸B) ふつうの奴(リン酸B)+グリセロール3.thrombinを入れる 和光純薬のthrombinサイコー4.樹脂をチューブに分注して室温でrotateその合間にいろいろな書類を片付ける.あと,秘書の後任の人の面接とか.滞っている研究費の請求書の処理とか.試薬の発注とか.あと,こないだ不採択通知があった論文の再投稿の段取りのための打ち合わせとか.問題の肝心のデスクワークのほうは微速前進といったところか?修論執筆中のMIさんの実験,大チョンボが見つかる!まあ冷静に考えると,本質的には問題なさそうなので,そのままやってもらうことにする.俺も甘いなあ・・・・M1のA君とスタッフS君のコラボの研究は,どうやら徐々にいい方向に回りだした模様.いま出つつある結果が本当ならば,これはかなりいい.S君の実験スキルの進歩も著しい.PRESATクローニングで,順方向の出現率が87%と9割に迫る結果.いいね!そういえばYK君も,地道に面白い結果をたたき出していたようだ.二人の今後に期待.晩御飯は焼きそばをつくって食べる.メールによるとJはここ数日食欲がないようだ.
2007.01.11
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ひさしぶりのタンパク精製.今日はやることが多いのでなるべく朝早くから実験をはじめるようにする.こんな気分もひさしぶりだ・・・・が,風邪気味なのかなんなのか体調は全く冴えない.冴えないのに,長時間眠たいわけでもなく,体力が回復しないまま目だけが覚めてしまう・・・う~ん最悪.というわけで,1.まず大腸菌を集菌して2.Triton X100いりバッファに縣濁して(結構時間がいる)3.超音波破砕4.遠心して上澄みに5.0.5Mになるように塩を加えて6.また遠心7.DEAEを素通しして8.GSHカラムに吸着9.自然落下でアプライ.この7~9までの間に,破砕液が結局150mLもあるので会議に出る暇ができるわけである.将来なんとか委員会とか,グローバルなんとか委員会とかそういう委員会に出て,Piyotaよりも偉い先生たちからいろいろと雑用をいいつかる.そんな一日でした.
2007.01.10
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まず朝一でラボに直行して,滅菌済みのM9にグルコース溶液その他を添加する.Piyotaレシピはそのうち公開します.以前にも予告したとおり,今回は13% 13C-glucoseを用いるfractional labeling methodを行い,Leu/Valのメチル基のstereo specific帰属にチャレンジします.ということで会議の合間を縫って培養してます.明日は早朝より集菌.なおこの方法の開発者の先生はPiyotaのスイス時代の上司かつ師匠だった人です.いまだに愛用してるんだよ~.(ところで,stereo specificに帰属したあとに,それをCYANA計算で最も効果的に利用するための入力方法がわからない.デフォルト設定のままだと,初期サイクル計算中にステレオ情報はいったんすべてfloatingになってしまうような気がするのだが本当だろうか?)(一応やりかたは思いついたのでそれでもいいのだが...確かに理研の人たちはこの方法を使っていないかもしれないがやはりCYANAとしてはデフォにすべきなんではないだろうか?)(まあいいや,今度PGに質問しようっと)渡商会様より13C-glucoseの見積もりが届いたので価格を吟味した後,発注をかける.ちょっとここには書けない爆安価格.うれしいです.そうこうするうちに時間になったので,セミナー室2に移動して大学院生Sさんの博士論文審査会をはじめる.名目上とはいえ主査なんで司会を執り行う.ときどき議論がかみ合わなかったりトンチンカンな答えがあったりしたが,彼女の研究の先駆性とハードワークっぷりは多くの先生方の感嘆の的となっていた.その分のプラスが英語の減点分や,日本語プレゼンの論理構成の不備分をほぼ相殺といった感じ(これはあくまでPiyotaの私見です・・・諸先生の評価結果はそのうちPiyotaのもとに集まり,半年後には大学のWebページで公開されることになるでしょう).そんなふうに一生懸命科学に人生をささげ精魂を傾けている人がいるなかで,ウェブにはこんな記事が・・・憂鬱の虫はたえないなあ.午後,教員会議.給与に関するショックなニュースがかけめぐりショックを受ける.およそ1/15程度のカットとなるのでしょうか!!新年度よりアミノ酸20種類のうち1種類(たぶんプロリン)については教えるのをやめることにしようかな.憂鬱の虫増殖中.あと,うちの埋立地にあるキャンパスは周辺に逃げ場がないせいで,大学院生の感じるストレスが他のキャンパスよりも格段に多いらしい.グローバルCOEとかなんとかの申請書類を埋めるのに相当な時間を使う.論文書き,論文書き直し進まず.Fの計画書も全然すすまず.一番憂鬱なのは仕事が全然減らないまま年度末がやってくること.
2007.01.09
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夕方よりラボに出没して,培地の滅菌と現在精密化中のサンプルのPre-pre cultureを起こす.デスクワークからは逃避.自分で自分の首を絞めているのかもしれない.
