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進撃の巨人 3 #52 (3期15話) 『光臨』 ☆前のお話は → 「第38話~第51話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 【回想・マルコの死の真相】☆トロスト区奪還作戦は Season 1 のお話です。あらすじは上のリンクの「1期11~13話」にあります。「死守せよ。我々の命と引き換えにしてでもエレンを扉まで守れ。絶対に巨人を近づけるな」 ベルトルト:「あれで穴を塞ぐなんて無茶な作戦だ。エレンが食われるかもしれない。もしそうなれば何もわからないままだ」 ライナー:「ああ...いざとなったら俺の巨人で何とかするしかなさそうだ」ベルトルト:「でも、作戦が成功したらせっかく空けた穴が塞がれてしまう...」 ライナー:「かまわねえさ。この5年間ずっと探してた手がかりをようやく見つけたんだ」 マルコ:「おい、ふたりとも...いったい、何の話をしているんだ?」 マルコ:「俺の巨人て何だよ、ライナー? せっかく空けた穴って言ったのか? ベルトルト? 」ライナー:「マルコ...今のは冗談だ...」 マルコ:「き、気は確かか。君らしくないな。作戦に集中しろよ。見ろ巨人が迫って来る。行くぞ...」 (エレンは巨人に変身した。人間は巨人になれる...突然現れて突然消える超大型巨人の正体もおそらく人間ってことになる...つまり、どこかに人の姿をした敵の巨人がいるってことで...それは...) ライナーがマルコを押さえつける。冗談なんだろうと言うマルコにお前は察しがいいからだめなんだとライナー。そこにアニが来た。 マルコ:「ライナーがおかしいんだ。助けてくれ」ライナー:「俺たちの会話を聞かれた。もう生かしてはおけない」巨人が迫って来る。ライナーはアニにマルコの立体機動装置を外すよう命令した。 アニ:「何で私が?」ライナー:「お前さっきコニーを命張って助けてたよな。なぜあそこでそんな危険を冒した? ...この悪の民族に情が移っちまったからか? 違うってんなら今ここで証明してみせろよ...」 マルコ:「わあ、アニ、やめてくれよ...何で? 何でだよアニ...」アニがマルコの立体機動装置を外した。ライナー:「それでこそ戦士だ。アニ、よくやった」 アニ:「ライナー、どうする?」ライナー:「まだだ。やるなら集まってからだ」 マルコ (そうか...あの時は巨人が集まるのを待っていたのか...) ライナーたちはマルコを置き去りに。 ライナー:「おい、何で...マルコが...喰われてる...」 ☆場面変わって壁の上の3人。たき火の跡の件。「だからぁ。アニちゃんならきっと大丈夫だよ。拷問なんか受けちゃいないって...大体考えにくい話じゃない? 俺たちの能力があれば傷ひとつで大概のことは何とかできるんだから。ましてや要領のいいアニちゃんのことだ。どこかに身を隠してキックの練習とかしてんだよ。どうせ」 「しかし、正体がばれていることは確かなんです。いくらアニでも...」「へえ、まだ決意が固まってないってこと? ...じゃあこの間決定したことは一体何だったのでしょうか? もう一度やってもいいんだぞライナー。ただし次お前が負けたらその鎧は他の戦士に譲ってもらう」「い、いえ...そんなつもりは...」 「じゃあ、しっかりしようよ。目標はひとつだろ。座標を奪還しこの呪われた歴史に終止符を打つ。もう終わらせよう。終わりにしたいんだよ俺たちで」ベルトルト:「わかりました。アニのことはいったん頭から離します。こんな地獄は俺たちだけで十分だ。もう、終わらせましょう」 「ジーク戦士長。敵兵力多数接近。ふもとまで来ています」 ジーク:「勇敢なる戦士たちよ。ここで決着をつけ我々の使命を果たそうじゃないか」 「ベルトルト。散々言ってきたことだが、俺とはこれから離れた位置に付く。少しは自分で考えて行動しろよ。俺の指示ばかり仰ぐんじゃなくてな」「ああ。わかってる」「本当は誰よりも高い能力を持っているはずなのに...正直、今まで頼りにならなかったぜ。今まではな。終わらせるんだろ。ここで」「そうさ。ここで勝って終わらせてやる」「その調子で愛しのアニの分まで踏ん張ろうぜ」「だ、だからそんなじゃ...」「アニだって絶体絶命の窮地に駆け付ける野郎が現れれば王子様だと誤認するはずだ。たとえお前でもな...そしてクリスタだ。絶対に救い出してやるぞ。ユミルとの約束だからな」 ライナー:「じゃあな。頼んだぞ相棒」ベルトルト:「まかせろ」 (ライナーが巨人化してしばらく経った。合図はまだかライナー。そっちはまだ無事なのか?) 「鎧の巨人を仕留めたぞ」 「はは、やったな...いままで散々手こずらせやがって...」 「なに泣いてんだてめえら。オラ立て。まだ終わっちゃいねえぞ。泣くな。俺たちが殺したんだぞ」 「まだだぞ。装備を整えて次に備えろ」 「交渉できる余地なんてなかった...何せ僕たちは圧倒的に情報が不足している側だし巨人化できる人間を捕まえて拘束できるような力もない...これは、仕方なかったんだ...」 「ウオオォォ...!!」 ☆鎧の巨人の雄叫び。 「来た。合図だ」(樽の中のベルトルト) 獣の巨人が樽を投げる。アルミン(さっきの叫び...まさかベルトルトを...) ハンジ:「雷槍を撃ち込め。こうなったら体ごと全部吹き飛ばすぞ」アルミン:「ダメです。ライナーから離れてください。上です。超大型が降ってきます。ここは丸ごと吹き飛びます」ベルトルト(どこだ、ライナー。今行く) ハンジ:「全員、鎧の巨人から離れろ。超大型巨人が落ちてくるぞ」 アルミン (まずい、この距離じゃもう...あれは避けられない...) 巨人化しようとしたベルトルトはライナーの姿を見て助けに行く。 「ライナー。生きてる...これは...」 「全身の神経網に意識を移すことに成功したのか。でもこれは最後の手段だ。まさか本当にやるなんて...」 「君がここまで追いつめられるなんてな、ライナー。ひとつ頼みがある。少しだけ体を動かしてくれ。できなかったら...すまない、覚悟を決めてくれ...終わらせてくる」 「目標、前方より接近。ベルトルトです」ハンジ:「作戦は以下の通り。リヴァイ班はアルミン指揮の下エレンを守れ。その他の者は全員で目標2体を仕留めろ」 「待ってください。これが最後の交渉のチャンスなんです」 「ベルトルト、そこで止まれ」 「ベルトルト、話をしよう!!」「話をしたら全員死んでくれるか? 僕たちの要求はわずかふたつ。エレンの引き渡しと壁中人類の死滅。これが嘘偽りない現実だアルミン。すべてはもう決まったことだ」「誰がそんなことを決めた」「...僕だ。僕が決めた。君たちの人生はここで終わりだ」 「それは残念だよ。僕はもうアニの悲鳴は聞きたくないっていうのに...アニを残虐非道な憲兵から解放させられるのはもう君しかいないんだよ。このままじゃアニは家畜のエサに...」「すればいい。豚のエサにすればいい。本当に捕まえているのなら。どこに行くアルミン。話をするんだろ」 「アニの話を出せばまた僕が取り乱すと思ったか。おとなしくて気の弱いベルトルトなら言いくるめて隙をつけると思ったのか? わかってるんだ。ただの時間稼ぎだろ。僕のまわりを兵士で囲い別の兵士にライナーを殺しに行かせるための無駄話...僕にはわかる。そうやって震えているうちは何もできやしないって」「そこまで見えていてなぜ話に乗ったの?」「確認したかった。君たちを前にした途端また泣き言を繰り出し許しを請うんじゃないかってね。でも、もう大丈夫みたいだ。うん。君たちは大切な仲間だし、ちゃんと殺そうと思ってる」 「それは...僕たちが悪魔の末裔だから? 」「いいや。君たちは誰も悪くないし悪魔なんかじゃないよ。でも全員死ななきゃいけない。もうダメなんだ」 ミカサがベルトルトに襲い掛かる。だが仕留めることはできなかった。逃げるベルトルト。追いかけようとするアルミンをミカサが止めた。 「アルミン、追わないで。彼がいつ巨人になるかわからない。距離を取らないとまたあの爆風に巻き込まれる」「それがベルトルトにその気はないらしい。瀕死のライナーがむき出しのままじゃ自分でトドメを刺すことになるから、今ならライナーを人質にして...」「そのはずなんだけど、彼には何か考えがあるように見えた。というかあれが本当にベルトルトなの? 私には別人に見えた」☆別の兵士が鎧の巨人のところに行くが仰向けなっていてトドメが刺せなかった。ベルトルト:『すごく変な気分だ。恐怖もあまり感じていないしまわりがよく見える。きっとどんな結果になっても受け入れられる気がする...そうだ、誰も悪くない...全部仕方なかった...だって世界はこんなにも残酷じゃないか...』 エレン、ジャン、コニー、サシャのところにミカサとアルミンが合流。「無事か? ハンジ班は? 」「ベルトルトの近くにいた...」 「まさか...生き残ったのは俺たちだけか...?」 ジャン:「アルミン、どうする? このまま燃える家が降ってくるのを待つか? 」ミカサ:「アルミン、私たちの指揮権は今あなたにある」 アルミン:「こ、これより撤退。団長らと合流して指示を仰ごう。超大型巨人は当初の作戦通りに消耗戦で対応する...」 ジャン:「いや、待てアルミン。ベルトルトを団長のいる壁に近づけるのはマズイ。内門の建物まで燃やされたら、団長たちは獣の巨人と挟み撃ちにされちまう...」アルミン:「それじゃあベルトルトはここで倒さなくちゃいけないの? 今ここにいる僕たちだけの力で...」 エルヴィン:「さあどうする獣の巨人。すべては作戦通りか?」 ★次回 「完全試合 (パーフェクトゲーム)」
2019.05.19
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想☆2019/4/28より放送分 (Season 3 第50話~) 追加 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」 ☆第48話 「傍観者」 ☆第49話 「奪還作戦の夜」 ☆第50話 「はじまりの街」 ☆第51話 「雷槍」
2019.05.13
進撃の巨人 3 #51 (3期14話) 『雷槍』 ☆前のお話は → 「第38話~第50話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 リヴァイ:「エルヴィン、鎧が登ってくる」 エルヴィン:「総員、鎧の巨人との衝突を回避しろ。やつに近寄るな」 エレン:「ハンジさん。攻撃命令はまだですか。団長は何を?」ハンジ:「敵の動きを見ているんだ。どうもライナー君たちは手の込んだ催しで歓迎してくれるようじゃないか」 エルヴィン (あの四足歩行型、荷物を運ぶ鞍がある。先ほど一斉に巨人化したものではないな...だとすればあれが敵の斥候か? 我々の接近にいち早く気づきライナーに伝えたとするなら...)「あの四足歩行型の巨人も知性を持った巨人だ。いや、もっといてもおかしくない」 獣の巨人の合図で動き出す小型の巨人たち。 エルヴィン (ウトガルド城の襲撃の時と同じくやつがまず狙うのは馬。敵の主目的はエレンの奪取であるが、そのためにまず我々から撤退の選択肢を奪う。) (依然巨人の領域であるウォール・マリア領から我々が馬なしで帰還するすべはない。馬さえ殺してしまえば退路を封鎖するだけで我々の補給線は断たれる。一週間でも一か月でも動ける者がいなくなるまでただ待てばいい。敵は交戦のリスクを冒すことなく虫の息となったエレンを奪い去ることができるのだから。まさに今、敵の大型巨人が隊列を組んで動かないあたりそれ自体が檻の役割を担うものだと確信できる。何より今危惧すべき課題はライナーとベルトルトになすすべなく馬を殺されることか...なら) エルヴィン:「ディルク班ならびにマレーネ班は内門のクラース班とともに馬を死守せよ。リヴァイ班ならびにハンジ班は鎧の巨人を仕留めよ。各班は指揮の下雷槍を使用し何としてでも目的を果たせ」「今この時、この一戦に人類の存続のすべてがかかっている。今一度、人類に心臓を捧げよ!!!」 エルヴィン:「待て、リヴァイ、アルミン。リヴァイ班と言ったがお前だけはこっちだリヴァイ」 リヴァイ:「俺にエレンでなく馬を守れと?」エルヴィン:「そうだ。そして隙を見てやつを討ち取れ。獣の巨人はお前にしか託せない」 リヴァイ:「了解した。さっき鎧のガキ一匹殺せなかった失態はそいつの首で埋め合わせるとしよう」 エルヴィン:「アルミン。鎧の巨人用に作戦がある。人類の命運を分ける戦局のひとつ...その現場指揮はハンジと君に背負ってもらうぞ」 ライナー (いた。一か所にかたまっている。あの馬を殺してここから離れる。それだけでいい...リヴァイ兵長がどれだけ強かろうと俺たちの戦士長には到底かなわない)ライナーの首に刺さっていた刃が抜けた。壁の上にエルヴィンがいることに気づく。(危なかった。あの時、意識を全身に移すのが一瞬でも遅れていればあのまま即死だった。しかし何だって壁の中なんか調べようと思ったんだ。アルミン、お前か? いや、もういい。長かった俺たちの旅もようやくこれで終わる...エルヴィン・スミス...いや、迷うな。先に殺すのは馬だ) 巨人化したエレンが姿を現し走り出した。ライナー (エレン。なぜ自分から姿を現した。俺たちの目的がお前の存在であることは重々承知のはず。いったい何のつもりだ) ライナー (まさか南から壁を越えて逃げる気か? やつひとりなら馬がなくても巨人の力でトロスト区まで逃げられる。そうなっては俺たちがここにとどまって戦う理由もなくなる。ここで調査兵団を壊滅させることはできても二か月で硬質化を身につけてきたやつを再び壁内に戻すのはまずい。やつが完全な座標の力を身につけた後では手遅れだ...いや待て、おかしい。本当に逃げるつもりなら立体機動で東か西の壁を伝った後で巨人化するべきだ。なぜわざわざ壁に囲まれたシガンシナ区の中で巨人化する?) ライナー (そうか、やつらの狙いは俺の目標を馬からエレンに移すことか...)「考える時間もくれねえってわけですか...ったく団長。せっかく登ったってのによぉ」 ハンジ:「エレンを囮に使うって?」アルミン:「はい。エルヴィン団長の指示です」 ミカサ:「そんな...それでもライナーが馬を先に殺すことを選んだら?」 ハンジ:「いや、エレンを追うはずだ。ライナーが馬を選んだ場合エレンはそのまま回り込んで獣の巨人の背後を追う。リヴァイらの兵力とエレンで獣の巨人を挟み撃ちにして叩く。ここまでがエルヴィンの指示だろ?」アルミン:「は...はい」 ハンジ:「そううまくいかなくてもエレンに逃げる動きをされたら敵は混乱して包囲網を崩すしかない。ライナーがそこまで読めるかどうかだけど...」エレン:「おそらくやつなら考え至るでしょう」ハンジ:「よし、鎧をシガンシナ区で迎え撃つぞ」 アルミン:「あ、待ってください。もうひとつ危惧すべきことが...ベルトルトがまだどこかに潜んでいます。前回エレンはライナーをあと一歩のところまで追いつめましたがベルトルトの強力な奇襲を受け連れ去られるに至ったのです。単純な対策ですが壁から離れた位置で戦いましょう」 エレン (まぐれかもしれねえけど、お前には一度勝ってんだ。ほとんど勝ってた。一対一なら俺は勝てる。単純な格闘能力ならアニのほうがずっと手ごわかった...お前にはここがどこだかわかるか?) エレン (ここは...俺の、俺たちの、故郷があった場所だ...取り返してやる。お前らをぶっ殺して、お前らに奪われたすべてを...) 「新兵、残りの馬を西側に移せ...ディルク班で新兵を援護...」 「今のうちだ急げ。小せえのをさっさと片付けろ。獣の巨人が動く前にだ。損害は許さん。ひとりも死ぬな」 (3~4m級に苦戦し数か所で負傷者を出している。今の調査兵団には以前のような力はない。だがそれだけの損害がなければ決してここまでたどり着けなかった) (訓練兵時代はよく自分と父が考えた仮説を仲間に話していた。調査兵団に入ってそれを証明してみせると。だが調査兵団になった途端なぜか誰にもその話をしなくなった。いや、違う。なぜかではない。私は気づいていた。私だけが自分のために戦っているのだと。私だけが...自分の夢を見ているのだと) (いつしか私は部下を従えるようになり仲間を鼓舞した。人類のために心臓を捧げよと...そうやって仲間を騙し自分を騙し...築き上げた屍の山の上に私は立っている。それでも脳裏にちらつくのは地下室のこと。この作戦が失敗しても死ぬ前に地下室に行けるかもしれない。グリシャ・イェーガーが残した地下室...世界の真相に) エレン (実験のかいがあった。この拳なら戦える。硬質化は一点に凝縮させるとより強固になる...)足を取られたエレンは反撃されるが、ハンジはエレンが絶好の機会を作ると信じて待つんだと言った。 エレン:「この鉄の棒が新兵器?」ハンジ:「せめて槍と言ってくれよ。技術斑は私の要望に応えてくれたんだ」 「中央憲兵が隠し持っていた新技術を導入してね。私の要望とはつまり鎧の巨人に対抗できる武器が必要ってことだ。私たちの刃は鎧の巨人に無力だった。敵が硬質化の隙でも見せてくれない限り私たちはただエレンと鎧の戦いを眺めることしかできなかった...今のところ鎧の巨人に対抗できる攻撃手段はエレンの絞め技や関節技。それと前日の実験で獲得した硬質化パンチ! も期待できる」「しかしその武器だけで作戦を達成させるのは困難だろう。壁の穴を塞ぐのも重要だが、我々は何よりも壁の破壊者であるライナーとベルトルトを殺さなければならないのだから...見たほうが早い。外に行くよ」 「威力は見ての通り。雷が落ちたようだろ。だから雷槍って呼んでる。ただこれが本当に鎧を仕留められるのか実際に撃ち込んでみないとわからない。通常の巨人には有効だがこいつを鎧に食らわせてやるには工夫しないとね」 ライナー (兵士が動いた? さっきからまわりを囲まれていたのはわかっていた。だが兵士の刃がなんだと言うんだ。そんなもんじゃ全身をくまなく硬質化で覆った俺には傷一つ付けられは...) ハンジ (いや、まだだ。雷槍はその破壊力ゆえに撃った本人にさえ危険が及ぶ武器。通常の刃の斬撃のようにして巨人にアンカーを撃ち込めば飛び込んだ先で巻き添えを食らう。したがって雷槍で攻撃できる条件は目標の周囲に十分な立体物がある時に限られる。雷槍で攻撃できるチャンスはこのような条件下しかない) (今ここで決めるしかない) ジャン:「やったぞ。効果ありだ。うなじの鎧がはがれかけている」ハンジ:「もう一度だ。もう一度雷槍を撃ち込んでトドメを刺せ」 「お前ら、こうなる覚悟は済ませたはずだろ。やるぞ」 「ま、待って...」 ★次回 「光臨」
2019.05.13
【アズマイチゲ】キンポウゲ科イチリンソウ属早春に花を咲かせ春は葉だけになり夏以降は次の春まで地下で過ごす草花『スプリング・エフェメラル(春の妖精)』の一種 ☆2019/4/18撮影
2019.05.08
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想☆2019/4/28より放送分 (Season 3 第50話~) 追加しました☆2019/5/6 タイトル訂正 「第1話~第50話」⇒「第38話~第50話」 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」 ☆第48話 「傍観者」 ☆第49話 「奪還作戦の夜」 ☆第50話 「はじまりの街」
2019.05.05
ウォール・マリア領は人類に残された領土の3分の1にあたる。5年前この領土を失った人類は残された2枚の壁の中で悟った。私たちはもう生きてはいけないのだと。なぜなら人類は巨人に勝てないのだから。だがある少年の心に抱いた小さな刃が巨人を突き殺しその巨大な頭を大地に踏みつけた。それを見た人類は何を思ったのだろう。ある者は誇りを、ある者は希望を、ある者は怒りを叫びだした。ではウォール・マリアを奪還したなら人類は何を叫ぶだろう。人類は生きていいのだと信じることができるだろうか。自らの運命は自らで決定できると信じさせることができるだろうか。ウォール・マリアさえ奪還すれば... 進撃の巨人 3 #50 (3期13話) 『はじまりの街』 3期後半はウォール・マリア奪還作戦の続きから。 ☆前のお話は → 「第38話~第49話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 夜の闇に紛れてウォール・マリアを目指す調査兵団。 巨人発見。 「大丈夫。ぐっすり寝てる。この子も夜に動くっていう新種ではないようだね...ほっといてやろう」 「私たちはきっとこの闇夜に守られている。月の光は太陽光の反射だからね。新種の巨人はその微量な月光を糧にして動いてるって仮説が正しければだけど。新月を選んで正解だった。あの時と同じことが起こらない保証は何もない。今の子も月光の巨人だったのかもしれないからね」 震えが止まらないエレン。(くそ...こんな調子でウォール・マリア奪還に失敗したらどうなる? どれだけの人が失望すると思う? また次の機会なんてもんがあると思うか? やっぱり俺じゃダメなのか。こんなやつがどうやって人類を救うっていうんだよ...)アルミンに震えて怖いのかと聞かれたエレンは寒いだけだとごまかす。アルミンは僕なんかずっと震えが止まらないんだけどと言った。「普通はみんな巨人が怖いんだよ。僕なんか初めて巨人と対峙した時まったく動けなくなったんだ。でもそんな僕を君は巨人の口から出してくれたんだ。なんであんなことができたの?」 「思い出したんだ。お前が俺に本を見せた時のことを。それまで壁の外のことなんか考えたこともなかった...あの時おまえの話を聞いてお前の目を見るまでは...お前は楽しそうに夢を見ているのに俺には何もなかった。そこで初めて知ったんだ。俺は不自由なんだって。広い世界の小さなカゴでわけわかんねえやつらから自由を奪われている。それがわかったとき許せないと思った...自由を取り返すためなら力が湧いてくるんだ。ありがとうな。もう大丈夫だ...たぶん来年の今頃俺たちは海を見ているよ」 「この辺り、見覚えがある。確か薪を拾いに来たことが...」 「僕たち帰ってきたんだ。あの日ここから逃げて以来、僕たちの故郷に...」 エルヴィン:「物陰に潜む巨人に警戒せよ。これより作戦を開始する。総員、立体機動に移れ」 『塞ぐべき門はふたつ。内門と外門だ。これによってシガンシナ区を独立させ中に残った巨人をせん滅する』 『我々の動きを知れば敵はエレンを狙って来るだろうが、ここにいるのはフードで顔を隠した総員100名の兵士。誰がエレンかわかった時はすでに外門を塞いだ後だ』 アルミンがたき火の跡を見つける。(いる! 近くに...ベルトルトとライナーが...) エレン: (俺の家はあのあたりだ) (あそこに、すべてを置いてきた...大丈夫だ。取り返してやる) 「やっぱりおかしいな...巨人が一匹もいないのは...」「だが、やるしかねえ」「ああ、作戦続行に支障なし」エレン:『俺にはできる...いや、俺たちならできる。なぜなら俺たちは生まれた時からみんな特別で自由だからだ!』 エレン巨人化。 隠れてのぞくベルトルト。 ライナーも。 巨人の硬質化で穴を塞ぐエレンの作業終了。 「成功です」 「しっかり塞がってます」ハンジ: 「...では内門に向かう。移動時に狙われぬようしっかり顔を隠せ」エレン: 「本当に塞がったのか? こうもあっさり...」ミカサ: 「あなたがやった。自分の力を信じて」リヴァイ: 「まだだ。やつらが健在なら何度塞いでも壁は破壊される。ライナーやベルトルトらすべての敵を殺しきるまでウォール・マリア奪還作戦は完了しない」 「...しかし妙だな。襲って来る気配がない。それどころかここにきて一匹も巨人が見当たらない。敵は俺たちの強襲に対応できてないのか?」「だといいが、アルレルトの発見からすると...」 「調べてきました。やはり何者かが野営していた模様です。ポットは冷めきって地面に灯具が散乱していました。紅茶のようなものを飲んでいたようです」 「それと黒い液体を注いだ跡があるカップが3つ。少なくても3人が壁の上にいたようです」 エ:「我々は馬と立体機動を駆使して全力でここに到達した。ここから我々の接近に音や目視で気づいたのなら早くて2分前が限度のはず。使用直後のポットが2分で冷めるはずがない。おそらく5分がそれ以上前に我々の接近を知りそれに備える時間も十分にあったというわけだ」ア:「か、壁の上にいた3人以外の斥候が存在して...いや、もっと大勢の敵が潜んでいると想定すべきで...」エ:「今は敵の位置の特定を第一とする。アルレルト君はその頭で何度も我々を窮地から救い出してくれた。まさに今その力が必要な時だ。必要な数の兵を動かし内門周辺に敵が潜んでいないか探り出してくれ。これよりアルミン・アルレルトの支持に従い捜索を続行せよ」「了解」 「壁は隅々まで調べ上げたぞ。さあ指示をくれアルレルト」 内門周辺の建物を探したが敵は見つからない。もうエレンたちが内門を塞ぎに来る。失敗したら後がないと焦るアルミン。(敵はいつもありえない方法で僕らの予想外から攻めてくる。僕らがいつも不利なのは、いつだって僕らが巨人を知らないからだ...いつも...) 「全員で壁を調べてください。壁の中です。きっと人が長い間入っていられる空間がどこかにあるはずです」「なぜそれがわかる?」「...勘です」「お前、今がどういう時だかわかっているのか。そんなことにかける時間はないんだ」「しかし、敵はいつだって、ありえない巨人の力を使って僕たちを追いこんできました。誰でも思いつく常識の範疇にとどまっていては、とうてい敵を上回ることはできないのです」 エルヴィンが作戦中止の合図を出す。「時に厳格に、時に柔軟に。兵士の原理原則に則り最善を尽くせ。指揮系統を遵守せよ。我々は勝利するためにここに来たのだ」 アルミンの指示で再び二手に分かれて壁面を調べる。 (いつ何時エレンが現れても対応できる位置...常に状況が見渡せる位置...もしそんな死角があるとすれば壁の中しかない。僕らが壁の中の巨人を知っていると敵が知らないなら、そんな発想はしないと踏んでいるなら。あるいは...) 壁に空洞を発見。見つけた兵士を刺し殺してライナーが出て来た。 すぐにリヴァイがライナーを襲うが刺されたまま巨人化。 リ:「クソっ、これも巨人の力か。あと一歩、命を絶てなかった」エ:「周囲を見渡せ。他の敵を捕捉し...」 たくさんの巨人たち。そして獣の巨人。 投石~ 「外したのか?」「いいや、いいコントロールだ。やつは扉を塞いだ。馬が通れない程度にな。まず馬を狙い包囲する。我々の進路を断ちここでせん滅するために」 「我々は互いに望んでいる。ここで決着をつけようと。人類と巨人共、どちらが生き残りどちらが死ぬか」 ★次回 「雷槍」
2019.05.05
芳水の桜 (枝垂れ桜) 2019/4/13撮影☆樹齢100~120年。高さ9.5m。昭和天皇の即位記念に植えられたもので、ため池がある農地の真ん中にドーンと立っています。支柱がなく立ち姿が美しい桜です。
2019.05.02
☆4/2・4/3 4月なのに雪が降って、少し積もりました( 一一) ☆4/4は少し気温が上がって暖かくなりました。ソメイヨシノも咲き始めています。 ☆この木が標本木だったら「開花」の状態なんだけど、標本木は山にあるから発表は明日4/5かな。3月末から寒い日が続いていたけど、こちらもやっと春です。
2019.04.05
☆庭の福寿草が咲き始めました('◇')ゞ【福寿草】フクジュソウキンポウゲ科の多年草花言葉 「幸福」1月1日の誕生花 【庭の福寿草の開花日】2010年 2月15日2011年 2月21日 (旅行中、推定)2012年 2月24日2013年 2月27日2014年 3月09日 (2月に記録的な大雪)2015年 2月12日2016年 2月06日2017年 2月01日2018年 2月04日2019年 2月03日
2019.02.06
あけましておめでとうございます 家族も猫たちもみんな元気に新年を迎えることができました。お正月の花は今年もちょっと手抜き~w そして記事はかなり手抜きでございますwww皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしますよい年になりますように
2019.01.03
☆今年もドクダミの花で化粧水を作りました。 ☆ドクダミの花が咲くのは5月~6月頃なので、今から作れるわけではないですが、来年用に覚書きです。昨年も記事を書いているのでブログで作り方を紹介するのはこれで終わりにします。まずは材料から。【材料】・ドクダミの花 50~80g・ホワイトリカー 1.8ℓ・グリセリン 100mℓ☆少量でも作れますが、ホワイトリカーはほとんどが1.8ℓ入りだし少ないと割高。グリセリンも100mℓ入り1本を使い切ればいいので多めに作ったほうがいいかと思います。それより問題は花なんだよね。一度にドクダミの花を50g集めるのは大変~w ☆こちらはいつも写真を載せている八重咲きのドクダミです。家の庭には二種類のドクダミの花があるわけなんだけど、八重咲きは真ん中の黄色い部分が小さいので使わないことにしました。昨年は八重咲きも使ったので少し楽だったけど今年は普通のだけなので少し早めに、5月末にポツポツ咲き始めたらすぐに集めました。 ☆集め方はコレ。毎日花を摘んで洗って冷凍保存。冷凍してもまったく問題ないです。100g集めるのに2週間ほどかかりました。花の数で400個くらい。私は冷凍した時に黄色い部分がバラバラになるのがあるので、なるべく咲き始めを使ったので花が小さくて軽かったかもなのでもっと少ない数でもいいかも。☆花はいっぱいあってもいいけど、80gぐらいがいいかなと思います。100g超えると2ℓの容器にホワイトリカー1.8ℓ入れてドクダミ入れたら溢れちゃう。私は少し残しちゃいました。もったいないから集め過ぎないほうがいいね。 ☆花が集まったらホワイトリカーに漬けます。密閉できる容器を昨年のシーズンオフに買っておきました。スーパーの見切り品のワゴンセールだったのでかなり安かったです。お値段違うけど楽天市場にもあったので参考までに載せておきます。この「漬け上手」っていう容器、使いやすくていいです。東洋佐々木ガラス 島田漬け上手 らっきょう編 2000ml☆ホワイトリカーはまあどこにでもあるもの。日本酒などでもいいけど、私は乾燥肌ではないので、日本酒だとしっとりしすぎてベタベタぽいのでやめました。【梅酒・果実酒用】12本まで同梱可☆廣瀬商店 35度 ホワイトリカー 1.8Lパック 1本(1800ml)合資会社廣瀬商店【RCP】ECJOY!楽天市場店☆ドクダミの花を入れてホワイトリカーを入れます。 ☆こんな感じ。これを冷蔵庫で2か月くらい保存。 ☆約2か月たちました。冷蔵庫から出したので写真はくもっています。花をガーゼなどで濾してグリセリンを混ぜます。 ☆グリセリンはドラッグストアなどで売っています。1本全部入れたくらいでいいと思うけど、一度に入れてしまわないでかき回しながら様子を見てお好みの濃度で。といってもあまりよくわからないけどね。これで化粧水は完成。 ☆昨年の写真の使いまわしですけど、小さい容器に詰め替え。これはどれも100均「ダ」で購入したもの。 ☆出来上がりです。今使う分だけ不透明の容器に入れました。冷蔵庫で保存して1年使います。で、今年はお友だちの分も作ったので、肌荒れがひどい友だちのために、ちょっとバージョンアップしたものも作りました。【メール便送料無料】安定型ビタミンC誘導体100% 粉末 【APS パウダー10g】原末/手作り化粧水/美容液☆ビタミンC入りです。ドクダミの化粧水のつけた感じは顔が「キュキュ」ってなる感じなんだけど、ビタミンC誘導体粉末入りは「プルプル・しっとり」って感じかな。友だちの分は作ってあげたけど、自分の分は作らないでおいて冬になってしっとり系が必要になったらその都度作っています。お手頃価格のものを見つけたんだけど、なかなかいいですよ。小さいスプーンが付いていて1杯で0.3gなので30ccの小さい容器で1%化粧水を作っています。☆ドクダミの化粧水は夏に一度作って一年使います。私はこれだけで他はほとんど使っていません。別の物を使うのは旅行に行くときだけ。冷蔵庫に入れておかないと暖かいときは色が変わってしまうので南の島に行くときはサンプルとかを持って行きます。まあ色が変わっても問題はないかな。ビタミンC入りのものは入れてないのより茶色ぽいし。☆自分で作った化粧水は材料はわかっているし、よけいな物は入っていないし安心です。ドクダミは葉っぱは臭いけど化粧水は臭くないし肌にもいいです。家にドクダミが生えていて毎年引っこ抜いている方にはおすすめです。
2018.12.01
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」 ☆第48話 「傍観者」 ☆第49話 「奪還作戦の夜」
2018.10.27
進撃の巨人 3 #49 (3期12話) 『 奪還作戦の夜 』 ☆前のお話は → 「第38話~第48話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 ザックレーに瓶の中身は解明できそうかと聞かれたハンジはこれ以上探ることはできないようだと話す。ハンジ:「エレンとヒストリアから聞いたように骨髄液由来の成分ではあるようなのですが...この液体は空気に触れるとたちまち気化してしまい分析は困難です。やはり我々の技術とは比較にならないほど高度な代物です。レイス家が作ったのだとしたら一体どうやって...」 ピクシス:「ならば、下手に扱うよりも当初の目的に使用するほかなかろう」ザックレー:「すると、誰に委ねる? エルヴィン、君か?」エルヴィン:「いえ、私は兵士としては手負いの身です。この箱は最も生存確率の高い優れた兵士に委ねるべきかと」 「リヴァイ、引き受けてくれるか?」「任務なら命令すればいい。なぜそんなことを聞く?」「状況によっては誰に使用するべきか君が決めることになる。任せてもいいか?」「お前の夢ってのが叶ったらその後はどうする?」「それは...わからない。叶えてみないことにはな」「そうか、わかった。了解だ」ザックレー:「ところで、そろそろ私の作品を披露したいのだが、考えてくれたか?」 ピクシス:「まだ諦めておらんかったか。あのようなおぞましいもの民衆に晒してみよ。兵団への信頼も地に叩き落されるぞ」ザックレー:「芸術をわからんやつめ」 「つまり、エレンの父、グリシャ・イェーガーは壁の外から来た人間である可能性が高いと...」「そう。アニやライナー、ベルトルトと同じように彼は巨人の力を持っていたしね。でもその3人と違うのは壁の中の人類に協力的だったってこと」「調査兵団に興味を持ってたって話なら、もっと協力してくれてもよかったんだがなあ」「どうかな...おそらくはこの壁に入ってから独力で王政を探るなどしていたんだろうし...いずれにしても凄まじい意識と覚悟がなきゃ出来ることじゃない」 ハンジ:「そんなお父さんが調査兵団に入りたいと言った10歳の息子に見せたかった家の地下室...死に際にそこにすべてがあると言い残した地下室...そこには一体何があると思う?」 エルヴィン:「言ってはいけなかったこと...いや、グリシャ・イェーガーが言いたくても言えなかったこと。つまり、初代レイス王が我々の記憶から消してしまった世界の記憶...だと思いたいが、ここで考えたところでわかるわけがない」 「本日ですべての準備は整った。ウォール・マリア奪還作戦は2日後に決行する。地下室には何があるのか。知りたければ見に行けばいい。それが調査兵団だろ?」 「くれぐれも秘密裏にな」「でも今日ぐらいは肉を食ってもいいですよね」「そうだな。たまにはガキ共に大人の甲斐性を見せつけてやらねえと」「シャーディス団長の隠匿罪についてはどうする?」「ほっとけばいい。あんなのにかまってる暇はないよ」「ショックだよな、ハンジ。あんたの憧れだったのに」「うるさい」 「何だ? リヴァイ」「気の早い話だがウォール・マリアを奪還した後はどうする?」「何より防衛策の確立が先だと思うがその後は驚異の排除だ。壁の外にはどうしても我々を巨人に食わせたいと思っているやつがいるらしいからな。もっともそれが何なのかは地下室に答があると踏んでいる...だからさっき言った通りだ。地下室に行った後に考えよう」「お前がそこまで生きてるかわからねえから聞いてんだぜ。その体はもう以前のようには動かせねえ。現場の指揮はハンジに託せ。お荷物かかえんのはまっぴらだ。お前はここで果報を待て...それでいいな?」 「ダメだ。エサでかまわない。囮に使え。指揮権の序列もこれまで通り。私がダメならハンジ。ハンジがダメなら次だ。確かに困難な作戦になると予想されるが、人類にとって最も重要な作戦になる。そのために手は尽くしてある。すべて私の発案だ。私がやらなければ成功率が下がる」 「そうだ。作戦は失敗するかもしれねえ。その上お前がくたばったら後がねえ。お前はイスに座って頭を動かすだけで十分だ。巨人にとっちゃそれが一番迷惑な話で、人間にとっちゃそれが一番いい選択のはずだ」「いいや違う。一番はこの作戦にすべてを懸けることに...」 「オイオイオイオイ、待て待て。これ以上俺に建前を使うならお前の両脚の骨を折る。ちゃんと後でつながりやすいようにしてみせる。だがウォール・マリア奪還作戦は確実にお留守番しねえとな。しばらくは便所に行くのも苦労するぜ」 「確かにお前の言う通り手負いの兵士は現場を退く頃かもしれない。でもな、この世の真実が明らかになる瞬間には私が立ち会わなければならない」「それが、そんなに大事か? てめえの脚より?」「ああ」「人類の勝利より?」「ああ」 「そうか...エルヴィン。お前の判断を信じよう」 「今日は特別な夜だが、くれぐれも民間人に悟られるなよ。兵士ならば騒ぎ過ぎぬよう英気を養ってみせろ」 「今晩はウォール・マリア奪還の前祝いだ。かんぱ~い」「うおおぉぉぉぉぉーー」 「てめえ、ふざけんじゃねえぞ、芋女。自分が何してっかわかってんのか...ひとりで全部食うやつがあるか」 「やっと力尽きた...しかし、こんなクズでも...以前は人に肉を分け与えようとしてたんだよな」「えっ、いつだよ?」「4か月前...固定砲整備のあの日だよ」 「上官の食糧庫からお肉盗ってきました。大丈夫ですよ。土地を奪還すればまた牛も羊も飼えますから」 「あれからまだ4か月しかたってないのか...」 ジャン:「だ・か・ら、お前はまだ何の経験もねえんだから後衛だっつってんだろ」マルロ:「確かに俺はまだ弱いが、だからこそ前線で敵の出方を探るにはうってつけじゃないか」 「何だ。いっちょ前に自己犠牲語って勇敢気取りか」「しかし、その精神がなければ全体を機能させることはできないだろう」「あのなあ。誰だって最初は新兵なんだ。新兵から真っ先に捨て駒にしてたら次の世代に続かねえだろ。だから、お前らの班は後ろから見学でもして生きて帰ることが仕事なんだよ」 「まあ一番使えねえのは、一にも二にも突撃しかできねえ死に急ぎ野郎だよ。なあ」「ジャン、そりゃ誰のことだ?」「お、お前以外にいるかよ。死に急ぎ野郎は」「それが最近わかったんだけど俺はけっこう普通なんだよな。そんな俺に言わせりゃお前は臆病すぎだぜ。ジャン」 「いい調子じゃねえか。イノシシ野郎」「てめえこそ何で髪のばしてんだ。この勘違い野郎」 「これ以上死に急いだら...ぶっ殺すぞ」 「お前こそ母ちゃん大事にしろよ。ジャン坊~」 アルミン:「止めなくていいの?」 ミカサ:「うん。いいと思う」 エレン:「何で...誰も止めてくれねえんだ...」ジャン:「いつまで続くんだ...まずいぞ...」 「お前ら全員はしゃぎすぎだ。もう寝ろ。あと掃除しろ」 エレン:「いってえ。自分で言うのもなんだけど、俺もっと大事にされたほうがいいと思う」アルミン:「むしろケガしてもすぐ治るからなあ~って思って見てたよ」 エレン:「ひでえ話だ」 ミカサ:「自分から仕掛けたくせに」アルミン:「でも、元気が戻ったね」 「教官に会ってよかったよ。俺は別に元気があろうとなかろうと、やることをやるつもりだ...でも、そうだな。楽になったよ。考えてもしょうがねえことばかり考えてた。なんで俺はミカサやリヴァイ兵長みたいな力がねえんだって妬んじまった。でも兵長だってお前だって、ひとりじゃどうにもならないよな...だから俺たちは自分にできることをなんか見つけて、それをつなぎ合わせて大きな力に変えることができる。人と人が違うのはきっとこういう時のためだったんだ」 「うん。きっとそうだ」 「ウォール・マリアを取り戻して...襲って来る敵を全部倒したら...また戻れるの? あの時に...」「戻すんだよ。でももう全部は返ってこねえ...ツケを払ってもらわねえとな」 「それだけじゃないよ。海だ。商人が一生かけても取りつくせないほどの巨大な塩の湖がある。壁の外にあるのは巨人だけじゃないよ。炎の水、氷の大地、砂の雪原。それを見に行くために調査兵団に入ったんだから...だからまずは海を見に行こうよ。エレンはまだ疑っているんだろう。見てろよ。絶対あるんだから」 「日没直前。いよいよだな」 「おーい」 「ハンジさ~ん、がんばれ~」 「ウォール・マリアを取り返してくれ」「人類の未来を任せたぞ」 「リヴァイ兵長、この街を救ってくれてありがとう」「全員、無事で帰ってくれ」 「勝手言いやがる」「まあ、あんだけ騒いだらバレるよね」「それが...リーブス商会から肉を取り寄せたもので...」「フレーゲルめ」 「任せろおぉぉぉ」 「調査兵団がこんだけ歓迎されるのはいつ以来だ?」「さてなあ。そんな時があったのか?」「私が知る限りでは...初めてだ」 「うおおぉぉぉー!」 「ウォール・マリア奪還作戦、開始!! 進めえぇぇ!!」 【感想】おお、次回は来年の4月ですか。海を見るとこまで行かなかったね。最後、ベルトルトは雰囲気変わった?とかのんきに見ていたら、放送事故みたいなEDにちょっとビックリ。ウォール・マリア奪還作戦はすごいことになっているみたいで、みんな無事の帰還とはいかないみたいだね。とりあえず4月を待ちます。そう、「海を見るまでは」って私も言ったので、記事は続きます、ハイ。
2018.10.27
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」 ☆第48話 「傍観者」
2018.10.16
進撃の巨人 3 #48 (3期11話) 『 傍観者 』 ☆前のお話は → 「第38話~第47話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 「王冠かぶったのが2か月前か...今じゃ孤児院の院長のほうが板に付いてきてる」「巷で何て言われてるか知ってる? 牛飼いの女神様だって。もちろん親しみを込めてね」 「いよいよ神様になっちまったな。これじゃトロスト区を塞いだやつのことなんか誰も覚えてねえよ、オイ」 「ヒストリアが女王になるって決意した理由のひとつはこれをやるためだ」 「地下街から壁の端まで孤児や困窮者を集めて面倒を見る。これには地下街出身の兵長の後押しもあったらしい」 「困っている人がいたら、どこにいたって見つけ出し助けに行くって言ってた。これがヒストリアのやりたいことなんだ」 「硬質化の実験はうまくいってるんだってね」「ああ。でも急がねえと...またやつらが来ちまう」 「どうしたいの? ライナーとベルトルトともう一度会うことになるとしたら...」「やつらは殺さなきゃ...ならない」 「早くわかるといいね...この世界が何でこうなっているのか。私たちのしたこと後悔するわけにはいかないから」 「最近は地下街にいた子たちも笑うようになったの。これが間違ってるはずなんてないよ」「ああ。お前は立派だよ...あの時は人類なんか滅べばいいとか言ってたのにな」「あ、あれは、勢い余っただけだから...」 「貸して。エレンは実験で疲れてる」「そうだね...ごめん、ミカサ」「だから、俺を年寄りみたいに扱うのはやめろ」 『兵団の粛清によって中枢にあたる人材を多く失った人類だったが、地下空間で発見された光る鉱石など、得た物も多かった。そして、エレンの硬質化の能力は、とある対巨人兵器を誕生させた』 「おお、うなじに当たったぞ。今度こそは...やったぞ、12m級撃破!」 「いいぞ。これなら兵士が戦わなくても巨人を倒していける。日中フル稼働で巨人伐採しまくりの地獄の処刑人の誕生だ~やったなエレン」 「おそらく巨人の力を酷使しすぎたんだろ。このところ硬質化の実験ばかりだったからな」「すまない、エレン...」 「謝らないでくださいよハンジさん。俺が疲れたくらい何だっていうんですか。早く...武器を揃えて行きましょう。シガンシナ区に」 「勝てる...勝てるぞ。新兵器があれば巨人なんぞ紙くず同然だ」 「ったく、はしゃぎやがって。何がうれしくて今さら調査兵なんかになったんだか」「そうですよ。ヒッチに止められたりしなかったんですか」「ヒッチが? なぜだ?」 「なぜって、ふたりは...ブフフ...じゃないですか~」 「よくわからないが、ヒッチには『向いてない』だとか『イキがるな』だとか散々なじられたよ。挙句に『このまま憲兵にいればうまい汁が吸える』とか...少しは見直してたんだがな...『見損なった』って言ってやったよ」 ジャン:「クソが」 アルミン:「マルロはバカなの?」 サシャ:「こいつは、おかっぱ野郎ですね」 エレン:「なんだよ、マルロは間違ってないだろ」 ジャン:「とにかく、はしゃいでんのは、お前と同じ実戦経験ゼロの編入の連中だけなんだよ」 フロック:「おいおい、お前らすっかり歴戦の猛者か?...ひでえな、同じ104期だろ...それに俺たちだけじゃねえぜ。世間全体がウォール・マリア奪還をって盛り上がってんだ...」 「でも、確かにお前ら変わったよな。面構えっていうか...一体何があったんだ?...」 コニー:「じゃあ俺、先に行くぞ...明日は調整日だから朝から俺の村に帰ろうと思って...また何かわかるかもしれないしな」 サシャ:「コニーのお母さんを元に戻す方法、決して無いわけじゃないんですよね」アルミン:「うん。これから巨人の解明が進んでいけば、いつかは...」 (リヴァイ:「巨人の正体は人間かもしれねえ...て話だ」 ユミル:「60年ぐらいだ。もう、ずっと...終わらない悪夢を見ているようだったよ」)エレン:「悪夢か。いろいろあって有耶無耶になってたけど...俺たちが戦っている敵は何なんだろうな...つまり巨人てのは、悪夢にうなされ続ける人間...てことなのか? 俺も一時はそんな巨人に...」ミカサ:「エレン! まだパンとスープが残ってるでしょ。おしゃべりは食べ終わってからにしなさい」 「たくよぉ、エレン。お前最近そればっかだぞ。ひとりでブツブツと...お前が思い出さなきゃいけねえのは、あの男だろ」 「見たんだろ。洞窟で記憶を掘り返されたとき、親父さんと会っていた調査兵団の男ってやつを」 「ああ。あの日、あの状況で父さんと会っていたんだ。必ず何かを知っているはず...そもそも、あの男は俺もどっかで見たことあるはずなんだ...」「頭をどこかにぶつけてみては?」「教官の頭突きでも食らえばいいんだよ」「それで思い出せるなら...あれ?...」 「訓練兵団教官...キース・シャーディス !」皆で訓練所を訪ねる。ハンジ:「彼はエルヴィンのひとつ前、12代調査兵団の団長だよ。私たちも会うのは久しぶりだ」★前にキースが出てきたのはこちら→ 「1期3話 絶望の中で鈍く光る」 「シャーデイス教官」「あれから、たった数か月。みんな見違えるように変わった」 「シャーディス団長。...いえ教官殿。ウォール・マリア奪還を目前に控えた我々が、今ここに詰め寄る理由を察しておいででしょうか」「エレン...