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2月16日は、京都市内の山「大文字山」へ行ってきました。夏のちょうどお盆の8月16日あたりに「大文字山の送り火」としても有名な山です。以前は春先に「銀閣寺道」横の登山道から登った記憶があり、今回は冬の「大文字山」へ。コースは、交通の便利なJR山科駅から、北へ林道を歩いてゆくポピュラーなコースです。詳細は、かもがわ出版の「ベスト・ハイク京滋の山」に載っている。少し寒かったが展望の良い「大文字山」はいつ来てもいい山です。ご案内しましょう(大文字山の火床より京都市内を望む大展望(GPS:N35度01分23秒1,E135度48分15秒7 )実測値JR山科駅で電車を降りて、北へ向かいます。(8:25)ガイドブックに「毘沙門堂門跡」というお寺があるのでそれを目指して道路をテクテク歩いて行きます。20分で着。駐車場もあるようで車でも来れるようです。まずは石段を上ると大きな毘沙門天のおおきな赤い提灯がお出迎え。こじんまりした境内の本堂で参拝。京都市の有形文化財指定のようです。その後、PYI仲野さんから報告のあった「鏡山」257Mへ寄り道して行くことに。毘沙門道の駐車場の南側へ移動し、川に架かる「毘沙門西橋」の鉄製小橋を渡ってすぐ、右側にピンクの目印リボンが揺れておりすぐに取り付き口はわかる。荷作り紐のナビゲートで、山道斜面を登りだす。途中からはっきりした山道に変わり、25分で小広い広場のような「鏡山」の山頂到着。展望はなし。先日降った雪が少し残っている。山名プレートもないマイナーですが、憩える静かな山頂です鏡山(257M)山頂GPS (N35度00分02秒4 E135度48分48秒1 )実測値下山は、毘沙門堂前まで戻り、川沿いの車道を西方行へ歩く。右側に「山科聖天」の神社鳥居を過ぎると、2差路に到着。ここから北へ延びる林道が「←大文字山」の登山口。りっぱな道標も立っており、また「後山階稜遺跡」と書いた石柱もそばにあった。(10:30)渓流横の林道登山口 GPS(N35度00分10秒 E135度48分58秒5 )実測値渓流沿いの林道のアスファルトが、すぐに地道に変わると、杉林の山道を歩いてゆきます。先日降った雪が現れだし、軽アイゼンを付け、緩やかな山道を登ってゆくとで、南(安祥寺方向?)から来る道と合流のT字路で尾根に出る、5~6センチの積雪。「大文字山→」の道標プレートもあり、(11:15)北へ向かいます。軽い冬山歩きでいいぞ~!!尾根筋の登山道は、雪道トレールでいい感じ。10分程で、左からの「蹴上げ方面」から来る道と合流。「京都東山一周トレイル・東山」の道標が建っている。ここを直進し、その先15分ほどで、4差路着。ここも、「京都一周トレイル・東山45の道標が立ってます。外気温0度でじっとしてると寒いが、雪が5~6センチ積もっていてちょっとした冬山気分が楽しめる京都一周トレイル東山45の道標4差路 (GPS N35度01分07秒5 E135度48分45秒5)実測値東山45の道標を直進(北へ)すると、T字路に着。右へ行くと「三井寺」方面。ここは左の「大文字山」方面へ行く。手製の道標プレートもあります。その先10分程行けばあっけなく「大文字山」へ到着。冬日にかかわらず7~8人程のハイカーが先着しており人気の山のようす大文字山 466M 山頂 GPS (N35度01分10秒4 E135度48分42秒2)実測値ここは、京都市内でも南側方向の視界が開けていて、眺めがいいところです。鴨川から京都市内、天王山方向やよく目を凝らしてみると大阪梅田のビル街まで見えるようで、しばしの眺望を楽しむ。無線機を取り出して呼ぶと、長岡京市の局と、他にWPN上野さんとすぐに59+で繋がる。電波の飛びも最高だ~(大文字山 466M 3等三角点)三角点を探すと、小広い山頂の北側にありました。ベンチがありお湯を沸かしてラーメンでランチタイム。無線機を持ったハイカーに声をかけると、同業のハムでSPU局とわかりアイボールQSO完了。地元のFBな方で無線談義で盛り上がる大文字山 火床 (GPS E35度01分23秒3 N135度48分15秒7 )実測値 334M地点元気な小学生の団体登山客が登ってきたので、三角点をあとに山道を降りて行く。30分程で、夏を彩る京都の風物詩「大文字山」の火床に降りてきた。(13:15 )。薪を燃やして「大」の字になるように「かまど」がたくさんあった。