でこぼこな部屋
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今日は大学を休んでしまった。 午前4時頃、目が覚めた。 咽が腫れて痛い。 咽の痛みは前日からあったので、あまりしゃべらずに済むように視聴覚教材を用意しておいたのだが、昨日より更に咽が痛い。 加えて、関節の痛みとけだるさ。 迷わず休講にして、目覚ましを解除して寝た。 昨日は岐阜地区の付知教会(中津川市)で同教会伝道師I師の按手礼式が行われた。 普段なら東海側の受按者をまとめて一カ所で行うのだが、 今年は正教師試験合格者が一人だけだったので、その方の教会で行ったのだ。 ちょこっと解説: 日本キリスト教団では教職者が補教師と正教師の2種類に分かれている。 捕教師が教会で働く時、伝道師と呼ばれる。 正教師が教会で働く時、牧師と呼ばれる。 通常、神学校での学びを終えてまず補教師試験を受ける。合格すると准允(じゅんいん)という儀式を経て、補教師として登録される。 神学校へ行かないでも教職者になることができる。その場合は、神学校へ行けば学ぶ事になったであろうすべての科目について試験されるので、1回の試験では済まず、3年がかりで受験することになる。 I師は70歳を過ぎてから、牧師になる決心をしたので神学校へは行かずにこのコースで受験した。 高齢になってから独学でギリシャ語を学ぶというのは、私にはちょっと想像が付かない。私は文学部の学生の時にギリシャ語を学んだのだが、教えてくれる先生と一緒に学ぶ仲間がいたからできたようなものだ。 補教師になって教会で2年以上伝道師として働くと、正教師試験を受験する資格ができる。 試験は科目によって論文で提出するものと試験会場で行うペーパーテストがある。内容もキリスト教の教義や聖書に関するものの他、実際的な教会の運営や宗教法人法に関わるものもある。 I師は78歳で正教師試験に合格した。神学校へ行かず独学で学んで教職になった者として、正教師試験の最高齢合格者だそうである。 若い頃からの夢を叶えたというべきだろうか。あるいは今まで回り道をさせられたというべきだろうか。 昨日、按手礼(按手=手を置く)という儀式を行って、正教師となった。次は牧師就任式を行うことになる。 按手礼を受けたのがI師だけで、場所も付知教会で行ったのだから、引き続き牧師就任式も行えば良かったのに…。 でも、喜びは2度あった方がいいか。 写真一枚目は司式者の教区議長と、誓約するI師 写真二枚目は按手。先輩正教師たちが右手をI師の頭上に置いています。キリストの直弟子以来受け継がれてきた聖霊を受け渡すものです。
November 28, 2007
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