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2024.11.27
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カテゴリ: 観照


久しぶりにインターネットで龍探しの旅 まずは、カンボジアでの龍さがし
冒頭の画像は ドラゴン・ボート と称されるものです。これは プノンペンにあるカンボジア王宮の傍に展示 されているそうです。   (資料1)

shutterstock という画像サイト では、​ Khmer Dragon ​ というキーワードでドラゴン・ボートの様々な画像と出会いました。   (資料2)

もう一つは、ナーガ です。

これはカンボジアにある アンコールワットの入口に導く2体の彫刻像
左側が復元されたナーガの頭部 、右側は頭部が復元されないままのライオンです。  (資料3)


こちらは、 プノンペンにある王宮のナーガ 。カンボジア風七頭のナーガです。 (資料4)

ナーガ は、 ヘビ(snake) を意味します。ナーガは インドコブラの形で表現 されます。
アジアの伝統的宗教使われる ナーガを英語に翻訳するに際して は、 snake よりもおおきなヘビを意味する    serpent という単語が使われています

これがその一例として紹介されている カップルのナーガ像 です。 ヒンズー教で敬われているナーガ a divine,or semi-devine, race of half-human, half-serpent beings と説明 されています。 半人半蛇神あるいは准神 という意味でしょうか。
一方で、ナーガは、ドラゴン並びに水霊としても認知されています 。(資料4)

仏教では、インドのクシャーナ時代に大乗仏教思想を大成した僧として ナーガールジュナ という僧​ がいました。この名前に含まれる ナーガは龍と漢訳され 音写として樹という文字をあてて 「龍樹(竜樹)」と漢訳され て仏典が日本に伝播してきています。ナーガが龍の意味で理解されていた証拠です。 (資料5)

dragon というキーワードで、数多く画像が見られるサイトと出会いました。このナーガに関わる抽出ページがありました。私が出会ったサイト名とキーフレーズをご紹介します。

iStock というサイト :​ khmer dragon statue ​     (資料6)
dreamstime というサイト :​ Cambodia Dragon Statue Stock Photos, Images & Pictures
(資料7)

YouTube動画 を検索しますとカンボジアの紹介の中で、ナーガを dragon として紹介しているものにいくつか出会いました。
アンコールの壮大な寺院を探索する: クメール帝国の豊かな歴史への旅 ​   (資料8)
Ancient Aliens: Sacred Cambodian Temple Mirrors Dragon Constellation (Season 18) ​  (資料9)
Cambodia Hindu temple , Prasat Neak Kou temple , 2 Dragon temple  ​   (資料10)

カンボジアの龍探しをしていて出会ったのが、 カンボジアの民話の一つ です。
「ドラゴンの洞窟とウドン山の大仏」 というタイトルで紹介されています。
カンボジアにも龍という概念があるという事例になります。

自由に利用できる画像があまり見つけられなかったのですが、カンボジアにも龍はたくさん溢れていることがわかりました。


カンボジアの北側の ラオスに向かいます
キーワードで検索し、龍探しをしますと、次のサイトで龍と出会えました。

istockphoto のサイト :​ laos dragon southeast asia vientiane ​   (資料12)
alamy のサイト :​ laos dragon naga ​   (資料13)


これは、 ルアンパバーン郡 にある仏教寺院の一つ、 ワット・ノン・シクムンアンという仏教寺院 だそうです。ここには ナーガの彫刻像が階段の両側に 使われています。 (資料14)

これらを見る限り、カンボジアとラオスにおけるドラゴンには共通する類型的な側面があるようです。

ラオスの龍探しをしていて、 岡崎信雄さんが記されている
    ​ ラオス タイ・ラーオ族のナーガ(龍)の”色と形” ②
という記事を、 メコンプラザというサイト で見つけました。   (資料15)
大変役立つ論考と写真です。こういう記事が見つかるとうれしい限りです。

さて、このあたりで一区切りとします。

つづく

参照資料
1)​ Kambojika Putta Khemara Tarei  ​ From Wikipedia, the free encyclopedia
2) ​ khmer dragon ​ :「shutterstock」
3) ​ Ankor Wat ​      From Wikipedia, the free encyclopedia
4) ​ Naga ​    From Wikipedia, the free encyclopedia
5) ​ ナーガールジュナ/竜樹 ​   :「世界史の窓」
6)​ khmer dragon statue ​    :「iStock」
7) ​ Cambodia Dragon Statue Stock Photos, Images & Pictures ​   :「dreamstime」
8)​ アンコールの壮大な寺院を探索する: クメール帝国の豊かな歴史への旅 ​   YouTube
9) ​ Ancient Aliens: Sacred Cambodian Temple Mirrors Dragon Constellation (Season 18) ​    YouTube
10) ​ Cambodia Hindu temple , Prasat Neak Kou temple , 2 Dragon temple ​ YouTube
11) ​ The Dragon’s cave and the Great Buddha of Mt. Oudong ​   :「NyoNyum ニョニュム」
12)​ laos dragon southeast asia vientiane ​ :「istockphoto」
13) ​ laos dragon naga ​    :「alamy」
14) ​ ラオス ​   :「ウィキペディア」
15) ​ 論考 & フォトギャラリー:ラオス  タイ・ラーオ族のナーガ(龍)の”色と形” ②(岡崎信雄さん) ​ :「メコンプラザ」

補遺
Cambodia  ​ From Wikipedia, the free encyclopedia
Indian cobra ​    From Wikipedia, the free encyclopedia
Laos ​    From Wikipedia, the free encyclopedia

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こちらもご覧いただけるとうれしいです。

観照 インターネットで【龍/Dragon】探しの旅へ 」一覧表





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Last updated  2024.11.27 23:27:16
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Re:観照 インターネットで【龍/Dragon】探しの旅へ -40 東南アジアの龍 (4)(11/27)  
jobim さん
頭部が復元されないままのライオン、カンボジアにはこのような石像がたくさんあって、心が痛みます
内戦時にゲリラが頭を切り取って外国のコレクターに売ったらしいですね

それはそれとして、カンボジアの遺跡の芸術性はとても高いものがありますね (2024.11.28 08:14:02)

Re[1]:観照 インターネットで【龍/Dragon】探しの旅へ -40 東南アジアの龍 (4)(11/27)  
jobimさんへ

カンボジアの内戦状況がどういうものだったのか、ほとんど無知です。恥ずかしい。
内戦でゲリラがそういう行為を働いていたのですか。
嘆かわしいことです。

アンコールワットやアンコールトムの遺跡はほんとうにすごい!
芸術的装飾がすばらしいですね。
現地に行ってみたいなぁ。

(2024.11.28 10:25:36)

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