『剣と心』は、剣心の子供剣路と、弥彦の子供心弥が、飛天御剣流と逆刃刀の継承をめぐり対決する物語です。
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剣路10歳。父の剣心は大嫌い。心弥4歳。母、燕似の泣き虫。
二人は仲良しだが、弥彦の跡を継ぎたいという思いは同じ……!
初めてお互いの思いに気付いた二人は、それぞれささやかながらライバル心を抱く。
弥彦から飛天御剣流の話を聞いた剣路は、見事再現する。そして剣路の弟和(4歳)は、さらに剣路を上回る剣才を現し……。
心弥は、剣路に追いつくためひたすら稽古して強くなろうと誓う。
心弥の小さな嘘から、剣路と心弥は、弥彦の跡継ぎを賭けた勝負をすることを約束。心弥は圧倒的な実力を持つ剣路に勝利するため、神谷活心流奥義刃渡りの修業に励む。ついに剣路対心弥戦! 剣路の龍槌閃に、負けを覚悟しながらも最後まで戦うことを決意し刃渡りで立ち向かおうとする心弥。だがその時、身を張って二人を止めた和は怪我を負う。
二人はそれぞれ弥彦に跡を継ぎたい気持ちを告白。弥彦は、自分がふさわしいと判断したほうに逆刃刀をやると約束する。しかし診療所で、心弥の体の状態が危険だったことを知り、思わず弥彦は剣路に怒りの目を向けてしまう。
極道連中に襲われた剣路は、もはや闘う気力もなかった。剣路を助け、強く優しい姿を見せたのは、他ならぬ父剣心だった。
☆予告編☆(第十四話)
「和は、勝敗を見極める目が鋭いでござるな」
和は相変わらず微笑していたが、剣路対心弥の番になると、とたんにはっとする。
「剣路、悪かったな。こないだ病院で、お前を睨んじまって……」
「いいよ別に。俺怒ってないよ」
「俺は、飛天御剣流を継承する。親父が継がなかった流儀を継いで、親父を越える」
「……どうしてなの?」
心弥の目から、涙があふれる。
「アイツの子供として生まれてきたお前には、一生分かんねぇよ」
剣路『あともうちょっとで13歳になれるな。そっちの世界でいうと「中学二年生」だぜ。二年B組緋村剣路。まぁなかなかだな。管理人の奴、長々と何やってるんだ。早く俺を成長させろっつーの』←という子供っぽい剣路はもはや過去の話。彼はグレました。もっとグレてほしい!という方、更生してほしいという方、どちらの願いも叶うように頑張ります。どうでもいいという方は…えっと、そうですかぁ(何)
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お知らせ
『剣と心』のイラストを蒼天紫雲 美月様がホームページ上でアップしてくださっています。是非、ブックマークからお邪魔してご覧になってきて下さいませ。
また、挿絵を頂きましたので、Freepage List(フリーページ)のるろうに剣心(頂き物)に『剣と心』挿絵ページを作りました。こちらも是非!
小説はこちらから。
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