こころのしずく

『未熟なボクら　―もう一つのNARUTO-ナルト物語―　』

※小説・注意事項については こちら をご覧ください。
※予告は こちら から。
※初めから読んでくださる方は こちら から。

「あとがき その３　～キャラ別裏話 ネジについて～」
（ゲストキャラ：ネジ・リー・夢之助）
※ゲストキャラは『未熟なボクら』連載終了直後に来てもらいました。


みなさま、こんばんは☆　管理人りゆなです(ぺこり)
今日はキャラ別裏話 ネジ編になります。

作中でのネジのテーマは「仲間を思いやる心を持つこと」です。
原作でのネジは、中忍試験本戦でナルトと戦った後、変わりました。次に登場したサスケ奪回編では、すごく仲間を大切にする人になっていました。『未熟なボクら』作中では、ネジがそうなっていく過程を書きたいな～と思いまして。原作ではナルトの影響なのですが、このお話ではそれプラス他の仲間たちの影響もあれば良いなという願望を込めて。

ネジ　「運命は決まっている。誰にも変えることはできない（ブツブツ）」

えええーっ((ﾟДﾟ;)))　どうしちゃったんですかネジさん！

リー　「ネジはエピローグの話が気にくわないと、グレてしまっているんですよ」

えっ？　ああ、あの『お前らと青春ごっこをするのは最初で最後だ』と涙を流ｓ

ネジ　「止せ！　それ以上言うと八卦六十四掌をくらわせるぞ！」（←目が血走っている）

じゃ、じゃあ、どんなのが良かったんですか？（((ﾟДﾟ;)))がくぶる）

ネジ　「そうだな……。やはり『ガイとリーが暑苦しく抱き合っているのを軽蔑の眼差しで見つめるオレ』だな」

……それじゃいつもと変わらないじゃないですか。

ネジ　「変わらなくていい！！」

（思いっきり不機嫌だ……((ﾟДﾟ;)))　ネジ兄さんは「青春」に拒絶反応を起こしているな…）

あれ？　そういえば夢ちゃんなんでまたいるの？　オリキャラを頻繁に出すとうっとうしがられるんですけど……。

夢之助　「ひどい！　連れてきたのはりゆなさんじゃないですか！　ボクの呪印のお話に、ネジさんが深く関わるからって、そう言って……。ねえ、ボクが生きてる意味って何？　ボクなんかいなくてもいいの？　分かんないよ！　誰か教えてよ！！」

……また始まった(-_-;)　大げさなんだよキミは。

リー　「いたいけなお子様に、なんてことを言うんです！」

びくっ((ﾟДﾟ;)))

リー　「もうアナタには任せておけません！　ボクが司会進行を務めます！！　うおぉ見ててくださいガイ先生！　ボクは立派にこなしてみせます！！！」（←炎の目）

（うわぁ…これはもう止められないよ;;　ガイ先生以外……）

リー　「作中でのネジの見どころと言えば、やはり夢之助くんの呪印解放時でしょう！　ネジは一生呪印から逃れられないのに、夢之助くんのために頑張ったのですよ！！　感動です！！　感動的すぎます！！！（滝涙）」

そうですね。そのシーンはネジ一番の見せ場なので、一生懸命書いｔ

リー　「あなたは黙っていてください！！」

えええーっ((ﾟДﾟ;)))

リー　「それで結局、ネジの裏話って何なのですか！？」

((ﾟДﾟ;)))　今しゃべるなって言ったじゃん！

夢之助　「リーさんは『黙っていて』って言ったんだよ。『しゃべるな』じゃないよ」

……相変わらず理屈っぽいコだね(-_-;)

他の数名のキャラもそうだったのですが、『未熟なボクら』というテーマ上、キャラを初めに原作より少しわざと未熟にしなければならなかったんですよ。ネジの場合は、初め原作より少し思いやりのない人に書かなくてはならなかったところが辛かったですね。

呪印という点で、自分と似た境遇を持つ夢之助。任務での判断ミス（第３７話「死んだら元も子もねーんだ」参照）は、彼の呪印を解いてあげたいと、そのことに必死だったから。けれど、判断ミスからその理由の話（第５６話「人は何故生きるの」参照）が出るまで、かなり話数が空いたんです。その間ずっとネジを「よく分かんないけど任務で判断ミスしたんだな」と読者様に思わせることになったのも、同じく辛かったです（もちろん、察しの良い方は初めから理由をお分かりになったことでしょうけれど……）

それとやっぱり、ネジは基本的にクールなキャラなので、どっちかというと熱い傾向であるストーリーとのバランスに苦労しました。特に、ネジが夢之助をぶったときと、ガイ班に抱かれて涙したとき――

ネジ　（いきなり）「八卦六十四掌！！！」

ぎゃああー！！！（バタリ）

リー　「りゆなさん！　血ー吐いてないで、最後までちゃんと言ってください！！」

（ひどい……）
したとき――は、原作ネジとずれてきてしまい、う～んと思ったのですが……。やっぱり『未熟なボクら』としてのネジ優先ということで。

ネジ　「だから嫌なんだ……。『お前らと青春ごっこをするのは最初で最後だ』とか言う世にも恐ろしい台詞を『お前らと青春ごっこをするのは一度だって御免だ』に変えておいてくれ」
リー　「ネジ！　言いたいことが言えてよかったですね！」（グッジョブ）

（リーくんはそれでいいんかい((ﾟДﾟ;)))）

ネジ　「フン……どうやら時間のムダだったようだな。帰るぞ、リー、夢之助」
夢之助　「はーい♪」
リー　「ガイ先生！　ボクはやりましたよ！！！」

（何をだろう……）







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