68年に奇跡のノーザンダンサー「WEAR IT ON OUR FACE」を発表したデルズがソウル全盛の75年に発表したシングル曲。76年のアルバム「No Way Back」にも収録。前者の粗削り感と泥臭さが薄れたのは残念だけれども、良い意味でメジャーグループなりの洗練さと成熟さを感じさせる内容。基本はアップテンポなリズムに豪快で迫力のあるリードが颯爽と歌いまわします。サビは「GREATEST! GREATEST!」と繰り返すだけだけど、切れの良いホーンを交えて華やかに盛り上がり爽快な気分にさせてくれます。時折入るファルセットも良いアクセントになっていますね。ちょっとソウル色の強い内容だからイギリスのノーザンシーンで人気ではなかったと思われます。