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静かなるケニーかなにご無沙汰していたアルバム紹介ですが、今日は恐らく本年度最後になるであろう1枚を紹介します。今日のアルバムは、ケニー・ドゥーハムの『静かなるケニー』です。ドゥーハムは50~60年代に活躍したトランペッターで、リー・モーガンのように天才的なひらめきがあるタイプではありませんが、非常にJAZZらしいトランペットを吹く人です。また、テクニック的にも高音をヒットしまくるといったタイプではないので、バラードを吹かせるとそのよさがよく出るのですが、このアルバムはそんな彼の特徴を最高のかたちで収めたアルバムです。ご飯も毎日高級イタリア料理を食べていると飽きてしまいますが、JAZZもそれと一緒で、いくらコルトレーンが好きだからといって、毎日そればかり聴いていたら疲れてしまいます。僕の最高のJAZZの楽しみ方は、普段はドゥーハムのようなJAZZメチャクチャ新しいわけでもないけどすごく格好いい人を聴いて、またにコルトレーンみたいなゲージュツを聴くというのがいいと思います。ということで、普段に楽しめる最高のJAZZを是非お楽しみください。最後に、皆様良いお年を!!来年も宜しくおねがいいたしまする。
2001年12月27日
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Upfront今日のアルバムは、少しコマーシャルですが、デヴィッド・サンボーンです。サンボーンははっきりいってフージョンのミュージシャンですが、彼が他のバカテクフージョンミュージシャンと一線を画しているのは、彼の吹くサックスの音が、誰も真似できない本物の音だからです。サックスという楽器は色々ある管楽器のかなでも、恐らく最も奏者の個性が表現されやすい楽器ですが、その中でもサンボーンの音は一度聞いたことがある人なら、直ぐに彼だと分かるくらい特徴のある音を吹きます。さらに、彼がいいのは、その特徴ある音が本当に格好いいということです。以前僕の大好きな林栄一という日本のアルトサックス奏者のインタービューを呼んでいたら、彼のようなバリバリのJAZZミュージシャンでも、サンボーンにはまった時期があったといっていました。JAZZって個性が全てみたいなところがあるので、結構僕のような素人よりも、普段そのことを身をもって知っているプロのミュージシャンの方が、サンボーンにあこがれることが意外に多いのかもしれません。音楽については、昔のもっとフージョンっぽいものよりも、現在のソウルっぽい雰囲気のものが僕は気に入っています。このアルバムはマーカス・ミラーが久々にプロデュースを手がけたもので、現在の路線を決定づけた1枚です。曲の多くはマーカスが手がけていますが、どれも本当に格好いいものばかりで外れがありません。僕は最近サンボーンのバンドの音楽監督をしているリッキー・ピーターソンのセンスが、いまいち好きになれないので、最近のアルバムよりもこのアルバムをお薦めします。聴いてもらえれば、本物は違うって感じのフージョンが聴けるので、毛嫌いしていて聴いたことがないマニアな方、Jazzって分かりにくいと思って聴いたことがない方お試しくださいませ。
2001年12月19日
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ラーニング・ハウ・トゥ・フ...タック&パティーは果たしてJazzという分野に分類できるのか不明ですが、僕の大好きなバンドのひとつなので、紹介したいと思います。バンドといっても、タック&パティーはギターとヴォーカルのデュオのバンドで、ギターは旦那さんでヴォーカルが奥さんという夫婦バンドです。ギターのタックは、ギターを弾いたことがある人なら必ずビビりまくるというほど超絶技巧派のギターリストで、伴奏がひとりだけというのもあるのですが、ギター一本でメロディーとリズムを変幻自在に操るすごいギターを弾きます。僕は楽器は出来ないので、あまり僕の発言に信憑性はないかもしれませんが、僕の周りで楽器を弾いている人に聞いても、結構高い確率ですごいギターリストとして名前が挙がってくる人です。ヴォーカルのパティーは非常にふくよかな女性で、ライブを見に行った時に本当に大きなお尻が印象的でしたが、その実は、もともとオペラを歌っていたというかなり上手いヴォーカリストです。正直ギターとヴォーカルのデュオという珍しい編成以外は、音楽的にメチャクチャ目新しいという音楽を演奏しているわけではありませんが、二人とも非常に質の高い音楽聞かせてくれます。また、この二人の演奏を聞いていて感じるのは、その音楽の暖かさです。見ていても本当に中のよさそうな夫婦で、その愛が音楽を通してはっきりと伝わってくるような気がします。僕は結婚していませんが、こんな風に二人で本当に楽しく、好きなことを出来る夫婦って結構うらやましいなと思ったりもします。そんな二人の暖かな演奏ですので、愛に飢えているあなたは、是非聴いてみることをお薦めします。きっと心が温まりますよ(余計寂しくなるかもしれませんが)。
2001年12月13日
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ライヴ!ふと気が付いてみると、いつのまにか最近は自分の中で、ピアノトリオブームが巻き起こっていたので、今日はその勢いてまた、ピアノトリオの作品を紹介します。今日のお題はジャッキー・テラソン。フランス生まれのミュージシャンです。ブラッド・メルドーの登場以来少し影が巣好くなってしまった感じはしますが、僕は彼はいまだに現在の若手のミュージシャンの中ではトップクラスのピアニストであると信じています。このアルバムは、そんな彼がいつものレギュラーメンバーとともに録音したライブアルバムなのですが、その緊張感はほんとにすごいものがあって、聴いていて息をつく暇が一切ないという感じの演奏を聴くことが出来ます。彼はヨーロッパの出身だけあって、テクニック的には本当にすばらしいのですが、もっと良いのはそのテクニックもった上でさらにミスタッチを恐れないアグレッシブな演奏を聞かせてくれるところです。現存するピアノトリオでこれほどの緊張感をもって、聞かせてくれるのは、彼のバンドだけではないかと思います。僕が特に好きなのは6曲目の『ラヴ・フォー・セール』。このソロを聞いたら、そのスピード感とスリルにきっと満足してもらえると思います。最近生活がだれ気味のあなた(おまえだろって感じですが)、是非このアルバムを聴いて気を引き締めましょう!!
