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昨夜は大阪・梅田で新年会でした。盛り上がりすぎて終電で帰るのを諦め朝帰り。久々の徹夜をしてしまった。この年になると疲れがなかなか取れないのだ。新年会にご参加されたみなさん、長時間にわたって楽しいトークをありがとうございました。それにしても皆さんお元気だ。(特に女性チーム)この日も2次会は梅田のロックバー「CRUNCH」でメタル秘蔵映像をたっぷりと堪能させて頂いた。在りし日のランディー・ローズ(QUIET RIOT時代)のライヴ映像、ドイツの楽器展にてギターを弾きまくるマイケル・シェンカーの映像など貴重なものばかりで、編集して持ち込んでいただいたMAKIさんにはいくら感謝しても尽きないぐらいだ。本当にありがとうございました。その後、何故か一番盛り上がったのがアースシェイカーの映像。懐かしの"MORE"や"RADIO MAGIC"をお客さん達全員で大合唱した。まるでカラオケ状態。歌詞が無くても全員フルコーラス歌えるところが凄い。ちなみにこの日のお客さん達は全員40才前後。(超満員)同じ時代に同じものを聴いてきたのだな~。青春の思い出ってやつだ。そんなジャパメタで盛り上がった勢いのまま、3次会へと突入。北新地にあるジャパメタ御用達のショットバー「PARADOX」。マスターはショットガンマリッジのヴォーカリストかっちんなのだ。80年代に関西でコミカル系ジャパメタとして活躍したバンド。マスターとはロック談義よりも高校野球談義で大いに盛り上がった。マスターの高校野球への造詣の深さには恐れ入った。高校野球に関するデータをすべて覚えておられるのだ。何年のセンバツは誰が活躍してどこが優勝したとか・・・。とにかくマニアック。私もかなりの高校野球好きとして自負していたがマスターには到底敵わない。なんせ地方予選もくまなく注目されているのだから・・・。そんな調子でまさかロックバーで朝まで野球談義をするとは思いもしなかった。ロックも野球も好きという私と趣味がぴったり合う希有なお方なのだ。是非ともこれから贔屓にしたいと思う。ロック好きでなくとも高校野球好きの方であれば超オススメのバーだ。高校野球のお宝映像も豊富にある。この日は一昨年の仙台育英vs智弁学園の熱投甲子園映像を観た。今度は松阪と上重が投げ合った横浜vsPL学園の伝説の試合を観ながら語り合いたい。ホームページはこちら→SHOT BAR PARADOXちなみにショットガンマリッジのライヴ映像はこちら↓SHOTGUN MARRIAGE
2010.01.31
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光の帝国―常野物語 (集英社文庫)/恩田 陸¥520Amazon.co.jpノスタルジアの魔術師と称される恩田陸。私にとっては合う場合と合わない場合があるのだろうか、作品によって当たりはずれがある作家だけど、「光の帝国 常野物語」は中当たり。ちなみに私にとっての大当たりは「夜のピクニック」これは青春ノスタルジー小説の最高傑作だと思う。さて、そんな中当たりの「光の帝国」だけど、サブタイトルが示すとおり常野(とこの)物語ということになっている。東北の農村部に存在したといわれる常野一族にまつわる連作短編集。常野一族とは、並はずれた暗記力や、遠目といわれる予知能力や、200才以上生きる人とか、とんでもない能力を持った一族なのだ。それでいて、穏やかで知的で、権力への志向を持たずに生きる人たち。この辺りのファンタジーな設定に拒否反応を示すことなくすんなりと受け入れられるから恩田陸の作品は不思議だ。そんな能力を持つ人たちが実際に存在してもおかしくないように思われてくる。それぞれの物語がとてもキャッチーで読みやすい。読んでいて、なんだかほんのりと心温まる心地がする。その中で、タイトル作品の「光の帝国」だけが異色の出来なのだ。1900年頃の軍事国家へと突き進む日本の姿を暗い社会として生々しく描いているのだ。悲哀に満ちて胸騒ぎがするような作品になっている。これが続編への布石となっているとはこの時点では知る由もない。この連作短編は完結することなく中途半端なかたちで突然終わっている。そうなると常野物語の続編が気になってしょうがないというもの。実は、その続編となる「蒲公英草紙 常野物語」も読んでいる。その感想はまた後ほど・・・。マイクロミニデニム★究極のミニスカ