お前は母親とよく似ているな。だが、その瞳の奥に宿す牙は父親そのものだ」「話してください。知ってることすべて」「何も知らない。結論から言えばな。だが人類の利にはなり得ない話でよければ聞いてくれ。傍観者にすぎない私の思い出話を...」 20年前。ウォール・マリア、シガンシナ区壁門の目前に彼はいた。 「おい、あんた。ここで何をしている。どうやって壁を越えて来た?」「あなたたちこそ壁の外で何を...まさか、戦っているのか?」本当か嘘か彼はなぜ壁の外にいるのか覚えていなかった。記憶を一切なくしていたのだ。グリシャ・イェーガーという名前以外」 「無許可で巨人領域に足を踏み入れた罪とはねえ。わざわざ壁の外をうろつくバカがお前ら調査兵団以外にいるわけねえのによぉ」「勤務中に酒をやるバカを牢の中にぶち込む法はないか。ハンネス」「とにかく被害者がいるわけでもねえし、上への報告はなしだ。いいな」「ああ」 「そこで、ここからどこに帰るつもりだ。グリシャ・イェーガー」「名前以外にも覚えていることがある。私は医者だ。病院を紹介してくれ。できる仕事があるはずだ。そして私に教えてくれないか。この世界のことや、調査兵団...あなたたちのことを...」 彼は本当に何も知らなかった。この世界のことを何も。「そうか、貧富の差こそあれど、この壁の中は平和なんだな...少なくとも巨人に怯えて生きているわけではない...よかった」「『よかった』か。あんたもそう思うのか。この狭い壁の中で飯と酒にありつければそれで満足な部類の人間らしい。世界がどんだけ広いかなんて考えたこともない...」「あなたが壁の外へ出て行く理由はそれか? それが調査兵団?」「そうだ。バカみたいか?」「そんなわけないだろ。あなたたちはこの壁の誰よりも賢く勇気がある。その存在は魂が自由であることを示す。人類の誇りそのものだ」「誇り? 我々が...?」 「ちょっとキースさん。また調査兵団の勧誘かい?」「違うぞカルラ。私は...」「いやあ、私なんぞに務まるものではないでしょう。調査兵団はもっと特別な...選ばれし者でないと」選ばれし者。そんなことを言われたのは初めてだった。確かに壁の中は私には狭すぎた。調査兵団は損害を出し続け壁外拠点も作れていなかった。私が団長になれば成果は出せる。凡人どもの微量な脳ミソでも理解できるほどの偉業を突きつければ、やがて皆が(カルラも)私を認めると思った。 「グリシャ、カルラも例の伝染病だ。なんとかならないか」「奥のベッドに」「イェーガー先生...私の...両親も...」 「大丈夫。みんな助かるよ」 「イェーガー先生、家内が起き上がりました」伝染病にかかっていたハンネスの妻、カルラと両親もみんな元気になった。 「おめでとう。調査兵団団長に任命する」 「おめでとう。イェーガー先生」 「あの突破するしか能のない団長、また自分だけ生き延びたのかい」 「でもエルヴィンの分隊はまだ死人を出してないんだって。団長代えちまえばいいのにねえ」 「カルラ、この子は...」「エレン。男の子です。やっぱり便りは届いてなかったんですね。夫も心配してました...このまま...死ぬまで続けるつもりですか? もうこんなことは...」「なぜ凡人は何もせず死ぬまで生きていられるかわかるか。まず想像力に乏しいからだ。その結果何も成し得ずただクソを垂らしただけの人生を恥じることもない。偉業を成し遂げること、いや理解することすら不可能だろう...手当たり次第、男に愛想を振りまき酒を注いで回るしか取り柄のない者なんぞには...」 そう...凡人は何も成し遂げなかった。「エルヴィン...団長をやってくれるか?」 特別な人間はいる。ただそれが自分ではなかったというだけのこと。たったそれだけのことに、どうして気づけなかったのか... 「ウォール・マリアが破られた!」「シガンシナ区が壊滅したらしい...」「このトロスト区も危ないぞ...」 「キース!」ああ、思い出した。お前だったな。 「父さん...母さんが...巨人に...食われた...」 「エレン...母さんの仇を討て。お前にはできる...行くぞ」 「待て。どこへ行く」「ついて来ないでくれ」「待て、お前が討てばいいだろう。カルラの仇を。なんせお前は特別だからな。私と違って...」 「その子も違うんじゃないのか。選ばれし者じゃないかもしれないぞ...なあ、また人に呪いをかけるのか?」「この子はあんたとは違う。私の子だ。どうか頼む...関わらないでくれ」 雷?... 私は気絶していたお前を避難所の寝床に戻した。それが私の知るすべてだ。 エレン:「それだけ...ですか」 ハンジ:「あなたが退いた本当の理由がわかりました。死んでいった部下へのしょく罪ではなく、自分が特別じゃないとかどうとかいった...そんな幼稚な理由でここにいる」リヴァイ:「よせ、ハンジ」 ハンジ:「あなたの劣等感なんかどうでもいい...現実から逃げるな。公に心臓を捧げるとはそういうことだろ!」 エレン:「やめてください、ハンジさん。教官の言う通り...俺は特別でも何でもなかった。ただ...特別な父親の息子だった。それだけだったんです」 キース:「お前のお母さんは...カルラはこう言っていた」 『特別じゃなきゃ、いけないんですか? 私はそうは思いませんよ。少なくともこの子は...偉大になんてならなくてもいい。人より優れていなくたって...だって、見てくださいよ。こんなにかわいい。だからこの子はもう偉いんです。この世に生まれてきてくれたんだから』 『お前は父親が願ったように自らの命を燃やし壁の外で燃え尽きるのだろう』 『私は...何も...何ひとつ変えることはできない...』 『ただの傍観者だ...』 ★次回 「奪還作戦の夜」【感想】おお、傍観者ってキースだったのか。それとエルヴィンの前の団長で「何の成果も得られませんでした」の人とは気づかなかったわ。髪の毛のせいか? 前に出て来た訓練兵のころの話は1期でかなり前なので途中にリンク付けたけど「あれから数か月」なのか。それもビックリ。5年くらい経っているかとw そう、放送されたのが5年半くらい前だからね。で、そのときの感想に書いたけど、キースは最後に『グリシャ、今日おまえの息子が兵士になったぞ』って言ってた。エレンの父と知り合いみたいだなと思ったきりだったけど、そういうことだったんだね。で、装置に細工したのは教官だったというのも判明。いろいろわかってよかったけど、少し辛い話だったな。私も間違いなく凡人だし。
2018.10.16
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」
2018.10.01
進撃の巨人 3 #47 (3期10話) 『 友人 』 ☆前のお話は → 「第38話~第46話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 『この世に俺より強えやつがいるなんて思いもしなかった』 『これが巨人てやつか...本当にいやがったとは。それも壁の中に』 ウーリ:「待てロッド。撃つな。我々の存在を彼に漏らした者が議会関係者にいるようだ。それを明らかにしないといけない」ロッド:「ならば力を使ってこの刺客を喋らせろ」 ウーリ:「それが叶わないのだ。察するに彼はアッカーマン家の末裔...ではなかろうか。であれば、私に刃を向ける理由は彼自身にある」 ケニー:「あああ、クソっ、許してくれよ~あんたホンモンの王様なんだろう...」 『圧倒的な強者を前にした俺は脆かった。なんせ文字通り握りつぶされるのは初めてだし、暴力がすべてだった俺はその支えを失っちまったんだ。今思えば一族の恨みなんて大して感じてなかったのかもしれない』 ロッド:「おい、ウーリ、何の真似だ。アッカーマンなんだろ。こいつの記憶は消せない。殺すほかないのだ」ウーリ:「我々がアッカーマン一族にもたらした迫害の歴史を考えれば君の恨みはもっともだ。だが、私は今...死ぬわけにはいかないんだ」 ウーリ:「どうか許してくれ。こんな小さな壁の中にさえ、楽園を築けなかった愚かな私を...」 『あれほどの力を持った王が下賤を相手に首を垂れやがる。巨人にも度肝を抜かれたが、それ以上に自分の中の何かが大きく揺らいだのを感じた。俺はその場で「力になりたい」と伝えウーリは頷いた』 『次の会議の席では俺にレイス家の情報を吐いたやつが消えて、そいつに吐かせたやつがレイス家の犬になってふんぞり返っていた。それが俺の新しい仕事』 『ちと情けねえ格好だったが、こうしてアッカーマン家への迫害は終わった。晴れて青空の下を歩ける...ようになったわけじゃないが敵は減り続けるだろう』 「クシェル? ああ、オランピアのことなら、だいぶ前に病気をもらっちまってから売りもんになってやせん」 「おいおい...なんか随分と痩せちまったな...クシェル」「死んでる」「ああ? お前は? 生きている方か...おいおい勘弁してくれよ。わからねえのか。名前は?」 「リヴァイ。ただのリヴァイ」『そうかクシェル...そりゃ確かに名乗る価値もねえよな...』 「俺はケニー...ただのケニーだ。クシェルとは知り合いだった...よろしくな」 『愛想のねえ死にかけのガキ。クシェルの忘れ形見はそれだけだった。こいつを見殺しにできるほど人を捨ててねえが、親に代われるほどできた人間じゃねえ』 『俺が教えられることは多くねえが...まずはナイフの握り方...ご近所付き合い、挨拶の仕方...身の振り方とナイフの振り方』 『要はこの地下街で生き延びる術を教えたまでだ』 『ここから出て地上に行きたきゃ勝手に行けばいい。ただしそん時はお前自身の力でな』 ウーリ:「祈りましょう。世界の真の平和のために」ケニー:「中央憲兵? ああ、あんたらがそうなのか。悪いな、友だちいっぱい殺しちまって」サネス:「そんなお前をも王は服従させ仕えさせたのだ。そこが王の果てしなさよ」 ケニー:「サネスさんよ。随分心酔されなさってるようだな」サネス:「だから俺はどんな仕事もこなしていける。お前は違うのか? なぜ王の下に降った」ケニー:「俺は...さあな、たぶんやつが一番強えからだ」 『そう...この世で一番偉いのは、この世で一番強いやつのことを示す』 『力さえありゃいいんだよ。少なくとも妹みたいな最期を迎えることはねえだろうからな』 「私はもう長くない」「んなもん、誰だって見りゃわかるよ」 「バケモンのくせに老いと病にはかなわねえと...てめえにゃガッカリしたぜ」「少し違う。この力はロッドの子供たちに引き継がれる。私はその子らの記憶の中で生き続けるだろう」「そりゃ、どういうことだ? 力が引き継がれるだって?」 「ケニー...この世界はそう遠くない未来、必ず滅ぶ。そのわずかな人類の黄昏に私は楽園を築き上げたいのだ」 「お前は暴力を信じているな。それは避けがたいこの世の真実だろう。だが、滅ぼし合うしかなかった我々を友人にしたものは一体何だ? 暴力か?」「は? 知らねえよ。ただ、お前にバカでかい腕で摘まみ上げられなければ俺はお前の頭にクソを詰め込んでただろうな。それこそ友人とやらになる前によ。ああ、避けがたい真実だ...」「それでも私は、あの時の奇跡を信じている」『やつとは最後まで同じ気分にはなれなかったが...』 『やつの言う通りバケモンは受け継がれたらしい。目を見ればすぐにやつがいるとわかった。ロッドの娘も人々の愛がどうしたとか、平和がどうのこうのとか、似たようなことをほざいている。どうしてお前はそんな暇なことを言ってられる? お前に力があって余裕があるからか?」』 『その力を手にしさえすれば、誰でも同じなのか? 例えば...俺でも...』 「俺はケニー・アッカーマン。切り裂きケニーとかいうダセえ呼ばれ方もしたな。おめえらみたいな憲兵のエリートの喉を飽きるほど掻き切ったりしてきた罰なんだが、まあいろいろあって、この新設された対人立体機動部隊の隊長を務めることになった。よろしくな...あ? まあわけがわからんのもわかる。兵団にいたこともねえ殺人鬼がお前らのボスだって言われてもよろしくねえだろうよ...」 「構いません。壁が壊されて2年...巨人の相手は諦めて人間と残された領土を奪い合う。それが我々の存在意義ですね。この壁のルールに従い我々が兵団組織を昇りつめた結果がこれです。構いませんよ。すべては無意味です」 「へっ、安心しろ。調査兵団の対抗組織なんて大義名分、俺が考えた建前にすぎねえ。議会のクソ共を頷かせるクソ用の方便だ。何のためだって? そりゃあ、すべては大いなる夢のためだ」 『神にも等しい力だ。それを手にしたやつは、みんな慈悲深くなっちまうらしい...』 『こんなクソ野郎でもそうなっちまうのか知りてえ...一体どんな気分なんだ? そこから一体どんな景色が見える?』 『俺のようなクズにも...本当にお前と対等な景色を見ることができるのか?...なあ...ウーリ』 「ケニー。大やけどにその出血...あんたはもう助からねえな」「いいや、どうかな」 「ロッドのカバンから、ひとつくすねといたやつだ。どうもこいつを打って巨人になるらしいな...アホな巨人にはなっちまうが、ひとまずは...延命できる...はずだ」「そいつを打つ時間も体力も今よりかあったはずだ。なぜやらなかった?」「ああ、何だろうな。ちゃんとお注射打たねえと、あいつみたいな出来損ないになっちまいそうだしなあ...」 「あんたが座して死を待つわけがねえよ。もっとマシな言い訳はなかったのか」「ああ、俺は死にたくねえし力がほしかった...でも...そうか...今ならやつのやったこと...わかる気がする」 「ハハハ、俺が見てきたやつら、みんなそうだった...酒だったり...女だったり...神様だったりもする...」 「一族...王様...夢...子供...力...みんな何かに酔っぱらってねえとやってられなかったんだな...みんな何かの奴隷だった...あいつでさえも...」 「お、お前は何だ?...英雄か...」「ケニー、知ってることをすべて話せ。初代王はなぜ人類の存続を望まない?」「知らねえよ...だが俺らアッカーマンが対立した理由はそれだ」 「俺の姓もアッカーマンらしいな。あんた本当は...母さんの何だ?」「ハッ、バカが...ただの...兄貴だ...」 「あの時...何で、俺から去って行った?」「俺は...人の親には...なれねえよ」 【ヒストリア女王・戴冠式】 「あの少女が壁の倍もある巨人を倒したって?」 「ああ、多くのオルブド区住民が目撃してたんだ」 「あの小さな体で我々を巨人から救ったのか?」「影の王である父親の暴走を自らの手で鎮められたのだ」 「我が壁の真の王よ~」 「ヒストリア女王」 「私が巨人にトドメを刺したことにしてください」 「そうすれば、この壁の求心力となって情勢は固まるはずです」 『まさか本当に仕留めてしまうとは...』 エレン:「待てよ、本当にやるのかヒストリア。ありゃミカサの冗談だって。そうだろ、ミカサ?」ミカサ:「殴ったあとでこう言ってやればいい『殴り返してみろ』って」 エレン:「お前なあ、別に恨んでねえんなら、やめとけよ」ヒストリア:「こうでもしないと、女王なんて務まらないよ」 ジャン:「いいぞ、ヒストリア。その調子だ」 「うおおおおおおお」 「あはははは、どうだ、私は女王様だぞ。文句があれば...」 「お前ら、ありがとうな」 場面変わって、こちら倒れるライナー(の巨人) 助けに走るベルトルト。 「勝ったぜ。アニちゃん助けるのは後な」 「座標の奪取を優先。当然だろ?」 「ここで待ってりゃ、あっちから来るんだし」★次回 「傍観者」【感想】ケニーは何か野望を持っているのかと思ったけど、ウーリと対等な景色を景色を見たかっただけなんだね。悲しいけどいいお話だった。ケニーとウーリ役の声優さんも素晴らしかったね。原作より感動した。
2018.10.01
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」
2018.09.28
進撃の巨人 3 #46 (3期9話) 『 壁の王 』 ☆前のお話は → 「第38話~第45話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 【ロッド・レイスが巡らせた陰謀を退け調査兵団はエレンとヒストリアの救出に成功した。しかし、その前に姿を現したのは巨人化したロッド・レイスであった】 「何を考えているエルヴィン。住民を避難させずに街に留めるだと? 夜明け前にはもうあの巨人はここに到着するのだぞ」 「あの巨人は奇行種です。目標の巨人はより大勢の人間が密集する方へと吸い寄せられるいわゆる奇行種、それも小さな村ぐらいじゃ目もくれずにこの城壁都市に反応するほどの極端な子です」 「なので今から急に住民をウォール・シーナ内へ避難させれば目標はそれに引き寄せられ壁を破壊し突き進むでしょう。果ては最も人々の密集した王都ミットラスに到着し人類は壊滅的被害を被ることになります」 「ここに戻る途中、エレン・イェーガーの中にある巨人を操る力を試しましたがロッド・レイス巨人には通じませんでした」 「つまり、あの巨人はオルブド区外壁で仕留めるしかありません。そのためには囮となる大勢の住民が必要なのです。ただし民の命を守ることが我々兵士の存在意義であることに変わりありません。目標を仕留め損なったとしても住民にひとりとして死傷者を出さぬよう尽くしましょう」「オルブド区と周辺の住民には緊急避難訓練と称し状況によってオルブド区外に移動させやすい態勢を整えます。目標はかつてないほど巨大な体ですが、それ故にのろまで的がデカい。壁上固定砲は大変有効なはずですが、もしそれでも倒せない場合は、調査兵団最大の兵力を駆使するしかありません」 朝になりロッド・レイス巨人が近づく。 訓練と称して集められた民衆は兵団が力を誇示しようとしているだけで意味のないことに付き合わされていると帰ろうとする者が出て、こんな調子なら偽物でも無害な王様のほうがずっとましだと言い出す。 と、そこに煙が見えた。 壁上からの攻撃はあまり巨人に当たっておらず地上の大砲はさらに効果が薄いようだ。 エルヴィン:「寄せ集めの兵士、かき集めた大砲、付け焼刃の組織、加えここは北の内地だ。最前線の兵士のように実践を踏んでいるわけじゃない。だが今ある最高の戦力であることには違いない」 リヴァイ:「ああ、それは重々承知している。何せ今回も俺ら調査兵団の作戦は博打しかねえからな。お前の思いつくものはすべてそれだ」 ハンジ:「エルヴィン、持って来たよ。ありったけの火薬とロープとネット。まだ組み立てなきゃいけない。あ~あとこれ。向こう側にも同じ物がもうひとつ。1回撃てば引き金が固定され立体機動装置と同様に巻き取り続ける...」 ハンジ:「作り方は、そうだな。大事な人への贈り物を包装するイメージだ」 エルヴィン:「リヴァイから聞いたと思うがヒストリア。ここを凌いだ暁には君にはこの壁の世界を治める女王となってもらう。当然、こんな前線にいてもらっては困る」ヒストリア:「私には疑問です。民衆とは名ばかりの王になびくほど純朴なのでしょうか?」 (ヒストリア...本当に強くなったんだな。お前のことを弱いやつだと思っていたけど...弱いのは俺だ...どこかで自分は特別だと思っていたんだ。だから他の兵士が俺のために死ぬことも仕方がないって受け入れた。巨人の力だってそうだ。あれほど憎んだ巨人を自分の体だとすんなり受け入れられたのもその強さは自分のものだと思いたかったから。それこそ弱いやつの発想だ。これからどうする? 壁の穴が塞げるようになったからって、それで人類は救われるのか...本当についてないのは人類のみなさんだ。俺なんかが切り札でよ...) エレン:「なあ、この街の子供たちは、まるで...あの日の俺たちみたいだな」アルミン:「ああ。まさか今日、あの壁よりでかい巨人が襲ってくるとは思っていないだろうから、あの日の僕たちと同じ光景を見ることになるだろうね。でも、あの日と違うのは壁の上に巨人を迎え撃つ兵士がいて、それが僕らだってことだ」 エレンは自分の顔を殴りミカサに止められる。「ちょっと、どうしたの。傷を作ったの? まだ早いよ」「いや、どうしようもないクソガキをぶん殴っただけ...なんだけど...」 巨人が壁に到達。 (キモっ。内臓ぶちまけてるのか...) 「うわぁぁぁぁぁぁぁ(;゚Д゚)」 「突破される...俺の育った街が...もう終わりだ...」 「下がってろ、駐屯兵団。あとは俺たちが引き受ける」 「エレン、出番だよ」「ああ。アルミン、あの日と違うことはもうひとつあるぞ。頼りねえかもしれねえけど、人類には切り札があるってことだ」 「いつでも行けます」 「攻撃...開始!」 調査兵団の攻撃でロッド・レイス巨人の体勢が崩れたらエレンの出番。贈り物を持ったエレンが走る。 リヴァイ:「つまり、あの巨人を倒すには口の中に火薬ぶち込んで、あわよくば、うなじごと吹っ飛ばそうってことか? 確かにあの高熱なら起爆装置がなくても勝手に燃えて爆発するだろう。巨人が都合よく口をアホみてえに開けといてくれればな」 エルヴィン:「うなじの表面で爆発しても効果は望めない。必ず内側から爆発させなくてはならない。目標はその自重ゆえなのか顔を大地で削りながら進んでいる。つまり開く口すらないのかもしれない。それが今回の賭けだ」 「大当たりだ」 「総員、立体機動でトドメを刺せ」 エルヴィン:「これほどの巨体でも本体は縦1m幅10cmの大きさしかない。本体を破壊しない限りまた体を再生させ高熱の盾を生み出す。この機を逃すな」 「君の考えは理解したが戦闘への参加は許可できない」「隊長、どうか。私は自分の果たすべき使命を自分で見つけました。そのために今ここにいます」「まあ、もっとも私のこの体では君を止めることはできないだろうな」『わがままを言って申し訳ありません。でも初めてなんです。親に逆らったの...私が始めた親子喧嘩なんです...』 (当たり...ロッドの記憶が流れ込んで...) 「父さん、話を聞いてよ、父さん。巨人を一匹残らず殺せばいいんだよ。何で? 何でわかってくれないんだ」 「僕ならきっと大丈夫だよ、兄さん。どうか祈ってくれ...」 「アルマ、君だけだ。僕をわかってくれるのは...」 「私に任せて、父さん。先祖の亡霊なんかに私は負けないから...」 ロッド:「...神よ」 「あれは...私の妄想? ...」落下したヒストリアを住人が見つめる。 「わからない。けど、こうやって流されやすいのは間違いなく私...」「君があの巨人にトドメを刺したのか?」 「私は...私は、ヒストリア・レイス。この壁の真の王です」 こちら瀕死の重傷を負ったケニー。浮かぶのはウーリーや幼い日のリヴァイや仲間たちのこと...(次回詳しく書きますw) 「ケニー。俺たちと戦ってたあんたの仲間はみんな潰れちまってるぞ。残ったのはあんただけか」「みてぇだな」「報告だ。ここは俺だけでいい」「了解しました」 「大やけどにその出血...あんたはもう助からねぇな」 「いいや、どうかな...」★次回 「友人」【感想】☆今回はちょっと画像を追加。 初っ端の画像だけど、なんだかよくわからないからスルーしていたけど、これって巨人目線なんだね。何気に凄いかも。 で、もうひとつは笑えるシーン。こういうの入れてくるのが進撃の好きなところでもあるんだけど、『礼拝堂から戻る途中でエレンの巨人を操る力を試したがロッド・レイス巨人には通じなかった』という場面。「止まれ巨人...おい止まれ。てめえに言ってるんだ。聞こえねえのか、バカ野郎...ロッド・レイス、お前だ...このチビオヤジ! ...はっ!」*参考 〖身長〗 エレン170cm ミカサ170cm アルミン163cm エルヴィン188cm リヴァイ160cm ロッド・レイス158cm ウーリ・レイス155cm ケニー190cm
2018.09.28
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」
2018.09.23
