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2009年11月09日
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カテゴリ: 思うこと
キシリトールは白樺の木などから生成される天然の甘味料です。

最近いろんな食品や歯磨き粉などにキシリトールが含まれた製品が売られていますが、キシリトールには虫歯の原因となるミュータンス菌を抑制する働きがあるため、キシリトールは虫歯になりにくい甘味料ではなく、虫歯を防ぐ甘味料ということになります。

今までにもシュガーレスやノンシュガーという砂糖無添加の食品がいくつかありましたが、いずれも砂糖よりも虫歯になりにくい甘味料が使われているだけで、あくまでも砂糖よりもなりにくいというレベルのものでした。
しかしキシリトールはなりにくいのではなく、虫歯を防ぐ働きがあるため上手に摂取すると高い虫歯予防効果が期待できます。

一般的に手に入りやすいものだとキシリトールガムがありますが、ガムって習慣的にガムを噛む習慣がないとなかなか続かないもの。
それに小さい子どもは上手くガムが噛めません。
また製品の全糖分量の中でキシリトールが50%以上含まれているものでないとあまり効果が期待できないとも言われています。
私も患者さんにアドバイスするためにキシリトールガムを1日何回か噛んだことがありましたが、元々普段頻繁にガムを噛む習慣がないために、ガムを頻繁に噛むのは顎がだるいし、味に飽きるしで継続するのは難しく感じてしまいました。

私がキシリトールの虫歯予防効果を一番手軽に利用できると思う商品がキシリトールタブレットです。
クリアミント味 スティッチのキシリトールタブレット はお菓子のレベルで考えてもかなり美味しくポイントがとても高いと思います。
1袋にいちご味のタブレットとりんご味のタブレットが2種類入っていることもお得感があります。

うちでは、夜の歯磨きのあとに1つぶゆっくりなめさせるようにしています。
なめながら寝てしまってもOKにしています。
タブレットのあまりの美味しさに、今までは歯磨きが面倒~と言っていた子ども達もこれ食べたさに、言われなくても毎日きちんと早めに歯磨きをするようになりました。

「子どもの虫歯予防」のページでも紹介していますが、虫歯予防に重要なのは「歯磨きよりも食習慣・フッ素・キシリトールの利用」となっており、歯磨きを丁寧にきちんとすることりも、食生活を見直すことやフッ素やキシリトールを利用するほうが虫歯予防効果が高いということが証明されています。

特に乳幼児には毎日きちんと歯磨きをすることさえもなかなか難しいと思いますから、十分な歯磨きができない分、そのフォローとして上手にフッ素やキシリトールを利用してみて下さい。
お昼間、食後やおやつの後にタブレットを食べさせたり、お昼寝前や夜の歯磨き後の利用がお薦めです。

ちなみに私が1日2回キシリトールタブレットを食べるようにしてみたところ、一度歯磨きをしたあとの歯のつるつる感がずっと持続するようになりました。
今まではたとえば朝に歯磨きをしてお昼は磨かず、そのまま夜になると歯の表面を舌で触ると歯の表面に歯垢が付着しているためにザラザラした不快感がありました。
それがキシリトールを利用すると朝のつるつる感が夜まで持続するのです。

歯垢が少なくなるということは、歯磨きの時間も短縮され楽になるということです。
子どもの場合はママの仕上げ磨きも歯垢が少なく落ちやすくなるので、楽チンになります。

物でつるのは賛否両論あるでしょうが、歯磨き嫌いのお子さまにも歯磨きしたらこれをあげるよ~というのも1つの方法です。
とにかく味が美味しいというのが一番のお薦め点です。

1歳半を過ぎてもまだ夜間授乳を続けていて、そろそろミュータンス菌の感染が心配な赤ちゃんやママにも是非どうぞ。


一般発売しているところが少ないので私はいつもネットでまとめ買いをしています。
メール便対応なので送料もお得です。







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最終更新日  2009年11月10日 14時25分10秒
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