2010.01.30
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先日よりニール・ヤングの全アルバムを初期から順番に聴くということをやっていて、先ほどすべてを聴き終えた。NEIL YOUNG名義のみならず、BUFFALO SPRINGFIELDやCSN&Yも含めて、さらにはブート音源、CD化されていない音源も某サイトよりダウンロードして聴きたおした。聴いて聴いて聴きまくった結論として、ニールはやっぱりいいね。月並みな言葉しか出てこないけど・・・。しかし、そんなニールにあっても問題作はいくつかある。その中でも筆頭に挙げられるのがこれだろう。Trans/Neil Young¥1,821Amazon.co.jp1983年に発表された「TRANS」タイトル通り当時のトランス・サウンド。トランスと言うよりもテクノサウンド。まるでYMOかクラフトワークといった感じ。エレクトロニクスを多用し、ニールの独特の歌声がかなり封印されている。一聴してニール・ヤングだとは決して思わない曲ばかり。しかし、ニールのメロディ・センスはこんなところにもいかんなく発揮されているのだ。エレクトロニック・ポップになってる分、さらにメロディの良さが際だっている。ニール・ファンには酷評され忌み嫌われているアルバムだけど、今一度見直して再評価したいものだ。意外と時代の変化に流されやすいタイプのニールだけに、時々ヘンテコなアルバムを作ってしまうことがある。この頃はロカビリーやカントリーなどにも傾倒していて、80年代はかなり迷走しているのがうががえる。駄作だなんて切り捨てずにじっくりと聴き直してみるのもいいかもしれない。今だからこそ新たな発見ができるかもしれない。しかし、初めて聴いたニール・ヤングが「TRANS」だったならそれは不幸だ。オフィシャルPVではないけど、これがよくできている↓Neil Young "We R In Control" マイクロミニスカート
2010.01.29
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ドストエフスキーにどっぷりはまっている今日この頃。「死の家の記録」はドキュメント・タッチな刑務所手記。死の家の記録 (新潮文庫)/ドストエフスキー¥780Amazon.co.jpドストエフスキーは、帝政ロシアに対して反思想的な書物を翻訳したという理由でシベリアに4年間抑留されている。いわゆる流刑地シベリア刑務所送りというやつである。その時の実体験をもとに書かれた物語。これがなかなか面白い。帝政ロシアの時代は階級社会で身分が決められていた。しかし、刑務所では貴族も百姓も同じ牢屋に放り込まれる。そこで織りなす人間ドラマが実に生々しく描かれている。主人公は貴族の受刑者(ドストエフスキー本人のことだろう)。当然、百姓の受刑者達からあらゆる嫌がらせがあるのだ。それでも貴族らしく毅然とした態度を貫かなくてはならない。そうすることによって次第に受刑者であっても貴族として敬われるのだ。そのことがクドイほどに語られている。ドストエフスキーが最も気苦労した点なのだろう。シベリア刑務所は刑務所とは思えないほど自由なのだ。酒、煙草はもちろんのこと、夜中は博打までやってたという。さらに、女好きは買春までできたというのだから可笑しい。手に職のある者は、町で仕事を取ってくる。それで稼いだお金は酒、女、博打に消えていく。これが刑務所なのかと不思議に思う。唯一不自由なのは足かせがはめられていることぐらい。しかし、そこで何か問題を起こすと鞭打ちの刑なのだ。だいたい、当時のロシアでは刑罰の重さは鞭打ちの数で決まる。「懲役10年、鞭打ち3000発」という感じなのだ。鞭を人に使うという文化はロシアが発祥のようだ。子供のしつけにも鞭が使われていたという。今や鞭なんて物はSMプレイにしか使われていない。しかも鞭で打たれて喜ぶというのだからドストエフスキーも驚くだろう。さて、そんなドストエフスキーもこの経験を生かして後の名作「白痴」、「罪と罰」、「カラマーゾフの兄弟」が書かれることになる。なんせ囚人達を捉える観察眼がもの凄いのだ。この人にかかったら心の中まで透けて見られてしまうのではなかろうか。天才ドストエフスキーの片鱗をうかがい知ることのできる初期の傑作。帝政ロシア時代の風紀や風俗を知る上でも大変貴重な作品。「ドキュメント特集 マル秘潜入シベリア刑務所」といった下世話な感覚で気楽に読んでみることをお勧めする。
