広島カープ考察

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2011.01.20
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カテゴリ: 広島東洋カープ
 「林昌樹」背番号53 右投右打

 サイドアームながら最速148キロを叩き出し、スーパースライダーの異名を持つ速球派右腕です。
それでは成績を書いていきたいと思います。

08:17試合 0勝0敗 18   20被安打 13奪三振  6与四死球 4・50
09:46試合 0勝2敗 48.1 55被安打 27奪三振 23与四死球 4・28
10:26試合 0勝1敗 25.2 40被安打 19奪三振  8与四死球 5・96

 2007年までは最速148キロの直球と横の変化を武器に力で押す投球で、被安打数を投球回数以内に抑えるなど打者を圧倒し、奪三振率もサイドにしては割かし高めの数字を記録していましたが、2008年に肋骨を骨折してからは常時130キロ前半~135キロ前後に推移するなどスピードが明らかに落ち込み、以前のような投球ができなくなり、奪三振率が大幅に下がり、目に見えて今までの投球に陰りが見え始めた投手であることが分かります。
現実に直球とスライダーもマイナスを記録し、有効的な球種ではなくなってきています。

 しかし、林本人はそれを自覚しているようで、今年はパームやシンカーなど緩急や縦の変化球を織り交ぜるなど技巧派スタイルに移行し、力押しではなくて制球重視の投球で、今まで悪かった与四死球率が3を切るなど今年の投球では球威の衰えに気づいていることが窺えます。


期待はそれほど高いものはありませんが、個人的に最もどういった成績を残すのかが興味深い投手です。





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最終更新日  2011.01.20 21:19:30
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