進撃の巨人 3 #45 (3期8話) 『 オルブド区外壁 』 ☆前のお話は → 「第38話~第44話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 負傷したハンジを運ぶ。塞がれた抜け道を見つけて爆薬を残しとくんだったなとリヴァイ。 ここは絶対越えさせるなと中央憲兵。ここさえ守ればあとは...とカーフィンが考えていると巨人化の光... ロッド・レイス巨人化。 抜け道の穴があいた。リヴァイはアルミンとモブリットにハンジを外に連れ出すよう指示。 このまま自分が巨人に喰われればいいからお前は逃げろと言うエレンにヒストリアは嫌だと言った。 「私は人類の敵だけど、エレンの味方」 「いい子にもなれないし、神様にもなりたくない。でも...自分なんかいらないなんて言って泣いてる人がいたら、そんなことないよって伝えに行きたい...それが誰だって、どこにいたって、私が必ず助けに行く」 飛ばされたヒストリアをミカサが助けた。 エレン:「兵長、みんな...俺はいいから兵長、逃げてください」ジャン:「うるせえ。いいか半端野郎。巨人だけじゃねえぞ。鉄砲もった敵も飛んできてんだ」 「おいおいおい、ロッド。下手こいてくれたな。結局てめえも巨人に無知だってことはよ~くわかったぜ...」ケニーはカーフィンに来るなと言った。 「マズい。逃げ道がねえぞ」 「うっ...ゴメン...みんな。俺は役立たずだったんだ...そもそも、ずっと最初から人類の希望なんかじゃなかった...」 「ヨロイ?」 ジャン:「何だ? 悲劇の英雄気分か。てめえ一回だって自分の力でなんとかできたこと、あったかよ」コニー:「弱気だな。初めてってわけじゃねえだろ、こんなの」サシャ:「別に慣れたかぁねえんですけどね」 エレン:「無理だ。もう逃げられない」ヒストリア:「じゃあ何もせずに、このままみんなで仲良く潰れるか焼け死ぬのを待つの? 私たちが人類の敵だから?」 リヴァイ:「毎度お前にばかり、すまなく思うがエレン...好きな方を選べ」 「...進みます...」 『ごめんなさい。最後に一度だけ許してほしい...自分を信じることを』 エレンが巨人に。そして硬質化。全員エレンの陰に入れとリヴァイが指示。 ハンジたちは何とか脱出できた。 エルヴィンたちも巨人の姿をとらえていた。目測でも超大型巨人の2倍はある。壁なんてあっという間に... エルヴィンは「進め」と言った。 エレンの掘り出し成功。 エレンがとっさに「ヨロイ」の瓶を飲み込み、これまでできなかった硬質化も成功。 「お前は一瞬でこれだけのものを発想して創り出したんだ。ま、構造自体はデタラメだが実際あの壁もこうして建ったんだろう。つまり、これでウォール・マリアの穴を塞ぐことが可能になった。敵も味方も大勢死んで、散々遠回りした不細工な格好だったが、俺たちはこの到達点にたどり着いた...」 『ウォール・マリアの奪還...そうすれば、うちの地下室を調べられる。でも、親父の正体は...』「出口を確保しました...アルミンも無事です。ハンジさんとモブリットさんも」 リヴァイ:「行くぞ。あのクソでかい巨人を追う」 進むクソでかい巨人。 エルヴィン団長らと合流。エルヴィン:「みんな無事か」 リヴァイ:「ハンジのみ負傷だ」エルヴィン:「大事には至ってないようだな。みんな、よくやってくれた。あの巨人は?」 リヴァイ:「ロッド・レイスだ。お前の意見を聞かねぇとなぁ...団長」 「ともかく、ここで立ち話をしている余裕はない。ウォール・シーナに戻る」「あのクソでかいのをそこまで進ませるってことか?」「正確にはオルブド区だ。やつの進路はおそらくそこに向かっている」 ハンジ:「整理してみよう。つまり、ロッド・レイスが『始祖の巨人』と呼んだエレンの中にある巨人の力...それは、レイス家の血を引く者が持たないと真価を発揮できない...しかしレイス家の人間が始祖の巨人の力を得ても初代王の思想に支配され、人類は巨人から解放されない...へえ、すごく興味ある。初代王いわく、これが真の平和だって? 面白いことを考えてるじゃないか」 「つまり、まだ選択肢は残されています。俺をあの巨人に食わせればロッド・レイスは人間に戻ります。完全な始祖の巨人に戻すこともまだ可能なんです」「そうみてえだな。人間に戻ったロッド・レイスを拘束し初代王の洗脳を解く。これに成功すれば人類が助かる道が見えてくる...そしてエレン、お前はそうなる覚悟はできていると言いたいんだな」「はい」 ミカサ:「エレン、そんなこと...」ヒストリア:「選択肢はもうひとつあります。まず、今のやり方にはいくつか問題があります。ひとつは確実にロッド・レイスの洗脳を解けるという確証がないこと。彼をどう拘束しようと人類の記憶を改ざんされたら終わりです。つまり始祖の巨人の力について未知の要素が多すぎると思います」 アルミン:「確かに...今のロッド・レイスがエレンを食べて、まともに元に戻るのかってこと自体、何ひとつ確証がないしね」ヒストリア:「うん。むしろ、あの破滅的な平和思想の持主から始祖の巨人の力を取り上げている今の状態こそ、人類にとって千載一遇の好機なんです」 『ミカサやアルミン...みんなを救いたいなら、お前はこの力を...支配しなくてはならない』ヒストリア:「そう、あなたのお父さんは初代王から私たち人類を救おうとした。姉さんから始祖の巨人の力を奪いレイス家の子供たちを殺害したのも...それだけの選択を課せられたから」 「そうだよ。あのイェーガー先生が、何の考えもなく、そんなことするわけがないよ」 「そう、レイス家の血がなくても、きっと人類を救う手立てはある。だからエレンに地下室の鍵を託した」 「壁の穴を塞ぐ目途がようやく立ったんだ。選択肢はひとつしかねえだろ」リヴァイ:「少しはましになってきたな」 ハンジ:「私もそっちの選択に賛成だ。けど、いいのかい、ヒストリア。用のない巨人を壁の中で自由に散歩させてあげるわけにはいかない。あのサイズじゃ拘束も無理だろう...」 ハンジ:「つまり、君のお父さんを殺す他なくなる」ヒストリア:「エレン、ごめんなさい。礼拝堂の地下で私は巨人になってあなたを殺そうと本気で思った。それも、人類のためなんて理由じゃないの。お父さんが間違ってないって信じたかった。お父さんに嫌われたくなかった...」 「でももう...お別れしないと」 到着するとリヴァイはヒストリアに、言い忘れていたが、やってもらうことがあると言った。 「エルヴィンの指示でな。この戦いが終わったら、お前は正統な王位継承者として女王になれ。クーデターは成功したが、兵団がトップに立っても民衆は従わない。正統な王位継承者が偽物から王冠を取り戻したって物語が必要なんだ」 コニー:「あの、兵長...さっきヒストリアが言ってたと思うんですけどその...父親と別れて面倒なしがらみから、まあ抜け出せるというか...なのにまた...」 リヴァイ:「何だ、言いたいことがあるなら、はっきり言え」 ジャン:「つ、つまり、コニーが言いたいのは、ヒストリアはようやくレイス家から離れて自分を取り戻したわけで...なのにまたお仕着せの役割を与えるのは...つまり、かわいそうかと...」ヒストリア:「わかりました」 ジャン:「え?」 「次の任務は女王ですね。了解しました。心配してくれてありがとう。でも、お仕着せにするかどうかは結局、自分次第なんだってそう思う」 「ただ、兵長、ひとつだけ条件が」 「自分の運命に自分で決着をつけさせてください」 ロッド・レイス巨人は現在、オルブド区の南西を進行中。夜明け頃にオルブド区に到達する見込み。どうやって住人を避難させるのか腹案を聞かれたエルヴィンは答えた。「避難はさせません。住人にはこのままオルブド区にとどまってもらいます」★次回 「壁の王」【感想】ハンジさん、大事に至らなくてよかった。ヒストリアは想像以上に強くて賢い子だった。そしてロッド巨人は、祟り神みたいで、想像以上にデカくて気持ち悪かったw
2018.09.23
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」
2018.09.20
進撃の巨人 3 #44 (3期7話) 『 願い 』 ☆前のお話は → 「第38話~第43話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 「いいかい、ヒストリア。おかしな話に聞こえるだろうが、フリーダはまだ死んでいないんだ。フリーダの記憶はまだ生きている。お前は姉さんに会いたいか?」 「うん」とヒストリアが答えるとロッドは注射器を出した。それを見たエレンは思い出した。 「いいか、エレン。母さんの仇はお前が討つんだ」 樽? 突入。 サシャが弓を射る。カーフィン:「火薬...そしてあの燃え方...油が入った袋が飛散している...これはまずい...信煙弾?...」 「24...32...敵数35。手前の柱に固まっている。作戦続行。すべての敵をここで叩く」カーフィン(敵)は散開し複数で一人ずつ囲むよう指示。信煙弾でまわりが見えない敵にジャンらが背後から近づく。 「対人立体機動装置の弱点のひとつは散弾の射線とアンカーの射出装置が同じ方向を向いていることにある。つまり、敵の背面側は完全に射程外だ」 ジャンが、コニーが敵を斬った。 コニーのピンチをサシャが救う。煙に隠れながら戦うようにとアルミンが指示を出す。 「何よりの弱点は、2発撃たせてしまえば、次の装填まで時間がかかること」 ハンジも。(全員が手を汚した) ミカサは、敵に「何なんだ、あの女は...」と言われるくらい、 めっちゃ強かった。 そしてリヴァイもいる。やつを止めないと全滅するとカーフィンは思った。 「ヒャッホ~イ」とケニー登場。「よお、リヴァイ。ほんとはおめえにかまってる暇なんざねえんだが、ここを突破されちゃ元も子もないんでな...仕方ねえ、遊んでやるよ...ベロベロバ~」 リヴァイに斬られて傷を負ったケニーは、「ばかやろう、痛えじゃねえか」と逃げた。 カーフィンにアンカーで攻撃されたハンジが負傷して落下。カーフィンは「総員最終防衛地点まで後退」と指示すると、ケニーに「隊長は儀式の間へ」と言った。ロッドのところへ向かうケニー。 礼拝堂では敵が近づきつつあることに気づいたロッドがヒストリアに急ごうと言う。 エレンに奪われた力はあるべき場所・ヒストリアの中へと帰るだろうと話し始めた。 「この洞窟は今から約100年前、ある巨人の力で造られた。あの三重の壁も巨人の力だ。巨大な壁を築くことで人類を守ったのだ」 「そしてその巨人の力は人々の心にまで影響を与え記憶を改ざんした。それはいくつかの血族を除いてだが、その末裔も他の人類も100年前の世界の歴史を誰も覚えていない」 「ただひとり、フリーダ・レイスを除いては...フリーダが持っていたものは巨人の力だけではない。この世界の成り立ちとその経緯のすべてを知っていたのだ」 「彼女がそれを手にしたのは15歳の時。今から8年前のこの場所で彼女の叔父にあたる私の弟を食べた時からだ。フリーダは始祖の巨人の力と世界の記憶を継承した。同じことが100年、何代にもわたり繰り返されてきた」 「要はフリーダが巨人の力を使えれば何も問題はなかったのだ。この世の巨人を駆逐することもできたであろうな。彼の父親が奪ったりすることがなければ」 「今、その力はエレンの中にある。しかしその力はレイス家の血を引く者でないと真の力が発揮されない。彼がその器であり続ける限り、この地獄は続く...」 「オイオイオイオイ...それじゃあ、レイス家がエレンを食わなきゃ真の王にはなれねえのかよ」「そうだが?」 「じゃあ、俺が巨人になってエレンを食っても意味ねえのかよ...」 「私が嘘を言っていると思うか」「いいや。この継承の儀式の瞬間だけは嘘をつかねえはずだと思ったから、この日を待った。まったく、俺の気持に気づいておきながら散々利用してくれたもんだな。この色男がよ」「感謝する。お前のような野良犬を引き入れたとちくるった弟の気まぐれに」「これ以上ウーリーを侮辱すれば、てめえの頭が半分減るぜ」 「やめろ、父を放せ」「ああ、おめえは何て哀れなんだヒストリア...もうわかっただろう? この親父はおめえを化け物に変えてエレンを食わせようとしてんだとよ」 「それが私の使命でしょ。そう、私はエレンを食って、姉さんを取り戻す。そして世界の歴史を継承し、この世から巨人を駆逐する。それが私の使命よ」 「おまけに、自分が巨人になりたくねえから、弟や娘になすりつけるようなクズ。それがおめえの父親だ」「違うぞ、ヒストリア。私が巨人になるわけにはいかないんだ...他の者を信用してはいけない...」「へえ、そうなのかい」 「ケニー、今までよくやってくれた。お前は自由だ。他の生きがいを探して...長生きしろ」「それじゃあ、つまんねえんだよ」 「巨人になればいい。もうジャマはしねえよ。ただし、よーいドンでだ。お互いが巨人になって殺し合う。ヒストリアが勝てば平和が訪れる。エレンに負ければ状況は変わらねえ...」「寿命が尽きるまで息してろって? それが生きていると言えるのか?」 ロッド:「ヒストリア、この注射なら強力な巨人になれる。食うといっても正確には背骨をかみ砕き骨髄液を体内に入れればよいのだ。急げ...」 「あ、何でよエレン。何で巨人化しないの? 私が巨人になれば食べられるんだよ。そのままだと」 「いらなかったんだよ。俺も、俺の親父も...親父が5年前にここでこんなことをしなければ、お前の姉ちゃんがすべて何とかしてくれるはずだったんだろ。親父が巨人の力をあるべき所から盗んだせいで、一体どれだけ人が死んだ?...アルミンのじいちゃん、トーマス、ナック、ミーナ、ミリウス...マルコ...リヴァイ班のみんな...ストヘス区の住人、俺を助けようとした兵士、ハンネスさん...とても俺は償いきれない。いらなかったんだよ...あの訓練の日々も、壁の外への夢も...俺はいらなかったんだ...」 「だから、せめて、お前の手で終わらせてくれ。俺を食って...人類を救ってくれ...あとは任せた...」 「エレン、あの時は、私のことを普通のやつだって言ってくれて嬉しかったよ」ヒストリアが注射を打とうとするとユミルの声がした。『お前「いいこと」しようとしてるだろ』「あ...」 「お父さん、どうしてレイス家は100年もの間、巨人を駆逐して人類を解放してあげなかったの? すべての巨人を支配する力を持っておきながら...」「それは...この壁の世界を造った初代レイスの王が、巨人に支配される世界を望んだからだ。初代王はそれこそが真の平和だと信じている。なぜかは、わからない...世界の記憶を見た者にしか...」 「私もかつて弟とともに人類を巨人から解放することを願い、父に何度も訴えた。しかしそれが叶うことはなかった」 「やがて父がその役目を託すときが来た。私は巨人の力を受け継いだ弟の目を見てその意味を理解した」 「この世界を創りこの世の理を司る、全知全能にして唯一の存在へと弟はなったのだ。それを何と呼ぶかわかるか。神だ。我々はそれを神と呼ぶ」 「私の使命は神をこの世界に呼び戻し祈りを捧げることにある。祈っているよ、ヒストリア。神は人類を導いてくれると」 「クリスタ...お前の生き方に口出しする権利は私にはない。だから、これはだだの...私の願望なんだがな...お前、胸張って生きろよ」 ヒストリアは注射器を割りロッドを投げ飛ばした。 「何が神だ。都合のいい逃げ道作って、都合よく人を扇動して...もうこれ以上、私を殺してたまるか」 ケニー:「ハハハハ、いいぞ、おめえら。おもしれえ」 エレン:「何やってる...ヒストリア」ヒストリア:「エレン、逃げるよ」 「おい、やめろ。俺がこのまま生きてたら、みんなが困るんだ。早く俺を食ってくれ。もう辛いんだよ。生きてたって」「うるさい、バカ。泣き虫、だまれ」 「巨人を駆逐するって? 誰がそんな面倒なことやるもんか。むしろ人類なんて嫌いだ。巨人に滅ぼされたらいいんだ。つまり私は悪い子。わかる? 最低最悪の超悪い子。エレンをここから逃がす。そんで全部ぶっ壊してやる」 「父さん、ウーリー、フリーダ...」 「待ってて...僕が...」 ★次回 「オルブド区外壁」【感想】ヒロイン・エレンw ヒストリアはユミルの言葉と「いらなかった」で覚醒したか? 強くてカッコよくて、ライナーじゃないが「結婚したい」が続出かwwwで、なんかバカでかい巨人が出た~まあ、こぼれたの舐めてまともな巨人? になれるとは思えないけど。ところで、リヴァイとケニーが戦うシーン、あれってアニメオリジナルみたいだね。すごくよかった。
2018.09.20
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」
2018.09.07
進撃の巨人 3 #43 (3期6話) 『 罪 』 ☆前のお話は → 「第38話~第42話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」(今回、大事なことがいろいろ明らかになるので、※1~4の印の場面は【感想】にまとめます) 礼拝堂の地下で拘束されたエレンが目を覚ますとヒストリアは大丈夫だからもう少し辛抱してねと言った。「エレン、聞いて。私のお父さんは、これまでも、これからも、この壁に残された人類すべての味方なの。私たちには誤解があったんだよ。確かに彼らは調査兵団のジャマをしたし、ニック司祭は彼らに殺された。でも、お父さんはそうするしかなかった。そのすべては人類を思ってやらざるを得なかったの」 あとは私から説明しようとロッド・レイス。エレンは確か最後の記憶はこのふたりだったと思い出した。どのくらい時間がたったのかわからない。調査兵団は今どうなっているのだろう。 『この壁、なんだ。うっすら光ってる。時間がまったくわからねえ...いや、そうじゃなくて、俺はここに来たことが...ある...』 君はここに来るのは初めてだが見覚えがあっても不思議ではない。説明する前に試してみようと思うとロッド。こうすれば彼は思い出すかもしれないと言うとヒストリアとふたりでエレンの背中に触れた。 『これは...何だ? 俺の見たものじゃない...違う。誰の記憶だ?』 ※1『この鍵...これは、まさか...』『おとうさん...?』 (こちらはヒストリアの記憶)お姉さんに教えてもらってヒストリアは本が読めるようになった。鼻水を垂らしているヒストリアに、もうちょっと女の子らしくしないととお姉さん。女の子らしくって何? と聞くと絵本の中のヒストリアも好きな女の子でいつも他の人を思いやっている優しい『クリスタ』みたいになってねと言った。「この世界はつらくて厳しいことばかりだから、みんなから愛される人になって助け合いながら生きていかなきゃいけないんだよ」「うん。じゃあ私、おねえちゃんみたいになりたい。大きくなったら、おねえちゃんみたいになれるかな」「いいよいいよ、そのままでいいよ」帰る時間になるとお姉さんは、今日も私のことは忘れてね。また会う日までと言うとヒストリアの額に額をくっ付けた。去って行く後姿を見ながらヒストリアは思った。「あれ、あの女の人...誰?」 「何で、今まで忘れていたんだろう...私はひとりじゃなかった。私にはあのお姉さんがいた。私に本を...読み書きを教えてくれた。優しくしてくれた...あの人のことを忘れるなんて...」「フリーダと会っていたのか。その子が長い黒髪の若い女性であれば、おそらく彼女はフリーダ・レイス。おまえの腹違いの姉だ。フリーダはお前を気にかけ時折面倒を見ていたようだな。お前の記憶を消したのはおそらくお前を守るためだ」「え? 記憶を消す?」「ああ。しかし、それもここで彼に触れたことで記憶のふたが開いたらしい」お姉さんに会ってお礼がしたい。今どこにいるのかとヒストリアが尋ねるとフリーダはもうこの世にはいないとロッドは言った。「私には5人の子供がいた。しかし、妻もフリーダを含む子供たちも全員、5年前ここで彼の父グリシャ・イェーガーに殺されたのだ」 ※2 グリシャは巨人の力を持つ者だった。彼が何者なのかはわからないが目的はレイス家が持つ力を奪うことで、それはフリーダの中に宿る巨人の力だった。フリーダの巨人はすべての巨人の頂点に立つ存在。いわば無敵の力を持つ巨人だったが、それを使いこなすには経験が足りなかったようで、フリーダは真価を発揮することなくグリシャに喰われ力は奪われてしまった。その上彼はレイス家を根絶やしにするため一家に襲いかかった。14歳のディルクと12歳のエーベルを叩き潰し、10歳のフロリアンを抱えた妻ごと踏みつけ、最後は長男のウルクリンを握り潰した。生き残ったのは父親のロッド・レイスだけだった。 そこに、外はどえらいことになっているのに、何のんびりくっちゃべってんだとケニーが来た。 「ケニーか。何が起こった?」「調査兵団がクーデターを企てて全兵団が寝返った。王様はニセモンだってバレちまったしお偉方も全員逮捕された。大変めでてぇ状況だよ...」 ここが見つかるのも時間の問題だから、サッサとやることを済ませてくれとケニー。ロッドは、君たち対人制圧部隊は入り口の防備を固めてくれ。儀式を行うには君たちがここから離れることが必要だと言ったはずだと言った。「何だ王様。怒っちまったか? 悪かったよ。何しろ心配性なもんでな」 「ケニー、君を信用しているぞ。行け」「俺もだよ。王様」 こちらザックレー総統は取調べ(拷問)中。「これからは一切の食事を下から摂取していただくことになっております...着用できる衣類は膝から下のものまで...週に一度は民衆の前でその姿を披露していただきましょう」 「これ以上の芸術作品は存在し得ないでしょう。何十年もかけて考案したかいがあった...」 「王政幹部はみな同じことを吐きおったぞ。おぬしと父君の仮説通りじゃ。レイス家は人類の記憶を都合よく改ざんできるというわけじゃ。しかもやつらを含む一部の血族はそれに影響されないといった口ぶりだったぞ」 「そんなことが...」「レイスがエレンの持つ叫びの力さえ手にすれば、民衆の反乱なんぞ事もなしというわけじゃ...」「なるほど。そんな重要な情報さえ我々はいずれ忘れ去ると...」「じゃが、まあ、いずれザックレーの手にかかり、我らの拷問を受け続けたほうがマシだったと...」「わからんやつじゃ。あれが生涯を捧げてやりたかったことだとは...」「司令、知っていたのですか」「む、口が滑ったな。いかにも。ダリス・ザックレーの野望には感づいておった」 「わしは、おぬしと違って賭け事は好まん。また、おぬしらと違って己よりも生き残る人類の数を尊重しておる。お前の提案に乗ったのは、それが人類にとって最善だと思うたからじゃ。その結果、王政に付くべきと風が吹けばザックレーと争うことも覚悟しとった」 「と、まあ、わしらクーデター直後のお仲間同士でさえこの有り様じゃ。いつか人は争いをやめるとか誰かが歌っておったが...」(エルヴィンに総員整備が整いいつでも行けると報告が入る) 「総員整列。これよりエレン及びヒストリア奪還作戦を開始する。目標と思われるレイス領地礼拝堂を目指す」 礼拝堂を目指すリヴァイたち。リヴァイ:「わかったか。切り裂きケニーだ。やつがいれば、それが一番の障害になる。脅威の度合いで言えば敵に俺がいると思え。いや、武器がある分、俺よりも厄介だ」 サシャ:「じゃあ無理ですよ私たちじゃ...」アルミン:「でも兵長の話を聞く限り、弱点がないってわけでもないと思うな。訓練は積んでても実戦に慣れてないなら尚更...」 ハンジに、一緒に暮らしていてそれしか切り裂きケニーの情報がないってどういうことだと言われたリヴァイは、悪いな、やつのフルネームも知ったばかりだと言い、ケニー・アッカーマンって名前らしいがお前の親戚だったりしてなとミカサに言った。ミカサ:「生前の両親の話では、父の姓、アッカーマンは都市部で迫害を受けていたと聞きました」 「東洋人である母の一族は人種の違いから街に居場所を失い、お互い壁の端の山奥に追い詰められた者同士が出会って夫婦となったのです。