2010.01.28
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デンマークのメロディック・メタル・バンド ROYAL HUNTついに10作目となるこのアルバムタイトルが「X」とはベタである。ベタなバンドなだけにそれも納得。音の方もかなり納得のいくアルバムになっている。X/ロイヤル・ハント¥2,700Amazon.co.jpヴォーカルのマーク・ボールズが加入して2作目ということもあり、ロイハン・サウンドにマークの歌がしっくりきている。マークの魅力であるハイトーンをふんだんに使うことなく、どちらかというとエモーショナルに徹したところが渋くていい。意識して70年代テイストにこだわったというサウンドは、時折懐かしさを感じるさせる楽器の音に「おやおや」と思わせる。かつてのWHITESNAKEやRAINBOWを彷彿させる。好きな人にはたまらない隠し味が散りばめられているのだ。EL&PやYESのようなプログレ好きにもたまらないはず。今作はギターのマーカスがいつも以上に良い仕事をしている。70年代テイストを醸し出すギターリフ、ギターソロ等、どれをとっても実にエモーショナルなのだ。ブルージーと言ってもいい。ワウ・ペダルを多用したギター・サウンドがいつものロイハン・サウンドに古めかしさを融合させるのに成功している。とはいっても、リーダーのアンドレが作る楽曲なのだからロイハン節はあらゆるところに顔を覗かせる。聞いたことあるようなフレーズだな~なんてのもあるけどそれもご愛敬。10作目にしても相変わらず素晴らしい楽曲を繰り出してくるのだから天才・アンドレはさすがである。近年の作品の中では間違いなく最高傑作と言っても過言じゃない。昨年のラウドパークはアウェー感のある雰囲気の中での出演だったけど、新たなファンを獲得できたのか!?パフォーマンスは良かったけど、音響がいまいちだっただけに心配。サブステージというのも屈辱的なものだった。これだけのアルバムを作るのだからまだまだ尻すぼみしてしまうようなバンドではないはず。もう一花咲かせて欲しいベテランバンドROYAL HUNTに注目しよう。
2010.01.27
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解散するバンドあれば結成するバンドありということで、昨年解散したハノイロックスのマイケル・モンローが新バンドを結成だとか。なんとそのギタリストがワイルドハーツのジンジャー!!アメリカ、フィンランド、スウェーデン、イギリスといったツアーがすでに組まれている。日本は!?個性と個性の融合はどんな化学反応を見せてくれるのだろう。とても楽しみな組み合わせなのだ。気まぐれジンジャーがいつまで持つだろうか。ゴキゲンにニューバンドを紹介するマイケル・モンロー。ジンジャーがしおらしく見える↓↓↓Michael Monroe and the new band
2010.01.26
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昨夜は、スコーピオンズが引退を表明するというニュースを聞き、ついにメタル界も引退するバンドが出始めたかと感慨に耽っております。92年頃、OZZYが引退を表明して大々的なフェアウェルツアーをやった後に「やっぱり引退しない」なんてことで一安心した経験があるだけに今回のスコーピオンズの引退表明も撤回されることを望みたい。しかし、生真面目な彼らのことだからOZZYのようなことはないのだろう。彼らのライヴを観たのはスーパーロック'84の時だけという熱心なファンでは無いけど彼らが引退するのはなんだか寂しい。年齢からしてもまだ50代なんだからもう少しやれるだろう。BOB DYLAN,ROLLING STONESといった60代のバンドがまだ現役なのだから。B.B. KINGに至っては今年85才になるのにいまだ現役なのだ。ヘヴィーメタルという音楽性が高齢となっては難しいのかもしれないが、高齢者によるヘヴィーメタルなんてのもいいじゃないか。ハイトーンが出なくなってディランのようにぼそぼそ呟く"Big City Nights"リズムがゆったりした"Blackout"なんてのもいいかもしれない。バンドがヨボヨボならファンもヨボヨボ。メロイックサインする腕が上がらないなんてのは当たり前。ヘドバンなんて自殺行為になるだろう。これからは高齢化メタル社会に対応していかなければならないのだ。そんなわけで、なんとか引退を撤回してもらえることを切に願う。SCORPIONS "Blackout"ロックTシャツ♪バンドTシャツ スコーピオンズ発砲プリントTシャツ(ACOUSTICA)¥2,100楽天※モバイル非対応
