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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2007.06.09
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カテゴリ: プレジデント
プレジデント 2007.7.2号のテーマは
 1万世帯調査で判明!浮かぶ家計、沈む家計
 「金持ち」家族、「貧乏」家族

さて、今回も特集ページは、ざっと眺めて後回し。
最初に、腰を据えて読んだのは「本の時間」世の中の読み方。
そのタイトルは、『免許更新制に?「うまくいくのか」教師の資質向上策』
東京大学大学院・勝野正章准教授の手による記事。

大卒者の3割が3年で会社を辞める現在、
教員はというと、昨年度、ある大都市では、

これは、なかなかの数字だと私も感じるし、勝野氏も次のように述べている。

  どちらかと言えば社会的栄達に対する関心が低く、
  子どもたちと接することや教えることが好きだからという理由で、
  この職業を選んだ若者たちが次々とやめていくのは
  やはり異常なことなのである。

もちろん、これは新しく教員になった者だけでなく、
これまで教員を続けてきた者においても、
早期退職や精神性疾患による休職という形で表れており、
その予備軍ともなれば、相当数になると予想される。

ここで、勝野氏は、教育改革における、世間の認識のずれについて指摘する。

 実は、教師の資質能力向上を図るという数々の施策を

 教師の資質能力が一般的に低下してきているとは言っていない。
 大部分の教師は優秀であり頑張っていると認めているのである。

このような指摘がなされることは、極めて少ないのではないか。
ともすれば、「昔の教師に比べ、今の教師はダメだ!」
という論調の報道や情報が、溢れかえっているような気がする。

ダメ教師なんだから、非難されて当然とばかりに、
ありとあらゆる場面で、教師・学校へのバッシングを繰り返す。
その結果、また一人優秀な人材が、
学校現場を離れていくことになるのも知らずに……。

本当に学校をたて直すには、何が必要なのか、
よく考えてみる必要がある。
そこで必要なのは、やはり優秀な人材の確保である。
どうすれば、そのような優秀な人材を確保できるのか。
そして、その資質をより高めていくことができるのか、
2007年度問題が叫ばれる今、
この点をきちんと明らかにせねばならない。
その上で、それに見合った教育改革を進めていかねばならない。





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Last updated  2007.06.09 09:26:23
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