PR
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ
ちょっと一杯のはずだったのに (宝島社文庫 このミス大賞) [ 志駕晃 ]
なんか見覚えのあるタイトル…と思ったら
スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス (宝島社文庫) [ 志駕 晃 ]
こちらの作者さんの作品でした。
コミカライズされたのを読みましたが
展開が予想外で怖かったのを覚えています。
ラジオディレクターの矢嶋は、
担当する番組のパーソナリティで恋人である
西園寺沙也加の遺体の第一発見者になります。
死亡推定時刻前後に会っていること、
矢嶋が泥酔していたこと、凶器のネクタイが
矢嶋のものだったこと… などなど
状況証拠が揃いすぎており容疑者に浮上。
逮捕される前になんとか容疑を晴らすべく
沙也加の顧問弁護士と共に
密室の謎解きに努めます。
ミステリーなのでネタバレは極力なしで。
読みながら「これは伏線かな…」といくつか
思った箇所は当たらずとも遠からず。
しかし見過ごしていた箇所もあって悔しい(^_^;)
コナンのときに書いたと思いますが
ヒモを使う密室トリックは苦手です。笑
本当にそんなのうまくいく…? と疑うし
実際に試すこともできないモヤモヤが。
元々売れっ子漫画家の沙也加の財産は多く
金庫には現金2,000万円が入っていました。
ラジオの生放送のあとはポケットマネーで
番組スタッフと打ち上げをしたり。
いろんな高級家電を持っていたり。
『薬屋のひとりごと』の作画の方の
脱税事件を思い返しても、売れっ子だと
相当な印税がもらえるんですね… すごい…
気になったのが、沙也加の死を悼む描写が
ほとんどないことでした。
恋人の矢嶋は殺人の容疑がかかっているので
そちらに気を取られるのは仕方ないとしても
仕事仲間や妹、顧問弁護士ですら…
書かれていることがすべてではないでしょうが
顧問弁護士に至っては密室のトリックを
解明するのに浮かれている感じしか…
特に好きではない芸能人が亡くなっても
少しは悲しい気持ちになるので違和感。
飲み過ぎても記憶はなくならないタイプなので
醜態を思い出しては後から落ち込みます(T_T)
とはいえ、陽気になる笑い上戸なのが救い。
若い頃は舌っ足らずになりがちでしたが
もういい年なのでね… まずは泥酔しない。
本を借りた週は帰省したため読めず、
その翌週は子供たちの夏休みの宿題の
駆け込みを手伝って疲れ、
気づけば返却日目前になってしまいました。
あと2冊…
さっき読み始めようとしたラノベが
500話を超えていたので踏みとどまりました。
一気読みしない、または本を読み終えてから…!
✢ ✢ ✢
図書館で借りた本を読む《学校では教えて… 2024.11.23
図書館で借りた本を読む《とっさのときに… 2024.11.22
図書館で借りた本を読む《学校では教えて… 2024.11.21