2010.01.25
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下世話な話で申し訳ないです。さっきテレビでやってた映画「トゥームレイダー2」を観ていて、主演のアンジェリーナ・ジョリーのビーチクに驚いた。ウェットスーツ着ているのにありえないほどビーチクがくっきり!!そこばかり気になって前半は映画に集中できなかった。宣伝用ポスターにはビーチクは出てないけどね。きっと付け乳首なるフェアリーニップルを装着してるのだろう。そうじゃなきゃあんなビーチクは凶器だ。ブラピも怪我するってもんだ。本物のような弾力と美しい形♪シリコン製魅せ乳首『フェアリーニップル』¥1,575楽天※モバイル非対応映画「トゥームレイダー2」は激つまらなかった。ちなみに、アンジーはSMやレズの趣味があるとか・・・。馬もいけるのだろうか。
2010.01.24
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仕事兼遊び場(2:8で遊び多し)のパソコン周りがいつのまにやらCDだらけに、なんていうことはよくあること。CDラックから聴きたい物を取り出してくるとそのまま放置する。ラックに戻すのが面倒臭いのと、またすぐに聴くだろうという慢心がいけない。これを解決しようとパソコン周りにCDラックを置くことにした。「お値段以上」といううたい文句に惹かれてニトリへ行ってきた。日曜日の午後なんかに行くもんじゃないね。激混み!!なんとかCDラックを買ってきて組み立ててみたけど、うたい文句の「お値段以上」というのはどうかな・・・。お値段なりのCDラックだった。木釘を打ち込んで組み立てるんだけど、木釘を強く打ち込みすぎると側板を割って出てこようとする。まあ、値段が値段だから仕方ないね。とりあえずパソコン周りがスッキリしたので良しとするか・・・。これでも!?ここのCDラックに収めても、元のCDラックにいつか戻さなければならないということを肝に銘じるべし。元のCDラックが満杯状態でほとんど収まらないという根本的な問題を抱えていることはひとまず考えないでおこう。
2010.01.24
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アーネスト・ヘミングウェイの若き日の作品。失われた世代(ロストジェネレーション)と称される第1次世界大戦後の若者達の青春を描いた作品。日はまた昇る (集英社文庫)/アーネスト・ヘミングウェイ¥630Amazon.co.jp第1次世界大戦後、理想を失った若者たちの虚無と享楽の生活をフランスの詩人ガートルード・スタインに言わしめた「あなたたちは皆、失われた世代なのよ」この言葉に端を発している。今で言うところの「流行語大賞」である。若き日のヘミングウェイは「日はまた昇る」で、パリでくすぶる若者達の自堕落で享楽的な生活を描いている。しかし、今の時代にこれを読んでもそんなに自堕落ではないように感じる。私の方が自堕落な生活にはもっと自信がある。ガートルード・スタインは、私の生活を見てなんて言うのだろうか。この物語に出てくるイギリスの伯爵夫人ブレットはかなりの享楽家。人妻でありながら彼氏とスペインへ旅行に出る。しかも、元彼を引き連れて。旅先のスペインでは闘牛士に一目惚れする。彼氏を捨てて闘牛士のもとへと行くことになる。しかし、その闘牛士ともすぐに別れる。お金が無くなったからと友人である主人公を呼び出す。どうかしてるよ、この女。こんなことが許せるのが失われた世代なのだ。ちなみに主人公は戦争の負傷により性的不能になっている。希望も理想も失った若者達はどうにもならない。「日はまた昇る」とはポジティブなタイトルだけど、日は昇りそうもない。虚無と享楽の生活をしていても明日は必ずやって来るということか・・・。
2010.01.23
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EXTREME THE DOJO Vol.24で来日するウォーブリンガー。アメリカです。若手です。でも、往年のスラッシュメタルです。Waking into Nightmares/Warbringer¥1,533Amazon.co.jpそれもそのはず、EXODUSのゲイリー・ホルトがプロデュース。スラッシュメタル懐古主義者が涙流して喜ぶクランチサウンド。もちろん、私も涙流して喜んだクチです。ザクザクに切れてます。切り刻んでます。DOJO Vol.24の参加決定的!!WARBRINGER "Severed Reality"
2010.01.22
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昨夜はフェアウォーニング大阪公演を観に行ってきました。客入りはまずまずといった感じ。平日の大阪公演で満員になることはありえないからこれで仕方なし。ライヴは定刻通りにスタートした。オープニングナンバーはノリのいい"Out On The Run"。ちょっと中年太りが気になるトミー・ハートだけど、歌声は衰え知らず。ハイトーンをビシバシきめてくれている。音響重視でステージ中央の10列目ぐらいで観ていたけど、すべての楽器の音がクリアに聞こえて申し分ない。ちなみに前の方はかなりぎっしり埋まっていたけど、私のいた位置は誰とも触れ合わないゆったりしたスペースが取れて快適だった。3曲目では早くも一番好きな"Save Me"をやってくれた。トミーの歌声に聞き惚れていたらいきなりサビのところで客に歌わせる。この曲はキーが高すぎて全然無理ですから~。この曲のギターソロもメロディアスで美しいフレーズ。ヘルゲ・エンゲルケのスカイギターに悶絶した。しかし、ヘルゲのルックスはかなり酷くなってきている。悪役にしか見えない。しかもギャング映画では、たいがい最初に殺される役どころだ。ヘルゲを見ながらそんなことを終始考えてしまった。それに引き替え、サポートギタリストはかなりのイケメン。ギターは控えめながらもツボをおさえたツインリード。バックコーラスでもいい仕事をこなしていた。"Save Me"に続いては、"Angels Of Heaven"と怒濤の攻め。いくぶんゆっくりめのリズムで始まったけど、途中からの盛り上がりがとても気持ちいい。Come Dance~♪のところを気持ちよく歌わせてもらった。もちろん悪役ヘルゲのスカイギターも天に翔け上る気持ちよさなのだ。その悪役ヘルゲのギターソロ・タイムは日本贔屓らしくサクラ~サクラ~♪で始まって、LED ZEPPELINの"Kashmir"の美味しいところをかいつまんだエモーショナルなものだった。ステージ下からの扇風機で髪の毛をなびかせて気持ちよさそうにギターを弾いているんだけどまったくカッコ良く見えない。ギターを持っていなかったら浮浪者に見えるな~なんてことまで思った。ヘルゲには大変失礼なことばかりで申し訳ない。でも、彼はギターが上手いんだからそれだけで偉大な人なのだ。ギターソロの後も怒濤の名曲の数々を繰り出して、トミーはまったく休憩無し。最後の最後まで素晴らしい歌声を聴かせてくれた。特に"Long Gone","Hey Girl"と立て続けに演奏されたバラードには感動に打ち震えるほどだった。アルバム「4」にボーナストラックとして入っている"Still I Beleive"をやってくれたこともとても嬉しい。これは隠れた名曲だ。本編ラストはおなじみのノリノリロケンロ~な"Get A Little Closer"彼ららしくない曲だけどライヴではこんなのが結構盛り上がるから好きだ。アンコールラストはこれもおなじみの"SUKIYAKI"なぜこれがいつもラストなのかと思うけど、これはこれで感動的なのだ。ひと~りぼっちの夜~♪とみんなで合唱するのがいい。まったくひとりぼっちの感じじゃないけど・・・。こうして2時間たっぷりのライヴだけどあっという間に終わった感じ。楽しい時間は早く過ぎ去るものだ。歌が上手くて、演奏が上手くて、楽曲がいい。さらにライヴでの見せ方もかっこいい。文句の付けようのない素晴らしいライヴを堪能させて頂いた。セットリストは下記の通り。01.Out on the run02.Here comes the heartache03.Angels of heaven04.Save me05.Don't give up06.Helge guitar solo Kashimir07.Generation Jedi08.Don't keep me waiting09.Falling Reprise10.Long gone11.Hey girl12.Walikng on smiles13.I'll be there14.Longing for love15.I fight16.Still I beleive17.Burning heart18.Get a little closer ~Encore~19.When love fails20.Fighting for your love21.Sukiyakiフライヤーのヘルゲ(左から2人目)は別人のように写っている。FAIR WARNING "Out On The Run"
2010.01.20
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女体の神秘 (双葉文庫)/わかぎ えふ¥480Amazon.co.jp故・中島らもの立ち上げた劇団「リリパットアーミー」の座長を務めながらマルチな活動をこなすわかぎゑふ氏のエッセイ集。この本では、「女体の神秘」という男にとって永遠に理解しかねるテーマをズバリわかりやすく解説してくれている。しかし、これをそのまま鵜呑みにするわけにはいかない。わかぎ氏自体が本来の女性とはちょっと毛色が違う人種だから。なんでもストリーキングを実践された経験をお持ちだとか・・・。おっさんの要素を多分に持ち合わせた方なのだ。そんなわかぎ氏だからこそ見えてくる女性の本質をエピソードを交えておもしろ可笑しくちょっとエッチに綴ってある。もちろん、盟友である故・中島らも氏の阿呆なエピソードもいくつかある。浮気ばかりする好色家だった父親のエピソードが最高におもしろい。最終的に「女体の神秘」からかけ離れたテーマになっていくのもご愛敬。わかぎゑふのマルチな才能に感心する次第なのだ。ちょっと古い本だから古本屋で見かけたら即買うべし。
2010.01.19
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明日はFAIR WARNINGの大阪公演を観に行く。先日のMSGの大阪公演ではゲイリーの味のあるヴォーカルを聴かせてもらったが、FAIR WARNINGはハードロック界屈指の歌唱力を持つトミー・ハートの歌声を楽しみたい。ヘルゲ・エンゲルケのとんでもない高音を響かせるスカイギターにも注目。日本人好みのツボを的確に捉えてくるメロディが彼らの最大の魅力なのだ。昨年のラウドパークではサブステージのGOTTHARDとANVILを優先したためチラ観しかできなかった。GOTTHARDが終わってからメインステージへ駆け込んだ時に演奏されていた"Save Me"の美しいメロディ、ANVILのセッティング中にサブステージまで響いてきた"Long Gone"の切ないバラードを聴いて、これは単独公演に行かねばなるまいと決意した次第なのだ。だからFAIR WARNINGをちゃんと観るのは今回が初めて。10数年前は大好きだったバンドだけど、解散だか活動停止しているあいだに興味を失っていたことも謝らなければならない。実は最新作の「AURA」も私の密かな愛聴盤となっている。なんだかんだ言っても綺麗なメロディが大好きなのさ。FAIR WARNING "I'll Be There"AURA/フェア・ウォーニング¥2,700Amazon.co.jp
2010.01.18
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先日のMSGライヴ後に、いつものように梅田のロックバーCRUNCHへ行って、夜中2時過ぎまでロック談義、ギター談義に華を咲かせてきた。そこでママから使わないからといって頂戴したのがこれ。猫じゃないよ。時代は何事もライト(軽い)方向へ向かっているというのに、何故だかギター弦だけはヘヴィーゲージがもてはやされる。このエクストラ・エライトゲージのギター弦は蔑ろにされている。チョーキングが非常に楽で、指に負担をかけないところが好き。もはや速弾きをあきらめた私は、ブルース・ギターのチョーキングを極めることに専念することにした。そんな私の強い味方になってくれるのがこのエクストラ・エライトゲージなのだ。しかし、これはダウンチューニングには向いていない。1音下げチューニングにしようものならベロンベロンになってしまう。ラウド系のバンドがこぞってダウンチューニングしている昨今だけど、それでも最もヘヴィーな音を出すのはブラックサバスといって異論はないだろう。そんなブラックサバスの音は意外とノーマルチューニングが多いのだ。何もチューニングを落とすだけがヘヴィーな音を出すわけではないということを証明してくれている。BALCK SABBATH "War Pigs"
2010.01.17
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昨夜は、なんばHATCHのマイケル・シェンカー・グループの30th Anniversary Special ライヴに行ってきました。なんせ26年ぶりに拝見させて頂く神。ロブ・ハルフォード、エリック・クラプトン、ボブ・ディラン、ロック界にいろんな神がいるけれど、最も気ままな神として崇め奉られているのがマイケル・シェンカー。今回はアニヴァーサリーということもあってか、非常にご機嫌麗しく降臨くださった。これは昔の神客層は40代を中心とした、私と同世代の方々が多かった。スタンディング・ライヴでありながらコートやカバンを携えてフロアに陣取る方々も多かった。暑くなかったのだろうか・・・。当然、私はいつものようにTシャツのみ。整理番号200番台だったためマイケル側を諦めてニール側の2列目バーの位置を確保した。この日はなんばHATCHのありったけの大量のバーが設置されてた。年配向けのスタンディング・ライヴ仕様といったところか。さて、ライヴの方は時間通りに7時きっかりに始まった。神は時間もちゃんと守るのだ。ステージにに出てきたマイケルはおもむろにギターをかき鳴らす。オールバックになでつけた金髪がとても綺麗。終始サングラスのため目元はまったく分からないが、昔と比べて老けた感じは全くなかった。黒ジャンパーにジーンズという昔からのスタイルも変わりなく、ボディラインもほとんど変わっていないように思う。ギターだけがGIBSONからDEENに変わっただけ。そのためなのか、昔のこもったようなギターサウンドよりもクリアに聞こえて非常に聴きやすかった。1曲目が"Feels Like A Good Thing"で始まり、アロハシャツのようなへんてこな衣装で登場するゲイリー・バーデン。思ったよりもちゃんと声が出ている。しかし、サビに来るとマイクは客席に向けっぱなし。このパフォーマンスはほぼ全曲で行われることになる。往年の名曲"Cry For The Nations","Armed And Ready"でのフロアからの大合唱はもの凄かった。マイケルのギターソロも、ギターを股に挟むスタイルで往年のフレーズをきっちり弾きこなしていた。"Ready To Rock"でのライヴアルバム「飛翔伝説」通りの掛け合いもとても楽しい。"Into The Arena"の美しくエモーショナルなギターフレーズ。地味に裏方に徹していたニール・マーレイがちょっとした見せ場で2,3歩前に出てきたところも見逃さなかった。金髪が白髪に見えるほどニールはかなり老け込んでいるように見えた。しかしリズムに合わせてネックを前後に振るアクションは昔と変わっていない。今回楽しみにしていた重々しくて荘厳な"Lost Horizons"では、ゲイリーもしっかり歌えていたし、マイケルの華麗なギターソロも聴けて大満足。"Rock My Nights Away"は高校生の時、友人のバンドがコピーしていたのを思い出して青春ノスタルジーに浸った。メロディの美しい名曲"On And On","Attack Of The Mad Axeman"などでは、ゲイリーがもう少し頑張ってくれると良かったんだけどね。ゲイリーがあまり歌わないから、そのぶん客席からの大合唱でライヴらしい一体感が生まれるのも楽しかったけど。アンコールではお決まりのUFO時代の名曲中の名曲"Rock Bottom"が最高だった。これはまさにロック・アンセムだね。2回目アンコールではムード歌謡っぽい"Dance Lady Gipsy"を演奏。