なぜアッカーマン家が迫害されていたのかはわかりません。母のような人種的差異が父にあったようには見えませんでしたし...」 リヴァイ:「お前、ある時突然、力に目覚めたような感覚を経験したことがあるか?」 ミカサ:「あります」リヴァイ:「ケニー・アッカーマンにもその瞬間があったそうだ。ある時ある瞬間に突然バカみてえな力が体中から湧いてきて何をどうすればいいかわかるんだ。その瞬間が俺にもあった」 (ケニーの回想シーン・祖父との会話) 「話せよ、じいさん。あんた、もう死ぬんだろ」「ケニー、お前また憲兵を殺したのか?」「ああ。この辺りを嗅ぎまわってた連中なら畑の肥やしに生まれ変わったぜ」※3「分家の方だが南のシガンシナ区のあたりに移ったそうだ。ただそこも商売のジャマをするやつらが現れてどうにも貧しいままのようだ」「かつてのアッカーマン家は王側近の武家だったそうじゃねえか。それが今じゃ一族根絶やし寸前だ。いったい何をやればここまで王政に恨まれる?...」「アッカーマン家は王政に恨まれてはおらん。ただ恐れられておる。王がアッカーマン家を操ることができなかったからだ」 「操る?」「わしとてすべてを知るわけではない。ただ確かなのは我々の一族がかつて王政の懐刀であり中枢のひとつであったということだ。そして王は巨人の力を代々受け継いで保持しておる」「は? 巨人の力を? なんだって?」 ※4「その力は強大で人類すべての記憶を改ざんし過去を忘れさせることができる。少数の血族を除いてな...その中で王政に背を向けた家がふたつあった。それが東洋の一族とアッカーマン家だ」「冥土の土産にゃならん話かもしれんが、やっと妹を見つけたよ。クシェルは地下街の娼館で働いてた。客の子を身ごもってな。それを産むって聞かねえんだよ...こんなクソみたいな世界に生まれたところで、いったいどんな夢が見れるってんだろうな」 礼拝堂。 「あった。隠し扉だ。エレンも敵もこの奥だろう。私が予想した通りの地形だといいんだが」「わざわざ寄り道して手土産用意したかいがあればな」 (中央憲兵の会話)「敵は少なくても7人以上。その中には当然リヴァイが含まれる。知っての通りリヴァイは完全な奇襲を受けた上で我々の仲間を12人も葬った」「そして我々中央憲兵の本部も王政も制圧されてしまったらしいじゃないか...」「厳しい状況だよ。この狭い世界じゃ投降した後に私たちを待っているのは死んだ方がマシな日々だろう」「でも、それって、この壁の中で生きている限り同じことでしょ。かないっこない敵がいていつ壁を破って私たちを滅ぼしに来るかわからない。私たちが憲兵を選んだのも中央憲兵を志望しケニーの下についたのも、そんな無意味な世界と無意味な人生に意味を見出すため」「ならば最後まで信じてみよう。この世界を盤上ごとひっくり返すっていうケニーの夢を」 「よし。準備整いました」 「そうか。それでお前ら、手を汚す覚悟の方はどうだ?」 「よさそうだな...」★次回 「願い」【感想】いろんな事実が一気に明らかになったんだけど、どうもザックレー総統の芸術作品に持ってかれそうな感じなので整理しておきます。赤字の番号を入れた部分です。※1 エレンの記憶の場面。地下室の鍵→父に注射を打たれて→エレンが巨人化→父グリシャを食べて人間に戻った→残ったのは父のメガネ。で、いいんだよね。いや、それにしても自分が父親を食べたって知ったらショックだろうね。※2 礼拝堂でロッド・レイスの家族が殺される場面。エレンの父、グリシャが巨人化してやった。というロッドの話で、グリシャが極悪人みたいになっているけど、どうなんだろ。自分ひとりだけ助かっているし、グリシャの行動の理由もわからない...フリーダの巨人は無敵の力を持っていたらしいが、簡単にグリシャに食われてしまったような。まあ、巨人を操る力を持っていても使いこなせていなかったようだし、戦闘能力は別物かな。※3 ケニーの祖父の話の場面。王は人の記憶を改ざんできるが、東洋の一族とアッカーマン家にはそれができないということと、巨人の力を王が代々受け継いで保持しているという何気に凄い話だったけど、その中で、分家がシガンシナ区に移ったけど貧しいままでという話をしている。これはミカサの一族かな。※4 ケニーが祖父に話している、妹のクシェルが地下街の娼館で働いていたのを見つけた...と言う場面。妹の子供がリヴァイかな。ケニーは甥っ子を引き取って一緒に暮らしていたんだろうけど、リヴァイはケニーのフルネームを知らなかったくらいだから、伯父さんだとはまだ知らないんだろうね。☆これ一週見なかったら、わけわかんなくなるね。おもしろいけど、今期から見始めた人は理解できているんだろうか。余計なお世話かw
2018.09.07
進撃の巨人 Season 3 あらすじ・感想 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」
2018.09.02
進撃の巨人 3 #42 (3期5話) 『 回答 』 ☆前のお話は → 「第38話 狼煙」 「第39話 痛み」 「第40話 昔話」 「第41話 信頼」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 「すごい数の馬車だな。いったい何が...」「知らないのか? 今、城の中に全兵団の幹部が集結して調査兵団の解体を進めているんだよ。ほら、その団長を吊るすための処刑台だな。今頃裁判しているよ...」 最後に言い残したいことはあるかと言われたエルヴィンは、「調査兵団を失うということは人類の矛を失うことを意味します。迫りくる敵から身を守るのは盾ではなく脅威を排除する矛です」「例えば今この瞬間ウォール・ローゼが破られたとします。ウォール・ローゼの住民を再びウォール・シーナ内に避難させることになりますが先日の避難で食糧の備蓄は底をついており数日ともちません。瞬く間に住民のほとんどが生存競争を強いられることになるでしょう。ウォール・ローゼとシーナ。二分した人類による内戦の開始を意味します」「よしんば壁が破られないにせよ、すでに食糧不足はウォール・ローゼで慢性化しています。ウォール・シーナの壁を破るのは巨人ではなくウォール・ローゼの住民である可能性はゼロではありません」 「ウォール・マリア奪還。行き詰った人類の未来を切り開くにはそれしかありません。それともこの状況を打開する何かしらの秘策があるのでしょうか」エルヴィンの訴えに対して王政側は、「君はどうも理解していないようだが、今、君がここにいるのは壁内の未来を話し合うためではないし殺人という単純な罪を犯したせいでもない。人類憲章第6条『個々の利益を優先し人類の存続を脅かすべからず』に対する重大違反だ。再三にわたるエレン・イェーガーの引き渡し拒否。これは十分に人類憲章に抵触する」と言った。エレンはウォール・マリア奪還に必要な存在だとエルヴィンは言うが、それを決めるのは調査兵団ではない。エレンは未知の力を秘めた巨人だ。壁の内側に置くことはそれ相応のリスクを伴う。それを一兵団の団長に管理させるほうがおかしい...誘拐を装いエレン・イェーガーを隠匿し関わったディモ・リーブス氏の口を封じた。これはもはや反逆だと言い、エルヴィンが今や人類の脅威となっていると言うと、ピクシス司令に、駐屯兵団と調査兵団は親密な関係を築いていたようだがと聞いた。 ピクシス司令は答えた。「我々が調査兵団に同調すると思われるのは心外ですな。人同士の殺し合いほど愚かな話はない。この狭い人の世に一度火を放てば燃えつくすまでそう時間はかからんでしょう...調査兵団が火種となるなら今のうちに消すべきでしょう。何より巨人が壁を破ってきた際に人があまり残っていないようでは巨人に呆れられてしまいましょうぞ」 協議に入り、国王陛下は何も話していないが陛下の名の下にエルヴィンの判決が言い渡される。「エルヴィン・スミス。人類憲章第6条に違反ありと認め死刑に処す」「これは即時執行されるものである。連れていけ」 「ウォール・ローゼが突破されました」そこに女性兵士が飛び込んできた。「突如出現した超大型巨人および鎧の巨人によってカラネス区の扉はふたつとも破壊されました。現在、東区より避難する住民が押し寄せています」 「退避経路を確保せよ。駐屯兵団前線部隊は全兵力を東区に集結させ住民をウォール・シーナに誘導せよ。皆急げ。住民の避難が最優先じゃ」 「ダメだ。ウォール・シーナの扉をすべて閉鎖せよ。避難民を何人たりとも入れてはならんぞ」 ナイル:「は? そ、それは、ウォール・ローゼの住民を...人類の半数を見殺しにするとのご判断でしょうか?」「先程、その者が言った通り内戦が始まるだけだ。中央政権が機能しなくなる恐れもある。そうなれば終わりだ」「し、しかし、それはあくまで可能性の話では...」 「その可能性があることが重大なのだ。我々は最上位の意思決定機関であるぞ。さっさと動かぬか」 (大きいヒソヒソ話)「クソ、まさかこんな時に壁が破られようとは」「しかし、不幸中の幸いだろう。『力』は見つかっているのだ。あとは『器』が受け止めるまでここで持ちこたえればいい」「そうだ。今は目先の被害に右往左往すべきではない。ウォール・シーナさえ残ればどうにでもなる。ああ、レイス卿さえ戻れば...」 待っていたら手遅れになると言われたナイルはエルヴィンの言葉を思い出した。『選ぶのは誰だ? 誰が選ぶ?』王政への反逆罪になるぞと言われたがナイル師団長は言った。「できません。俺はウォール・ローゼの住民だ。扉の閉鎖は阻止させてもらう」 「私も加勢しよう」とダリス・ザックレー総統が現れた。彼らの判断は意外だったかと聞くピクシスに、いいや、ちっとも。と答えた。 「ザックレー、これは一体...」「先ほどの報告は誤報です。ご安心ください。今現在、巨人の襲撃は確認されていません」「な...貴様、何の真似だ」 ピクシス:「首謀者なら、わしじゃ」「中央憲兵の大半はどこかに出払っておるようですな。それを幸いと言うべきか...先程、駐屯兵団と調査兵団は同調していないと申し上げましたが、ひとこと言い忘れましたわい。あなた方にも同調していないと」「わしは、このエルヴィンと同じ思いを持ちながらも結局はあなた方政府に任せるほうが人類のためになるのではという迷いがあった。おそらく、わしらよりずっと壁や巨人に詳しいでしょうからな」 「もし、あなた方がより多くの人類を救えるのであればエルヴィンを処刑台に送ってもよいと思っておった。当然、場合によってはわしらも首を差し出す覚悟もあった。じゃが今、あなた方が答えをくれましたわい」「たとえ、巨人の力や成り立ちに関して無知であろうと、我々のほうが、あなた方よりは多くの命を生かせましょう」 バカなことを。ここを制圧して民衆が従うと思っているのか。民衆は王にかしずくのみという言葉にザックレーが言った。「どうやら理解しておられぬようですな。これはただの脅しではない。クーデターじゃ」中央憲兵の制圧完了の報告が入る。「兵というのは...時に王より上官に従うものでな」 ピクシス:「そもそも偽りの王であればなおのこと。我々は真の王を立てるつもりです」エルヴィン:「これが本当に非常時であったなら、あなた方の先ほどの判断こそ人類憲章第6条違反。さらに、偽りの王を立て...極刑に値するかと」 「起きろ、老いぼれ」「ほっ、なんじゃ、メシか?」「黙れ、この役立たずが」 「エルヴィン、お前の勝ちだな。ん? うれしくないのか?」 「ナイル、人類はより険しい道を歩まざるを得なくなったぞ」 リヴァイたちのもとに来たのは、ハンジとモブリットだった。 ハンジ:「...というわけで、クーデターは成功。王都も行政府もザックレー総統が仮押さえ中だ。今のところ貴族たちの反乱は起きていない...リーブス会長の件は濡れ衣だと証言がとれた。息子のフレーゲルが奮闘してくれているよ」 「まだわかんねえのかよ。王政の連中は俺たちを救う気なんかねえんだ。目をそらして殺されてからじゃ遅いんだよ」「そうですよ。今度巨人に襲撃されたらもう何も残りませんよ。会社も、家族も」 「その前に真実を書きましょうよ」 ハンジ:「そこに書かれている通り、えん罪だってことや、王政側の圧力、フリッツ王が偽物であることまでバッチリだ。君たちについても正当防衛ってことで...」 「つまり、我々は自由の身だ」 リヴァイ:「とんだ大博打だったな」 ハンジ:「ああ、でもエルヴィンたちだけじゃない。ひとりひとりの選択が世界を変えたんだ」リヴァイ:「お前から預かった3人も死なせてしまったな...すまない」 リヴァイ:「それから、中央憲兵の一部、その親玉とエレン、ヒストリアはまだ別の場所にいる。早いとこ見つけねえと」 ハンジ:「それなら手がかりがある。この戦いはそこで終わりにしよう」 エルヴィンたちの働きを経て現体制の崩壊が宣言された。それは王都行政区を兵団組織が制圧した直後、彼のために用意された処刑台の上で行われた。 ナイル:「その通りです。先ほど行われたザックレー総統の宣言通り、我々の目的は兵団組織による統治ではありません。フリッツ家に代わる真の王家から新しい王が立ち民を導く役割を担うことになるでしょう...不安に思っている者が多いのは事実です。いったい何を信じればいいのか」 エルヴィンはザックレーに、人類を思えばあのまま王政に託すべきだったと話す。ピクシス指令の言う通り今日まで人類を巨人から生き長らえさせた術がある。人類の半数を見殺しにするようであっても絶滅するよりはいい。「エレンを手放し、仲間の命も自分の命とともに責任を放棄し王政に託すべきだったのでしょう。人よりも人類が尊いなら」「君の使命は相変わらず辛いな。死んだ方がはるかに楽に見える。しかし、だったらなぜそうしなかった?」 「私の理由を言おうか。昔っから、やつらが気にくわなかったからだ。むかつくのだよ。偉そうなやつと偉くないのに偉いやつが。いや、もうむしろ好きだな。思えばずっとこの日を夢見ていたのだ。つまり君らがやらなくても私がくたばる前にいっちょかましてやるつもりだったのだ。クーデターが人類にとっていいか悪いかなどには興味はない...しかしそれは君も同じだろう。君は死にたくなかったのだよ。私と同様、人類の命運よりも個人を優先させるほど」自分はとんだ思い上がりをしていたようですと言うエルヴィンに、今度は君が答える番だぞとザックレーは言い、君の理由は何だとたずねた。 「私には夢があります。子供のころからの夢です」 ハンジがエルヴィンに託されたレイス卿領地の調査報告書について話す。「中身はほとんど、5年前、レイス家を襲ったある事件についてだ。そう、ウォール・マリアが破壊された日だ」 「とにかく、最初からかいつまんで話すと、ロッド・レイスという男は領地の主としての評判は悪くなかった」 「5人の子供を持ち、特に長女のフリーダは飾らない性格で領民からも好かれていたらしい」 「しかし、5年前の夜、悲劇は起きた。世間の混乱に乗じた盗賊の襲撃によって村にある唯一の礼拝堂が焼け落ちてしまったんだ」 「悪いことにその夜はレイス一家がそろって祈りを捧げていた。そして一家の主ロッド・レイスを除く一族全員が盗賊に殺されてしまったんだと」 「そしてそれはヒストリアの母親が中央憲兵に殺される数日前の出来事。つまりロッド・レイスは家族を失った直後にヒストリアに接触を図った。このあたりに連中がヒストリアを求める理由があるのだろう」リヴァイ:「血縁関係か...その血にタネか仕掛けがあるってのか?」 ハンジ:「今はそこまではわからない」 ハンジ:「それより、私が気になったのは礼拝堂が全焼したところにある。礼拝堂は石造りだ。破壊するには相当な時間と労力がいる。盗賊なら取るもん取ってさっさと逃げるべきだろう。それに、その盗賊を見たのはロッド・レイスただひとり。その後、彼は自分の財産で礼拝堂を立て直している...なぜだろう?もはやここに巨人の存在がなかったという方が不思議なくらいだ。私の早合点だとしても、こんだけ怪しければ十分われわれが向かう価値はあるはずだ」夜が明ける頃には兵団がレイス領に送り込まれる。それまでレイスは待ってはくれないだろう。私たちが急がないとエレンが食われるかもしれないとハンジ。アルミンは考えていた。『巨人になれる人間を巨人が食べることによってその能力が継承される...もしそれが本当だとしたら...エレンはいつ、どうやって巨人になり、誰を食べて能力を得たんだろう...』 ん? フリーダ? 礼拝堂でエレンはお目覚め。 「なんだ?」 (エレン久しぶりのセリフw) 「ヒストリア...」★次回 「罪」【感想】エルヴィン団長が処刑台に吊るされなくてよかった。かなり短くまとめてあるのかな、簡単に作戦成功した感もあるけど、とりあえず、よかった。王様は生きていたけど、ホントにわけわかんない爺さんだったんだね。唯一のセリフが、なんじゃメシか? ってwww どんどん目が離せない展開になるだろうから今回はかわいい女の子の話でもw って、私は女子だし別にかわいい女の子が好きなわけではないんだけどね。カワイイ子が出てきて活躍しているなと思うと、かなりの確率で早々に死んじゃう。ので、前回のヒッチもそうだけど、前に出ていて久しぶりにまた登場すると、おお、生きていたかって少しうれしくなったりするw 今回みつけたのは、 「ウォール・ローゼが突破されました!!!」の女性。駐屯兵団の参謀のアンカ・ラインベルガー。ピクシス司令とよく一緒にいるから、これからも出てくるかなと思うけど、前に出てきて印象的だったのはこのシーン。 33話(2期)で、壁の上で酒を飲んで寝ていたピクシス司令の頭をピシッと叩いて起こしていたwww 王政のやつらの大きいヒソヒソ話の「力はみつかったからあとは器...」って会話やエレンがいる何やら凄い場所も気になるところなんだけど、やはり一番気になるのはアルミンが考えてたことだね。「巨人になれる人間を巨人が食べることによってその能力が継承される。もしそれが本当だとしたら...」の場面。「エレンはどうやって巨人になり、誰を食べて能力を得たのか...」いや、いまさらだけどアルミンは賢いね。そしていつも冷静な判断ができる。アニのときもそうだったけど、仲間だから巨人じゃないだろうとか、親友が人を食べたりしていないだろうとか、私なら言っちゃいそうだけどね。次回「罪」でエレンの父の罪が明らかになったら、エレンがどういう経緯で巨人になったかもわかるのかな。楽しみ過ぎる~
2018.08.29
進撃の巨人 3 #41 (3期4話) 『 信頼 』 ☆前のお話は → 「第38話 狼煙」 「第39話 痛み」 「第40話 昔話」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」(トップの画像は話の内容と関係なくなってきたかもw)リヴァイたちがいる場所に近づく足音は憲兵団のマルロとヒッチだった。マルロ:「しかし、おかしいと思わないか。調査兵団が民間人を殺して逃げ回っているなんて。彼らは人類のために自分の命を投げうっている集団なんだぞ」ヒッチ:「あんたねえ、忘れたの? 彼らがストヘス区でやったこと。あの街を戦場に変えたこと。私たちがいくつもの死体を運んだこと。アニがまだ見つかっていないこと...」マルロ:「だが彼らは潜伏していた巨人を見つけ出して捕らえることに成功した。そんなことを他の兵団にできると思うか。調査兵団がこのまま解体されたら人類は...」 ふたりは川にいたアルミンを捕らえようとするが逆に捕まった。 エルヴィンの尋問が始まった。 記者と話すナイル・ドーク師団長。「では調査兵団が民間人を殺害したことは間違いないと?」「状況証拠から見ればな。ただ我々もまだ正確なところを把握できてはいない」「つまり捜査は中央憲兵の主導で行われたということですか」「おい、ピュレ。すみませんドーク師団長。こいつはまだ新人でしてね。この壁の理をわかっとらんのですよ。中央憲兵に関わることは一切記述しませんので。例の新型立体機動装置についても」「助かるよ。ロイ」 ナイル:『新型立体機動装置...散弾なんぞ巨人には無力だろうが人を殺すならそれだ。まさに調査兵団を殺すためだけにある兵器。そして我々にもその存在が隠されていたということは、我々はあの銃口が向けられる対象外ではないということか...』 憲兵に追われて逃げるリーブスの息子。行き止まりに追い詰められたところをハンジが立体機動装置を使って助ける。 「よろしく、フレーゲル。私はハンジ・ゾエ。早速だけど憲兵に追われてるってことは、お父さんの死の真相を知ってるってことだね? 何があったか教えてくれ」「俺がションベン行ってる間に親父は中央憲兵のやつらに...黒いコートの長身の男が親父を殺したんだ...」 この真実を明らかにしようというハンジに俺の証言なんて意味がないとフレーゲル。現場にいたことは中央憲兵にバレているみたいだから壁の中を逃げ回るしか俺の人生は...と泣いた。「こうは思わないかフレーゲル。一生天敵に脅えてネズミのようにコソコソ生きてくぐらいなら命を投げうってでもその天敵に一矢報いてやろうと」「思わねえよ。誰もがあんたらみたいな生死観で生きてるわけじゃないんだ...」「商会や家族に真実を教えてあげたくないのか」「そりゃ、あんたらの都合だろう」「当たり前だ。お前も自分の都合を通してみろ...さあ、ついてきてもらうよフレーゲル」「いやだ。もうあんたたちは負けたんだ。敗者なんだよ」「何いってんの。調査兵団はいまだ負けたことしかないんだよ」 リヴァイ:「さて、ストヘス区憲兵支部所属、マルロ・フロイデンベルク二等兵。同じくヒッチ・ドリス二等兵。お前らの処遇だが...」 ヒッチ:「あなたたちのせいでストヘス区の人民が100人以上死にました。あなたたちは自分が正義の味方のつもりなのかもしれませんが被害者やその家族は突然地獄に落とされたんですよ」 ヒッチはアルミンとミカサに同じ南方訓練兵団出身のアニ・レオンハートと仲が良かったかと聞いた。アニのことをまだ何も知らなかったのに、あの日以来見つかっていないのは巨人にグチャグチャにされて見分けがつかなくなったからでしょうと言うとリヴァイは答えた。「いいや、潜伏していた巨人の正体がアニ・レオンハートだったからだ。まったく...嫌になるよな。この世界のことを何も知らねえのは俺らもみんな同じだ。この壁の中心にいるやつら以外はな...」 出発と同時に開放するとふたりに言うと、あなたたちが間違っているとは思えない。世界の不正を正すことができるなら何だってやるから協力させてくださいとマルロ。体制を敵にまわす覚悟があるか計れないからダメだとリヴァイが言うとジャンが俺にやらせてくださいと言った。任せるとリヴァイ。 ジャンは逃がすのは危険だから自分の独断で殺すことにしたとふたりに告げるが躓いてナイフを落とす。ナイフを拾いヒッチを逃がしたマルロにどっちが早いかやってみるかと銃を向けるジャン。マルロ:「待て。俺は本当に味方だ」ジャン:「俺たちにつくなんて信じられるわけねえだろ。どう考えたら劣勢の俺たちが今から人類を救えると思えるんだよ」マルロ:「じゃあ、なんであんたは、そんな調査兵団なんかやってんだよ...俺は入る兵団を間違えたよ。あんたが今も命をかけて戦い続ける限り俺はあんたを信じる」 マルロはナイフを放しジャンも信頼できると確信するが戻ってきたヒッチが棒でジャンを殴り倒した。よせ、彼は俺を試しただけだとマルロ。マルロ:「なあ、あんたもし俺がナイフを振り下ろしていたらどうするつもりだったんだ? なぜ俺をそこまで信用した?」ジャン:「なんか、お前、俺の嫌いなやつと似てたからな...あのバカに...」マルロ:「そのバカって、アニが言ってたやつと同じやつか?」ジャン:「知らねえよ。バカばっかいるから...お互い半端者で助かったな。お前の覚悟は証明できた。これならリヴァイ兵長も納得するはずだ。俺たちに力を貸してくれ」 マルロ:「あそこが最も警備が手薄な検問所です」リヴァイ:「よし。あとは俺たちでやる。お前たちは怪しまれないうちに隊に戻れ」 リヴァイ:「マルロ、ヒッチ。助かった」 検問所を正面突破。 リヴァイはこいつには聞くことがあると中央憲兵をひとり捕まえて移動する。 