CAPTAINの航海日記

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CAPTAIN @ Re[1]:なんか、腰が重い(05/21) >七詩さんへ アドバイス、ありがとうご…
七詩 @ Re:なんか、腰が重い(05/21) 体重の負担等で関節の軟骨がすりへってい…
CAPTAIN @ Re[1]:調べましたねぇー(05/19) >lavien10さんへ いや~暇人なもので(…
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CAPTAIN @ Re[3]:福島県、2040年の県立高校(執筆予告)(05/08) >情報提供さんへ この話題、当ブログで…
2011.04.08
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テーマ: たわごと(26629)
カテゴリ: 東日本大震災
先の記事にも書いたように午前中いっぱいブルーな気分で過ごした私だが、いつまでも落ち込んではいられない。また、前を向かねば… 自身に言い聞かせる。
昼食後、午後1時半に下校する下の子を迎えに通学路まで出る。今日は1、2年生だけ昼食(今日は給食ではなく弁当持参)先行して下校し、上の子を含む3年生以上は午後の授業を終えて午後3時過ぎに別途下校するというスケジュール。一応集団で下校するのだが、低学年だけの下校はやはり心配だ。
通学路まで出てみると、新入生も一緒の下校ということもあり、下の子の担任の先生が同行していた。挨拶を交わすと、その先生「○○ちゃんのお父さんが歩いて来たよ」と子供達に紹介。「歩いて」が妙に強調されている。先生にとって、私は「歩く人」としてインプットされているのだろう。
だから私も、「いや~、昨晩の地震は大きかったけど、自宅で被災したから仙台の職場から歩いて帰らずに済んだのが不幸中の幸いでしたよ」などとコメントし、あくまで「歩く人」として先生に接する。これはネタではなく、心からの本音。70キロ近い距離を一日がかりでもう一度歩けと言われても、特に今日の精神状態ではできるかどうか覚束ない。

午後4時前には上の子も帰宅。とりあえず、今日は家族全員無事自宅に揃った。その安心からコタツでウトウトしていたら、子供達にパソコンを占領されてしまう。暇潰しが必要となってしまった夕暮れ前のひととき。
ここでふと、今の時期どうしても読んでおきたい漫画があることに気がついた。日頃から愛読している「ゴルゴ13」において1984年に発表された「二万五千年の荒野」という作品なのだが、その内容が、福島第一原発事故の現状と酷似しているのだ。はてさてどこに置いたっけと家中探してみたものの、なかなか見つからない。
なお、詳しい内容は こちら を参照されたいのだが、秀逸なのは、水蒸気が立ちこめ視界がきかないなか例によってピンポイント射撃を決めるゴルゴ13よりも、物語のラストで展開される原発のパーマー制御部長の記者会見のシーン。原子力発電が危険なことだと認識しつつも、近い将来における石炭や石油の枯渇が必至の情勢の中、今更木炭やローソクの生活に戻るわけにもいかず… ラストで「我々はどうしたらいいんでしょう」と記者に問いかけるパーマーのセリフは、まさに現在の我々に対しても、ダイレクト過ぎるぐらいダイレクトに響くフレーズだと痛感する次第だ。





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Last updated  2011.04.08 20:37:24
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