CAPTAINの航海日記

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CAPTAIN @ Re[1]:普通科高校㏌1960's(09/18) >たんぽぽさんへ 郡山市の普通科系公立…
たんぽぽ@ Re:普通科高校㏌1960's(09/18) 引き続きすごい調査ですね。 盛岡とかは新…
CAPTAIN @ Re[1]:普通科高校in1975(09/18) >たんぽぽさんへ いや~暇人なもので(…
たんぽぽ@ Re:普通科高校in1975(09/18) CAPTAINさん、毎度のことですがよくお調べ…
CAPTAIN @ Re[1]:福島大学の金谷川移転についてのIF(09/15) >elbe14さんへ いつもありがとうござい…
2019.02.10
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テーマ: たわごと(26793)
カテゴリ: 企画モノ
​また福島県の高校再編計画のネタです。しつこくてすみません(苦笑)
今回発表された計画って、あくまで「前期」実施計画なんですよね。この後には2024~2028年度に実施される「後期」実施計画がある訳で…
県の資料 でも、43~44ページにこんなことが書いてます。少々長くなりますが、引用しましょう。

「2 県立高等学校改革後期実施計画に向けた継続的な検証
県立高等学校改革の推進に当たっては、以下のとおり前期実施計画の進捗状況や成果、課題について適宜検証を行うとともに、地域の状況や様々な社会環境の変化も見据えながら、後期実施計画(2024年度~2028年度)の策定を行います。

○ 後期実施計画期間やその後の中学校卒業見込者数の推移を注視し、前期実施計画で統合等の再編整備を行わなかった3学級以下の高等学校についても後期実施計画における再編整備を検討していきます。また、各地区の状況を踏まえた上で、都市部における県立高等学校の在り方も検討していきます。
○ 前期実施計画において、統合や1学級規模の本校とすることを示した高等学校についても、その後の志願動向や地域の状況等を注視し、後期実施計画以降の在り方を検討します。」

つまり、下記の高校は、2024年以降再編の対象ということになります。

(県北)川俣、本宮

(会津)猪苗代、西会津、川口、只見
(いわき)勿来、好間、四倉
(相双)相馬農
※県南は対象校なし

各高校の今後に関しては、個人的には、下記のような印象を持っています。

【川俣高校】
(生徒の出身地)
 川俣町、福島市飯野、二本松市東和、伊達市月舘、浪江町津島、飯舘村
(今後の動向)
 地元川俣町の人口減少が著しいものの、浪江町津島や飯舘村では住民の帰還が進む可能性があり、また、安達東高校の閉校に伴い二本松市東和からの流入も考えられる。特に飯舘村では自宅から通学可能な普通科高校が原町と川俣のみとなる現状を考えると、2028年も存続している可能性が高いと思われる。

【本宮高校】

 本宮市、大玉村、二本松市南部、郡山市北部
(今後の動向)
 統合されるとすれば、安達高校との統合が現実的。ただし、本宮市唯一の高校であるため、統合に反対する市民運動が過熱する可能性も考えられる。

【湖南高校】
(生徒の出身地)

(今後の動向)
 実は、高校のお膝元にある郡山市湖南や会津若松市湊よりも、郡山市大槻から通学する生徒の方が圧倒的に多い。そう考えると廃校が現実的なのだが、郡山都市圏の私立高校が「内申点縛りのきつい推薦入試」を軸にしている関係上この高校が「内申が低い生徒の駆け込み寺」的な存在になっている可能性も考えられるため、現状では安易に廃校とはしにくい。仮に廃校にするのであれば、郡山萌世高校(定時制)の拡充などのバーター策が必要かと思われる。

【石川高校】
(生徒の出身地)
 石川郡全域、矢吹町、中島村
(今後の動向)
 石川郡唯一の県立高校ではあるものの、同郡では私立の学法石川高校の影響力が強く、入試では例年定員割れとなる。ただ、万が一学法石川高校の経営が傾く可能性もないとは言えないため、定員割れだけを理由に公教育を撤退させることは、個人的には賛成しかねる。路線バスの免許維持路線よろしく、1学年1クラスになっても構わないので、存続を希望する。

