Keyword Search

▼キーワード検索

Free Space

<< 関連リンク >>
吉岡利紘のページ
山行記
山の写真アルバム
WINDOWSテーマフリーダウンロード


坂歩こう会ネット板
坂歩こう会のページ


鈴が峰登山ルート


<<お気入りブログ>>
「坂歩こう会」会長のブログで山行写真満載です
・赤帽さんのブログ

登山歴60年以上、野鳥観察歴30年以上の大先輩のブログです
タカ長のタカの渡り観察

広島の里山をこよなく愛する道行地蔵さんのブログです。
ひろしま里山放浪記

京都在住の娘の教室です
市坪バイオリン教室

ネットで見るアルバム
ウエブアルバム作成
<

Archives

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.06.30
XML
カテゴリ: 山関連談義
 東京に在住していたころ、奥秩父の山を登る時に、甲府盆地の北東部のエリアを車で訪ねることが良くありました。このエリアは、桃の季節には桃源郷のようになり、桜の季節には乙ヶ妻の枝垂れ桜などが目を楽しませてくれたり、四季折々の雰囲気が素晴らしい所です。

 そんな思い出深いスポットのひとつに、乾徳山恵林寺があります。
 暑い真夏の時期の登山を終えて、この恵林寺に立ち寄ったことがあります。武田信玄、勝頼の加護の元、隆盛を極めたお寺ではありましたが、それ故に、織田信長の焼き討ちにあったことで有名なお寺です。燃えしきる炎の中に、快川国師ら大勢の法師が包まれましたが、その時、快川国師が「心頭滅却すれば、火も自ずと涼し」と述べたことも有名な話として伝えられています。

 実際にそのような歴史のある境内にたたずみ、あらためて、その言葉を驚きをもって思い起こしたのでした。と言うのは、その日、太陽の照り付ける暑い暑い急登を、それこそ、反吐(へど)を吐きたくなるほど辛い思いで登って、真夏の登山に嫌気を差しての帰り道だったのです。まだまだ登山に、心頭滅却するほど打ち込んではいないのかな、と、ちょっと冗談気味に思ったことを覚えています。

 しかし、この恵林寺への訪問は、その後の私にとっては重要なものとなりました。登山中に、暑さで参りそうになった時、ふとこの言葉が頭をよぎるようになりました。決して、楽になるわけではありませんが、登るのに嫌気がさすことは無くなりました。逆に、だんだん、暑さの中の登りが好きになってきたのです。もちろん、長続きするようなペース配分が必要ですが、顎から滴り落ちる汗をぬぐいながら、ひたすら登ると、自ずと快感を覚えるのです。

 とまあ、かっこよく書き過ぎたきらいがありますが、最近では、例えば坂歩こう会の山行にも、暑いから止めておこうなどと思ったことはありません。暑い最中であるからこそ、登っているときの充実感と、登った後の達成感が半端でないほど大きいのです。登った後の、炭酸飲料の美味しさも、半端ではありません。

NETから拝借しました






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.06.30 22:07:21
コメント(0) | コメントを書く
[山関連談義] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Comments

yamahige8 @ Re[1]:深入山の花だより(04/13) 深入山 勝手に公式サイトの栄太郎さんへ …
栄太郎@ Re:深入山の花だより(04/13) 私が作成し掲示している『深入山の花だよ…
hige@ Re[1]:今日の鈴が峰(06/04) 五月が丘mkさんへ 最近、小さなケルンが、…
五月が丘mk@ Re:今日の鈴が峰(06/04) 今朝、頂上を目指してBコースを歩いている…
yamahige8 @ Re[1]:今日の鈴が峰(06/01) 五月が丘mkさんへ 気にかけていただいてあ…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: