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2022.03.30

078.私が私らしくいられる魔法の夢ノート [ 岡田みな子 ]

テーマ：読書(8289)

カテゴリ：【読書】手帳・ノート・文房具

本のタイトル・作者

私が私らしくいられる　魔法の夢ノート [ 岡田みな子 ]

本の目次・あらすじ

第１章　自分の「好き」に賛成してあげる
第２章　「魔法の夢ノート」の作り方
第３章　自分の「感情」に名前をつける
第４章　「私」のままで、「いま」豊かになる

引用

私らしくいられることを一つずつ増やして、私らしくいられないことを一つずつやめればいい

感想

2022年078冊目
★★★

よくある、「自分の本当の気持ちに気付いて自分の人生を生きよう」系の本。
そのために雑誌の切り抜きを貼り付けて自分が本当に望んでいることをビジュアル化する「魔法の夢ノート」を作ろうという内容。
目新しいことは何もなかったんだけど、定期的に読みたくなるこういう本。

自分が何を望んでいるのか、本当は何が好きで、何がしたいのか。
日々の暮らしを送っていると、埋没してしまって分からなくなる。
そうして消化不良のモヤモヤした感じだけが残る。
そういう時に、こういう本を読んで思い出す。

最近手帳へ貼り貼りしているのが食品パッケージばかりなので（どんだけ洋酒の入ったチョコレート好きなん）、もうちょっと他のものも貼り貼りしようと思った。
自分が惹かれるもの。その理由。
いいな、と直感で選別するその根底にあるものを探っていくと、羅針盤のように進むべき道が示される。

この本にある、「自信を育てることは自分の好きを知ること」。
著者は子どもたちにもこの魔法の夢ノートづくりのワークショップをしていて、言葉でうまく表せない年齢の子や、言葉にするのが恥ずかしくなる思春期の子にもいいなと思った。
本の中でも触れられているけど、「好き」を発信していくと、誰かが応援してくれたり助けてくれる。
ポジティブなパワーって、人を動かすし、人間って基本的にそういうものに触れると「何かしてあげたい」って思うようになっているんだなあと思う。

こういうのって恥ずかしいけど、「へえ、そんなこと思っていたんだ」と自分を改めて見直すきっかけになる。
（研修でもよくやらされる…。そして自分がいかに組織人に向いていないか痛感する。）

１　普段の生活のなかで好き、ワクワク、幸せを感じることは？
①　甘いお菓子とカフェオレでお茶している時
②　英語を学んで成長を感じられた時
③　面白い本を読んでいる時

⑤　仕事で今まで出来なかったことが出来るようになった時
⑥　休みの日に子どもと同じ空間でまったりダラダラしている時
⑦　ブログで自分の考えを書いている時
⑧　手帳に書いたり貼ったりしている時
⑨　小説を書いている時
⑩　勉強仲間と交流している時

…見事に自分のことばっかりだな！笑
私はどうにも、ひとりでちみちみと何か新しいことを学んで、人知れず実践して、出来るようになるという過程を偏愛している。

２　何も制限がなく、何も心配がないとしたら、どんなスタイルで仕事したい？
①　週休３日（水・土・日休み）勤務
②　もしくは１日６時間（９～１５時・休憩なし）労働
③　本や文字、言葉に関わる仕事

要するに、「労働時間を短くしたい」ということと、自分が興味があって好きなものに携わりたいということ。
…現実とはかけ離れているなあ。

３　もし生まれ変わるとしたらどんな人生を生きてみたい？
①　タイニーハウスを作る。
②　沖縄に住む。
③　旅をしながら暮らす。

…生まれ変わらなくても出来る！笑

４　もし寿命があと１年だとしたら？
・　仕事を辞める
・　読みたかった本を読む
・　なるべく子どもと過ごす
・　会ってない人に会いに行く
・　身のまわりのモノ（卒業アルバムとか）を処分する
・　資産やパスワードなどを一覧化しておく
・　行きたかった場所（チベット、ブータン）へ行く

労働時間以外はあんまり後悔しない生き方をしているのかもな、と思った。
もちろん子どものことは気がかりだけれど、もはやどうすることも出来ないから、「後は宜しく」と任せるしかない。
そのうえで後を濁さないようにきれいにして去って行きたい。
思い出に残らないくらい、さっぱりと。