【船引高校・小野高校】
(生徒の出身地)
 船引高校…田村市、三春町、葛尾村、二本松市岩代、郡山市東部
 小野高校…小野町、平田村、川内村、郡山市南東部、田村市大越、滝根、いわき市北西部
(今後の動向)
 両校の統合は避けられないとみられる。地理上の配置だけでみると小野高校を存続させた方が理にかなっているように思われるが、船引高校が田村市唯一の高校であることから、統合に反対する市民運動が展開される可能性が高い(10年ほど前に警察署の位置をめぐって三春町ともめた経緯あり。結局田村市内に警察署は設けられず)。なお、仮に船引高校が統廃合されるとなると、特に田村市都路や葛尾村からの高校通学が困難になるため、国道288号線の延長上に位置する双葉郡北部の高校再開も視野に入れての再編策が求められるだろう。逆に、小野高校が統廃合されるとなると、平田村からの高校通学が困難になるため、石川高校の存続が前提条件となる。

【猪苗代高校、川口高校、只見高校】
(生徒の出身地)
 猪苗代高校…猪苗代町、磐梯町、北塩原村裏磐梯
 川口高校…金山町、昭和村
 只見高校…只見町、南会津町西部
(今後の動向)
 廃校にしてしまうと最寄りの高校までの距離が30キロを超えてしまうことになるため、今後も存続すると思われるし、しなければならないと考える。

【西会津高校】
(生徒の出身地)
 西会津町、喜多方市、会津坂下町、新潟県阿賀町東部
(今後の動向)
 学校が所在する西会津町の人口減少が著しいものの、この高校へは会津坂下町から通学する生徒が意外に多く、坂下高校の廃校に伴いその傾向が強まる可能性も考えられる。また、新潟県阿賀町最東部の豊実からだと最寄りの高校となり実際に同町から越境通学する生徒もみられるため、福島県側だけの事情で存廃を決められない一面も有する。存廃の可能性は五分五分とみるが、意外に「西会津町外の事情」が重要な鍵を握っているような気がする。

【勿来高校】
(生徒の出身地)
 いわき市勿来
(今後の動向)
 いわき市勿来で唯一の普通科高校。勿来にある高校は他に勿来工、磐城農と極端な実業校偏重でありニーズはありそうに思われるのだが、現状では例年定員割れとなっている。このままの状況で推移するのならば廃校はやむを得ないか。ただし、廃校にしてしまうと、勿来駅周辺の地域からの最寄りの公立高校が茨城県北茨城市にある磯原郷英高校となってしまうため高校生の県外流出は避けられない情勢になる可能性が高く、福島県政としては隔靴搔痒の感。

【好間高校】
(生徒の出身地)
 いわき市好間、平、内郷、三和
(今後の動向)
 1学年2クラスの小規模校だが、2期選抜での倍率が1倍を超える年もある。また、高速バスのバス停から比較的近いため、仮に小野高校が統廃合の対象になったとしたら、小野町からの通学需要が発生する可能性も考えられる。従って、安易に統廃合の対象にはできないのではなかろうか。なお、万が一統廃合するならば、内郷にあるいわき総合高校との統合が現実的。

【四倉高校】
(生徒の出身地)
 いわき市四倉、平、久之浜・大久
(今後の動向)
 いわき市北部の小規模校。いわき市の北の広野町に位置するふたば未来学園高校と校勢圏が重複するため、将来的な廃校はやむを得ないか。

【相馬農業高校】
(生徒の出身地)
 南相馬市、相馬市
(今後の動向)
 相双地区唯一の農業高校。双葉郡や飯舘村への帰還が進めば生徒も確保できると見込まれるため、このまま存続するだろう。


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Last updated  2022.01.20 06:20:55
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