アルタクセルクセスの王宮址遺跡

アルタクセルクセスの王宮址遺跡

2008年11月24日
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カテゴリ: 映画
 23日は勉強会に参加。結構飲んだ。

 24日は今年は誕生日を一人で迎えるというS君に付き合って、映画を見に行く。フランス映画「Disco」(ファビエン・オンテニエンテ監督)である。

(あらすじ)
 フランス北部の港町、ル・アーヴル。主人公ディディエ・「トラヴォルタ」(フランク・デュボスク)は生活破綻者で、定職もなく、別れたイギリス人の妻?には一人息子ブライアンにも会わせてもらえず、同居する母にがみがみ言われ、さえないジャージ姿で母のお使いの買い物に行くだけが日課の毎日である。
 そんなとき、地元のクラブ経営者ジャクソン(ジェラール・ドパルデュー)がディスコダンスの大会を企画する。かつて(70年代から80年代初頭)ディスコのスターだったディディエにも、参加するよう促す。賞品はオーストラリアへのペアチケット。ディディエは少しは父親らしいところを見せようと、息子のためにオーストラリア旅行券獲得を目指して大会出場を決意する。
 ディディエはかつて3人でダンスチーム「ビー・キング」(直訳すると「蜂の王」か?)を組んでいた港湾労働者のウォルターと、セールスマンのヌヌイユを説得する。今は「普通の大人」になっている二人は、20年のブランクを経て、ディディエのペースに乗せられチームを再結成する。
 新しい振付を習うため、ディディエはバレエ教室に出向くが、そこで美しいインストラクターのフランス(エマニュエル・ベアール)と出会い、一目ぼれする。紆余曲折をへながらダンス大会の予選を勝ち進む中、ディディエは息子にいいところが見せられるのか。そして恋の行方は・・・・・。

(感想)

 さえない中年男がダンスで奮起して、美しいインストラクターとの恋・・なんてのは「Shall we dance?」とよく似ているが、主人公ディディエはもう滅茶苦茶な人である。全然空気が読めないというか、自分の世界に生きていて、こうと決めたら自分の思うままに突き進んでいく。傍から見ている分には面白いが、実際こういうのが周りにいたら迷惑だろうなあとは思うのだが。
 ラストだけは意外に空気を読んだりしていて、この辺はアメリカ映画とは違うところかなと思う。


 ところで、ディディエの年齢は40歳くらいということになっているが、この物語が現在の話だとすると年齢のつじつまが合わなくなる。演じている俳優の役柄の年齢も実年齢より10歳くらい若く設定されているが、この物語は今から10年くらい前の話でないと年齢的なつじつまが合わない。30代の僕は「サタデーナイト・フィーヴァー」なんてうろ覚えなだけだし、当時ディスコでブイブイ言わせていたのなら今は50歳くらいじゃないとおかしいんじゃないだろうか。


 まあ僕は歴史専攻だからつまらない詮索をしたが、見る人が元気をもらえること請け合いの映画だと思う。

・・・・・・・
 映画から帰ると、全身の関節が痛い。どうも熱があるようだ。僕は元気ではなく風邪をもらってしまったようだ。早めに対処したので熱は一晩で引いた。





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最終更新日  2008年11月25日 13時19分59秒
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