不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2010/03/06
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-2で12月に「松本清張生誕100年番組」を放送していたのを録画して見ました。
『黒い画集 あるサラリーマンの証言』は、1960年の日本の白黒映画です。


エリートサラリーマンの石野は、部下でもある愛人の家からの帰り道、近所の顔見知りの杉山と偶然出会う。
後日、杉山が殺人事件の容疑者となり、アリバイを証明できるのはあの日会った石野だけ。
しかし彼は、保身のため証言を拒否し…。
平凡な男が、事件に巻き込まれ転落していく様を描いた社会派ドラマの傑作。

監督 堀川弘通
出演 小林桂樹,原知佐子,江原達怡,中北千枝子,平田昭彦,西村晃 など
原作 松本清張


なんだか、あっさりしている感じです。
悪くなっていく感じはあるけど、悪い事したという善の心や緊張感が無い様に感じてしまった。
話としては面白いと思うんだけどな~(笑)。

昔の映画の作り方だからだろうか?
黒澤映画なら、こんな感じにはならないと思う。
保身の為の嘘だから、引き付けられないのだろうか?
今よりも世間体を気にしている時代だったからなのだろうか?


あれほど細かく説明するのは、普通はありえないけどね(笑)。
時代を感じさせる警察の捜査でもありました。

結末も、どん底に叩き落とす感じがほしかった。
愛人や家族や嘘をついた家族の感情もほしかったです。
人の命を保身の為に天秤にかけたのだから・・・。

個人的な展開では、犯人が捕まっていないので、それが関係するのかと思いました。
最後の辺りの映像が犯人だったかもしれませんが・・・。
この映画では、どうでも良い事ではありますけどね(笑)。

「小林桂樹」の迫真の演技と「原知佐子」のちょっとセクシーな感じを見たい人だけ見てください(笑)。





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Last updated  2010/03/06 08:41:18 PM
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