本日は第3回ナナ万葉の会の日。
生憎と雨のパラつく空模様でありましたが、雨具を着用して、MTBで近鉄恩智駅近くの喫茶ナナまで出かけて参りました。幸い雨は大したことはなく左程濡れることもなくナナに到着しました。到着したのは1時過ぎで、開始時間の午後2時までは随分の時間がある。ナナのお店の方と雑談したり、付近を散歩したりして時間を潰して居りました。
(本日の喫茶ナナ)
喫茶ナナの直ぐ前が恩智川である。大きな鯉が何匹も泳いでいる。岸辺に黄色い花が咲いていました。ナナの松〇さんはこの花が何の花かお気にされていましたが、花音痴のヤカモチにはもとより分かる筈もない。隣のカヤツリグサなら分かるんですがね。
また、川を挟んでナナのほぼ向かいにあるお宅の庭先の黄色い花はシロタエギク。これはその葉が特徴的であるから見間違うことはない。しかし、花だけを示されるとシロタエギクと判別できるかというと、これは自信ありませんですね。
さて、そのシロタエギクのお宅の北隣の垣根にはピンクの花が咲いていましたが、これは初めて目にする花のような気がする。名前の見当が付かない。蔓を見るとアケビとかムベを思わせるのであるが、花は全く別物。花はノウゼンカズラのピンク種といった感じなのだが、ノウゼンカズラのそれのように肉厚な花ではない。
そうこうしているうちに、参加者の皆さんも集まって来られました。と言っても今回はお天気も雨模様という所為でもあったか6名と少な目でありました。
今回のテーマは「相聞歌」。ナナの小〇さんは何やら違うタイトルを店先の張り紙に表記されていましたが、これは小生がきちんと連絡しなかったからでしょう。まあ、話のタイトルは何であってもいいというのがヤカモチの話ではあります。
相聞歌は男女の間に交わされる歌に限るものではないが、多くは男女間に交わされ、必然的に「恋」の歌または「恋」に仮託した歌ということになる。万葉には多くの相聞歌があるので、どれを取り上げるか迷う処であるが、今回取り上げた歌は次の通りです。
1.
額田王と大海人皇子 巻 1-20
、 21
2.
鏡王女と藤原鎌足 巻 1-93
、 94
3.
大津皇子と石川女郎 巻2 -107
、 108
4.
天武天皇と藤原夫人 巻 2-103
、 104
5. 湯原王と娘子 巻 4-631 ~ 641
6. 大伴家持と娘子 巻 4-705 、 706
7. 坂上大嬢と大伴家持 巻 4-737 ~ 740
8. 藤原広嗣と娘子 巻 8-1456 、 1457
9. 紀女郎と大伴家持 巻 8-1460 ~ 1463
10. 作者不詳 巻 11-2816 、 2817
11. 作者不詳 巻 12-3101 、 3102
12. 藤原麻呂と坂上郎女 巻 4-522 ~ 528
それぞれの歌を全文掲載しようとしたら、制限文字数を大きくオーバーすることとなってしまったので、歌番号だけの掲載に変更しました。
先般、PCを新しく買い替えましたが、どうもこの新しいパソコンは画面の安定性が悪く、何かした拍子に画面サイズが変化したり、画面が切り替わってしまったりする。小生が操作に慣れていないということもあるのかも知れないが、ブログを書いている場合など画面が切り替わってしまうと、それまで書き上げたものがすべて消滅してしまうので、ガックリである。実は今回の記事も2回途中でそのようなことがあったので、アップが一日遅れになってしまったのでありました。何ともはや、腹立たしい限りである。
梅の花ひとり見つつや 2024.01.13 コメント(6)
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