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2006.02.04
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カテゴリ: 香港・中国映画
オレと一緒に行かないか―


でもレスリー・チャン迷の従妹が言うには、この作品はレスさんへのオマージュなんだとか。
画面や台詞や物語の端々に、彼の面影が見え隠れするのだとか。

だから、レスさんの亡霊を追い求めるつもりで、この作品を観ました。
残念ながら私には、従妹ほどには彼を感じられなかったけれど、少しは彼に逢えました。
例えば、チャン・ツィイーが鏡の前でダンスのステップを踏むところ、
『欲望の翼』でレスさんが鏡の前で踊る姿が脳内でかぶさって、ドキッ!としましたよ。本当に。

冒頭でいきなり近未来の世界が映ります。
そこにキムタクの日本語のナレーションが重なるので、一瞬「あれ?」という気がしました(笑)

ところが、それはトニー・レオンが書く小説の中の世界で、現実は1960年代。
いきなりクラシカルな世界に戻ります。

トニさんが演じる主人公は、『花様年華』と同一人物です。
でもマギーを失った彼は、当時の真面目な雰囲気から一変して、
軽い遊び人になってしまっています。
トニさんは外面から役に入っていくタイプだそうで、以前と同じ扮装で違う内面を演じるのは難しく
口髭をつけるのを自ら提案したそうです。
いやらしさが醸し出されて、かえって良かったと思います(笑)

そのいやらしさ(ぉぃ)は、チャン・ツィイーとのエピソードに色濃く出ています。
ていうか、そこにしか出ていなかったような気も…(以下略

何ちゅーか、ウォン・カーウァイ作品ですからね、解釈の仕方も色々だと思うんですが、

トニさんの、『花様…』で結ばれずに終わったマギー・チャンへの愛と未練―
周囲の出来事を観察し、自分自身の心情も含めて、書かずにはいられない作家根性―
そんな物語です>実も蓋もない?

主に4人の女性と、トニさんとの関わりを描いています。

○コン・リー
彼女は最初と最後に少ししか出てきませんが、それがかえって印象的です。

最後の方で、それはトニさんと最初で最後のキスを交わした後だったのだと分かります。
彼女は偶然マギーと同姓同名で、トニさんは無意識にマギーの面影を彼女に求めます。
でも勿論、彼女はマギーではなく、また彼女自身も何か重い過去を背負っているらしく、
お互いにそれらを捨てられない2人は別れていくことになるのです。

○カリーナ・ラウ
彼女は『欲望の翼』のレスさんの恋人その人です。
若くして亡くなったレスさん(ああ、ここにも彼の亡霊が)を忘れられない彼女は、
その心の穴を埋めるために色々な男性と関係を持った挙句、
彼女を本当に愛していたチャン・チェンに殺されてしまいます。
その舞台となったのが、あるホテルの2046号室でした。

マギーと過したホテルの部屋と同じ番号の2046号室>これこそ「2046」の秘密!?
カリーナ事件のため借りることができず、トニさんは隣りの2047号室に泊まることにします。
そこが象徴的。
カリーナの物語に彼は直接関わることなく、第三者として観察し、『2046』という小説を書きます。

○チャン・ツィイー
次に2046号室を借りたのが彼女でした。
チャイナ・ドレス姿は綺麗だけれど、マギーの貫禄やしっとりした雰囲気には負けるかな>スミマセン
彼女は恋人とシンガポールに行く約束をしていたらしいのですが別れてしまいます。
職業は娼婦のようで、トニさんはその様に彼女を扱います。
でも、彼女は本気で彼を愛してしまいます。

マギーとの別れの後、トニさんは生活のためにプライドを捨て、やりたくない仕事もするようになり
女遊びも覚え、ちょっと嫌な男になってしまいました。
前述したように、その点がこのエピで表されているのですが、時間取り過ぎって気がしました(^^;)
いずれにしても、トニさんは彼女との出会いもまた、小説に取り入れるのです。

○フェイ・ウォン
彼女はホテル支配人の娘で、キムタク演じる日本人青年と恋に落ちます。
日本語を一生懸命勉強したりして、いじらしく可愛い女の子です>「女の子」に見えるのよ、これが
しっかし、髪型変えたキムタクってイケてねー!

彼女も小説を書いていて、しかも才能もあるらしく、トニさんは仕事を手伝ってもらいます。
代筆までしてもらっちゃっているのです>こらこら
2人はとても気が合うのですが、彼女は既にキムタクを愛してるので
トニさんとは恋仲にはなりません。
そう、愛にはタイミングも必要なのですよね。

トニさんは彼女とキムタクの物語を『2047』という小説にします。
でも設定はキムタクでも、中身はトニさん自身が投影されるのです。

ここでのキムタクはなかなかカッコイイです。
アンドロイドのフェイに恋して、 「オレと一緒に行かないか」 と囁き続けますが>ちょっとシツコイ?
壊れて反応が鈍くなっているフェイからは返事が貰えず、彼女は別の誰かを愛しているのだと
勝手に解釈して去っていくのです>おいおい

4人とも、とても綺麗です。
ひじゅには特に、フェイの肌の美しさにうっとりでした。
アンドロイドと言われても違和感なし!です。
フェイ迷でもある従妹によると、彼女はエラと鼻の形がすっきりすれば
まさに絶世の美女になるところだけれど…
でも、あの団子鼻が愛しいのだそうです。
何か納得(笑)

『花様…』のラストでトニさんが穴に向かって囁いた秘密の言葉…
私はそれが、キムタクが言った 「オレと一緒に行かないか」 だと思ったのですが、
従妹は違うと言います。
真相はどうなんでしょうね?

それと、キムタクは「2046」から戻ってきた唯一の人物であるはずなのに、
ラストが「戻ってきた者はいない」というナレで終わっちゃったのは、どーなんだよ!?

それからエンディングで映る2046年の風景の中に、「LG」のマークが目に付いたんですけど
あれって韓国の会社ですよね?違う?
もしかしてスポンサーなんですか?

―ところで、2046年というのは香港が中国に変換されてから50年目に当たる年で、
中国政府は、それまで香港は現状維持のままでいくと約束したんだとか。
すぐに変化を強いられるのは困るけれど、50年も経ってしまえば元々の部分も
自然に変化してしまっているはず。
もしかして、それが本当のテーマなのかもしれません。

映画の中の(小説の中の)2046年は、SFではよくあるような、暗く無機質な雰囲気の世界です。
そこに住む人々は、失われた過去を求めて「2046」へ行くのです。

―「やっくんち」 より転載―


やっくんち  ←『花様年華』レビューも書いてます^^

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Last updated  2009.12.06 21:34:56
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