2007.01.08
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今回日本を横断していった低気圧のことを「爆弾低気圧」と呼ぶらしい.ともあれ,強まった冬型のため各地で大荒れであったらしい.京都は早朝よりしんしんと大雪である.雪の中,Yokotaのご実家に,京都→箕面のドライブ.雪の中のドライブは大変である.まあ,雪は昼過ぎにはあがり,帰りは道にもまったく雪は残っていなかったのでよかったよかった.Jは道中おなかがすいて,ものすごく機嫌が悪くなった模様.
2007.01.07
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デスクワークの宿題からこの三連休は逃避することに決めたその第一日目.といっても,昨夜遅くまで仕事していたせいで金曜日晩には京都にいくわけにも行かず,朝の新幹線で京都に向かう.で,朝飯は新横浜のドトールで,その後新幹線の中で読んでいた小説,大塚英志著「木島日記」が,面白い.主人公に民俗学者折口信夫を狂言回しとした,いわゆる偽史に類する伝奇小説なのだが・・・・こりゃすごいや,って感じである.12時前に京都に着,バーゲンでセーターを一着ゲット.その後,自宅で晩御飯用のおでんをYokotaに代わって仕込みつつ,買物に出て,ステーキの「ドン」宝ヶ池店で遅めの昼食.ここってこのあいだまでVolksじゃなかったっけ?とおもいつつめったにこの手の店には入らないので,店の移り変わりにも無頓着.ちなみに隣にある三田屋にはいまだ入ったことがないのであった.
2007.01.06
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論文の再投稿とかかきかけの論文の英文校正提出x2とか構造精密化とか予算申請とか新年早々そろそろいろいろいそがしくなってきたのだがどうも調子がのらない.デスクワークにも波があるなあ.大学院生KI君のトリプトファン誘導体を使った研究がひょっとしてうまくいったかも,との中間報告.さてさて.大学院生MIさんの修士論文執筆計画.だからイントロは時間かかるよっていったじゃんか~.少年老いやすく学成り難しつうか修士2年なんてあっというまだよね.最近ご長男誕生の理研のTY先生と話す.マシンタイムの件で相談.それなりにいろいろとご苦労なご様子.でも子育ては楽しいよね という一点で意見の一致を見る.
2007.01.05
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が~~~ん!!Journal of Molecular Biologyから論文不採択通知がキタ------(゚∀゚)------!!!新年早々嬉しくないぞ!ぜんぜん嬉しくないっ!よくよく読んでみると,両者のreviewerのコメント,そんなにめちゃめちゃ否定的ではないんだけれども・・・・それにしても・・・・なかなか難しい.いや,実に難しい.とりあえず,明日草々にYK君と相談して,善後策を検討しよう.なお初夢はサイアクだった.新年早々ウェット実験しようとしたら水がでない.出たと思ったら生ぬるくてにごっていて,透析の外液にはとても使えない.別館(このときのラボには別館と本館は別の建物)から本館にミリQ水をもらいに行く途中で,なぜか雨漏りがするトイレに寄って,そこで汚水に嵌まる,というサイアクっぷりである.なんでこんな夢を,と思ったら,おきてからチェックしたメールが論文不採択通知,だもんなぁ.
2007.01.04
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1月2日,新幹線で京都に戻ってきた.で,本日,下鴨神社か北野天満宮かどちらかに初詣にいこうと,車で出かけたのだが,前を通りかかったらカフェ・ヴェルディ(Verdi)さんの駐車場が空いていたので,車をUターンさせて,初詣は急遽中止してコーヒーを飲みに行くことにした.VerdiさんはPiyotaがこれまでに出会ったコーヒー屋さんのうち,生涯で二番目に素晴らしい(しおいしい)と思ったコーヒー屋さんである.注ともかく,休日にVerdiさんに駐車できるのはラッキーなことで,初詣なんか後回しにする価値がある.いずれにしろコーヒー豆は買いにいかなければならなかったし,コーヒー豆が切れるのは非常に問題があるし,何よりほっと一息つけるのは嬉しいのである.メニューにはないのだが,マスターがJ専用に「ぬるめのホットミルク」をつくってくれた.Yokotaはシフォンケーキのセットを頼んで,シフォンケーキをちぎってはJに食べさせてみていた.Jはシフォンケーキが気に入ったようだ.よいことである.ついでにシフォンケーキについてきているホイップクリームも気に入ったようだが,それはどうかな,と思う.そういえばマスターに聴くのを忘れてしまった.コーヒー(本格コーヒー)は確か乳幼児はだめ,多分小学生もだめなんだと思うのだけれども,一体何歳くらいから解禁なのだろうか?注:残念ながらこれまで二回だけしか行ったことはないのだが,Piyotaにとって生涯Best-1ランクの喫茶店は楽庵であることを書き添えておく.ここのマスターのJazz好きは筋金入りである.
2007.01.03
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あけましておめでとうございます。本年もなにとぞよろしくお願い致します。初詣は近所ということで円覚寺に行って参りました。円覚寺は三が日は拝観料が無料ですが、三が日も有料の達塔の一つ、仏日院まで入らないと学業成就のお守りがないのですね・・・>_<学業成就のお守りがないといろいろと困るのです。なんとかしなければ。
2007.01.01
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