不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2013/03/06
XML
カテゴリ: テレビで見た感想
◇地上波で放送していたのを見ました。
『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』は、2011年の日本映画です。


聯合艦隊を率いたことで知られる軍人、山本五十六の知られざる半生を描く。
太平洋戦争に対して、勝つためではなく、終わらせるために臨み、志半ばで散っていったその気高き精神を、役所が重厚な演技で体現する。
史実では語られていない山本の真実の姿を映し出す力作だ。

監督 成島出
出演 役所広司,玉木宏,柄本明,柳葉敏郎,阿部寛 など




タイトルは大げさすぎていて、それほど真実はないように思えた。
人物を見るの感じではなく、映像を見る感じの映画になってしまっていた。

山本五十六の事はあまり知らない。
だから無駄なシーンが多くあるように感じれた。
状況を説明しなければ、言葉が伝わり切れていないのも残念である。
山本五十六の事をよく知っていると、その意味は分かるみたいな感じだ。
作り手が幼稚な映画にしてない所は評価したいが、ハードルが少し高すぎるシーンが多いように思えた。


それに中途半端な感じがありすぎるので、ほとんど省いてもよい感じだった。
終わりに手のひら返す所が新聞社らしい。
今とそれほど変わりはないし、国民も鵜呑みする所も変わりなし。

役所広司の山本五十六役については、良かったと思う。
あまりしゃべらない方が、この役者は活きるのかもしれない(笑)。

山口多聞役が阿部寛だったのには笑った。
写真と違いすぎる(笑)。
男気があるから二枚目なのは安直すぎる。

この映画は、戦争屋としての、山本五十六を描いていた。
そういうのではなく、もっと人間関係とかを深く描いてほしかった。
横のつながりについては、深い部分があるので、感情を押し殺すシーンとかにつながると思いました。


美しく描いている所もありました。

映画としては良いと思いますが、何か腑に落ちない仕上がりでした。
最近の戦争映画は、こんなものだと思ってみる人だけ見てください(笑)。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013/03/06 06:47:53 PM
コメント(0) | コメントを書く
[テレビで見た感想] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: