フリーページ
石垣氏は前橋地検高崎支部が保有する判決文の原本を確認した。事件は大震災直後の9月4日、当時の群馬県倉賀野町(現高崎市)で発生。駐在所に保護されていた20歳の朝鮮人男性を「不逞(ふてい)鮮人」とみなした群衆が引きずり出し、刀で喉を刺して殺した。被告4人には懲役1年6月などの判決が出た。
石垣氏は「風説を信じ朝鮮人を虐殺した日本人が裁判で判決を受けたことに異論はないか」と確認を求めたが、林氏は一般論と前置きして「政府として、裁判所の認定した事実について、正しいかどうかといった評価を加える立場にない」と述べた。
関東大震災後に「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などの流言が広がり、多くの朝鮮人や中国人が日本人に殺害された。野党議員らは、これまでも公文書を基に虐殺について見解をただしてきたが、政府は「事実関係を把握できる記録が見当たらない」との答弁を繰り返してきた。
安倍びいきの引き倒し(16日の日記) 2024年05月16日
経団連会長「政治にはお金かかる」(15… 2024年05月15日
圧倒的情報握る米軍 日本はただ従うだけ(… 2024年05月14日
PR
キーワードサーチ
コメント新着