乱読・積んどく・お買い得!?

乱読・積んどく・お買い得!?

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2020.03.28
XML
カテゴリ: 文芸
​ 初めて原田マハさんの作品を読みました。
 私が出会っていない、素晴らしい作家さんたちが、
 まだまだたくさんいそうだと、改めて気付かせてくれる作品でした。
 次は『本日は、お日柄もよく』を読む予定です。

   ***

現在、大原美術館で監視員をしている早川織絵は、
26歳で博士号を取得し、かつて美術史論壇を賑わせたアンリ・ルソーの研究家。
そんな彼女に、ルソーの『夢』を日本への貸し出す際の交渉窓口にとの依頼が舞い込む。


17年前、早川織絵とティム・ブラウンの二人は、
伝説のコレクターであるコンラート・バイラーの邸で出会った。
共に、バイラーの所有する『夢をみた』が、真作か贋作かを見極める鑑定人として。
バイラーの指示に従って、二人はそれぞれに真贋を見極めるべく競い合う。

  クリスティーズのポール・マニングの電話で猜疑心が生まれ、
  インターポールのジュリエットの出現で衝撃を受けた。
  「ルソーの下のピカソ」について知らされ、
  さらには織絵があのアンドリュー・キーツの愛人であると聞かされて-
  急速に、落ち込んだ。(p.268)

   ***

バイラーの正体は、お話が進む中で、薄々気付くことが出来ましたが、

しかし、本作はミステリー作品として以上に、ルソーやピカソを楽しめる作品です。
美術史科を卒業し、その関係の仕事に携わった作者の経験が遺憾なく発揮されています。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.03.28 18:33:38コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: