60ばーばの手習い帳

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September 5, 2022
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カテゴリ: ミステリー三昧
 母を看取り、どうしようもない欠落感に襲われた僕は、三十年前の父の死に思いをはせていました。
 陶芸家に転じた父は、母を連れて、時が止まってしまったような田舎の地で暮らしていました。

 父の葬儀の時、昔調布に住んでいたときの隣人だという布川さんが会葬してくれました。彼は、お姉さんと力を合わせて、お母様を支えてあげてくださいと挨拶され、僕は驚きます。
 今まで姉の存在を聞いたことがなかったからです。


冬野(のび太)

 姉の存在を不思議に思った主人公は、母を昔から知っているという婦人を訪ね、真実に迫ります。

 夫に完全に依存して生きてきた母は、息子しか愛情を傾ける対象がいないのですが、それは息子への依存に他なりません。

 息子である主人公側の問題もかつてつきあった女の子や、大学時代の恋人の口を通して語られます。
 妊娠した彼女を無理矢理説得して中絶させ、責任を取るため卒業後結婚しようと言うのですが、その心は『僕が一方的に悪者になるわけにはいかない』思いでした。
 彼には、彼女以上に僕のほうが苦しんでいるんだぞ、という態度が垣間見えます。

 距離を置いて考えようと言う彼女を非理性的と断定し、僕は間違っていないと自己完結する主人公です。
 結局のところ、主人公もまた母に依存してしか生きられなかったのでしょう。最後まで読み終わってみると怖い話です。





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Last updated  September 5, 2022 12:00:25 AM
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