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2008年12月14日
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『一本の道』

内容
明治元年12月
天璋院(宮崎あおい)は本寿院(高畑淳子)歌橋(岩井友見)、
唐橋(高橋由美子)らと、暮らしていた
そんななか、、客が訪れる、、、勝麟太郎(北大路欣也)だった。
勝から、政のことを聞く天璋院。
宗家を継いだ田安亀之助は、徳川家達(私市夢太)となり、
あたらしき暮らしに奮闘する家臣らとともに駿府で無事暮らしているとのこと。

新政府に、西郷(小澤征悦)が参加せず、帯刀(瑛太)が居ないことで混乱していること。
様々な『今』を聞く天璋院であった。

まもなく、、天璋院を薩摩から客が訪ねてくる。
母・お幸(樋口可南子)と兄・忠敬(岡田義徳)であった、
10数年ぶりに再会した『家族』、、、

一方、薩摩において帯刀は、久光(山口祐一郎)に『版籍奉還』を説いていた。
それこそが、新しき日本の始まりになると。
その版籍奉還が実施されまもなく、帯刀の病状は悪化していき、
大阪において、西洋医療による治療などを受けることになっていた。
病の悪化もあり、お琴(原田夏希)は、お近(ともさかりえ)に連絡を取り、
2人での看病がはじまる。。。

天璋院は、その報を大久保から聞き及ぶのだった。

その死の間際に帯刀が書いた手紙により、
西郷は政界に復帰し、大久保とともに『廃藩置県』を成し遂げる。
それにより、
家達は、駿府から、東京に戻ることとなり、

家達に教育を施していく、、、それが生き甲斐となる天璋院。
程なく婚姻した家達(吉武怜朗)、、、、
全て、、、天璋院の家族であった。。


敬称略



↑書いていると止まらないので、、、このアタリでm(__)m


前回に引き続き、、というか






一応、『時代』、、すなわち。。『明治』について
ほんの少しでは描いているのではあるが、

どちらかというと、
それは、『きっかけ』程度にしか過ぎない状態だ。

版籍奉還、廃藩置県、西南戦争

ま、、オマケ程度ですね。

この『貫き方』こそが、この『ドラマ』の『 良さ 』だと言うべきであろう。

まさに、『 一本の道

於一、篤姫、天璋院と、、完全に『 主人公目線 』で描かれた結果である。


たしかに、あれこれと言い始めると、切りがないのである。
しかし、
ココで、絶対的に考えなければならないのは、

このドラマの主人公が『 篤姫 』であることなのだ。

篤姫の目前で、事件が起きるわけでもなく、誰かが死ぬわけでもない。
当然、誰かを殺すわけではない。
まして、、『事件』を引き起こすわけではないのである。
そうなるとすべきコトは1つ。

いわゆる、『 ホームドラマ 』と言われるカタチとなるのだ。

その点を、幕末らしくないと言うのも『言い方』ではあるが、
考えてみると
『時代の英雄』の裏に、『脇役』がいなかったわけないのである。(←ココ重要)

そう!
このドラマの『肝』は、この点である!

英雄といえど、家族はいるし、友人は居る。
上司も居れば、家来、配下も居るわけである。

普通のドラマであるならば、『表で目立っている人物』を描いているだけ。

そんなものだ。

しかし、ココで考えなければならないのは、
『ドラマ』だからと言う事だけではなく、
『歴史』というモノは、
『様々な人間、人生の繋がりと連なりによって生まれている』ことなのだ。

『表で目立っている人物』だけが、『歴史』ではないのだ!

歴史的な事象を表現しないからといって、
それが『時代を映していない』と言う事では、決してないのである。

たとえば、
『そんなのあるわけない』ということは、ドラマでは度々ある。
このドラマでも、普通に存在している。
だからといって、『全否定』出来ないこともまた事実なのだ。

そんな『史実』は、見えないし、知らないことなのだから!
史実ではないと否定など出来るわけがないのだ。

そう考えればどうだろう。
たとえ、『ホームドラマ』であったとしても、
それもまた『1つの真実』である可能性があると言う事なのである。


大河ドラマの中に歴史上の人物でありながら、
情報のほとんどない人物を、
様々なイメージで、歴史と融合させて組み上げてきた。

そして、歴史を大幅に壊すことなく、アイデア満載。

激動の時代の中における、『1つの普通』を描ききった良作。

大河ドラマの歴史に、大きなインパクトを残した作品だったと思います。



実際、わたし何度か書いていますが、
数年前、やってはいけないことをやってしまった大河ドラマがあります。
その失敗を糧に、この物語が出来たとも言えるかも知れません。





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最終更新日  2008年12月14日 20時58分07秒
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