やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2013/01/11
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カテゴリ: つぶやき
最近、嫁との晩酌の機会が増えて嬉しいやまやろうです。食費で酒が買われたりするのが有難い。

年末年始の剱岳から帰ってこなかった人がいる。警備隊も山を降りて春を待つことになる。雪崩に遭った可能性が高いとのこと。どんなに気を付けていても山では何が起こるか分からない。残念としか言いようがない。

ニュースのコメントを見ると、雪山に行く理由が分からないとか、迷惑だとか書かれていることに心が痛む。そういうコメントを残す人は雪山に行ったことがないのだろう。

厳冬期の雪山を登り、雪の潔白さや陽光が雪に輝く景色、恐ろしいほどの静けさ、抗えない雪崩の威力などを見ていたら、特段宗教を信じていなくても神の存在を感じてしまうよ。

自然に対して謙虚になれるし、生きていることを実感できる。これは大きい。雪山に行くと生を激しく感じるのだ。ラッセルにあえぐ自分、暴風に凍える自分、かじかんだ指先にじわじわと血液が流れていくことを感じる自分、今この肉体が生きているということを激しく感じられる場所なのだ。

厳しい雪山に向かうのは、目標を達成することを楽しむことと、生きていることを実感すること。こういうことは日常生活ではなかなか体験できない。だから山に行きたい。

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ガラスに映った自分にチューする次男。一瞬の出来事を切り取る写真の腕も大事。





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Last updated  2013/01/11 11:16:26 PM


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