中央憲兵に追い詰められるフレーゲル。こんな廃墟に逃げ込むなんてバカだねと言い、お前を逃がしてしまった時は殺されるかと思ったと銃を向けるロゲールにどうして親父はお前ら中央憲兵によって殺されたんだ? と質問した。死ぬ前に知りたいんだと言うフレーゲルにロゲールはペラペラ話す。調査兵団から人をさらうよう中央憲兵が依頼したこと。リーブスはそれを裏切って調査兵団の側についたこと。依頼を断っていても命はなかっただろうということ。「バカなやつだ。従業員やこの街に固執してなきゃなあ...」 「あんたなんかにゃ、わかんねえよ。知ったふうな口ききやがって。親父は俺に教えてくれたよ。商人は嗅覚が大事だってな。だから俺は嗅ぎ分けた。親父たちの無念を晴らせる人たちを俺は選んだ。お前らはもう用済みだ。上を見ろマヌケ」 ハンジとモブリットが上から下りてきて憲兵を倒した。パンチでロゲールを倒し痛がるハンジに、分隊長、ワイルドすぎますとモブリット。 ハンジ:「やったぞ。聞いたか、みんな」 「廃墟に見えたか。あんたから見りゃそうだろうが、悪いな...俺らはこうなっちまった所にもまだ住んでんだよ。全部聞いたぜ。中央憲兵の企みは」「ここにいる全員が証人だ」 何が事実かを決めるのは王政だ。俺にこんなことしてタダで済むと思うなよと言うロゲールの上にフレーゲルが乗っかった。「みんな...安心してくれ。この街はリーブス商会が守る。今日から、フレーゲル・リーブス...俺が会長だ。だから...よろしく...お願いします...」 みんなが拍手をした。よろしく頼むよ会長。声が小さいぞ。と声が飛ぶ。ハンジ:「就任おめでとう。じゃあ、憲兵を頼んだよ」 その様子を新聞記者も見ていた。 エレンとクリスタはどこだと捕らえた中央憲兵を痛めつけるリヴァイ。知らないと答えた憲兵は、出頭しなければ囚われた調査兵は全員処刑される。最初は最高責任者のエルヴィン・スミスからだと言った。 「調査兵団の命には優先順位てものがある。それを承知のバカどもの集まりが俺らだ。エレンとクリスタの居場所を言え」「し、知らない。本当に教えられてないんだ。ケニー・アッカーマンはとても用心深い」「アッカーマン? それがやつの姓か? まあ確かにやつは教えねえよな。大事なことは特に...」 「あっちから誰か来ます。複数います」 「王への謁見が決まったぞ。そこで調査兵団の解体とお前の処分が下される流れだ」「ナイルか。お前の家はどこだ? ストヘス区だったか? マリーは...お前の家族は元気に暮らしているのか?」「元気に暮らしている。子供たちもマリーも。最近は帰れていないが...場所はウォール・ローゼ東区だ...何なんだこの質問は...」 「ピクシス司令にあることを委ねた。もしその時が来ればだが...その時、俺はただ見ている。選ぶのはお前だ。そして彼らだ」 「それで結局、エルヴィンからは何も出なかったのだな」「ああ。ニックがウォール教の司祭だった事実は知らなかった。ヒストリア・レイスという名前は本人の自己申告...その一点張りだ」「...まあよい。やつはすでに籠の中の鳥だ。死を待つだけのな」「やつを死刑にしさえすればすべては元通りだ。これまでと同じように壁の秘密は守られ壁内の平和も守られる。永遠にな」 「エルヴィン、最期に言い残したいことはあるか」★次回 「回答」 【感想】マルロとヒッチ。マルロはマルコと入力ミスしそうになるから紛らわしいとか思ったけど、熱いやつだったね。おかっぱだけどw ヒッチはもっとビッチぽい気がしていたが、いいとこあるね。それにしても、いきなりアニが巨人だったと聞いたらビックリだよね。フレーゲル。頑張ったね。大活躍だ。カッコよかったよ。それと、気にしてなかったけど、ハンジさんとモブリットって強いね。そしてやはり名コンビだ。エレンも巨人も出てこないけど、おもしろくなってきたみたい。謎の美女も登場みたいで次も楽しみです。
2018.08.25
進撃の巨人 3 #40 (3期3話) 『 昔話 』 ☆前のお話は → 「第38話 狼煙」 「第39話 痛み」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」昔話その1は、ヒストリアがリヴァイ班のみんなに話しエルヴィン団長にも報告された生い立ちの話。 ヒストリアはウォール・ローゼ北部、貴族家レイス卿の領地内の小さな牧場で生まれ、物心ついた時から牧場の手伝いをしていた。 母はとても美しい人で、いつも本を読んでいて家の仕事をしている姿を見たことがなかった。夜になると母は派手に着飾って誰かが迎えに来た馬車に乗って街へ行った。それがいつもの生活と思っていたが読み書きを覚え母の真似をして本を読みだすと自分が孤独なことを知った。どの本にも親は子供に関心を示し話しかけたり抱いたり叱ったりするものと書かれていたが自分にはどれも経験がないことだった。ある日ヒストリアは興味本位で母に「お母さん」と抱きついてみた。母がどんな顔をするか興味があったが結果おもいきり突き飛ばされた。それでも母が自分に何かしたのは初めてだったのでヒストリアは鼻血を出しながらも喜んだが母は、「こいつを殺す勇気が...私にあれば...」と泣いた。それが母がヒストリアに発した最初の言葉で、それ以来母は家を出て他の場所で暮らし始めた。 「はじめまして、ヒストリア。私はロッド・レイス。君の父親だ」5年前。ウォール・マリアが陥落した数日後の夜、初めて父と会った。その男性はこの土地を治める領主の名前を名乗り、数年ぶりに見る母はひどく怯えているようだった。 「これから私と暮らすぞ」と父に言われ手を引かれて外に出ると中央憲兵(ケニーたち)が来ていた。母は「私はこの子の母親ではありません。私とは何の関係もありません」と叫んだ。 ケニーに本当ですかと聞かれたレイス卿は、仕方ないと言うとヒストリアの手を離し「このふたりは私と何の関係もない」と言った。ケニー:「お前は存在しなかった。屋敷に勤めていたとこもない。誰もお前のことなど知らない」 母:「そんな、旦那様。話が違うではありませんか」 「お母さん...」「お前さえ...お前さえ産まなければ...」それが母の最期の言葉だった。母はヒストリアの目の前で喉を斬られて亡くなった。 ヒストリアも殺されそうになる直前でレイス卿は、ここよりずっと遠くの地で慎ましく生きるのであれば見逃してやってはどうかと提案した。そしてヒストリアに言った。「君の名は、クリスタ・レンズだ」(ヒストリアの昔話ここまで) 「今までのことを許してくれ。お前を守るためにはああするしかなかったんだ。いつだってお前のことを思っていた。こうやって抱きしめることをずっと夢見ていたんだ」 (主人公エレン引き続き放置でセリフなしw) 「お前こそ王家の血をひく者だからだ」「私が...?」「さあ行こう。ヒストリア。すべてが始まった場所へ」 こちらレイス家のことを喋ってしまったサネスの牢にラルフが合流。大丈夫か、まさか喋っていないよなと声をかける。 「俺たちの王への忠誠心は...」「お前の声はもう聞きたくない。今までよくも俺を裏切ってくれたな」 「ラルフはナイフで脅され私の作った作文を声に出して読んだ。それだけだ」「じゃあ、俺が王を裏切ったのかよ...あ、悪魔め」「そりゃ否定はしないけど、ニックにもあんたらがそう見えただろうね。だからあの時言っただろう。あんたらが可哀そうだって。本当に惨めだよ。おっさんが泣きわめいて...」 「ざまあみろ。バーカ。そこでクソするだけの余生に生きがいでも見出してろ!!!」 「順番だ。こういう役にはたぶん順番がある。役を降りても誰かがすぐ代わりを演じ始める。どうりでこの世からなくならねえわけだ...がんばれよ、ハンジ」 ハンジはサネスに言われて物に当たり散らしていたところをリヴァイに見られる。「悪いね散らかしちゃって...ゴキブリがいたんだよ」「そうか。だがお前の一撃で粉々に消し飛んだはずだ。あいつらに例の件を話してやれ」 と、リヴァイに言われてハンジは例の件をみんなに話す。それはエレンが思い出したユミルとベルトルトの会話から推測されるもので『エレンが喰われる』という話だった。 「私を恨んでいるか」「どうだろう。よくわからない。君も人なんか食べたくなかっただろうし」ふたりの会話はこうだった。ユミルは壁の外をうろつく巨人のひとりでベルトルトやライナー、アニの仲間を食べたんだと思う。巨人は人を食べても人には戻らないが、ライナーたちの仲間ならそれは巨人化の能力を有した人間だろう。つまり巨人がその能力を持つ人間を食べると人間に戻り、さらに相手の能力を手に入れる。先日の戦いでライナーが逃げたエレンに巨人を投げつけたのは巨人を操れるというエレンの『叫び』を他の巨人に移そうとしたのではないか。だとすれば、エレンは器であって交換可能な存在だ。つまり、もし王政が巨人を持っていればエレンはそいつに喰われるだろう。 すぐに動こうとしたミカサをリヴァイが止めた。「落ち着け。私お前が取り乱したところで、やつらがエレンを返してくれるわけじゃねえ」「とにかく、そのロッド・レイスとやらの領地を目指す。すぐに出発の準備をしろ」 エルヴィン団長をピクシス司令が訪ねてきた。「手紙は読ませてもらった。わしなりの考えも持って来た。その上で聞くが本当にやるのか?」「はい。我々はウォール・マリア奪還のために王政を打倒します」「うむ...いつかその日がくると思うとった。この狭い世界の中に人を留め続けることに限界迎える日が。そしてその時が来ればわしも王に銃口を向けねばなるまいと...」「もし私の推測が正しければ、今回の計画において武力を行使するつもりはありません。人を殺すこともあってはなりません。ただ、それが叶うのに最も重要な根拠がまだ...もしその根拠が違っていれば我々はみな首をくくることになるでしょう」「はあ、なんじゃ。要はまた、すべて賭け事なのか?」「どうも私はばくち打ちのようです」「便りは間もなく来るはずです。どうかそれまで私の子供のころの話でも聞いてください。私の父は教員でした...」 (で、エルヴィン団長の昔話は後回しで) ハンジが来てエルヴィンに報告する。「どうやら私の賭けは当たりだったようです司令。捕らえた中央憲兵が自白しました。現在の王家は本物ではありません。レイス家が本当の王家です」「な、なんと...」「現在、リヴァイたちがエレンとヒストリアの救出に動いています。ふたりを奪還してヒストリア・レイスを女王に即位させます。真に王家の血を継ぐ者として」 「仮初めの王から冠を譲らせるわけか。真の女王に...」「血を流すことなく王政の打倒が叶います。民衆の前でこれまでの体制は嘘であるという宣言とともに」「いいじゃろう。お前の計画に乗ろう。ただし実行するかどうか、それを決めるのはわしらではない。わかっておるだろうなエルヴィン」「もちろんです、司令」 レイス家のことについて調べていて興味深い事件がひとつ見つかったとハンジに資料を渡すエルヴィン。そこに出頭命令が。「エルヴィン団長、中央憲兵が団長に出頭を命じています。組織殺人の疑いだと騒いでいます。それも街のど真ん中で」敵もただ手をこまねいているばかりではないようだなと言ったエルヴィンはハンジにここから離れろと命じた。「私は調査兵団の表の顔を通す。お前は自分の判断に従って動け。何より...次の調査兵団団長は、ハンジ・ゾエ、お前だ。調査兵団を任せたぞ」 「彼が誰かわかるな、エルヴィン」「リーブス商会の会長、ディモ・リーブス氏だ」「昨日ここで、エレン・イェーガーがリーブスの部下たちに襲われて連れ去られた。しかしそれは王政からのエレン引き渡し命令を回避するため調査兵団がリーブス商会を使って企てた狂言だった。そして調査兵団は用済みになったリーブス会長を殺害。実行犯は現在エレンを連れて逃亡中と思われる」「うまい話を考えたな」「貴様らのやっていることはエレンの持つ巨人の力を私物化することと同義。その行為は人類憲章第6条に抵触する。当然内容は知っているな」「個々の利益を優先し人類の存続を脅かした罪、だろう」「その通り。ではここに同法への重大な違反を認め全調査員の身柄を拘束する」 「これでお偉方も満足するんじゃないか。リーブスの旦那も最後に役に立って本望だろう」「残りはリヴァイたちだけですか」「行ったろ、やつは追って来るって。そん時潰しゃあいい」 主人に近づくな悪党めと叫ぶ婦人の元にエルヴィンは歩み寄った。「先のトロスト区襲撃時、リーブス氏は財産を持ち出すため避難の遅れを招いた。しかしトロスト区が破綻寸前まで追い詰められたこの状況下では街に踏みとどまり、あらゆる手を尽くして行くあてのない人々を支援し復興を目指した。だが何者かの手によってその思いは潰えた。この無念、私が必ず!」ここから昔話その2。エルヴィンの子供のころの話。 父は教員だった。その日は歴史を学んだ。『人類は巨人から身を守るため壁の中に逃げ込み100年の平和を実現させた。その際、それまでの歴史を記すような物は何ひとつ残すことができなかった...』 誰もが教わることだったが、エルヴィンはあることを疑問に思い質問した。父はその質問にはまともに答えず、そのまま授業を終了した。 しかし、家に帰った後で父は質問に答えた。王政の配布する歴史書には数多くの謎と矛盾が存在すると。その後に続く父の話は子供ながらに突拍子もないと感じたが、なぜその話を教室でしなかったのか察せられるほど賢くなかった。 エルヴィンが街の子供たちに父の話をしてその詳細を憲兵に尋ねられた日、父は家に戻らず遠く離れた街で事故に遭って亡くなった。 「私の密告により父は王政に殺されたのです。今から107年前この壁に逃げ込んだ人類は、王によって統治しやすいように記憶を改ざんされた。それが父の仮説です」「ほう、そんなことでも起きぬ限りはこの壁の中の社会は成立しえんからか」「はい。子供のころからずっと考えていました。なぜ父は真実に近づいただけで死ななければならなかったか。王政の役人にも彼らなりの正義があるはずだと。しかし彼らについてわかったことはひとつ。彼らが守りたいのは人類ではなく彼らの庭付きの家と地位だけ。むしろ自分たちの権利が脅かされるのならばその相手が誰であろうと排除する。やはり父の死に正当性は微塵もなかった」「父は人の持つ欲と愚かな息子によって殺されたのです。そして、いつのまにか父の仮説は私の中で真実となり私の人生の使命は父の仮説を証明することとなったのです」 「調査兵団が民間人を殺した。一部の団員は逮捕を逃れいまだ逃亡中だ。それらしき人物を見かけたら至急情報提供を願う」 買い出しに行ったアルミンらが街で配られていた手配書を持ち帰った。アルミン:「午後には山狩りが行われるというし、加えて主要な街道には検問が張られ通行証がないと通り抜けは不可能です」リヴァイ:「やつらは馬車を使ってる。レイス卿領地まであと一日はかかるはずだ。その間になんとか策を講じるしかねえ」 サシャ:「兵長、足音です。こっちに向かってきます」 ★次回 「信頼」【感想】今回は気づいたことをふたつ。いや、ちゃんと見ている人や原作をしっかり読んでいる人には「今さら」って話かもだけど、私はけっこう「おおー」って思ったんでw☆ひとつめは「下手に利口な教師...空を飛ぼうとしたバカな夫婦...田舎の牧場にいた売女...」の話。 前回、サネスがハンジに、この狭い壁の中で今まで戦争が起きなかったのは自分たちが汚い手で守ってきたからだと言って話したこと。これって今回の昔話のエルヴィンの父やヒストリアの母のことだったんだね。よく見たら拷問を受けているのは教師だったエルヴィンの父みたいだし、一番下はヒストリアの母が殺されるシーンで本を持ったヒストリアもいる。私は「NHKで売女っていうか」とか思っただけで気づかなかったわwところで、昔話はふたつだったけど「空を飛ぼうとしたバカな夫婦」てのは誰だろう。もしかして、アルミンの両親? ☆ふたつめは、文字の謎。 リヴァイ兵長の微妙に似ていない手配書。太った? とか思いながら見たら、見出しというか太字部分、カタカナなんだね。知らなかった。わかりやすくすると、 逆さにすると「シメイテハイ」「リヴァイ ヘイシチョウ」と読める。 他にもあるかなと思って、こちらかなり似ているレイス卿。 「ロッドレイス」と書いてある気がするw いろいろ探すとおもしろいかもしれないです。まあ、そんなに時間があまっているわけでもないのだがwww で、文字といえば気になっていたものがひとつあって、画像を引っ張り出してみました。 2期の話なのでNHKじゃないとこで放送されたものだけど、ユミルがニシンの缶詰を見つけて好みじゃないけどとか言っていて、ニシンを知っているのか、てか、その字が読めるのかって話になっていたんだけど、その「ニシン」 おお、逆さにすると、やはり「ニシン」かも。すっかり感想じゃなくなってしまったけど、こういうの見つけると楽しいよね。
2018.08.16
進撃の巨人 3 #39 (3期2話) 『 痛み 』 ☆前のお話は → 「第38話 狼煙」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 「どうしたんですか」と顔を出したエレン。見つかる(>_<) ヒストリアが、続いてエレンも麻酔銃で撃たれて倒れた。 ケニーに攻撃されるリヴァイ。ケニーの仲間も襲ってくる。こちらの動きは完全に読まれていたようだ。しかし、よりによってなぜケニーが憲兵に...リヴァイは酒場に逃げ込んだ。「リヴァイだ。調査兵団の」「い、いらっしゃいませ...」 ケニーが酒場に入って来る。カウンターの下に隠れたリヴァイは、いねえのかよと言うケニーに久しぶりだなと声をかけた。 憲兵を殺しまくったのに憲兵やってるのかと言われると、ガキには大人の事情なんかわからないものさとケニー。俺が教えた処世術がこんな形で役に立つとはなと言った。 店は憲兵に囲まれていた。「袋のネズミ」「どっから逃げようと上からドカン」と言われたリヴァイだがカウンターの下から酒のボトル越しにケニーを見て酒場にあった銃で狙う。 ケニー:「なあ、リヴァイ。どうしてお前が調査兵になったかオレはわかる気がするよ...俺らはゴミ貯めの中で生きるしかなかった。その日を生きるのに精一杯で...世界はどうやら広いらしいと知った日は、そりゃ深く傷ついたもんだ。だが救いはあった。やりたいことが見つかったんだ...単純だが人生を豊かにしてくれるのは趣味だな」リヴァイ:「趣味か。オレの部下の頭を吹っ飛ばしたのもあんたの趣味か」 ケニー:「ああ。大いなる目的のためなら殺しまくりだ。お前だって、てめえのために殺すだろう」 リヴァイは「ああ」と言うとカウンターから銃だけ出してケニーを撃った。倒れるケニー。リヴァイは「助かったよじいさん」と言うとイスをおとりにして外に飛び出した。 銃声が何発も鳴っているとサシャ。 やっぱ、なんかあったのかと言うジャンにミカサは兵士長からの伝言はこうと言った。『これからは巨人だけじゃなく人と戦うことになる』 「隊長、やっと死んだんですか」と言われ、死人がどうやって返事するんだとケニーは起き上がると「やられたぜ」と言った。酒場は護身目的に銃の所有が認められていた。「どチビなりに成長していたらしい」「よかったですね」「いいわけないだろ。オレの夢が遠のいちまう...」 アルミンたちはエレンたちはが乗った馬車を発見。だが人を相手に戦うリヴァイ兵士長の姿を見て驚く。 リヴァイ:「馬車を追うぞ。いいか、やつらは対人の戦闘に慣れてる。もう3人やられた。エレンたちを取り戻すためには躊躇するな。殺せるときは殺せ。わかったか」 ミカサ:「了解」 ジャン:「あ...」リヴァイはアルミンとジャンに馬車に移れと指示した。 馬車を襲い女兵士に動くなと刃物を向けたジャンだったが逆に銃を向けられ...銃声が響く。 王都では、エルヴィンから何も出なかったことについて話していた。エレンとヒストリアの居場所がわからなければ調査兵団の活動を凍結しても意味はない。ニック司祭からどこまで情報を得たかということも、あまり突っ込むと逆に知らなかったことを教えることになりかねないが...「いや、知っているかいないかではない。知ろうとしたこと、それで十分だ。人類憲章に則って処理すればいい。今までそうしてきたように...」 レイス卿からの知らせが届く。エレンとヒストリアは押さえた。エルヴィンと調査兵団についても手をうったので動く必要はないとのことだった。 「これで終了だ。私物で戻してほしい物があれば後で...」とエルヴィンのところに来たのは同期のナイルだった。お前と話したいと思っていたとエルヴィン。思い出話につき合う気はないというナイルに、一緒に調査兵団を志した仲だろうとエルヴィンは言った。「この小さな世界は変わろうとしている。希望か絶望か。中央は人類の未来を託するに足る存在か否か。選ぶのは誰だ? 誰が選ぶ? お前は誰を信じる?」 「エルヴィン、お前...何をやるつもりだ?」「毎度おなじみの博打だ」 吐くアルミン。 ミカサもこうなったの? と聞いてゴメンと謝り泣いた。 ジャンのピンチ。撃ったのはアルミンだった。 一度退くとリヴァイの指示。ミカサはエレンのところに行こうとしたが止められた。 アルミン:「銃を撃って君を助けたとき僕は正直間に合わないと思った。ゴメン...でもなんで先に撃ったのは僕なんだろう」 ジャン:「それは...」リヴァイ:「相手が一瞬、撃つのを躊躇した。そうだろ?」 ジャン:「アルミン、すまねえ。俺がすぐにやらなきゃいけなかったのに...」 「そうだったんだ。僕が殺した人はきっと優しい人だったんだろうな。僕なんかよりずっと人間らしい人だった...僕はすぐに引き金を引けたのに...」 「アルミン。お前の手はもう汚れちまったんだ。以前のお前には戻れねえよ。新しい自分を受け入れろ。もし今もお前の手がきれいなまんまだったら、今ここにジャンはいないだろ。お前が引き金をすぐに引けたのは仲間が殺されそうになっていたからだ。アルミン、お前が手を汚してくれたおかげで俺たちは仲間をひとり亡くさずにすんだ。ありがとう」ジャンはリヴァイに、人と戦うなんて間違っていると思っていた。人に手を下すのが怖かったが、間違っていたのは自分だった。次は必ず撃ちますと言った。リヴァイは、何が本当に正しいかなんて俺は言っていない。そんなことはわからないからな。お前は本当に間違っていたのか?と言った。 捕らえた男は、馬車の運送に使われているただのおいぼれと自分のことを言ったが、リーブス商会会長のディモ・リーブスだとバレていた。中央憲兵に命令されて従っただけだとリーブス。失敗したからリーブス商会はこれから全財産没収。俺やあのバカ息子はもちろん、部下たちまで何らかの事故に遭って死ぬだろうと言った。黙って殺されていいのか。破綻寸前のトロスト区がなんとかもっているのはリーブス商会が人と仕事を結び付けているのが大きいとリヴァイ。商会がなくなったらいったい何人が冬を越せるだろうなと言うとリーブスは、まさかあんたらにつけと? それで街と俺の部下が餓死するのを止められるってのか? と言った。 「保証はしない。ただ、そのために動くことだけは信用してもらっていい」 エルヴィンのところにハンジが、大変だ、事態が悪化した。それもふたつもだ。とやって来た。ひとつは、エレンとヒストリアが拉致されたこと。部下3人もやられた。もうひとつは、エレンがユミルとベルトルトの会話を思い出したのだが、これが事実だとすると、早く救出しないとエレンが喰われるとハンジは言った。 リーブスがリヴァイたちがいると言って中央憲兵のサネスたちを連れてきた。 ホントにこれで俺たち助かるのかと言う息子にリーブスはそんな保証はねえよと言った。「商人に重要なのは嗅覚だ。目の前の金だけじゃねえ。将来ふくめて得する方を嗅ぎ分ける。嗅ぎ分けたら腹くくって食らいつくんだ。いいな、覚えとけ」 手袋にエプロン姿のリヴァイに人間の拷問は初心者というハンジが加わってサネスを取り調べ。エレンとヒストリアはどこだ。なぜヒストリアを狙う。レイス家とはなんだ。とたずねるリヴァイ。すぐに答えないサネスを、遅い、こっちは急ぐんだよとハンジが痛めつける。 サネスの悲鳴を聞いて、エレンたちを助けるためとはいえ気が滅入ってきたとコニー。アルミンは、僕らはもう犯罪者だよと言った。「今相手にしている敵は僕らを食べようとしてくるから殺すわけじゃない。考え方が違うから...いや、所属が違うってだけかも...それだけで命を...僕らはもういい人じゃないよ」爪がうまく剥がせないハンジが、いったい何枚剥がせばあんなにうまくなれるの?と聞くと数えきれないなとサネスは答え、この狭い壁の中で今まで戦争が起きなかったのは、俺たち第一憲兵がこの汚い手で守ってきたからだと言った。 「下手に利口な教師...空を飛ぼうとしたバカな夫婦...田舎の牧場にいた売女...」「全部俺たちが消したから人類はやってこられた...俺には王がいる。俺はこの壁の安泰と王を信じている。俺たちのやってきたことは間違ってないと...」けど、こんなに痛かったんだな。俺を嬲り殺しにしてくれとサネス。休憩だと告げたハンジは、なんかかわいそうになっちゃったねとリヴァイに言った。 「情けないやつめ。爪一枚で全部喋りやがって。サネスの爪はもう残ってねえんだぞ...」 「知るかよ。そりゃあいつの勝手だ。王だの平和だの暑苦しいやつで俺らは迷惑してたんだ。あんたらでやつを殺してくれよ...」戻って、気を取り直そうと拷問の再開を告げたハンジにサネスは言った。「レイス家が本当の王家だ」 リーブス会長はケニーに殺される。用を足しに行っていた息子は無事。 リヴァイの居場所を聞き出さなくてよかったんですかと聞かれたケニーは、黙っててもやつは出てくると言った。「俺が育てたからな。リヴァイ・アッカーマンはそういうやつだ」 ヒストリアが正当なな王位継承者... つまり、エレンもヒストリアもロッド・レイスのもとにいる可能性が高い。 「ヒストリア。今まですまなかった...」★次回 「昔話」【感想】リヴァイの戦闘シーン、よかったね。あまり関係ないけど酒場のおっさんも可愛かったw おっさんといえば、リーブス会長は嫌なやつとか思っていたけど、根っからの悪人ではないんだね。街や部下の心配もしているし。殺されてしまってかわいそうだったが、バカ息子には少しがんばってほしいところだな。ところで、主人公のエレンは転がされてるだけでセリフもなかったねwこの記事ができる前に3話を見たら、いろいろ気付くことがあって画像の追加とかしました。次回の感想は長くなりそうなので今回はこんなところで。