ここでも、標高は実測で334M程あるので、非常に見晴らしがいい。京都駅前の京都タワーや京都御所等、市内の展望はもちろん、向かいの西山山系の「愛宕山」まで大パノラマで見渡せる展望台だ~。ハイカーもたくさん見かける人気の場所のようです山頂から、ズームアップで手前は、京都市内の「吉田山」。真ん中の緑地域は「京都御所」。その上は雪の降っている「愛宕山」の西山山系。休憩がてら無線機のスイッチを入れると、大津市「笠間ヶ岳」移動局の信号をキャッチした。応答で呼ぶとSGV局とわかりラッキー~!そのうち天気が変わり吹雪の雪が降り出して一面まっ白に…(アララ…)風も出てきたので、下山開始(14:05)しましたが、いいところです銀閣寺 山門前 (GPS N35度01分38秒3 E135度47分50秒9 )実測値火床から山道をゆっくり降りて行きます「千人塚」のお地蔵様まえを通り、登山口の「銀閣寺」の山門前に着くと観光客がいっぱい(14:40)。時間があれば、「銀閣寺」や「哲学の道」など参拝して立ち寄るのもよいでしょう。帰りはバスで出町柳駅へ。手軽な京都大文字山ハイクです。出かけるなら春先のこれからのほうがいいかも。おすすめです位置図です完
2008.03.11
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JRが発売した青春18切符(通称:18キップ)を、利用して和歌山県の南部(南紀)の烏帽子岳(909m)へ登ってきました。すぐ近くに、西国第1番札所の青岸渡寺をはじめ、日本一の落差133mを誇る那智の滝など、観光名所が楽しめ、関西100名山にもなっている「烏帽子山」の登山コースをご案内しましょう(画像は、三重塔と那智の滝~絵になる定番の風景)前夜は、JR紀伊勝浦駅前で民宿泊まり。17日は、早朝に紀伊勝浦駅発のバスに乗り、大門坂バス停で降車。すぐ脇にりっぱな大門坂の石標があった。(7:10)まずは、県道を北へ向かい、1つ目を右へ橋を渡り「陰陽ノ滝」を目指しスタート。那智発電所横に「ふるさと歩道熊野古道と烏帽子山コース」の案内看板着(7:18)ルートを確認。GPSは、E33度40分24秒、N135度53分54秒陰陽の滝へ20分で着。水の色が青々としてすごくきれい。水の音が心地よい。夏だと水遊びでもいいかも?(7:37)ここから、山道らしくなり、こわれたトタン小屋を過ぎ、登山道は、新宮山の会の設置した案内プレートNO,3を見て、右へ岩つたいに川を渡ります(8:03)5分ほど行くと、尾根コースと東谷コースの分岐点に到着。ここは、直進して東谷コースへ行きます。緑のポールが一本あるのみで、案内プレートは朽ちて下に落ちていたちなみに、GPSデータは、N33度40分55秒・E135度53分58秒ドンドン行く。NO6のプレートで小川を西岸へ渡り、NO10プレートで、又川を東へ渡り、この辺りから山道は20~30分急登り。分岐地点から72分で、登山道左側に現われる大きな、「松尾の滝」到着。落差40mで1枚岩を滑るように水が落ちているのが見え圧巻滝から15分程で、地道の林道に出合い、東へ行くと終点になっており、広場の奥に、「烏帽子山30分」の案内標柱があります。四駆かバイクならここまでこれるかもちなみに、GPSは、N33度41分38秒 E135度53分46秒山道途中から先日降った雪があらわれてびっくり。尾根の日陰のところは、5cmの雪がまだ溶けずに残っていた。烏帽子岩との分岐を過ぎ、10分の急坂をあがると、烏帽子山909m山頂着。 (10:03)一等三角点標石のある小広い山頂で、木立で展望は良くないが2箇所木々の間から太平洋が見える。GPSデータは、実測値で N33度41分45秒0 E135度54分02秒9。外気温は10℃無線は144と430はまったく静か。モービルの声も聞こえず50に切り替えると、愛知県大府市の移動局の声が聞こえたので応答で繋がる。市野々や俵石からも来れるようで道標プレートがあった帰りは、山頂直下の烏帽子岩へ寄って行く事に。アルミのハシゴが設置してあり、上がると山頂より好展望で360度視界が広がりFB。ランチ場所に好適地で、おにぎりとお茶でランチタイム。妙法山や新宮市街などが真近GPSは、N33度41分38秒 E135度53分46秒下山は、先ほどの林道終点の広場から、林道を東へ向かい、コンクリート林道に変わった先に、鬼杉谷への分岐点があります。尚、車ならこの分岐点手前まで来れそうです。