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代表的な異常受精について述べます。1個の前核の場合正常受精した場合には精子由来および卵子由来の前核が合計2個見えますが、1個しか見えない場合を言います。精子側あるいは卵子側のどちらかの前核が正常に形成されないためおこります。ほとんどは卵子側の質的な原因によりますが、未熟な精子を注入せざるをえない場合などにもこのような受精が観察されます。通常の受精法で3個以上の前核の場合これは、卵子内に2個以上の精子が侵入してしまったことが原因と思われます。本来なら、精子の卵子への侵入は1個であり、1個の侵入を認めると、通常は2個めの侵入をふせぐため卵子は透明帯という殻を硬くして、2個めの精子の侵入をふせぐのですが、卵子側の何らかの異常により、その機能がうまく働いていないと考えられます。顕微授精を実施して3個の前核の場合顕微授精を実施しているにもかかわらず(顕微授精では精子を1個しか注入しないので)、前核が3個みえる場合は、卵子側の前核が2個、精子側の前核が1個で、合計3個になっていることが考えられます。卵子側の核が2個になった原因は、本来なら第2極体として細胞質外に放出される核が細胞質内にとどまってしまうことが主な原因だと思われます。
2009年10月27日
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胚盤胞を凍結解凍してから実際に移植するまで回復培養し、その間に胚盤胞の凍結によるダメージ等を判定するのですが、一般に回復培養時間は3-4時間に設定されることが多いようです。 ただ、先日の受精着床学会では、回復培養時間が3-4時間に満たなくとも胚移植して問題なかったとある施設が報告していました。 結局、ガラス化法の導入によって胚盤胞は大部分生存しているので、じっくり培養して生きているか確認しなくても、「生きているに決まっている」という前提で移植して問題ないということでしょうね。
2009年10月20日
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2006年度の体外受精の成績ですが(2008年6月発表)、通常体外受精の新鮮胚移植は44778周期、顕微授精は52539周期、凍結胚周期では42146周期で、総計は年間で約14万周期にも上りました。また、それぞれの妊娠率ですが、通常体外受精の胚移植あたりの妊娠率は28.9%、顕微授精は24.3%、凍結胚移植は33.0%でした。ご参考までに紹介いたしました。
2009年10月12日
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AMHは小胞状の卵胞でつくられ、これらは、発育卵胞数を反映し、卵巣の能力の判定に使えると注目されています。FSHと違い、測定時期を選ばないことが利点ですね。最近はこれらを測定しているクリニックも増えてきているかも知れませんね。
2009年10月06日
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