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2023.02.02
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世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編【電子書籍】[ ヤマザキマリ ] ​​


世界の果てでも漫画描き 2 エジプト・シリア編【電子書籍】[ ヤマザキマリ ]


世界の果てでも漫画描き 3 チベット編【電子書籍】[ ヤマザキマリ ]

感想


2023年016冊目
★★★

コミック(読書レビュー書いてない)か、コミックエッセイ(書いてる)に入れるか迷って、エッセイ括りで。
『テルマエ・ロマエ』で一世を風靡したヤマザキマリさんのコミックエッセイ。
『ムスコ物語』に書いてある内容が多く、そのコミック版という感じ。
キューバ、シリア、チベット、台湾…
道中の笑いあり、異文化体験ありでとっても楽しく読みました。


私が「いいなあ」と特に思ったのは、1巻のキューバで、停電が行われるとみんなが月明かりの下、ギターを奏でて踊るというシーン。
経済状態がよくない国で、それでも人々は幸せを見つけて生きている。
ヤマザキさんは、それを「何だろうこの贅沢なかんじ…」と見つめる。

ヤマザキさんが死にかけながら訪れたチベットは、私も行ってみたい国。
子供の頃に映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を見てから、死ぬまでに一度行ってみたいと思ってる。
しかし高山病がすごいんだなあ。ポタラ宮って富士山と同じくらいのところにあるんだ…。
臨終に際して僧が枕経として読むというチベット仏教の経典『死者の書』は知らなかった。
どんなことが書いてあるのか気になる。

この本には載っていなかったけれど、ブータンも行ってみたい。
小学生の時『ブータンの朝日に夢をのせて』という本を読んで(ブータンでお米の栽培に尽力した日本人の実話)、いつかこの国へ行こうと思った。

同じく子供の頃に読んだ『目が見えなくても』という本でルイ・ブライユ(点字を発明した人)を知り、たまたまフランス旅行の最中に彼のお墓(パリのパンテオンにある)を見つけて、「ああ、あの人だ、やっと会えた」と感極まった。


そこが本当にあるところであれ、架空の場所であれ。
過去にあっても、未来にあっても。

これまでの関連レビュー


生贄探し 暴走する脳 [ 中野信子×ヤマザキマリ ]
妄想美術館 [ 原田マハ×ヤマザキマリ ]
ムスコ物語 [ ヤマザキマリ ]
たちどまって考える [ ヤマザキマリ ]
ヤマザキマリの人生談義 [ ヤマザキマリ ]
壁とともに生きる わたしと「安部公房」 [ ヤマザキマリ ]
地球、この複雑なる惑星に暮らすこと [ 養老孟司×ヤマザキマリ ]



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最終更新日  2023.02.06 05:57:00
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