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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2011.12.31
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カテゴリ: 文芸

 随分とオカルトチックな色合いも混在してきたが、
上巻 同様、拷問シーンは相変わらずの戦慄もの。
 兎面の男、本当に怖いな。

 そして、敵対してたはずの髭の男が、いつの間にか仲間になっている。
 この辺に 『ゴールデンスランバー』 との共通性を感じていのだが、
 「あとがき」を読むと、この作品と同時並行で書かれていたとか。


巨悪(?)に立ち向かった渡辺たちだったが、
最後には一矢報いたと胸を張って言いきれない、何ともあやふやな結末。
ハリウッド的ハッピーエンドとは、完全に一線を画する幕引き。
こちらの方がよりリアリティはあるものの、スカッと爽快感は味わえない。

この作品も、また映画化されるのだろうか。
そうすると「粗筋は残るが、基本的には、その小説の個性は消える」ことになるのだろう。
だから、その時にはタイトルは同じでも、別の作品と割り切って鑑賞するしかない。
まぁ、それは伊坂さんの作品に限らず、全てにおいてそうなんだけど。 





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Last updated  2011.12.31 17:40:26 コメント(2) | コメントを書く


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