GPSは、N33度41分33秒 E135度53分28秒「3の2の滝」案内プレート道標もあり、左方向の山道へ降りて行きます途中で、「山ノ神」の小さな鳥居のある祠の横の林道をすぎ、その先5m程の左側に「←青岸渡寺へ」の手製道標が、杉の木にかかっているので、ここを左へ降りて行きます。当局は気付かずそのまま直進してしまい、戻ってきて20分ロス。ここのGPSデータは、N33度41分08秒 E135度53分10秒。ただしこの付近は、樹林帯の為、衛星を捕えられず「?表示」の所もあるので注意山道は、樹林帯の苔むした山道。「3ノ滝」への分岐は分からず素通りしたようだ。「名勝 那智大滝の大杉」の大杉の立て札前の分岐は、直進して、急坂を降りると、「二の滝」着。山の神の分岐から二の滝へは、けっこう時間がかかった気がした。単調でない山歩きができるおかげかな?(13:54)着河原を石伝いに渡り、真近で見る二の滝の水もほんとにキレイ!。登山道は、西の谷出合の案内プレートから渓流沿いの道を離れ、階段の山道を登り返したところが、終点ひょっこりと、三重の塔の裏側付近に出てきた。烏帽子岩より、2時間15分。逆コースだと案内標柱など何も無いので分かりにくいだろう。ここから那智の滝を望む景色は絵になる風景でFB。人の数が多くなり観光地を実感近くにある、西国1番札所の青岸渡寺へ立ち寄り本堂で参拝。境内は広く、線香のにおいがする。たくさんの観光客で賑わっています帰りは、JR紀伊勝浦駅からのんびり缶ビールを片手に、同乗したハイカーと山談義。車と違い運転しなくていいのでゆっくりできる。電車での山行はいいね~完
2007.03.25
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残暑お見舞い申し上げます。連日の猛暑。この暑さを、なんとか、凌ごうと、盆休みを利用して、金剛山(1125m )へ、「テント泊」で登ってきました。昼間より夜を楽しもうという計画。どうだったか山の様子などご紹介しましょう♪ 画像: ちはや園地 展望台からの ご来光(16日 早朝)8月15日(土)金剛山へ行くには、南海電車河内長野駅の駅前から、南海バスに乗り、「登山口」または、終点の「ロープーウエィ前」までバスに乗ります。ちょうど、駅前バス停に行くと、バスが止まっていて、タイミング良く乗車できた。 画像:河内長野駅前から、南海バスの金剛山ロープーウエィ前行きのバスに乗ります今日は、テント持参での、登山なので、終点の「ロープーウエィ前」で降車。ちなみに、「ロープーウエィ」は「運休中」で、「金剛山キャンプ場」まで歩いて行かなければなりません。久しぶりの重いテントの入ったザックを担いで行けるかな?~と不安もあったことは確か。しかし、エリアマップの地図を見ると、キャンプ場まで、距離約2KM。獲得標高差もキャンプ場まで、360m程「なんとかなるだろう」と出発~(10:50) 画像:伏見峠への登山口 ここからスタートです 案内板の地図があります。登山口は、この案内板があるところからスタート。「林道伏見線」というコースで、コンクリート舗装道で、歩きやすそうです。すぐ横に、きれいな渓流もあり、樹林の中の道なので、涼しい林道 画像:千早のトチノキトチノキすぐに、大きな木が見えてきた。「千早のトチノキ」というそうだ。解説板がそばにあった。幹回り4,3ⅿ。樹高25ⅿ。樹齢300年の巨樹・・・と書いてある。江戸時代くらいから、ずっとここに立っている・・・、普通の生き物(人間もそうだが)より、はるかに長生きできる生命体・・・すごいなア。 画像:涼しいマイナスイオンの滝しばらく歩いたが、大汗かいてきた。ザックが重く、肩が重い。色々詰めすぎた?ナア・・・と、反省反省後の祭り。小さな滝を見つけ、ザックを下ろしてたびたび休憩。 画像:伏見峠歩き出して、75分で、ダイトレの「伏見峠」へ着。右へ行くと、「紀見峠」まで続くトレイルだが、今日は、左へ行きスグの「ちはや園地」で終了の予定。しかし、今日は異常に暑い。汗が止まりません。 画像:ちはや園地の大屋根休憩所ちはや園地「大屋根広場」にトウチャク。日陰の大屋根の下で、ザックを下ろして休憩。汗だくのシャツをまず、着替え、500のペット水を一気飲み。 画像:金剛山キャンプ場チェックインは、14時からで、前もって予約要。管理棟へマズ行って、「名簿記入」し、管理人から、水道栓を借りて、サイトへ移動・・・という手順。木陰で、土のサイトを選んでみた。他に、ウッドデッキのような、板間もあるようだ。トイレ棟は、「水洗」でペーパー付き。水場は、流し台、洗剤も置いてある。これで500円で利用できるのはありがたい。 画像:サイトは、グランドが「土」か「板間」か、選べるようです。今日は、「土」の方木陰でテント設置完了。しばらく日没まで時間があるので、「ちはや園地」の中を、探索する。ダイトレを少し歩くと、「大阪府最高地点 標高 1053m」のポイントを見つけた。 山の名前などなし。「千早山」とか、何か名前を付けてやれば、もっと、良い有名な場所になるのだが、惜しい気がするね。 画像:大阪府最高地点 標高1053m ポイント19時30分すぎ、登山用温度計を見ると、外気温25℃。持ってきた携帯ラジオから流れる、天気予報で、大阪市内は、30℃以上の熱帯夜。まだ、33.7℃あるようだ。8℃くらい気温は低い計算。ここは標高1000m程のところなので、夜は涼しいのがうなずける。 画像:木星と思われる南東の星(ズーム撮影してます)日が落ちて、「ちはや園地の広場」で、星空を観察してみました。国立天文台のHPから、「大阪の今日の星空」を調べてきたので、それを見ると、20時頃、南東方向に、土星と木星が並んで、見えるようだ。夜空を見上げると、肉眼で、光っている星が並んで2つ見えた。どちかというと、木星の方が、明るく見えた。この夜空の宇宙を眺めていると、かけがえのない「地球」に生きている我々「地球人」を、意識できる瞬間だな。人種問題や欲望とかに起因する、国どうしの争いや戦争など、ちっぽけにみえる。同じ星の住民やないか!・・と。未明になってテントで就寝。8月16日(日)未明、ふと目が覚めて、テントから空の様子を見てみると、美しい三日月が見えた。まわりは真っ暗だが、空は、群青色で、そのまわりは、小さな星がキラキラして素敵に見えた。「月明かりって、意外と明るい」・・・ということに気づく。もう、このまま、起き出し、ご来光を拝みに行くことにした。 画像:テント場から、夜空に、三日月を見る (AM4:00ごろ)大阪の夜明けは、AM5時30分頃だろうと、読んで、「ちはや園地展望台」へ急ぐ。東の山影は、赤く染まりだした「日の出」がもうすぐだ。展望台の鉄の階段を駆け上がると、ご来光に何とか間に合った。 画像:弥山、ハ経ヶ岳、が見える(ズーム撮影してます)まずは、東の方向に、跳びぬけて高い、近畿最高峰の「八経ヶ岳」1915ⅿと「弥山」1895ⅿが、モルゲンロートの赤く色づいた、稜線をいい表情で、見せてくれた。 画像:山上ヶ岳(1719ⅿ) (ズーム撮影してます)続いて、こちらは、解説板をみると、「山上ヶ岳」1719ⅿのようだ。稜線は、熊野へ続く、奥駆け道なのか? 画像:高見山(1248ⅿ)(ズーム撮影してます)さらに、北東方向を見ると、とんがった山が、見える。「高見山」1248ⅿかな?。 画像:鳥見山(734ⅿ)? かな (ズーム撮影してます)さらに北東方向に、とんがり山が見える。解説版を見ると、「鳥見山」?。こんなにきれいな三角していたかな?・・・などなど、山座同定が楽しい。画像:岩湧山(897ⅿ)、奥は、三国山(885ⅿ)しかも南側は、うっすら夜が明けてきて、岩湧山(897ⅿ)や、三国山(885M)などが遠望できます。山肌が赤い色から、うす緑色に変わってゆく。 画像:北方向に見える、湧出岳(1112.2ⅿ)の電波塔北方向に見えるのは、湧出岳(1112.2ⅿ)の山頂にある、電波塔だろう。あとで、行ってみよう。 画像:東の空から、ご来光(太陽)が。日の出の瞬間(AM5:30過ぎ)すっかり、日がのぼり明るくなって、「ご来光ショー」が終了した。テント場へ戻り、朝食を済ませて、撤収後は、湧出岳(1112ⅿ)へ向かう。山頂は、1等三角点があったが、樹林に囲まれて、展望が全くないのが残念。 画像:湧出岳(1112ⅿ)山頂の1等三角点そばに、「葛城21経塚」という、石柱を見かけた。解説版を読むと、今から1300年前、あの、役の行者によって、王寺の亀ノ瀬から友ヶ島まで、28の法華経を埋めたとされることが書いてある。地図もコンパスもない時代、山へと向かう「役ノ行者」は、今でいう、優れた「登山家」であったのかもしれない。いや、きっとそうだろう・・・ 画像:葛城21経塚の石塔金剛山最高峰に立つ「葛木神社」へ参拝のため立ち寄る。本当の山頂は、この社殿の裏が、最高峰になるが、立ち入り禁止のために、直下の国見城址広場に、「山頂標識」が置いてあるそうだ。 画像:葛木神社参拝山頂の広場へ行くと、ハイカーの皆さんで、賑わっていた。画像:金剛山 1125M 山頂(国見城址広場)下山は、「登山口バス停」まで歩いてなんとか終了。重い荷物で汗だくになったが、自然の涼しさを楽しめた 終
