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『地域枠』なんか炎上ネタになっていますが、関係ない方々は黙っていて欲しい現場の人間からしてみれば、マジでありがたい制度受験生の皆さんは、どうか悪用せず、正しくこの制度が運用される事を願います - 『地域枠』を端的に説明するなら、『自治医大』という事で良いと思いますここではこれ以上説明しません 医師不足、或いは医師の偏在の解決に大変有効な制度だと思います 現状の医療システムを大きく変えずに良い医療を提供するには、『医師の偏在』さえ無くせば、解決できることが多いです①医師の働き方改革②救急車のたらいまわし少なくとも、この二つは簡単に解決できます - 予備知識医師の偏在には二つ意味が有って、①地域の偏在②診療科の偏在 - ここからが本題受験生に伝えたい事『地域枠』ボクが勤める病院においては、地域枠・一般枠どちらだろうが、何の変りもありません区別もないし、差別もないだいたい10~20人程度の研修医がいますが、だれが地域枠で、だれが一般枠かなんて、医師も含め職員全員が気にしていませんそもそも、名札に『地域枠』と書かれませんので もっとぶっちゃけ書きますと、ボク自身は東北のド田舎から出てきて筑波大を卒業し、何も考えずに筑波大で研修し、そのまま茨城に住んでいます自分でいうのもなんですが、それなりの医療を提供し、自分自身のスキルには満足していますボクは実質『地域枠』ですその自分のキャリアに何の不満もありません何も心配することなく選んでほしい ただ、一つ心配なのは、筑波大の地域枠かなり難易度上がってしまっています共通テスト750点でボーダー下この点数なら、他の地方国公立なら、一般枠で十分受かりますそこまでして筑波にこだわる必要ある? 確かに筑波大は良い大学です比較的新しい大学なので、『学閥』的意識が低いなので、出身大学による差別が無いあと、真面目なDrが多いボク自身は真面目じゃない部類ですが、それでも、他大学のDrをみていると、自分はまだマシだなって思えますなので、筑波大にこだわってもらって、全然問題ないんだけど、地域枠の唯一の欠点が、『選択肢を狭めている』事なんです自分の将来を入学前に決めないといけないそれを高校生に強いる制度は果たして良い制度なのか? - ただ、現場にいて思う事は、そこまでするくらい、『地域医療』は困っているという事です医師の働き方改革が始まりましたでも、何にも変わっていません『連続勤務』『時間外勤務』『たらいまわし』何も変わっていませんもう少しドクターがいれば、もっと良い医療が提供できるそれは間違いないそのドクターを若い世代から募るそれが『地域枠』ボクは待っています地域枠のドクターを切望しています
2024.04.23
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なんか最近は日記みたいなのばっかり受験対策もたまには書かないとw 入学式・引っ越しも無事終わり、もう入学取り消しとか、そういう事もないでしょうから、多少身バレ的な事を書いても、大丈夫という事で、不合格だった『筑波大医学推薦』に関して、書いていこうと思います まず、筑波大医学の推薦は、一般(前期)と大きく違います前期は理系学部共通問題推薦は医学部専用問題なので、前期試験は『やや難問題高得点勝負』ですが、推薦試験はかなり違います 時々、ビックリするような易問もありますが、基本はかなり難しいと感じましたまず、英語は2023年は違いましたが、例年『医学論文』が出題されますボク(医師)が読んでも内容理解が難しいこれを本当に高校生が読むのか? そして、数学都内私立中高一貫校が得意そうな、そういう問題が出題されますどういうことかというと、筑波大医学推薦の問題を解くために、ボク自身が調べた『類似問題』が、都内私立中高一貫校の『中学受験』の問題でした(それを凄く難しくした感じ)ボク自身の感覚的な話ですが、この問題を推薦試験=11月の時点で解ける受験生は、東大理科Ⅰ・Ⅱ類に合格できるポテンシャルを持っていると思いました - ボクは『試験問題はメッセージ』と思っています大学側がどういう生徒が欲しいのか?そのメッセージを試験問題に込めている ですので、筑波大学の希望としては、推薦試験は『東大に入れるレベルの学生の青田刈り』あるいは、『優秀な都内私立中高一貫校』を欲していると感じました - 筑波大の推薦入試は一浪までOKなので、ワンチャン行けるかと思い、推薦入試を受けたのですが、今から思い返せば、この推薦入試対策期間が、かなりもったいなかったと思いますこの期間に共通テスト対策をやっていれば、もうちょっと余裕をもって、共通テストに望めたのではないか?そんな風に思っています受かる可能性があるのは、『青田刈り』なので、やはり相当の実力のある人実力がないのに挑んでしまうと、痛いしっぺ返しにあうそんな気がしています 受験資格があるから受けるそういう考えは危険という事です受かる可能性が有るのか??そこを見極めて受験を検討すべきです-- ただね、我が家の場合、試験を受けて良かったなぜなら、コテンパンにやられたから(笑)子供が自分の実力の無さに気付けた(気付かされた)一年浪人すれば受かるんじゃね?そういう甘い考えを粉砕してくれたそういう意味において、推薦入試を受けて良かったなって、今では思います コテンパンにやられて、親の(先輩の)話に聞く耳を持つようになった大逆転のスタート地点『筑波大推薦入試不合格』そんな風に思っています
