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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2019.05.02
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カテゴリ: 教育・子育て
​ 著者の平川理恵さんは、リクルートで8年間勤務した後、
 留学仲介会社を起業して10年間その経営に当たり、
 2010年からは横浜市立市ヶ尾中学校で5年間、
 2015年からは横浜市立中川西中学校で3年間、校長を務めたという方。
 2018年からは広島県教育長として活躍している。

   ***

  PBLで教えると、生徒の興味・関心は高まる。
  しかし、教師の力量によってかなりの差が出る。

  日本の積み上げ方式がよいのだろう。(p.83)

PBLとは、 Project based Learning =プロジェクト型学習のこと。
欧米の学校の授業は、そのほとんどがPBLで、
日本は学習指導要領に基づいた積み上げ方式であるという。
が、新学習指導要領のキーワードの一つに「主体的・対話的で深い学び」がある。

  前任校でも、一般級でも個別支援学級(特別支援学級)でもない
  「特別支援教室」という別室をつくり、
  異動時には「不登校生徒ゼロ」になるという実績があった。
  実践してみて、「居場所」と「常駐の教員」と
  その子に合った「カリキュラム」-この3点セットがあれば、


第5章『特別支援教育・合理的配慮』には、
公立学校にフリースクールを設置した経緯が詳しく記されている。
「場所」「ヒト」「カリキュラムと教材」をどのように準備したかがよく分かる。
本著の中でも特に興味深かったのが、この部分である。

  そのとき、必ず「あなたは、なぜこの会社で働いているのか?」

  「辞めない理由は何か?」を聞いていた。
  そこにその仕事の、その会社の魅力があるからだ。(p.197)

これは、著者がリクルートに勤務していた頃、
「Bing」「とらばーゆ」に求人広告を載せる際に、
依頼企業にインタビューした経験を記したもの。
この経験を学校で生かしたエピソードも、大いに参考になるものだった。





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Last updated  2019.05.02 18:55:13コメント(0) | コメントを書く
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