ベルギ－永住ミステリー小僧のブログ

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2023.08.05

今度はオリックス投手陣。楽天とは残念ながら格が違い過ぎる…。

カテゴリ：東北楽天ゴールデンイーグルス

前回はイ‐グルスの主力先発投手個々人のイニング別失点状況の切り口から、各先発投手の問題点を見てきましたが、今回は他球団の一番手としてリーグ王者のオリックス先発投手陣を見ていきたいと思います。

ではまず主な指標（私の独断と偏見で）を書きます。掲載デ－タは８月２日時点です。

防御率、QS率、年齢でオリックス対比負けています。
年齢差は平均で6歳も違います。30歳以上は楽天が4人に対してオリックスは1人、それも30歳になったばかりで、ピークを過ぎた投手主体の楽天に対して20代前半主体なるも好投手揃いのオリックスという構図ですね。

そして、イニング別失点のグラフです。

こうして横並びで見てみると、オリックス先発陣の安定感ぶりが際立って見えます。特に山本は殆どのイニングで0.25点（４試合で１失点）以下と完璧です。
宮城と山崎に若干高い山がありますが、楽天と比較すると目立たない程度です。

さて最後のデータは、直接対決の試合の成績表です。

楽天投手で目を引くのが荘司で、２試合先発して防御率0.82は断トツの素晴らしさです。対オリックス戦は彼中心にすべきですね。
対照的に滅多打ちにあっているのが田中ですが、８月３日に好投したので防御率は半分くらいには下がったはずです。

一方オリックス先発投手陣は山崎福也以外、楽天に付け入るスキを与えていません。特に田嶋には完全にカモられています。ついこの間の対オリックス戦第3戦で勝てたのは、第３戦に先発予定の田嶋が体調不良で回避したためで、先発していれば間違いなく３タテくらっていました。

残念ながら、楽天投手陣とは格が違いすぎます。

もしも楽天が３位になることが出来てCSでオリックスと対戦するときは、山本、山下、田島の先発で手も足も出ないでしょう。
まあ、今の調子では３位になれるかはかなり微妙ですが（正直かなり危ない）、対オリックス対策を真剣に考えないと３位浮上は難しいし、浮上できたとしてもCSで勝ち目はありません。

聞いてますか石井監督、しっかり対策を立ててくださいよ。
３位になってCSを勝ち抜かないとあなたの首が間違いなく飛びますから、真剣に頑張ってください。