2020.08.16
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(コグルミ谷6合目でまだ見かけたカタクリの花)5月9日から鈴鹿山系北部の「御池岳」1247Mへテントを担いでゆっくりと登ってきました。この山は、滋賀と三重の県境に位置する鈴鹿山系では最も標高の高い山です。アプローチは、R306号鞍掛トンネル東側に駐車場があります。「夏場は山ヒルが出る…」とJCH水谷さん、QAT荒木さんの情報を参考で、この季節に来たが、ほぼ駐車場は満車近く、観光バスも乗りつけて来ており人気の山のようです。何とか駐車し、重いザックを担いでさあスタート。(13:00)5月の鈴鹿テント山行をご案内しましょう(鞍掛トンネル東側の駐車場 ) ( コグルミ谷の登山道)登山口は東へ30分。国道を歩いた「コグルミ谷登山口」看板の東側より山道に入ります。石灰岩が所々露出しているこの谷は、以前の水害ですこし荒れていますが、しっかりした山道が山頂まで続いています。今日はテン場までなのでゆっくりペース。新緑のブナがまぶしい~。もう降りてくるハイカーと何度もすれ違う。そのたびに、「今からどちらまで?~」…との問いかけに「テント場まで泊まりに…」と返答に忙しい(^_^;)「長命水」の水場 GPS N35度11分13秒3 E136度25分25秒5 標高810M40分で「長命水」という水場でシャツを脱ぎ汗を拭きながら休憩。冷たい湧き水はよく出ている。美味い~(14:13)6合目へは、谷を回り込むように登って行くと、こわれたベンチと道標と「六合目」の看板の立つ別名「カタクリ峠」へ着く。小広い広場のようなところです。そのまま右(西)へ行くと「御池岳」だが、今日は、東への尾根道へ歩を進めます。その前に重いザックを下してまたまた休憩~(14:42)カタクリ峠 GPS N35度11分04秒0 E136度25分27秒 標高945M 実測花の多い、快適な尾根歩き…と、ガイドマップに書いてある通り、山道は広く歩きやすい。所々に春を告げる花の「カタクリ」や「イワカガミ」をまだ見かけた。葉や茎のみの花もあったが…今週位で終わりかな?…冷川岳(1050m)と書いた標識を過ぎて、白船峠(白瀬峠)まで、60分で着。(15:42)北からの、坂本谷からも道が上がってきているようです。(春を告げるカタクリの花) (白瀬峠)ここから、テン場のある、南西方向の真ノ谷へ下って行きます。琵琶湖へそそぐ愛知川の源流になります。山道は、山肌の斜面をトラバースして傾斜を増して降りてゆく。木立越しに、水の流れる音がした…と思ったとき、真の谷のテン場着。(16:10)(真の谷テン場) (テン場サイド、真の谷の清流)真の谷テン場 GPS (E35度10分42秒2 N136度25分40秒6 標高864m地点 )実測値さっそくテントを張ってゆっくりです。小鳥の声が聞こえて、なかなかいいところです。すぐそばに清流があるので、言うことなし。テントの数は当局のを含め4つでした。夕食はお湯を沸かしていつものレトルトのカレー。(ワンパターンやなア~)その後シュラフにもぐり込みラジオを聴きながらのんびり。新型インフルエンザが国内初、成田で確認のニュースをやっていた。そのうち日頃の疲れのせいか、いつのまにかもう眠ってしまった…あれれZzz…(20:00)(2日目:5月10日) (御池のため池)御池岳 1247m 山頂 (GPS N35度10分44秒3、E136度24分33秒4 実測値)昨夜は、よく眠れ天気もよく最高の朝。しかしテントの中でグズグズしていたので、すっかり遅くなってしまいバタバタと朝食を済ませ7時出発。(居心地が良いとどうも腰が上がらんというか…ったく!)まずは、真の谷を詰めて川沿いの山道を「6合目」まで上がって行きます。(20分位で着いた~早いわ~!)ここから、バイケイソウでいっぱいの「8合目」標識先の分岐からひと登りで、「御池岳」山頂に到着。(8:22)木立で展望はあまりよくありませんが、すでに鈴鹿セブン・マウンテンを制し、今日は、その最高峰御池岳も制覇できたので、感無量~の気分♪。ザックを降ろして休憩していると、次々とハイカーが登って来て、まあ証拠写真の取り合いで朝から賑やかな山頂です。