2018.08.12
壁の向こうには海があるとアルミンが言った海の向こうには...オレは何があると思ってたんだろう... ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 進撃の巨人 3 #38 (3期1話) 『 狼煙 (のろし) 』 エレンと104期兵たちはリヴァイ班に編入。 まずは掃除。巨人に掴まれたからまだ動いてはダメだと言われていたミカサは体がなまってしまうからと薪割りをしてアルミンに「野生動物じゃないんだから」と言われた。 「訓練兵の時に戻ったみたいですね」とサシャ。「うん、でも、何で僕らが新しいリヴァイ班に選ばれたんだろう。エレンとヒストリアを守る重要な任務なのに」とアルミン。優秀だからじゃないですかと言いながらサシャはパンを盗んでバッグに隠したw リヴァイ兵長が戻ってきてテーブルの下の埃をチェック。ナメた掃除をしていた件は後回しで、ハンジがエレンの実験を始めたくて待っていると告げた。 ウォールマリアの穴を塞ぐべくエレンの実験が繰り返されるが十分に巨人化できなくなり立ち上がれないエレン。ミカサが助けに走るが崩壊したエレンの顔を見たハンジ分隊長は大興奮。スケッチするようにと言い出しモブリットに「人の心はありますか」と言われたw 巨人の硬質化の力を使って壁を塞ぐには長い道のりになりそうだ。自分でも最初から雲を掴むような話だと思っていたというアルミンに大量の資材の代わりにエレンひとり連れていけばいいのだから作戦としては悪くないとリヴァイは言った。 リヴァイはヒストリアにエレンと同じ馬車に乗るようにと告げた。ニック司祭は「とにかく彼女を連れてこい。彼女なら我々の知り得ない真相さえ知ることができるだろう」と言っていた。(リヴァイ班の様子を遠くから二人組が見ていた) トロスト区に戻ったリヴァイはエルヴィン団長にエレンの硬質化の実験が今回も失敗だったと報告する。 リヴァイ:「あとはクリスタ...いや、ヒストリア・レイス。あいつから壁についての情報を辿るか」エルヴィン:「彼女が話した生い立ちについての報告は読んだ。貴族レイス卿の隠し子で確かに不幸ではあったらしい。だが、ただの地方貴族がなぜ壁の秘密を知ることができるのかが謎だ」 食事の支度をしながら「俺のせいでウォールマリア奪還作戦がまた遠のいたな」とエレン。「エレンのせいじゃないから気にすることない」とミカサ。コニーは「俺はとにかく獣の巨人と闘えればそれで...」と言った。コニー:「あの『サル』とかってやつ絶対に許せねえ」 コニーとミカサが見張りの交代に。ヒストリアはエレンに辛いだろうけどやることがはっきりしていていいねと言った。ユミルがいなくなって何をしたいのかわからなくなった。ユミルは自分の生き方を自分で選んだから、もう私が何かする権利も必要もないと言うヒストリアにやっとまともに話したなとエレンは言った。ヒストリア:「ごめん、もうみんなに優しくていい子のクリスタはいないの」 エレン:「いや、なんかその方がいいんじゃね? 前は無理して顔を作っている感じで不自然で...」今のお前は別に普通だよとエレン。ユミルのことはまた考えればいいと話して、ユミルとベルトルトの会話を思い出した。 今朝トロスト区の兵舎でニック司祭が殺害されたとハンジが伝える。 ハンジがモブリットとニック司祭のところに駆け付けると我々の仕事だから勝手に近づくなと中央憲兵。爪が剥がされているのに強盗殺人事件だと言った。「巨人が人を殺したんじゃない。人が人を殺したんだ。お前らの出る幕じゃない」 中央第一憲兵団のふたり。なぜ王都の憲兵が最南端のトロスト区に?とモブリットが聞くと使える兵士は今忙しいと答えた。ハンジは握手させてくださいと言って手の傷を確認した。 では捜査の方をよろしくお願いします。そして強盗を捕らえた際にはこうお伝えくださいとハンジ。「このやり方にはそれなりの正義と大儀があったのかもしれない。が、そんなこと私にとってどうでもいいことだ。悪党どもは必ず私の友が受けた以上の苦痛をその身で生きながら体験することになるでしょう。ああ、かわいそうに!」中央憲兵のジェル・サネスの拳は捲れていた。ニックは中央憲兵に拷問を受け殺されたんだとハンジはモブリットに告げた。 ハンジ:「ウォール教は調査兵団に協力したニックをほっとかないだろうとは思っていた。だから正体を隠して兵舎にいてもらったんだけど、まさか兵士を使って殺しに来るなんて...私が甘かった。私の責任だ」アルミン:「中央憲兵はニック司祭を拷問して、どこまで我々に喋ったか聞こうとしたんですか」リヴァイ:「だろうな。しかも中央憲兵を動かせるとなると裏にいるのは相当の何かだ」ハンジにニック司祭の爪が全部剥がされていたと聞いたリヴァイは、喋るやつは一枚で喋るが喋らないやつは何枚剥がしても同じ。ニック司祭はバカだったと思うが信じるものを最後まで曲げることはなかったらしいと言った。つまりリヴァイたちがレイス卿を嗅ぎつけたことは明確になっていないが中央の何者かに目をつけられたのは確かだ。エルヴィン団長から伝令が届いた。リヴァイ:「全員撤収だ。ここは捨てる。すべての痕跡を消せ」 避難した直後、中央憲兵が襲撃してきた。 コニー:「あぶねえ。もう少し遅かったら俺たちどうなってたんだ?」アルミン:「エルヴィン団長はどうしてこのことを...」リヴァイ:「中央から命令が出たらしい。調査兵団の壁外調査を全面凍結、エレンとヒストリアを引き渡せってな」 ニファ:「それと、私が手紙を受け取った直後、団長のところにも憲兵団が...」 ハンジ:「まるで犯罪者扱いじゃないか。そこまでして守りたい壁の秘密って...それにエレンとヒストリアを手に入れたい理由は何だろ。殺すんじゃなくて手に入れたい理由だ」リヴァイ:「さあな。とにかく敵はこのふたりを狙っていることがはっきりした。こんなところでウロついてるのはマズイ。トロスト区へエレンたちを移動させる」ニック司祭が殺されたトロスト区だが、中央に向かうよりはごたついているトロスト区のほうが紛れやすいとリヴァイ。街中のほうがいざという時に立体機動装置も使える。それに一方的に狙われるのは不利だから敵の顔くらいは確認するとリヴァイ。お前の班から何人か借りるぞと言うとハンジはもちろんと答えた。ハンジとモブリットはエルヴィン団長の方に付き、他の班員はリヴァイと行動することになった。出発直前にエレンはユミルとベルトルトが話していたことを書いた紙をハンジに渡した。 女:「やつら随分と素早いですね」男:「そりゃ鍛え方が違うからな、あのチビは」女:「知り合いなんですか?」男:「...古いな」 今日は王政設立記念日。年に一度の特別配給がある日。「トロスト区の窮状をお聞きになったフリッツ王が王家の備蓄を解放してくださった」と説明があり配給が開始される。 今回の配給で備蓄が6割を切ってしまったが、ここでもう一度王家の求心力を上げるために必要なこと... (王様? 動かないなw) 憲兵団が失敗した報告が入るが、あれが動いているからもうすぐ手に入るだろうとレイス卿は言った。 背後から馬車が突進してきてヒストリアとエレンじゃなくてアルミンとジャンが連れ去られた。 別の馬車で移動するエレンとヒストリア。 身代りで捕まったふたり。アルミンは賊に体を触られまくりw 偵察に行ったミカサがリヴァイに報告する。「急がないとアルミンの変装がバレてしまいます。それにかわいそうです」足の調子はどうですかとミカサが聞くと、わりと動くようだ悪くないとリヴァイ。それより賊の連中はただの素人だ。なぜそんなのを使ったんだかと言い、あとはお前らで十分だろう俺はエレンのところに行くから奴らを押さえたらすぐに合流しろと指示した。リヴァイ:「それから念のために言っておくことがある。アルミンにも伝えろ...」 リーブス会長が来てエレンとクリスタで間違いないんだなと聞くと特徴は一致していますと賊w そこにミカサらが突入して4人を押さえた。ピストルに手をかけたがサシャの弓が命中。ミカサ:「とりあえず、こいつらここに拘束して兵士長と合流する。兵士長の命令。それと伝言も」 ニファがリヴァイに道が混んでいる以外異常はないのでエレンとヒストリアはあと少しでピクシス司令の宿舎に到着すると報告する。替え玉作戦も成功。その割には浮かない顔ですねとニファが言うとリヴァイは何か妙だと言った。中央憲兵が使う手じゃない。やつらは気位が高い。素人は使わない...リヴァイ:「ニファ、切り裂きケニーを知ってるか?」 ニファ:「都の大量殺人鬼ですか。憲兵が100人以上も喉を裂かれたという。でも何年か前に流行った都市伝説ですよね」リヴァイ:「そいつはいる。すべて本当だ。ガキの頃やつと暮らした時期がある」 ニファ:「え? どうしたんですか急に。こんなときに冗談言うなんて...」 「そうだ。やつなら平気で素人も使う。目標を集団で尾ける時は両斜め後方と...」 「見晴らしのいい高台」 目の前でニファが撃たれる。ハンジ班から応援に来ていたもうひとりも死亡(ごめん兄ちゃん名前わからない)ケニー:「よお、リヴァイ。大きくなったか?」 ケニー:「お、おめえも、あんまり変わってねえな」 リヴァイ:「ケニー!!!」★次回 「痛み」【感想】てか、何がビックリかって、進撃の巨人がNHKで放送されるとは...3期の放送前にSeason1と2の分をドドッと詰め込んできたけど、見てなかった人はどうなんだろ、ついていけてるのかな。うちは主人が今まで全然みていなくて、毎回わたしの解説付きで見て、よくわからないこともあるけど面白い感じ、とか言ってた。規制とか心配していたけど、とりあえず問題ないみたいだね。OPは美しい感じになった。立体機動のシーンは相変わらずかっこいい。展開的には、巨人と闘うはずが敵が人間になって、このあたりはサラッと流してほしいところなんだけど、わからないままの謎もいっぱいあるからね。ひとつずつ解き明かされるのを楽しみに見ることにします。で、第1話(38話)だけど、いきなり来たね、ケニー。声は山路和弘さん、すごくいいね。原作を読んで想像していた以上の迫力とカッコよさだった。リヴァイ兵長もよく喋るし足もよくなったようで活躍してたね。と、主役のエレンは相変わらずのピーチ姫wwwと、今さらな感じで3期第1話の記事でした。NHKで放送されるから、みんな見れるし記事も必要ないかなとかも思ったけど、長く続けてきたので、3期もとりあえず書くことにします。こんな感じで遅くなると思うけど、2期の最終回で「海を見るまでは私も記事を続けるつもり」って言ったしねw 適当におつき合いくださいませ。
2018.08.06
☆庭の花です('◇')ゞ 凌霄花 (ノウゼンカズラ)★8/6の誕生花 花言葉『名声・栄光』☆庭のノウゼンカズラの花が咲き始めました。昨年は花がひとつも咲かなくてかなりガッカリしたんだけど、今年は蕾が現在100個くらい。蔓がどんどん伸びているので、数百個の花を夏中楽しめそうです。☆ちなみに昨年花が咲かなかったのは日照不足のせいで、剪定の失敗ではないです。ノウゼンカズラはすごく丈夫な木で、樹齢100年以上のものもそこいらにいっぱいあります。葉っぱが落ちたら今年伸びた蔓は全部切ってしまいます。幹だけだと枯れ木みたいに見えるけど冬の寒さにも強いです。今はあちこちに蔓を伸ばして隣のニシキギやムクゲの木にも絡んで、先っぽに蕾をいっぱいつけています。☆昨年は日照不足と話したけど、今年はこちら雨が降りません。ノウゼンカズラは元気いっぱいだけど、アジサイがヨレヨレで一部枯れています。花もあまり咲かないし色も悪くて写真を撮れる状態ではないです。うちの庭は鉢植えはひとつもないし、この時期に庭の水やりの心配なんかしたことがなかったんだけどな。大雨で大変だった方には申しわけないけど、こちらは少し降ってほしい感じです。
2018.07.15
八重咲きドクダミ 『白雪姫』(2018/7/1 写真追加)☆我が家の自慢のドクダミw 『白雪姫』が今年もきれいに咲きました。☆「八重咲き」といっても実際はドクダミの花弁に見える白い部分は総苞で、花は真ん中の黄色い部分です。花びらはなくてオシベとメシベだけ。白色の総苞が4枚ある普通のドクダミと八重のドクダミ、他に斑入りの品種などもあるようです。☆日陰が好きで香りも良いとは言い難いドクダミですけど、花(に見えるやつ)の白色はとてもきれいです。特に咲き始めはドキッとするほど美しい白です。まだ黄色の花部分が開いていない時期のものが好きなので、咲き始めから並べてみました。中にちょっと変わったのもあって、葉っぱに白色が混じっていたり、花に緑色の筋が入っていたりするものも見つけたので一緒に載せておきます。 ☆八重咲きばかり紹介しましたが、普通のドクダミも庭にいっぱい咲いています。いつもなら抜いてしまうんだけど、昨年作った『ドクダミの化粧水』の評判がよくて、家族や友だちの分も頼まれてしまったので、今年はまだ草刈りをせずに花集めをしています。☆そうそう、ドクダミの化粧水を作る方は今から花集めを始めたほうがいいですよ。『作り方』は昨年の記事にありますが、今年はちょっとくふうして、もっと良いものを作ろうと考えています。出来上がったらまたアップしますね。★2018/07/01 編集☆咲き始めの写真ばかりだったので、実際の花の黄色い部分が開いている写真を追加で3枚載せておきます。
2018.06.04
庭の花です('◇')ゞ【虫取撫子 (ムシトリナデシコ) 】・ナデシコ科 マンテマ属☆7/28の誕生花 花言葉『罠』 ☆庭の花というか、どちらかというと雑草扱いで、抜いてしまうことが多かったムシトリナデシコなんだけど、カワイイ花なので昨年、裏庭にムシトリナデシコだけ残して雑草を抜いた場所を作りました。いっぱい咲いているときれいです。今年も花が咲き始めました。☆ところで、ムシトリナデシコって、なんだかなな名前だし、花言葉もまんまなんだよね。かなり前に「ムシトリナデシコは虫を捕るのか」っていう記事を書いたことがあるんだけど、結論からいうと、食虫植物じゃないので虫を捕まえて消化したりはしないです。☆写真はわかりにくいかもだけど、花の下、茎の上のほうに茶色いネバネバ粘液みたいなのが付いていて、虫がくっついてしまって、上に登って行けないような感じになっています。たまにアリとかクモの糸とか付いているのを見ることがあります。
2018.05.28
☆継続して読んでいるマンガの覚え書きです。スルー歓迎ですが、どれも面白いので、何かないかなって時に参考にでもなればうれしいです。(画像は楽天ブックスの電子書籍またはコミックの最新巻にリンクしています)
2018.05.27
☆最近よんだ本です('◇')ゞ 【「ななつ星」一〇〇五番目の乗客 西村京太郎 】★2018/5/9発売 光文社文庫☆文庫化されたので購入。おなじみの十津川警部シリーズです。久しぶりに西村京太郎トラベルミステリーを読んだけど、やはり面白いね。何作読んでも飽きない感じ。特に「ななつ星」は私も以前からかなり興味があって。でも高いし人気だし乗れそうになくてwww これを読んだので、ちょっと乗った気になれたかもです。☆物語は、加賀大三郎という小悪党が何気なく応募した懸賞論文で100万円の賞金を手にして、病気の母親を「ななつ星」に乗せて九州に帰省させてあげたいと考えたところから始まる。お金はあるが人気のツアーでチケットが取れない。すごい数のキャンセル待ちだったが、チケットを騙し取ることに成功。母親とふたりでななつ星に乗る。☆大三郎の悪事はまだ発覚していないはずだったが、自宅で隠しマイクを発見。ななつ星乗車直後に脅迫状が届く。それは、悪事を見逃してやるから、乗客の池田夫妻の手帳を盗み出せというもので、手帳を盗もうと部屋に忍び込んだが手帳は見つからず、逆に隠しカメラでその様子を撮られてしまう。実は罠に落ちたのは自分のほうで初めから仕組まれてななつ星に乗せられたのではと考える大三郎。何事もなく走っていたななつ星だが、乗客のひとり、次期駐日アメリカ大使の女性が行方不明になり......☆本の内容はこのくらいにしときますわw ななつ星の紹介に加えて戦中戦後秘話も登場してかなり興味深いです。西村京太郎さんて今年88歳になるんだよね。すごいね。どんどん新しいものも取り入れてトラベルミステリーを書き続けている。私もずっと読み続けたい気持ちになります。九州旅行はちょっとまだできそうにないので、九州の列車が登場する別の作品も読んで、あとYoutubeのななつ星紹介動画でも見て、行ったつもりになっておこうかなと思います。
2018.05.26
庭の花です('◇')ゞ ☆バラの花が咲き始めました。これは小さい花なんですが色が変わっていくのでおもしろいです。蕾のときは黄色で咲くと少しずつピンク色が濃くなります。 ☆オレンジの大きめの花です。これはまだ咲きかけで全開になると真ん中が黄色。一気にたくさん咲いてしまうと重さで折れそうになっちゃうので少し心配です。☆今朝はバラは蕾が多かったけど、出かけて夕方戻ったら、バラもサツキもたくさん咲いていました。さすがに気温30℃超えると一気に咲いちゃうね。ゆっくり楽しみたいんだけどw
2018.05.25
庭の花です('◇')ゞ【空木 (ウツギ) 】・ユキノシタ科 ウツギ属・別名 『卯の花』☆5/22の誕生花 花言葉『謙虚』☆庭のウツギの木は4本あって、3本が八重咲き。1本しかない普通のやつを一昨年の剪定時に切りすぎてしまって、昨年は花が少ししか咲きませんでしたが今年は復活。 ☆今、満開です。昨年、八重咲きのほうがカワイイからいいかなとか言ったけど、こちらもきれいです。 ☆ウツギはいい香りがするので、蜂とか何だかわからない虫とか蝶とかいっぱい来てにぎやかになっています。 ☆八重咲きのほうは咲き始めたところで、まだ蕾が多いです。1本、葉っぱが痛んでいるのがあって、今日は薬をかけてあげました。 ☆ウツギの花が終わると、庭の地面が落ちた花びらで真っ白になります。まあ風流な感じもするんだけど、そうじが大変~w
2018.05.24
☆5月23日は『キスの日』というのをあちこちで見かけました。1946年に日本で初めてキスシーンが登場する映画『はたちの青春』が封切られた日らしいけど観たことないし、キスネタというか写真がないので、亀にしましたw世界亀の日 World Turtle Day (フィリピンのボホール島で撮影したウミガメの写真です)☆『世界亀の日』は2000年に「American Tortoise Rescue」が制定したもので「亀について知り、亀に敬意を払い、亀の生存と繁栄のための人間の手助けをする日」だそうです。「亀に敬意を払い」って......悪いけどちょっと笑った。☆いや、日々、敬意を払っておりますよ。大好きなアメコミヒーローの亀たち。続編まだかな~
2018.05.23
☆5月も終わりに近づいたので、6月に鑑賞予定の映画です。いつも前に観ておもしろかった映画を紹介していたけど、記事を書く頃には映画館で上映していなくて、レンタルの参考くらいにしかならないので、今回はこれから観る予定のものを紹介してみます。おもしろいかどうかは知らないけどwデッドプール2 2018/6/1~☆ヒーローもの2作目。1は2016年6月に観たから2年前だね。異色なヒーローでおもしろかったので楽しみにしていました。ヒーローてか、地球を救ったりしてないし、言葉は悪いし、顔も悪いし、性格も悪いwww まあ強いけど。1作目を観ていなくても深く考えないで楽しむなら問題ないかなと思う。メイズ・ランナー 最期の迷宮 2018/6/15~☆3部作の3作目。ラストです。いや~待った、待った。やらないんじゃないかと心配したよ。1と2を観たのが2015年。3は当初1年後の予定だったかな。それでも十分長いんだけど、主役の男性が大けがをして回復待ち。詳しくは知らないけど治ってよかったね。☆1作目は何となく観たので期待していなかったら結構おもしろくて、2作目はゾンビとか出てきてパワーアップしていたけど、メイズ(迷路)とは関係なくなってた。病気のはずなのに、やたら動きがいいゾンビに追われて走っていたからランナーではあるんだけどw とにかく早く結末を~って感じです。3年は長いよね。映画館のポスターを見たら、みんな少し丸くなってるみたいな気がした~ハン・ソロ/スターウォーズ・ストーリー 2018/6/29~☆スターウォーズシリーズ最新作は若きハン・ソロの知られざる過去の物語。ハン・ソロもチューバッカも好きなキャラだし。いや好きじゃなくてもスターウォーズならとりあえず観るかな。どうも評価がよくないみたいで、クローンの襲撃以来のワースト作品? とか言われているらしいけど、どうなんだろ。でも楽しみ~★映画は毎月数本は映画館で観ていますが、大人のラブストーリーとかミュージカルとかは苦手なので観ないし、大画面で観てよかったと思えるものがいいので、邦画も観ないです。後日自宅でって感じ。偏っているから映画レビューとかあまり書かないけど、おすすめのものでもあったら、また書こうかなと思っています。6月からは観たい映画がけっこうあるので、今から楽しみです。
2018.05.22
庭の花です('◇')ゞ【シャクヤク】・ボタン科・ボタン属☆2/8・5/16・6/16の誕生花 ☆花言葉『はにかみ・慎ましやか・恥じらい』 ☆シャクヤクの花が咲き始めました。ウツギ・クチナシ・ドクダミと八重咲の花が多い我が家の庭では珍しい? 一重咲きのシャクヤクです。淡いピンクで可愛らしい花です。他に八重咲の赤紫のもあるんだけど、まだ蕾です。
2018.05.21
