不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2009/01/09
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-2で夜に「没後10年・黒澤明特集」を放送されていたのを録画して見ました。
『夢』は、1990年の日本映画です。


花吹雪の中、人形たちが舞い踊る「桃畑」。戦争で生き残った男が体験する不可思議な物語「トンネル」。
ゴッホが絵画の世界に入り込んだ「鴉(からす)」。
原発の恐怖を描いた「赤冨士」など、8つの物語が、時に美しく、時に残酷にオムニバス形式でつづられていく。
黒澤監督の豊潤なイメージ世界を堪能できる作品。
監督 黒澤明
出演 寺尾聰,倍賞美津子,根岸季衣,原田美枝子 など


思ったよりは観れる作品でした。
黒澤明監督の夢ですが、寝て見た夢か目標の夢のどちらかなと思いました。
寝て見た夢らしいけど、そう思いました。

黒澤明監督は日本国内ではまるで評価されてないのがこの映画でわかります。
海外の肩書きで褒めている人ばかりですからね。
この映画は、政府の行動批判にもあてはまりますね。

他の作品でも陳べているのを短編で見せたのが多いですね。

癒着体質の国家ですからね(笑)。

楽しめる映画かと言えば、楽しめる映画では無いです。
ちょっとした知識があれば、普通な事を言っているとわかります。
表現方法は万人向けになっていると思います。

理想的には、こういうのが良いのはわかります。
現実的には難しいのもわかります。
こういう作品が評価されない、日本映画界の体質も呆れますね。

黒澤監督作品をある程度見た人だけ見たら良い作品でした。
今までの作品をある程度楽しめた方には、この映画は理解し楽しめると思います(笑)。





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Last updated  2009/01/09 09:19:02 PM
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