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背番号5(その 10 )
その9からの続きです
やっと背番号5の最終回にたどりつけた
みなさん つきあってくれてありがとう
西岡剛 内野手
背番号7で書くのがいいのか迷うが、番号の順序で先に出てきてしまうのでここで詳述することにする。
大阪桐蔭高時代は通算42本塁打を記録した注目選手で、4番キャプテンとして平成14(2002)年の夏の選手権に出場している。
平成15(2003)年、ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団、在籍8年間を通じて背番号は「7」を着けている。
公式戦には1年目に7試合、2年目には高橋慶彦コーチの指導でスイッチヒッターに転向して63試合出場と順調に育ち、3年目以降の6年間はショートのレギュラーとして活躍した。
高校時代はホームランも打てるスラッガータイプだったが、プロ入り後は俊足とミート力を生かし、盗塁王2回、首位打者1回のタイトルを獲った。
この首位打者獲得を手土産に、平成23(2011)年にメジャーに挑戦、ミネソタ・ツインズと3年契約する。1年目は開幕戦にスタメン出場するも開幕1週間で骨折して離脱。68試合221打数50安打19打点0本塁打に終わった。
2年目はキャンプで左手小指を負傷してマイナースタート。4月には右足の捻挫で故障者リスト入りなど思うようにならなかった。ようやく8月にメジャー昇格したものの3試合12打数0安打1打点で降格。3年目の契約解除を申し入れて9月に自由契約となってNPB復帰を目指すことに。
平成24(2012)年11月20日にタイガース入団が決まるが、態度はいたって謙虚だった。球団提示が2年総額4億円のところ自ら申し出て1億円を返上し出来高に変えるとともに、「ポジションは自分で獲る」と宣言して定位置確約も要求しなかった。少し前にFA宣言していた平野のことを気にかけていたのかもしれない。
最初の背番号は直前まで俊介が着けていた「7」、ロッテ時代に背負い続けた番号だ。平野が移籍したため、1年目の平成25(2013)年のシーズンはセカンドに定着し122試合に出場、497打数144安打44打点4本塁打11盗塁の成績でチームを2位に押し上げる。
ところが翌年からは24試合→50試合→55試合→32試合→25試合と散々な成績に終わっている。
この間、平成26(2014)年は、開幕早々の守備で福留孝介と衝突し、左鎖骨関節脱臼、左右の肋骨2本の骨折という重傷を負って離脱したことが響いていてシーズンの大半を棒に振っている。
平成27(2015)年は右肘の筋挫傷が長引き調子が上がることのないまま終わっている。
平成28(2016)年は、最悪の年になる。左足裏に故障を抱えながら出場を続けていたところ、7月20に日の巨人戦で一塁に駆け込んだ際に左足アキレス腱を断裂。手術を受けることになり残りのシーズンを回復やリハビリに費やした。
長引く成績不振と度重なる怪我により、契約更改では「契約してもらう立場」と言って金額も見ずにサインしたという。
平成29(2017)年は、ゴメスの着けていた「背番号5」に代えてセカンドにも再挑戦、心機一転を期したが守備に就いたのはわずか13試合。
平成30(2018)年は、もはや素人が見ても戦力外で、開幕から極度の不振に陥り5月に登録抹消。9月に復帰したがもう気力も薄れており、活躍できないまま戦力外通告を受ける。11月にはトライアウトに挑戦したがオファーはなく引退に追い込まれた。
西岡がタイガース在籍の6年間で打ったホームランはわずかに6本。ロッテ時代にゴールデングラブ賞を3度も受賞した華麗な守備も怪我の影響で鳴りを潜め、1年目こそそれなりに働いたが、後の5年間は本当に歯がゆかった。本人も納得できないだろうが、あまりに怪我が多くどうしようもなかった。
近本光司 外野手
近本は兵庫県の淡路島出身、県立社高校から関西学院大学を経て大阪ガスに入社。平成30(2018)年の都市対抗野球で首位打者、橋戸賞を獲得する活躍を見せる。同年秋のドラフト会議では 、 藤原恭大 、 辰己涼介 の抽選に連続して敗れたあとの外れ外れ 1 位で指名
初年度となる令和元(2019)年は、春季キャンプから一軍に抜擢され、走塁、バッティングとも高い評価を受けて開幕一軍を勝ち取る。その期待に応えて、近本は586打数159安打42打点9本塁打、打率 . 271の成績を収めるとともに36盗塁を決めて盗塁王を獲得した。脚力を生かしてリーグ最多の三塁打7本も記録、高山が持っていた新人の最多安打136を大きく上回る球団新記録も作っている。
その後も毎年3割前後の打率を維持しており、令和2(2020)年、同4(2021)年には盗塁王を獲っている。
特徴として、ポケモンキャラの「レジギガス」に例えられるが、毎年シーズン序盤は調子が上がらないということが指摘されている。キャンプで一生懸命やりすぎて反動で疲れが出るのか真相は不明。本人にもわからないのかもしれない。1年を通じて調子の波がなくなれば首位打者も獲れる実力がある。
背番号は退団した西岡の着けていた「5」を引き継いでおり、令和5(2023)年で5年目となる。過去、「5」をつけた選手の最長は藤本勝巳の10年。次いで北村9年、新庄が8年だ。近本には引退までしっかり背負ってタイガースをけん引してもらいたい。
まとめ
いやはや10回までかかってしまいました 長かった~
西岡さんは高校時代からスター選手で、ロッテまで順調な野球人生だったのに、メジャーに挑戦してレールを踏み外したって感じね 内野手がアメリカで成功するのはすごく難しいみたい バッティングが大谷君くらい打てればレギュラーになれるかもしれないけど
現在着けてるのは近本さん 4年で盗塁王3回はすごいね 盗塁できる 3割打てる力を持ってる 長打も打てる そのためか監督さんも1番か2番か3番か? 打順に迷っちゃう 岡田監督は何番で使うのか興味あるな
これで背番号5は終了 次は6に進みたいけどちょっと休憩しようかな
お疲れですっ!
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