アマチュア無線を取り出し、呼んでみるとなんと!多度山移動のTAI河村さんと繋がる。(TAI局ありがとう!)鈴北岳 1182m GPS (N35度11分13秒9、E136度24分30秒8 実測値)次は、西方向へ降りて行き、分岐道を左へ行くと、水の溜まった小さな池横を過ぎる。だんだんと見晴らしが良くなり、草原状の登山道を歩いてゆくと、35分で、「鈴北岳」の広い山頂に着。標柱が1本立っており360度のパノラマ台の山頂です~。水蒸気が多いが、うっすら琵琶湖や北の霊仙山がよく見える。(9:36)(鈴北岳より鈴ヶ岳を望む) (鈴ヶ岳 山頂 GPS N35度11分24秒5、E136度23分57秒7)東に見えるおわんを伏せたような形の「鈴ヶ岳 1130m」まで行ってみました。一旦ヒルコバと呼ばれる鞍部まで、降りて行き、登り返すと木立の中の山頂です。(10:35)鈴ヶ岳から30分程で行けますが、展望はありません。山名プレート標柱が1本立っているだけの平凡な山頂で、無線をするとすぐにUターン。好展望の「鈴北岳」へ戻ると、人の多くなった山頂は、お弁当広場のようです。(11:35)あんぱんをかじってランチタイム。よく見ると伊勢湾とか見えますよ~。時間もあるのでアマチュア無線機で呼んでみると、岐阜や、高山、名古屋のFOY浅野さん等、短時間に多数の局から次々と呼ばれうれしい誤算~(FOY局ありがとう~!)(鈴北岳より下山中~鞍掛峠へ)下山は、北方向の鞍掛峠へ降りてゆく。来ていたハイカーのほとんどは、鞍掛峠からの往復登山者のようです。見晴らしの良い尾根筋登山道を降りてゆくと、50分で小さなお社のある鞍掛峠着。(13:45)あとは、車の音がするトンネル東まで、急坂を20分降りれば、元の鞍掛トンネル東駐車場です(14:05)いやな山ヒルを気にせずに気楽に楽しむなら、やはり5月の連休直後までか、それか遅い秋口の10月過ぎくらいがよいかな?と思います。鈴鹿の御池岳の紹介でした。おしまい位置図です完
2009.06.06
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29日は、京都・久世郡・久御山町のくみやまマラソンで走ってきました。10km参加で、ここは、初参加。コースは、久御山町役場の会場から南下、木津側川にかかる、国道1号線の橋を渡り、木津川の堤防のサイクリングコースを走る、のどかなコースです。京都木津川マラソンのハーフ版・・・といったところだ。(画像は、開会式の様子。)コースは、木津川沿いの堤防を南下して、もどってくるコース。コンデションは、外気温2度℃、風はなし。天気は快晴で、まだ気温がもう少し高ければGOODだが、(朝は、かなり寒かった)まずまずのコンディションではないかいと思う。時代劇でよく撮影の舞台にされる、木津川に架かる名勝「ながれ橋」などが有り、給水ポイントは、この前で1箇所あり。タイムは、正月以来ほとんど練習していないので、50分は切れなかった。が35秒上回る50分35秒でゴールへ飛び込む。(画像は、表彰状!・・・当局ではありません)帰りの駄賃で、京都府長岡京市と大阪府三島郡島本町の県境の山の「十方山 304m」へ登ってきました。長岡京市側の、ふもとの小倉神社の境内南側から登山道がつづいていました。この小倉神社は、奈良時代の元正天皇の養老2年(西暦718年)の創建。まずは、小倉神社境内へ行くと、犬の絵を描いた大きな絵馬がお出迎え!!それも白い犬・・「神の使いの犬か?!」「山に登らせてもらいます・・」と参拝後、広い登山道を歩き出す。途中右に、「天王山へ→」の標識を見つけ、右へ。また、すぐに「天王山→」の標識があったが、歩きやすい道なので、無視してそのまま直進したら行き止まりで、戻ってきたので20分のロス。・・・・とほほ・・・先ほどの「天王山→」へ駆け上がると良い道が続いている。尾根筋に出ると、天王山ハイキングコースの案内板と、道標のある広い道にでた。小倉神社からちょうど1時間。その先、すぐ20mのこの案内柱を右(西へ)10分で、十方山(304.4m)3等三角点の山頂到着。見晴らしはありませんが、にぎやかな方位盤がおもしろい。すぐそばに、3等三角点があります。無線は、430FMで呼ぶと、WPN上野さんと1発でつながりました。TNX!。その後、道の途中のような、小倉山(305m)で、宇治市の局と交信して下山。お手軽登山でした。
2006.01.29