☆5/20は成田空港開港記念日だそうで、別館のほうでスタンプをもらいました。「海外旅行の思い出は?」とかいうお題があったけど、思い出はいっぱいあって、それを書くためにブログをやってるんで、一度書いた話になってしまうかな。ので、ちょっと成田空港のお話でも。☆1978年開港。開港時の正式名称は『新東京国際空港』で2004年『成田国際空港』に。☆40年になるんだね。私が成田空港を利用するようになって20年くらいかな。いろんな国に成田から行きました。まあ、羽田空港発とか仙台空港利用のときもあるんだけど、ここ10年で成田空港から行った海外旅行は15回くらい。やはり私にとって『旅の始まりは成田空港』だな。 ☆ターミナルは3つあるけど、私が一番好きなのは1タミ(第1ターミナル)かな。利用回数が多いせいもあるかもだけど、ここが一番使いやすい気がする。眺めも好き。☆毎年、旅行はだいたい2月と9月。休みをずらして安くて空いている時期にって感じ。成田空港で何か季節のイベントなどをしていることもあって、そういうのを見るのも楽しみでもあります。 ☆バレンタインデーの近くに行ったときはこんな飾り付けがあってコンサートなんかもやっていました。 ☆ひな人形が飾られていたりもします。空港内に飾られている花も季節ごとに違ってきれいです。そんなにのんびりしている時間はいつもないんだけどね。何かないかなあっていつもカメラを持ってあちこち歩いています。☆そういえば、ビックリな写真が一枚あったのでした。 ☆雪の成田空港です。2月の旅行といっても日本に帰ってきて成田空港が真っ白だったのはこの時一回きり。サイパンだったかな、気温30℃の南の島から朝、成田に着いたら雪が積もっていました。めずらしいから写真を撮っちゃった。気温はマイナス2℃でした。☆この時、着陸は問題なかったんだけど、成田空港から高速バスに乗ったら雪で大渋滞。高速道路に入るのに2時間くらいかかった~トホホ。で、高速道路に入ったら雪はほとんどなくてスイスイ。家の方に近づいたら積雪ゼロでした。 ☆40年ていったら、家ならかなり古い感じだと思うけど、成田空港は行くたびに何か新しいものができていたりして、毎回発見もあります。最近はこんな素敵な場所もできました。写真を撮っただけでまだここは利用していないので、次に行ったら、とりあえず座ってみようw☆今は2月の旅を終えて次の旅の計画中です。また成田空港からの予定。楽しい旅をお伝えできたらなと思っています。海外旅行の思い出は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう
2018.05.20
☆庭の花です('◇')ゞ【ピラカンサス】タチバナモドキ(橘擬)・トキワサンザシ(常盤山査子)・バラ科 トキワサンザシ属☆11/24の誕生花 花言葉『美しさはあなたの魅力・愛嬌』 ☆庭のピラカンサスの花が咲き始めました。かわいらしい花だし秋には実もきれいに色づくんだけど、枝にトゲがあるからちょっと苦手。剪定した枝を拾い集めるときによく指に刺しちゃうんだよね。まあ注意すればいいだけのことかもだけどw ☆今日はくもりで時々雨もパラついたり強い風が吹いたりして肌寒かったです。また長袖を引っ張り出して着たよ。部屋にはストーブと扇風機が同居中www
2018.05.19
RAYAVADEE Krabi / Thailand 最終日 ☆遅くなりましたが、ラヤバディクラビ滞在記の最終回です。5~10月の雨季の割引を利用して安く宿泊することができた五つ星ホテル。ダラダラと更新していたら雨季になっちゃいました。ちょうどいいかなw では最終日をサラッとご紹介。上の写真はプールから岸壁側を撮ったもの。滞在中、天候には恵まれていたけど、昨日午後から雨が降ったりやんだりの感じに。あとは帰るだけだからいいかな。荷物がずぶ濡れにならなければ。☆覚えている人はいないかと思うけど、前回の最後の話の続き。昨夜、最終日の予定について書かれた手紙が部屋に届いたんだけど、どうもよくわからないので朝一番で聞きに行くことにします。お手紙は日本語で書かれていて、滞在のお礼から始まって、フライト時刻、ホテルのボート出発時刻、部屋の荷物の収集時刻が書かれていました。出発は17:00で、部屋に荷物を取りに来るのが15:30~16:00となっていて、荷物は部屋の一か所にまとめて、ポーターを部屋で待つ必要はないと書かれているのですが、チェックアウトの時刻がないです。☆日本でもらった日程表にはチェックアウトは12:00になっていて、部屋にあった案内も12:00でした。12:00に荷物を部屋に置いて出てしまったら夕方まで自分の荷物を開けられないのでは? 部屋の案内にはレイトチェックアウトも承りますとか出ていたけど、そういうのにお金を使うつもりはないので、チェックアウトの時刻をゲストサービスに聞きに行きました。☆出発まで部屋を使えるのと12:00に部屋を出るのは大違いで、今日の予定がかなり違ってきます。口コミで見たとき、12:00にチェックアウトしてマッサージに行ったとか、例の日本人スタッフの〇〇子さんが空いている部屋で着替えをさせてくれたとかあったんだけど、追加料金なしで出発まで部屋を使えたほうがいいよね。☆手紙を持ってひとりでゲストサービスに行ったら男性スタッフがいました。「すみませんが」と前置きして、「昨夜いただいたのですが、日本語が一部わかりません。教えていただけますか」と英語で言うとフライト時刻や出発時刻のところに英語で書き込みしてくれました。で、「チェックアウトの時刻がないのですが」と言うと、時刻ははじめは言わなかったんだけど、「何時まで部屋にいられるのか」とかいろいろ言っていたら、16:30にチェックアウトで、それまで部屋はお使いくださいと言われた。ラッキー。☆レイトチェックアウトのことは一言も言っていないから、お金は取られないはず。荷物は部屋に置いたままでもいいし、部屋を出るときに電話をしてもらえばすぐに取りに行きますとのこと。ハハ、無理にマッサージに行ったり、〇〇子さんのお世話にならないでもいいではないか。聞いてよかった。☆まあ実際は私は頭はあまりよくないのは確かだけど、日本語が読めないわけではないんだけどね。このお手紙は不備なのか故意なのか知らないけど、これだと12:00にチェックアウトしてしまう人もいるよね。こんなときは日本人のスタッフを呼ぶより英語できっちり話をしたほうが話が早い。外国人ゲストの女性がひとりで「I'm sorry....」って行ったら男性スタッフなら親切に対応してくれるし。ヒヒ。☆昼にチェックアウトのつもりが出発まで使えることになったので、時間は十分あります。とりあえず朝ごはんは遅く食べることにして、まだ行っていなかったところにでも行ってみます。Railay Walking Street☆ライレイビーチ(プールがあるほう)に出るとリゾートの右側はよそのホテルなどが並んでいますが、数軒先のリゾートとその先のレストランの間みたいな通路を入るとナンマオビーチのコンビニやボート乗り場などがある場所に抜ける道があります。面白そうなので歩いてみることにします。 ☆天気はあまりよくなくて、時々パラパラと雨が落ちたりしていて、濡れても平気なカメラに替えたりしたので写真の順番はおかしいかもです。両替やパンケーキの店、マッサージ店などもあります。途中で分かれ道があるのと、観光客があまり歩いていないので、ちょっと心配になったけど、別に問題ない通りでした。 ☆ナンマオビーチの先のレストランなどがある海に沿った道と比べると、こちらのほうがローカルな感じ。個人の小さな店が多くて民家もあります。そう、ランドリーもあってラヤバディクラビの馬鹿みたいに高い料金と比べたら、シャツ1枚の料金でここなら1kg洗えますw まあどちらも利用する気もないけど。 ☆閉まっている店も多いです。食事をする予定もなかったので、あまりよく見なかったけど、小さいクッキーを5枚くらいビニール袋にいれて婆さんが売っている小さいお店なんかもありました。子猫がそのへんでゴロゴロしていたり、のんびりした雰囲気です。☆並んでいるレストランはあまりきれいな感じではなかったけど、お値段のほうは別に安くもなかったです。もちろんラヤバディと比べたら一けた安いくらいだけど、近所のホテルの前にあるレストランと変わらないくらいかな。たぶんこの辺りはバンコクなんかと比べると何でも高いんじゃないかと思う。観光地料金かな。 ☆ローカルな通りを抜けるとナンマオビーチ沿いのお店が並ぶ道に出ました。写真はリゾートの方に向かって歩き出してから看板があったので撮ったもの。黄色い矢印の道が来た道です。ので、ナンマオビーチから来たらここを左折するとライレイビーチに抜ける道です。こちらのほうが看板があるからわかりやすいかも。☆ナンマオビーチ沿いの道を歩いてリゾートに戻ります。こちら側から入ると朝食レストランのラヤダイニングがあるので、朝ごはんを食べることにします。 ☆朝食。ラヤバディクラビでの最後の食事です。ごはんはチャーハン。おかずは野菜多めにしました。生野菜は結局、滞在中ずっと同じでした。 ☆一品だけ選べるあたたかいメニューはステーキにしました。よく見なかったら二種類あったみたいで今日は卵は乗っていませんでした。「何かソースをお持ちしましょうか」と聞かれたので「あれば、soy sause(醤油)を」とお願いしました。期待していなかったけど、持って来たのは『ケチャップ』でした。「これは?」と聞いたら「トマトソースです」と答えていました。おお、オムレツのときに無視されたケチャップだ。ハハハ、あるじゃないのケチャップ。ステーキには使わないけどw オムレツのときに持って来てくれればよかったのにね。おっと失礼「トマトソース」でしたねwww 何だか可笑しくてモンクを言う気もなくなってしまったわ。で、せっかくのケチャップの写真を撮り忘れてしまった~☆ラヤダイニングでの最後の食事は、最初にガッカリだったケチャップのオチ付きでw とっても上品で食べた気がしないくらいの量のステーキで終了。ごちそうさまでした。☆食事のあと、裏手にあるブティックとライブラリーをのぞいたりしていたら昼近くになりました。12:00チェックアウトだったら忙しかったね。天気もあまりよくないので、午後は時間までお菓子を食べたりコーヒーを飲んだりしながらのんびり部屋で過ごすことに。そういえば大きいテレビがあったけどあまり見ていなかったわ。 ☆写真が歪んでいますが、テレビのチャンネルプログラムです。これ見て気づいたんだけど、ロシアのチャンネルがけっこうあるね。ロシア人ゲストが多いのかな。あまり感じなかったけど。☆あちこち見ていたら、おもしろそうなのがあったのでこれにしました。 ☆カンフーパンダ3です。英語だったけどまあ見てりゃわかる内容だったので主人も楽しんでいたようでした。上の画像の左の赤い衣装のパンダ。メイメイっていうんだけど、マツコ・デラックスさんに見えて関係ないところで笑ったw これってDVDは売っているけど日本の映画館では上映されなかったんだよね。1と2は劇場で観たけど、3はブルーレイを買ってまで見る気はなかったので諦めていた、てかもう忘れていました。タイで見れるとは思いませんでした。ラッキーです。☆出発まで部屋を使えることになったおかげで、のんびりできました。掃除の人が部屋の前をウロウロしてときどきのぞいたりしていたのは少し気になったけど放っておきました。いや、部屋に来て聞かれたら16:00過ぎにチェックアウトすると答えたし、別に私たちがいても掃除してもらってもかまわなかったんだけど、コソコソとどこぞの家政婦さんみたいにのぞいているから、こちらから何か言うこともないだろうと思ってテレビを見ていました。☆何度も書いたけど、こういうところなんだよね、一流ホテルなの? って思ってしまうのは。ちょっと聞けばいいだけだろうに、言えばいいことは言わないし、こちらが言ったことはまともに聞いていないし、みたいな。まあ言っても英語が通じなければ話にならないので、もういいや。勉強になりましたわ。☆荷物のピックアップ時間の16:00になりました。まだ荷物を取りに来ていなかったけど、ゲストサービスに行って言えば運んでくれるだろうから、ちょっと早いけどチェックアウトすることにします。☆そういえば、チェックアウトの案内と一緒にアンケートが入っていて、「お手数でなければ記入にご協力を...」とか書いてあったけど、お手数だからやめたw いや、だって、アンケートって無記名じゃないし、ちょっと見たら「特に対応が良かったスタッフの名前を記入してください」とかいうのはあったけど、「問題があったスタッフの名前を記入してください」とかいうのはひとつもなかったし、高い評価をするようなことも滞在中別になかったので、パスしたほうが無難かとwww帰国☆16:10くらいにゲストサービスに行ってチェックアウト。ミニバーの物には手を付けてないし、サービスの1500バーツのクレジットも使い切ってないし、支払いはないはず。部屋に確認に行ったのでしばし待ってチェックアウト完了。ゲストサービスの女性は「お支払いはありません」と一言いうと横のパソコンに向き直ってなにやら作業を始めました。ん? 紙の一枚もないのか。いや、それより支払いがない客にはお礼の一言もないの? ハハハ、まあハズレの女に当たったと思って私は「Thank you」とだけ言ってゲストサービスを出ました。もう来ることはないだろうな。☆ラヤラウンジで待っていると荷物が来て、同じボートに乗るゲストふたりが来て、4人でボートに乗ってラヤバディクラビを後にしました。ボートの出発時はスタッフが3人出てきて手を振っていました。とりあえずこちらも手を振りました~☆まあ、五つ星ホテルにしちゃ何だかなだったけど、料金も安かったし、景色もよかったし、それなりに楽しませてもらいました。私の場合まだ今のところは泳いで魚の写真を撮ってというのがメインだから、また来たいなとは思わないけど。☆行きとは違う大きいほうの船着き場に到着。旅行会社の日本語を話すお嬢さんが待っていましたが、こちらも行きとは別人のように無愛想でした。まあね、オプショナルツアーひとつも利用しなかったし仕方ないかな。空港に向かう車内でアンケートを渡されて面倒だったけど、ガイドの評価は最高ランクにしてあげたよ。私っていい人だわw ☆クラビ空港の搭乗口はけっこう混んでいました。ひとつ前に中国方面の便があったので山ほどお土産を買い込んだ中国人でいっぱいでした。で、彼らが去るとガラガラ。バンコク行きは少し遅れてクラビ空港を離陸しました。 ☆機内で軽食が出ました~☆21:00にバンコク・スワンナプーム国際空港に到着。成田行きは22:10発。長い距離を歩かないとだし、のんびりしている時間はないです。とりあえず行きに1万円を両替したタイバーツを両替しないとです。日本円にもできたんだけど、千円単位なので細かいバーツが残りそうだと思いUSドルにしました。たぶんすぐに使うだろうし。両替したら60ドルほどになりました。おお、3000円くらいしか使ってないことになるw ☆21:00発・成田行き。かなり忙しかったけど無事搭乗いたしました。日本に帰ります。 ☆ハハハ、もうここからは食べ物の写真しかないです。軽食が出ました。何だかサンドイッチの類はツナサンドばかり食べた気がする。しっかり夕食が出るのかと思っていたのでガッカリだったけど、サンドイッチを食べて寝ました。 ☆成田到着前に機内食。朝の5時くらいにガッツリ食事って普段はありえないけど、美味しかったです。☆6:20 成田空港に到着。成田発の高速バスに乗って家に帰ります。旅行期間 2017/9/7~9/12成田発着 クラビ6日間タイ国際航空利用ラヤバディクラビ 4泊ブログ掲載期間 2017/12/5~2018/5/18掲載回数 5回写真 135枚☆お付き合いいただきありがとうございました。初めてのクラビ(タイ)は景色がよいところでした。それなりに楽しく過ごせたけど、もう行くことはないかな。タイにはまだ行きたい場所や泳いでみたい島もあるけど、どうだろ。クラビ=タイという考え方はおかしいかと思うけど、あんだけ英語が通じないとね、無理かな。☆「タイは若いうちに行け」昔のタイ国際航空のCMを思い出しました。若いうちにって、暑いのと辛いのかなとか思っていたんだけど、当時人気があった石田なんとかいう若い俳優さんが身振り手振りでタイの人とふれ合ったりして楽しそうだった記憶があります。私もあのくらいの年齢で海外旅行経験も少ないときだったら、また行きたいと思う場所になっていたかもしれません。☆昨年の9月の旅行記が遅くなってしまったのですが、今年の2月はサイパンに行ってきました。今は次の旅行の計画を立てているところです。旅行記はどうしようかな、ちょっと検討中です。おすすめはしないけど記録として残すというのが続くのは旅のブログとしてどうなんだろうという気もするので、とりあえず身近な小ネタでも更新しながら考えてみます。☆では、また機会がありましたら、どこかの南の島でお会いしましょう('◇')ゞ
2018.05.18
☆庭の花です('◇')ゞ【ミヤコワスレ】キク科 ミヤマヨメナ属★8/1の誕生花 花言葉『望郷』 ☆『ミヤコワスレ』は、本州、四国、九州に自生する『ミヤマヨメナ』の園芸種につけられた和名。
2018.05.17
☆最近(2018年4月)観た映画です('◇')ゞ【レディ・プレイヤー1】2018/アメリカ/2h20 日本公開2018/4/20監督 スティーヴン・スピルバーグ原作 アーネスト・クライン『ゲームウォーズ』★2045年。リアル世界は荒廃して人々の多くは仮想世界『オアシス』に入り浸っていた。主人公のウェイド・ワッツはスラム街に住む17歳の少年。想像したものが現実となるオアシスが彼の居場所であり希望だった。ある日、オアシスの創設者ジェームズ・ハリデーが亡くなり遺言が発表される。アノラックゲームを開催し、オアシスに隠された3つの謎を解きイースターエッグを最初に見つけた勝者には全財産とオアシス管理権限を授与するというもの。プレイヤーたちはガンターとして宝探しを始める。大企業も参入。ウェイドも仲間とともに3つの鍵を探すゲームに挑む。 ☆想像したより面白かったです。いや、スピルバーグ監督には時々「騙された」って思う作品が私にはあって、これもその口かなと思って期待していなかったんだけど、けっこう楽しめました。原作は7年ほど前に書かれた小説で、あ~あるある、みたいなストーリーで結末も想像つくけど、映像はよかったです。まあゲームものなので、細かいツッコミはナシで観るのがいいかなと思う。私は3Dで観たんだけど、3Dじゃなくてもいいかな。動画は最初のシーンなんだけど、これで十分に迫力あるし、宇宙とか大自然とかみたいな美しい映像はないので、割増料金を払わなくてもよかったかもw 私が観た映画館は3Dの劇場はガラガラだったので得した気分になったけどねwww☆そうそう、ストーリーとは別の面白さもあって、キングコングとかガンダムとかチャッキーとかシャイニングのふたごとか、いろんなのが出てくる。どんだけ出てくるか探しながら観るのも楽しいです。
2018.05.16
☆最近のお気に入りです('◇')ゞ濃いマンゴーゼリー 0kcaL(195g)【たらみ】☆小ネタですみません。うちの冷蔵庫にいつも入っているデザート。久々のお気に入りゼリーです。夏に向けて少しダイエットとか思っていて、でもやっぱりデザートとか食べたいしw これは最初は送料無料にするために数個購入したものなんだけど、今はメインで買ってます。6個で1ケースなのでいつも箱買い。☆カロリーゼロが何と言っても魅力だけど、ゼリーとかって腹の足しにならなかったりする。でもこのゼリーは底の方にナタデココが入っていて、噛まないと飲み込めないので、かなり食べた感があります。『濃い』っていうほどマンゴー味は濃くなくて、開けるとちょっと汁がこぼれたりするけど、お値段は手ごろで量も多いし、そこいらのスーパーマーケットでも売ってる。☆美味しいゼリーといったら、もっと美味しいものはいくらでもあるけど、カロリーを考えるならコレおすすめです。
2018.05.15
☆庭の花です('◇')ゞ ニワゼキショウ(庭石菖・南京文目)・アヤメ科 ニワゼキショウ属★4/23・7/5の誕生花 花言葉『繁栄・豊かな感情・豊富』☆アヤメの仲間で1.5センチくらいの小さい花です。高さ10センチくらい。5月になると咲き始めるんだけど、花が咲いていないと目立たないので他の雑草と一緒に引っこ抜きそうになるw ☆写真で花の下に見えているのは、この花の葉っぱではなくてスギナとドクダミの葉。言いわけしとくと、庭の手入れを怠けているのではなくて、ドクダミは花を摘んで化粧水を作るために抜かないで今は育てているところです。☆好きな花なのでほぼ毎年写真を撮って載せているけど、いつも花だけの写真になっていて葉っぱの写真がどこにもないw ので、きれいでもなんでもないけど葉っぱの写真w ☆こちらニワゼキショウの葉っぱ。幅3ミリくらいです。(いつも記事の一番下に小さい写真があって関係ないぽいけど、これはTwitter投稿用の画像です) ↓
2018.05.14
☆最近よんだ本です('◇')ゞ物語のおわり (文庫) [ 湊かなえ ]【物語のおわり 湊かなえ】★2018/1/4発売 朝日新聞出版厚い本は4年くらい前に出ていたと思う。文庫化されたので購入。☆湊かなえさんといえば『イヤミス』くらいに思っていたから、これも後味悪いかなあと思いながら読んだけど全然ちがった。読後感がいい作品です。嫌なミステリーも嫌いじゃないんだけど、ここいうのいいなあと思いました。☆あまりネタバレしちゃうと読む楽しみがなくなるから小出しにしとくけどw いろいろな悩みを抱えた人たちが北海道にひとり旅をするんだけど、その途中で知らない人から未完の物語を手渡され、その結末を考えたり、自分のこれからの生き方も考えるというもの。【空の彼方】最初に出てくるのは未完の物語。「この物語に続きはない...おわりのない物語は、旅のお伴にするにはちょうどいいかもしれない」と終わっていて、ふたつめの話からは、この物語を受け取った悩める旅人たちの話になります。【過去へ未来へ】妊娠三か月で癌が発覚した女性。子供を産んでから科学治療を受ける決断をして夫も理解してくれたが子供の成長を見届けることができるだろうかなどと悩み、同じ病気で亡くなった父親が連れて行ってくれた北海道に行くことにする。小樽行きのフェリーで知り合った萌という少女に読んでみてくださいとコピー用紙に印刷された小説をもらう。自分が書いたものではなくてもらったもので、返さなくいいから、もしおもしろかったら誰か別の人にも勧めてくださいと萌は言った。【花咲く丘】プロのカメラマンを目指していた男性。父親が亡くなって実家のかまぼこ工場を継ぐようにと家族に言われ、夢をあきらめるために写真が好きになるきっかけとなった北海道に行く。ラベンダー畑で知り合ったお腹の大きい女性に好きなときに読んでと小説をもらう。【ワインディング・ロード】自転車で北海道を旅する女性。文芸同好会で知り合った彼氏は作家になる夢を持ち続けていたが自分は文才がないから素晴らしいと感じた作品を映像化する仕事に就いてみたいと考える。テレビ制作会社に内定が決まったが自分に自信が持てなくなった。写真家になる夢は保留中という男性に小説をもらう...☆という感じで『空の彼方』はいろんな人に手渡される。話は8つあるんだけど省略w そして最終的にはそれを書いた女性の夫のもとに届き、最初に出てきた少女の素性も明らかになり、本当の結末が明かされる。☆悩める人がたくさん出てくるけど、みんなそれぞれ答えを見つけてまた歩き出す感じでよかったです。
2018.05.13
☆庭のツツジです('◇')ゞ ☆今年は赤色のツツジが早く咲いて今はもう終わりかけで剪定を始めたところです。我が家のツツジの花はこれだけで、あとはサツキ。50本くらいあるかな。ポツポツ咲き始めたものもあって、これから家の庭はにぎやかになります。
2018.05.12
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