2024.04.19
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体が悲鳴を上げています仕事⇒引っ越し⇒仕事のコンボで 片道6時間冷蔵庫などを載せ、車で移動3階の部屋まで運び入れる階段を何度も往復足りない家具などを買い足す・組み立てる・配置する片道6時間かけて帰る 仕事が溜まっているやることが溜まっている帰ってきた次の日、待っていてくれたかのように、患者が二人、同時に急変した朝方の3時半まで働いた次の日も仕事ある医師の働き方改革って何? - 子供の引っ越しを終え、遂にやることがなくなりましたやることがなくなり、こちらから連絡する用事もなくなり、そして、子供からの連絡も途絶えました(笑)浪人の一年間特に勉強に介入してからの期間本当に楽しかったんだなー夢のような一年間でした 合格することを心から望んでいましたが、いざ合格してしまうと、子供は親には用は無しあっという間に親離れしていきました 引っ越しが親が子にしてあげられる最後の事なので、卒業式なんだなと思いました 全国の大学受験生保護者の皆さん受験期が最後の『親子イベント』 大変なんだけど、どうか楽しんでください - 途中で見える景色が、普段とはあまりにも違うので、良い経験でしたこんな景色が見られたのも、子供の大学進学のおかげですなんて山なんだろう?
2024.04.17
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引っ越し準備、入学式、保護者会等々忙しい日々を過ごし、体が悲鳴を上げています嬉しい悲鳴ですが 入学式会場に向かう途中↓良い感じの庭園を通り抜けて会場に到着入学式は子供だけ参加(写真は撮影)親は引っ越し準備やらなにやら 入学式後は例の『PTA』マジでPTAだった「子供の学業を親が支える」 親として、生涯初参加のPTAでした5月には『総会』があり、もうすぐ案内状が届きますそちらも潜入レポート予定(笑) - 子供に「何か面白いことあったか?」と質問したところ、新学期のオリエンテーションで、「自治会という怪しい組織があった」と内容を聞いたところ、どうやらいわゆる『学生運動』らしい 医学部新入生100人に対し、大学公認の時間を使って、『愛知大学の学生運動家3人の退学処分』について、抗議の演説をしたらしいその後、自治会委員を医学部から10人選出せよと 医学部生100人は誰もなりたがらず、(危険察知能力)最終的にはじゃんけんで負けた人が、その10人になったとのことうちの子は、じゃんけんに勝ったことを、大変喜んでいました(笑) ボク自身の出身校は、当時そこそこ新設大学だったので、学生運動は存在しませんでした子供が進学した大学は伝統校なので、そのような文化が、まだ残っているのでしょうちょっと驚きました 『自治会』には十分お気を付けください事前に察知して(先輩から聞いて)、『その時間に参加しない』学生もいるのだとかうちの子は何も知らずに参加して後悔していました 勿論、良いこともやっているのでしょうけど、まだ、親の庇護から抜けきっていない、『未成年』(正確な表現ではない)にとって、ちょっと刺激の強すぎる出来事の様ですもう少し精神的に大人になって、自分でいろいろ考え、判断できるようになって、その上で、『学生の自治』を再度考えれば良い っていうか、医学部生に限らずだけど、親に学費出してもらって学生運動とか、自治とか語るのって、ちょっとカッコ悪くね? -ボクが『自治会』について思う事 医学部には『保護者会』がありますつまり、まだ完全な自立が出来ていない集団そんな『保護者会』がある組織に在籍する様な『子供』が『自治』など考えられるわけがない というか、苛烈な『医学部受験』そんな事を考えられる余裕など、受験期にはなかった。 前回書いた通り、予備校で友人・知り合いを作らなかった恋愛なんて勿論ダメ趣味の時間など無しそんな歪な人生を歩んでいる人間が、まずは取り戻さなければいけないのは、『普通の人生』 友人を作り、恋人を作り、趣味を楽しみ、何もしないダラダラする時間もあっていい医学部生尊敬される存在かもしれないだけど、人生経験としては後れを取っているだから実は、まだ誰かの庇護を受けないと生きてはいけない『雛鳥』自立・自治を語れる大人にはまだ遠い - 親として思う事 医学部生、やっと受験から解放されましたまずは追いかけましょう同じ年齢くらいの大学生は、既に『自治』を考え始めましたそれを考えられるくらい前を走っています これから6年間、しっかり時間をかけて、勉強以外の色々な経験をしてくださいその上で、自立・自治について考えて下さい
2024.04.11
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