シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年07月13日
XML
カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 さて、「けっこう笑えるイギリス人」を題材に、私見を独断と偏見で書き込んできたが、そろそろ終わりにしたい。

 この本の最後は、イギリス人と日本人の比較というよりも、日本女性の著者自身と日本男性の比較という意味あいの方が強くなる。表向きは、死生観の比較だが、それにしては、宗教的な意味でも、日本の歴史をあまり勉強しているようには思えなかった。

 それは、なぜ、日本人が純血を尊び、日本は男系社会なのか、という著者の疑問を、イギリスの王室の女帝を題材に、否定しているところにある。

 このブログにも書いたが、日本社会が純血に拘るのは、表面的な意味では、天皇制の神道にあることはいうまでもないだろう。

 GHQに押し付けられたといわれている日本国憲法にも、天皇は国民統合の象徴とあるように、天皇制が純血を尊び、男系社会の継承の上で成立しているのだから、日本人が純血を尊び、日本が男系社会なのは、もはや日本文化なのであり、そのような疑問をもつこと自体、意味不明で、著者は、もはや精神的に、日本人ではないといえるだろう。

 魚が、水を否定するようなものである。

 百歩譲って、イギリスの王室が、事実上外国人の血の混血体だからといって、日本国も混血体のほうがいいというのは無茶苦茶な発想であろう。むしろ、日本のような独特の純血社会が世界に1つぐらいあってもよいではないか?

 この本の最後に書いてあるように、現在のイギリスは、もはやほとんど外資に乗っ取られ、税金逃れのために、海外に出るイギリス人の顛末が書かれている。イギリス人には帰るところがないので、絶えず奪い取るしかない。だから、財産も何も子孫に遺すものはない。あるのは物質欲ばかりというさながらブラックジョークのようである。



 イソップ物語の、アリとキリギリスのキリギリスを思わせる。

 奪い取ったものを、与えてやればいいのに、自分で使い切ろうとする、最後まで浅ましさが残る。後先を考えず、今だけしか考えない、このような気質に資本主義を感じざるを得ない。

 イングランド人のやることなすことは略奪ばかりで、王の離婚が問題でキリスト教のパクリの国教会をつくり、宗教まで略奪してしまう。

 略奪すれば、略奪されるのは、宇宙の法則である。

 宗教を奪えば、死生観もなくなってしまうのは当たり前である。死後など考える余裕もなくなる。それなら、まだ無宗教を公言するほうがマシだろう。

 物欲は、日本では、古来、鬼と呼ばれてきたので、イングランド人は、昔の日本人には鬼にみえただろう。冷酷な青鬼と、攻撃的な赤鬼にみえたことだろう。

 だから、イングランド人が物欲が旺盛で、宗教心に乏しいのは、混血のせいに思えてくる。イングランド人が宗教心に乏しいのは、表面的にいって、実際、イギリス国教会は、07年時点で約110万人で、日本のキリスト教徒は100万人でほぼ同数なことからわかる。

 もし、イングランド人が、日本人は無宗教だと批判したなら、この数字を出せばよいだろう。仏教や神道を含めれば、イングランド人よりは遥かに信仰深い。

 このブログにも書いたが、人類は、混血することで、霊能力を失い、覚醒意識を高め、物欲に走ってきたわけで、だから現在のイギリスはその証拠ともいえるのだ。

 勿論、混血が悪いのではなく、それも進化に違いないが、物欲を抑えることが重要となる。イングランド人は、何のために奪い取るのか、多くの人に与えるのなら、奪い取ってもよいだろうが、自分だけのために奪い取るのなら、現在の高給取りの地獄行きの資本家連中のようなのでは、死生観がなきに等しいから、自分が地獄に行くことすら理解できない。

 だから、略奪が本能のイングランド人は、高級な家をもち、贅沢な暮らしに憧れるという。海賊が晩年に安住の地を求めるのに似ている。対して、日本人は、物欲は、ほどほどにという意識が働く。今暮らしている土地に感謝をするのが普通である。



 だから、日本よりも、物欲からくる、現代のイングランドの宗教心の乏しさに問題がある。

 神を超える物欲を主体とした優越意識を一度もつと手がつけられなくなる。イギリス人のギャンブル好きがそのことを表している。だから、外国人からなる混血の王室を基にする階級制度で、制限するしかないのだろう。

 このことは、イギリスに渡って、優越意識をもつイングランド病に感染し帰ってくる帰国子女の西欧被れによく見られる。昔の京都も似たようなものだから、徳川家康は、京都から離れた江戸に幕府を開いたのだろう。

 勿論、現代の日本の大きな問題は、弱者に対する労わりのなさや、間違った宗教教団が沢山存在し、宗教が金儲けにつながっていることなどがある。

 いずれにしろ、物欲に囚われることは、自分自身が低俗化することになり、金持ちは天国にはいけないと、キリストがいったように、地獄に堕ちることになるだろう。



 その土地には、その土地の神々がいて、その土地の生き方がある。その証拠に、イギリスから、アメリカに渡ったアメリカ人の方が、イギリス人よりも宗教心が強いのは、アメリカの土地にはまた別の神がいて、別の生き方があるからだ。

 郷に入れば郷に従え!

 略奪者は略奪の報いを受けるだろう。

 そろそろ終わりにしたいと思うのだが、この著者のイギリス贔屓からくる日本男性の美学の否定には少々ウンザリした!

 端的にいって、日本がグローバル化していないという批判である。

 冗談はヨシコさんといいたい。日本の世界機関への拠出金を調べれば、必ず上位にランクされ、米国につぐ第2位が普通である。周辺国なのに、EUを見捨てたイギリスなどとは、少なくとも明らかに態度が異なる。

 イギリスはギリシャが離脱し、EUが混乱した方が、自国の立場が重要視されるので、せっせとドラクマ紙幣を刷らせているという噂もある位なのだ。なんという底意地の悪さだろう。

 世界機関への日本の拠出金は、日本の労働からくる税金であるから、日本男性の働きでもある。勿論、女性の働きも認めるが、少ない賃金を家庭のために小遣いを削って小言をいわずに我慢する日本男性の忍耐力を感じ取れないのだろう。

 西欧風に表現できない日本男性にも責任の一端はあるだろう。IMFの某役員なんか、自分は税金も払わずに、ギリシャ国民を税金逃れと馬鹿にして問題になったばかりだ!

 イングランド人は借金して別荘を買い、税金逃れをして、しかも充分な休暇をとる。確かに表面上は優雅でいかにも威勢がよくみえるが、道徳的にみてどうだろうか?

 自分が優雅な暮らしをするために仕事をするのと、社会のモラルを守り、貧困をなくすために仕事をするのと、どっちが素晴らしいのだろうか?

 無口な日本男性の良さを理解するのは確かに困難だろう。

 わかってもらえるためにやっているのではないのが日本男性の心意気で、いずれわかればいいと思ってしまう!

 善行は他人に語らず。

 忍耐力をある程度つけたら自然とわかるはずだ。日本男性が無口なのは善行を語るのは恥ずかしいからなのだ。キリストの教えを忠実に守っている。 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012年07月14日 12時51分39秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: