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2010/11/01

◇BS-hiで「アガサ・クリスティー」特集をしていたので録画してみました。
『地中海殺人事件』(EVIL UNDER THE SUN)は、1982年の英国映画です。

孤島のリゾートホテルに滞在中の元女優が何者かに殺害される。
犯人は同じホテルの滞在客の中にいることは間違いないが、全員に完ぺきなアリバイがあった。
そんな中、滞在客の中から、名探偵ポアロが進み出る･･･。
全編に渡って流れるコール・ポーターの音楽が心地よい一作。
原作はアガサ・クリスティーの「白昼の悪魔」。

監督ガイ・ハミルトン
出演ピーター・ユスチノフ、ダイアナ・リグ、ジェーン・バーキンなど

『ナイル殺人事件』を見たせいか、同じパタンに思えました。
地中海というよりは、孤島の話で綺麗な地中海を満喫できる映像ではなかった。

結局、小芝居の話であるのが、面白くない。
誰でも犯人で良くなるじゃないですか？
その芝居を楽しめるかで映画の評価が変わると思いました。

終わりも、犯人がボロを出さないと、逮捕できないじゃないですか？
今回は、警察がいないので、なおさらだと思います。

鉄の球を投げる競技って、欧州では有名なのかな？
公開当時に観ていれば、何をしているかすらわからなかったと思います。
知識って、あるのとないのでは観方も変わりますね(笑)。

堂々と「浮気は不道徳だが犯罪では無い」と言われると反論できないですね。
欧州では特に当たり前の世界ですからね(笑)。

面白いと思えるのは、犯人の服装が豹変した所かな？
でも、回りの表情で助けられた感じはあります。
地味なイメージに思えなかったのが、インパクトを与えられなかった理由かな？

この作品と『ナイル殺人事件』は、続けて観ない事をお勧めします(笑)。
そうしないと、先に観た方の作品が良い評価されると思います。

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Last updated 2010/11/05　08:28:03 PM
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