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1月28日は、京都府久御山町のマラソン大会に10KMコースで参加。昨年に続いてのエントリー。正月明けから、日々忙しくランニング練習もほとんど出来ないまま、レース当日になってしまった(走れるかなァ…)(画像は会場内の様子)天気は曇時々晴、気温5℃ほど。木津川の堤防沿いを走るコースで、チャンバラ時代劇によく登場する、木製の「流れ橋」も見かける。案の定50分は切れず、汗ボトボトで、52分50秒でゴール。なんとか完走できたという感じ(運動不足はこれで解消したが、くやしい!)終了後昼から、10円玉でおなじみの宇治市平等院へ寄って帰ることに。宇治川に架かる橘橋をわたると、近くにJFF局から報告があった、槇ノ尾山が見える。予定変更で、早速登山口をさがしに、「生長の家・宇治別格本山」へ向かう。登山口をうろうろ探すが、見当たらない。府道まで出て、探していると、電柱脇に踏み跡の続く山道があり、登り出すGPSデータは、N34度53分09秒、E135度48分48秒途中で、山道が途切れますが、高いところを目指して登ると山頂へ15分で到着。(赤テープ巻いておいた)JFF局のプレートがお出迎え。展望はありません。なぜか山頂に、リックと、買ってきたばかりのコンビニの袋が山頂にあった?先客が居るのか山頂付近を探索したが見当たらない?(不思議なもんだ…)無線は、50SSBで、いつもの京都市北区の移動局と繋がる。今日は京見峠移動だが、雪は無いとの事。「今年もよろしく!」とQSP!で下山。あまり寒くならない今年は暖冬だな…などと思いながら帰途についた
2007.02.01
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坂本龍馬と新選組を探しに京都へ行って来ました。今からおよそ150年前徳川幕府による幕藩体制が行き詰まりの頃、ペリーが黒船を率いの浦賀に突然来航しました。開国を迫りやがて、幕末→明治維新へと日本が変わって行きました。混乱しつづける歴史のなかで、活躍した坂本龍馬と、新選組。以前からその歴史探索をしてみたいと思っていた。その現場に立つことで、その時代のその瞬間にふれ、先人たちの深い志や、その想い、考えなどが分かれば自身のこれからの生き方、考え方の参考になるのでは・・・・?と考えたからである。地図を片手に持参で、いざ出陣!!さっそくご案内しましょう。(画像は、京都・円山公園にある坂本龍馬と中岡慎太郎像)2月10日、冬型気圧配置で気温は低いが、晴れ間がのぞき天気が良さそう。10時18分、京阪電車中書島駅到着。電車を降りてまずは、坂本龍馬が京都で定宿していたという『寺田屋』へ行こう。北の方へ歩き出す。ほうらい橋を渡りすぐの辻を左(西)へ行くと、寺田屋があった。ただの2階建て木造旅館にすぎないが歴史が語る趣がある。寺田屋のちょうちんや寺田屋騒動址の立て札などがある。龍馬はここでよく泊まっていたか・・400円で見学可と書いてあり、早速入ってみた。今でも、素泊りならOKのようで、表札は、坂本龍馬の表札がかかっている。1階は、龍馬に関する写真や小物また、風呂が展示してあった。2階へ階段をあがると、7つほど畳部屋があり、右側の「梅」と書いた部屋へ行くと、坂本龍馬の絵掛け軸がかかった部屋があり、龍馬がよく泊まってた6畳の部屋の様子。寺田屋騒動とは、文久2年(1862年)4月、尊皇攘夷派の薩摩藩士9名が殺傷されるという明治維新上有名な事件。その時か、龍馬が幕史に捕らえられかけ、戦いの時についたとおもわれる、刀傷や弾痕が、柱に今でも残っているのに驚いた。龍馬の刀と柱についている、刀傷お龍さん、(この宿で働いていた、のちの龍馬の嫁さん)の写真もかかっていた。寺田屋をあとにして、北へ行くと、「竜馬通り商店街」になっている。龍馬館と書いたみやげ物屋を見つけた。いろんな龍馬グッズを販売している様子。龍馬せんべいとかもあった。次は、近鉄桃山御陵前駅の前、高架下を東に行き、1つ目め辻を南へ行ったところにあった「伏見奉行所」を探しに行った。慶応4年(1868年)土方歳三率いる、新選組ら幕府軍が討幕派の薩摩軍と激戦を繰り広げていた所で、付近をうろうろするがよくわからず市営住宅の付近に着くと、その石碑があった。伏見奉行所跡・・石碑のみで当時の面影は何もない。駅の方へもどると、赤い大鳥居を見つけた。御香宮神社だ。薩摩軍が本陣を置いていた場所で、境内へ行って参拝後、本殿の脇に「御香水」という湧き水があり、ご婦人がペットボトルに汲みにこられていた。お茶にしたらなんとも美味しいようで、当局も杓子で飲んでみたがなるほど美味しい。平安時代に突然湧き出した・・・と書いてあった。伏見を終えて、三条まで京阪電車で移動することにした。12時20分、三条駅に着、地上に上がり、西方向へ進む。三条大橋から加茂川の上流の北山方向は雪景色で白くなっている。冬日で寒い。まずは、新選組の名をしらしめたとされる、池田屋事件の舞台になった。河原町三条の近くにある、池田屋を探しに行こう。しかし、池田屋は無く、パチンコ屋さんに変わっている。この『パチンコSOLT』前にて、石碑と案内板があるのを見つけた。「池田屋騒動の址」と書いてある。そのクーデター計画は・・・・・『元治元年(1864年)旧暦6月5日、祇園祭宵々山、四条小橋の古高俊太朗を捕らえて、調べた結果、倒幕派がクーデターを起こす計画を知った新選組は、池田屋で密会中の長州、土佐、肥後藩の尊攘過激派浪士20数名を近藤勇率いる、新撰組10数名で襲撃し多くの死傷者を出しました。尊攘派は痛手をうけ、新選組はこの事件を機に一躍名をあげました・・・・と案内板が書いてあった。次は、河原町三条の交差点を南下して、1つ目を東に行ったところにある、材木商「酢屋」を探しに向かう。龍馬が隠れ住んでいたところで、龍馬の開運会社の「海援隊」の京都本部のあった場所。今でも、営業しているようで、すぐにわかった。2階は展示室になっている様子。石碑と、海援隊の名簿板が入り口にかかっている。隊長、坂本龍馬。隊士、陸奥陽之助、伊吹周吉…など58名の名前が載っている。河原町通りに戻り、南下する。人通りが多い京都のメーンストリートだ。今度は、龍馬と中岡慎太郎が刺客に襲われて暗殺されたとされる、近江屋(醤油屋)を探しに行ったが、その場所は京阪交通社にかわっていた。それを示す石柱がポツンとあるのみ。気を付けてみないと通り過ぎてしまいそうな所。遭難の碑の石碑があるのみ。すぐ、斜め向かいに、中岡慎太郎の隠れ住居の「あぶらとり屋 象屋」は、今も営業中で、石碑も店の前にあった。次は、河原町四条交差点を、東に行き八坂神社へいこう。本殿へ行くと、観光客やお参りの人が多い。・・・1200年にわたって、京の町を疫病から守る為に発祥して受け継がれる、祇園祭は、八坂神社の祭礼で・・・などと観光看板に書いてある。当局も、拍手を打って参拝完了。そのまま境内を東に抜けると、円山公園に到着。小池で鴨が5~6匹泳いでいる。のどかなところ。龍馬と中岡の銅像はここから東へ50Mほどの広場の前にあった。(その1 おわり。その2は、次回へ)
2006.02.17
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山頂から「伊吹山」が 見える山以前AVI局の報告で、山頂から「伊吹山」1377m、がよく見える・・・と紹介していたのを思い出し、比較的簡単に登れそうなので、登ってきました。山頂から、大きな「伊吹山」が見えました。ご案内しましょう。徳源院の駐車場に止めさせて頂き、ここからスタート。徳源院は鎌倉時代の、京極氏という武士の菩提寺とのこと。山を見ると、なにか、建物が見えます。町中の桜も、暖冬の影響で、咲いている木があった。「ソメイヨシノ」ではなさそう。すぐに、「清滝神社」があります。立派な造りです。登山口は、鳥居の左の奥に続く道。手製の道標案内も立っていた。川沿いに進んで行きます山道の入り口は、「獣除けゲート」があるので、開けて入ったら、閉めておきます。山道は、よく整備されていて、ジグザグに登ります。何度か休憩して、尾根に出ると、傾斜も緩やかで、歩きやすい道にかわりますが、北風が出てきた。50分ほどで、広い山頂へ到着。NHKのテレビ中継所の建物がお出迎え。くもり空であるが見通しはよい。三角点は、山頂の中ほどにあった。3等デス北方向は、ドンと大きい「伊吹山」が間近に展望。雪は山頂にうっすらとあるだけ。下界は、柏原集落がよくみえます。山頂に手作り標識があった。アマチュア無線は、430FMで、コンテスト中の岐阜市の局と59で交信。風が冷たくすぐ下山下山は、時計まわりの周回路で下山。道沿いに春らしいピンクの「ミツバツツジ」が咲いていた。完
2020.03.22
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