シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年01月12日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 これから述べることに関しては、少々気懸かりである。というのも、このような事柄を述べるのに、3ヶ月ほどの期間を費やすことができたら、単なる幻想と安易にみなすことはないと思うが、治療の特殊な領域にまで入っていくような事実を、完全に理解できるために、このような事柄を、短期間でざっと通過していくので、単に事実を並べただけのように思うことが考えられるからである。

 それでもやはり、できる限り、このような事柄には、今日の自然科学の基礎となっている事柄以上に充分な根拠があることを表現していきたい。

 でははじめに、植物の形成過程(プロセス)を、宇宙的な関連のなかに置いて、提示することからはじめたい。

 これまで見てきたように、人間のなかでは、植物の生成過程(プロセス)とは逆の生成過程(プロセス)が、機能的に働いている。従って、人間に対する植物界との直接の関係を発見するには、この植物の生成過程(プロセス)を、人間のなかに暗示しなければならない。

 植物をみれば、植物が、生成過程(プロセス)において、明らかに対立する2つの傾向を持つことがわかる。一方は地球、つまり地に向かい、以前暗示したように、樹のような植物では、幹のなかに、地球が母体として凝縮するために、草のような通常の植物や下等な植物が地球(地)に根付くように、樹においては、花は葉とともに幹に根付く。

 さて、植物は、一面では、地球に向かう傾向をもち、また他面においては、地球から離れようとする傾向をもつ。植物は、単なる、地球の引力に対抗する形成力(再生力)により、地球から離れようとするばかりでなく、その内的な形成過程(プロセス)全体によっても、地球から離れようとしている。

 そして、花のなかで起こる経過は、根のなかで起こる経過よりも、地上を遙かに超えた、地球外の力に依存し、花の形成が地上に由来しない様々な(天体の)力に依存する事実に注目すべきである。

 というのも、植物が、花-種子形成過程(プロセス)を導くのに用いる様々な力や生成過程は、以前暗示したが、人間の生体内では、必然的に、機能的に逆転することがわかるからである。

 人間の生体内では、植物の生成過程(プロセス)は逆転するので、花-種子形成過程(プロセス)として発見できる地球外の様々な作用は、人間の下腹部における排泄、分泌、性(セクシュアリティ)の根本に関係する器官組織全般のなかに発見できる。



 この講義で述べる事実は、古代の医学文書から借用したものではなく、現代の人智学的研究に基づいたものであることが理解できるように努力を惜しまないが、術語において、時には古代の文献に依拠する試みも余儀なくされることもある。

 それは、近代の文献が、この分野の術語を、いまだ開発できないでいるからだが、この講義で述べる事実を、古代の文書から、そっくりそのまま引用されたものと考えるなら、全くの思い違いである。

 地上から上へと伸びていく植物の成長を追求するには、第一に、葉や花の発生と、螺旋状の生成過程(プロセス)の進行に、注意を向けなければならない。植物の形成(再生)力は、茎を巡る一種の螺旋状の進行に従っている。

 この再生力の螺旋状の進行は、例えば、植物の内的な弾性(構造)力から生じるものではなく、地球外の作用、特に、主として、太陽に対する地球の見かけ上の(外面的な)運動を、相対的に考えなければならない。つまり、見かけ上の(外面的な)地球の相対的運動は、本質的には、太陽の軌道による作用に帰せられる。

 ある意味、ガリレオの数学(天文学)よりも良い根拠に従って、天体の運行を、植物の螺旋状の形成過程(プロセス)の進行から徹底的に研究できる。なぜなら、天体の軌道を、植物は忠実に模写しているからである。

 (植物の螺旋構造の形態から、天体の軌道が解析できる。このような事実は、漠然的ではあるが、フラクタル構造として解析されている。植物ではないが、貝殻の渦巻きの模様と、銀河の渦巻き模様は、類似している。貝殻は、塩作用で、霊光の放出からできるので、霊光の放出模様が現れている。)

 しかし、太陽(の軌道)に依存する地球から上へと向かう形成(生成)過程だけが、植物に働いていると考えるなら、間違いである。植物には、太陽の軌道だけでなく、太陽を通して引き起こされた太陽系の運動と共に、様々な天体が作用して、合力が形成されている。

 しかも、植物のなかの太陽の作用は、元々の太陽の力に対して、外惑星(火星、木星、土星)の力が、螺旋状に、対抗して生じるもので、もし、元々の太陽の力が植物を完全に占有すれば、地球から上へと向かう生成過程を、絶え間なく無限に継続するだろう(下図参照)。

med1-6.jpg

 植物の構造からわかるように、実際のところ、太陽系の様々な惑星は、楕円運動ではなく、螺旋運動を行っている。そもそも今日のコペルニクスの宇宙観は再検討を要し、補足すべきものなのである。

 (シュタイナーは、コペルニクスの宇宙観を間違いとはいっていない。現代人の解釈が間違っていると述べている。コペルニクスの第3法則を、弟子たちが理解できずに、省いたために、現代人の間違った解釈を生んだと述べている。

 そもそも、宇宙は、少なくとも3次元以上の存在なのに、天体の軌道を楕円という2次元平面でしか記述しないのは、現代人の大きな過ちである。数学的にも高次元が明らかになっているのに、現代物理学でも、11次元が想定されているのにも関わらず、天体が2次元の楕円軌道をとるというのは、近視眼的な線形「平面」思考のなせる業である。



 非線形現象を、線形で捉える過ちは枚挙に暇がない。カオス理論を、高校の必須科目にしなければ、人類は何度も同じ過ちを繰り返すだろう。大学で専門分野を学んでもまだ線形思考しかできない人間が沢山いる。これでは、記憶力はよいが、理解力に乏しい機械人間が増殖してしまう。)





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Last updated  2012年01月13日 10時36分52秒
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