2001年12月10日
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ブッカー・リトル今日のアルバムは、久々にトランペッターをご紹介。その名はブッカー・リトル。僕の最も好きなトランペッターのひとりです。なぜ好きなのかといえば、それははっきりしていて、Five Spotでもエリック・ドルフィーとの双頭バンドの演奏がとてつもなくすばらしいからです。このアルバムについては以前にもこのサイトで紹介したことがあるのですが、僕をモダンジャズに引き込んでくれた思い出のアルバムですし、かなりのライブ、ライブ録音を聴いてきたいまでも、最高のアルバムの1枚であると確信しています。そんなバンドに参加していたリトルですが、彼はどんなトランペッターかを表現すると、きれいで、ロマンティックなトランペットを吹かせたら天下一品の天才という感じでしょうか?この表現はきっとこのアルバムを聴いてもらえればきっと分かってもらえると思います。トランペットのカルテットで、比較的スローテンポの曲ばかリを吹いていますが、聴いていて全く飽きないし、だれていません。結構バラードだけのアルバムって眠くなってしまうことがあるのですが、このアルバムにはそんな要素はまったくありません。本当にきれいなアドリブとメロディーにあふれています。若い天才トランペッターは早死にするというのが、ジャズの世界ではよくあることで、彼も例に漏れず23歳の若さでこの世を去ったのですが、20代初めのミュージシャンがこれほどの演奏を出来たということに驚きを隠せません。彼が40歳とかまで生きていたら一体どんなことになったんだろうって、考えると少し残念な気がします。ということで、本当にきれいな音楽が聴けるアルバムです。特に女性の方に聴いてもらえたら気に入ってもらえるんじゃないかと思います。
2001年12月07日
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ザ・プレイス・トゥ・ビー 最近はちょっとこだわり系のアルバムが続いたので、今日は久しぶりにオーソドックスなものを。ピアニストのベニー・グリーンのアルバムです。ベニー・グリーンは非常にオーソドックスなピアニストですが、非常に乗りのよい、聴いていてすっきりするような音楽を演奏するひとです。あのオスカー・ピーターソンがその後継者に指名したということからも、その演奏スタイルが予想できると思います。しかし、オーソドックスだからといって、決してつまらない音楽を演奏するわけではありません。昔ながらのJAZZも、こう演奏すれば楽しめますよと教えてくれているような演奏です。また、オスカー・ピーターソンの後継者ということからも分かるように、そのテクニックもすばらしいものがあります。テンポの速い曲を演奏しても、ほとんど乱れがありません。あと、彼の特徴としては、非常にJAZZをよく聴いていて、結構レアな曲を演奏してくれることです。ミュージシャンて僕のようなマニアに比べて結構古い演奏を聞いていなかったりするので、彼のようなミュージシャンって実は結構貴重だと思います。ということで、結構誉めまくりという感じですが、結構初心者の方がイメージするJAZZに近い演奏が聴けると思うので、結構渋いところですが、試しに聴いてみても結構楽しめると思います。
2001年12月05日
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バースディ・ライヴ今日のアルバムは2枚目のジャコパスです。このアルバムは、ジャコの伝記ですばらしいライブだったという話だけ出ていて、一体どんな演奏なんだろうという噂ばかり先行していたものです。で、突然世に出てその内容を聴いてみると、何でこんなすばらしい録音がこれまで発売されなかったんだろうという、本当にすごいアルバムでした。基本的には、当時ジャコが率いていたビッグバンドのコンサートなんですが、僕が好きなのは、3曲目の『インヴィテーション』。マイケル。ブレッカーとボブ・ミンツァーという2人のテナーがフロントで延々と10分以上吹きまくっていて、その迫力とスリルはたまりません。(ちなみにマイケルはこの時期麻薬でかなりいっちゃっていたらしく、この演奏のことはほとんど記憶にないそうです。)生前ジャコが発売した自己名義のアルバムは4枚しかなく、ほとんどのアルバムは死後発売されたものです。ジャコの名前がつくとある程度は売れてしまうので、実は結構状態の良くないものも多いのですが、このアルバムは、そういう意味では別格的なすばらしさをもったアルバムです。
2001年12月04日
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