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街…ガイ、まち 町…チョウ、まち

歌舞伎町
角筈は新宿歌舞伎町あたりの昔の地名だそうです。
私が高校生の時にはもう「ゴールデン街」という地名しか聞きませんでしたから、
相当古い言い方になります。
人々は風の動かぬ華やかな夜の中を熱帯魚のように群れなしていた。
浅田次郎の『角筈にて』は、父と子のつながりを描いた浅田人情ワールドです。

リオデジャネイロ
貫井恭一は理不尽な人事によってリオの支店に飛ばされることになります。
憤る腹心の部下に対して、恭一は覚めています。
みじめな育ち方をした自分が、東大を出て、
壮行会に続いて、恭一を慕う部下と角筈で飲んだ後、かつて自分を捨てた父の姿を
見かけます。父はあのときと同じ白いパナマ帽と夏の背広姿。
恭一の中で、父の思い出と現実が交錯します。
8歳の夏、恭一は親戚の家に預けられました。妹のように育った久美子は
今、恭一の妻になっています。
リオに出発する日、恭一は再び父に会います。父は、恭一の聞きたかった一言を
伝えてくれたのでした。それは…
参照元:『短編復活』集英社文庫編集部・編 より 浅田次郎『角筈にて』
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