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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2017.03.20
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​ まりえは時々私の家にやって来て、
 二人であの日々の経験談の間に共通項がないかを検討した。
 そして、まりえの肖像画は未完成のまま彼女に進呈した。
 秋川笙子は免色との交際を続けている。

 私は小田原の絵画教室で教えることをやめた。
 免色は、時々電話をかけてきたが、家に来ることはなくなった。
 彼は、まりえの肖像画を未完成のまま彼女に進呈したことを了承した。
 私は『雑木林の中の穴』の絵を彼に贈呈した。


政彦は「とても安らかな死に方だった」と言った。
私は以前仕事をしていた東京のエージェントに電話をかけ、
また肖像画を描く仕事をすることを申し出た。

そして、ユズと会って話をした。
彼女は、まだ離婚届を提出していなかった。
そして、これから産もうとしている子供の父親が、
誰なのかは分からないと答える。

  「でもそれはあなたが考えているようなことじゃないの。
   私はそのへんの男と誰彼となく寝てまわったりはしない。」(p.524)

「もう一度君のところに戻ってかまわないだろうか?」
私の質問に、彼女は「いいわよ」と静かな声で、特に迷うこともなく言った。

私は、 その子供の潜在的な父親であるかもしれない と答える。

   ***

この節で終わってしまってもいいほど、お話は終息感で満ち溢れています。
でも、謎は謎のまま。

なんだかなぁ……

さぁ、残りあと1節。
村上さんらしさは発揮されるのでしょうか?





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Last updated  2017.03.20 18:23:56コメント(0) | コメントを書く


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