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昨日のニュースで2024年7月に100年振りにパリで開催される第33回のオリンピックの開会式について情報が流れました。
パリ中心部のライトアップされた様子がまず映し出され、開会式は夏季五輪の歴史上初めて競技場の外で行われるということでそのアイデアに驚きました。
何か新たな建物を建てるのではなく現存する自然や建築物を利用しての開会式は経費削減にも繋がるのかと、今後のオリンピック開催地に一石を投じる斬新な企画に思えます。
ルーブル美術館「ドノン翼2階」から眺めるセーヌ川
舞台の1つが「セーヌ川」と聞くと、思い出すのはセーヌ川沿いに立つ世界三大美術館の1つ「ルーブル美術館」です。2006年に訪問した時、「モナリザ」も展示されている「ドノン翼」からセーヌ川をのんびりと眺めたことを思い出します。特にそんなに綺麗な川ではないんだぁと思ったのを今でも覚えていますが、開会式のためのライトアップのテクノロジーに期待が高まります。
余談ですが、ロンドンの「テムズ川」に流れる物は水ではなく「文化」と言う例えを聞いたことがあります。果たして「セーヌ川」に流れる物は?
「オランジュリー美術館」へ向かう途中に。
もう一つの舞台は「コンコルド広場」でここの敷地内に「オランジュリー美術館」があるので私には思い出深い所です。1753年「ルイ15世」によって戦勝を祝うために造られたコンコルド広場は「ルイ16世」と王妃となった「マリー・アントワネット」の結婚式(1770年)の会場ともなり、奇しくもそれから19年後の1789年に起きた「フランス革命」で2人ともこのコンコルド広場で処刑されることになったのは歴史の皮肉としか言いようがないです。
ネットからの画像
そして「凱旋門」や「エッフェル塔」のライトアップにも期待が高まります。1889年のバリ万博のために建てられたッフェル塔は当時はパリっ子には凄い不評だったようで、特に「女の一生」の著者で有名な「モーパッサン」はエッフェル塔を見なくて済むように「エッフェル塔内にいる」とまで言わせた逸話がありますが、今やパリを象徴する建築物の1つです。2006年2月の厳寒のパリでエッフェル塔に上がった時は風が強くで震え上がるほどでしたが、ここからのセーヌ川は夜のせいか綺麗に見えました。
「開会式は現地で見るべき」とネットの記事にも早々に出ていますが、パリに行けなくてもその圧巻の開会式はテレビ中継でも十分楽しめるものになると期待しています。
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