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2018.04.02
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「NEO RECYCLE CIRCLE (ネオ・リサイクル・サークル)」

ネオ・リサイクル・サークルの想い出(おしゃべりマガジン ポンプ発の音楽サークル)

(1) 1980年代初頭、手持ちのレコードをカセットテープに録音しあい音楽生活を豊かなものにしよう!といった主旨の全国規模の音楽サークルがあった。サークルの名前を「リサイクル・サークル(RECYCLE CIRCLE)」という。検索してみてもほとんど情報が無いので(ばるぼら氏の著書「岡崎京子の研究」という本に少し記述がある)僭越ながら一時編集長を務めたこともある私が当時を振り返ってみようと思う。

まずは設立の背景について。音楽雑誌ロッキング・オンの創刊メンバーの一人、橘川幸夫氏がインターネットや電子掲示板、BBSの先駆けともいえる全投稿型マガジン「ポンプ(おしゃべりマガジン)」を創刊したのが1978年。読者の中心が高校生から大学生という若く活気に溢れた投稿雑誌だった。ロッキング・オンとは違い、音楽に留まらず多種多様な話題が読者の住所氏名付きで投稿されており往年のニフティ・サーブや2ちゃんねるを彷彿させる画期的なメディアだった。ロック的視点から常にメディアとはどうあるべきものか?と考えていた岩谷宏氏だが、それを同じ仲間でより意識の高い橘川幸夫氏が実現した感じ。



私が最初にポンプを手にしたのは確か中学三年生か高校一年生の時だったとおもうが、当時田舎に住んでいた私にはちょっと年上の意識高い系な人々の日常的で等身大の話題を読むのは刺激的で楽しかった。読者同士で今でいうオフ会的なものが行われたり派生的なサークルが作られたりと行動的な人の活躍を見るのも田舎の少年にとっては刺激的だった。当時の常連投稿者で後に一番有名になったのは漫画家の岡崎京子さん。他には尾崎豊、デーモン小暮氏なども投稿していたという。私も何回か投稿し掲載されたことがあり、そこからダイレクトに手紙が届き、交流が続いたりもした。



この雑誌ポンプやロッキングオン誌上で告知され発足したのが「リサイクル・サークル(RECYCLE CIRCLE)」である。発起人は千葉に住む高校生のN.M.氏。手持ちのレコードをカセットテープに録音しあい音楽生活を豊かなものにしよう!といった主旨のサークル。会誌には会員の名前、住所、電話番号、録音可能なレコードのリストが掲載。会誌にはそれらの情報が全てタイプされている。会誌のサイズはB5で第1号は約50ページ。

会誌第1号には「ポンプに広告が出てから3ヶ月がたちました」とあるので、恐らく1980年が実質的なサークルの開始時期。会費は会誌の実費のみで会員は自分の聞きたいレコードを持っている会員に録音を依頼し、会員は無料でそれに応えるというもの。具体的には直接相手の連絡先にカセットテープと返信用の切手を郵送する。著作権に絡む事案なのでいろいろと試行錯誤があった模様。そういった単に録音の依頼をしあうだけではなく音楽情報の交換やレコードの売買情報、ミニコミやサークル、自主制作レーベルの告知、イラストの掲載なども。



会員は多い時で400名ほど。会員NO.1はロッキングオンの人気ライター四本淑三氏で恐らく名誉会員的位置づけ。会員NO.2が発起人で代表・編集長のN.M.氏(実に行動的でロック的で魅力的な文を書く人だった)。私は会誌第2号からの参加で会員NO.376号。岡崎京子さんは記念番号的に会員NO.400だった。当ブログではお馴染みレゲエガイドブック「STRICTLY ROCKERS」の著者である菅野和彦氏が会員NO.10。「よい子の歌謡曲」のライターをされていた波田浩之氏が会員NO.382。ポンプやロッキングオンに投稿するような人が多かったので行動的で文を書くことが好きな人が多かった印象。ネットを検索すれば「今では有名人」的な人も多いのかも。



音楽のジャンルは限定されていた訳ではないけどロック中心で当時全盛だったニューウェーブ、レゲエも多かった。ソウルは皆無に近かったですね。当時プログレやハードロック中心に聞いていた私はそこでニューウェーブやレゲエに感化され、カセットテープをあちこちに送りまくり安価に興味のある音楽を大量に聴ける環境にのめり込んでいました。お小遣いは全部カセットテープ代や郵送用の切手代につぎ込んでいた感じ。因みにレンタルレコード店が繁盛するようになる数年前の頃ですね。会誌第1号から第4号までがN.M.氏編集長のRECYCLE CIRCLE時代で以降は大阪のT.I.氏が編集長を務める「ぞんびさあくる」時代へと続きます。(続く)

画像は雑誌ポンプとRECYCLE CIRCLEの1,2,3+4号及び3+4号掲載の岡崎京子さんのイラストと会誌の一部

関連記事: ロッキングオンの時代。第二十八話■岡崎京子ちゃんのこと。(橘川幸夫氏)

追記:『橘川幸夫 / ロッキング・オンの時代』において発起人のN.M.氏、第3代編集長のS.T.氏に関する記述があります。なおその中でリサイクル・サークルについては『レコード交換の会』と(誤ってますが)紹介されています。





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最終更新日  2023.05.26 09:34:59
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