マイケルが珍しくコーラスをしていた。マイクから離れて歌っていたからまったく聞こえなかったけどね。マイケルの前のマイクスタンドは唯一このためだけに用意されていたようだ。そして最後はお決まりの"Doctor Doctor"で締め。いくぶんゆったりしたテンポで演奏されたけど、ほとんどゲイリーに歌わされるからこれぐらいのテンポが歌いやすい。Living Loving I'm On The Run,So Far Away From You~♪このフレーズを歌うのがとても気持ちよかった。ライヴ終了後は喉がガラガラになっていたことは言うまでもない。ここまでまったく触れてこなかったけど、このライヴの見ものだったのはサイモン・フィリップスのドラム。これが圧巻だったのだ。さすが職人といったところか。時折、気に入らないスティックが何本かあったのか、ドラムを叩きながらステージ袖に何本もスティックを放り投げていた。客席に投げ込んでくれても良かったのに・・・。最後にメンバー全員がステージ前に並んだ時、サイモンの体の小ささに驚いた。こんな小さな体であれだけパワフルなドラミングができるものなのかと・・・。26年ぶりに観たMSGのライヴだったけど、昔とほとんど変わらないセットリストというのが何よりも嬉しかった。それをまた昔通りに演奏してくれるのだから終始ノスタルジーに浸れる。たまにはこんなライヴもいいもんだね。マイケルはやっぱり神だった。今ツアー完全固定のセットリストは下記の通り。01.Feels Like A Good Thing 02.Cry For The Nations 03.Let Sleeping Dogs Lie 04.Armed And Ready 05.Victim Of Illusion 06.Ready To Rock 07.I Want You 08.A Night To Remember 09.Into The Arena 10.Lost Horizons 11.Rock My Nights Away 12.On And On 13.Attack Of The Mad Axeman 14.Ride On My Way 15.Rock Bottom 16.Dance Lady Gipsy 17.Doctor Doctor
2010.01.16
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今日は朝からeo光ネットの地域的な回線障害でネットが繋がらない。そうとは知らないから、モデムが壊れたのかとかいろんな線を繋ぎ直したり、電源を入れ直したりといろいろ試みたのである。最終的にeo光のサポートセンターに電話して実情を把握した次第。ネットが繋がらないとなんだか取り残されたようで不安になる。ネット依存症ってやつなのだろうか。そんなことはさておき、ヘヴィーメタルの重大ニュースをひとつ。DARK TRANQUILLITY待望のニューアルバム「We Are The Void」発売が待ちきれないという方々はきっと多いはず。そんな日本全国3000万人のダートラ・ファンのために新作からニューソング第2弾がリークされてきた。DARK TRANQUILLITY "At The Point Of Ignition"これを名曲と呼ばずして何が名曲であろう。美しく、そして激しく、時に狂おしく切ないメロディ。ダートラの魅力満載の素晴らしい楽曲なのだ。日本国内での発売も3月10日に決定!!きっと単独での来日公演も実現してくれるはず。2010年はダークトランキュリティの年になると断言する!!いくらでも異論は受け付ける。ダークトランキュリティーTシャツ
2010.01.15
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明日はスーパーロック'84以来、久しぶりのマイケル・シェンカーを観に行く。スーパーロックの時はヴォーカルがレイ・ケネディとかいうヘタレ野郎だったのでイマイチだった。このヘタレ野郎はろくに歌詞を覚えていなかったようで、インスト曲ばかりだったのだ。その時出演していたホワイトスネイクでは元MSGのコージー・パウエルがドラムで、ベースだったニール・マーレイが今回のMSGで来日する。なんともメタル界は人事移動がややこしい。84年は1月にも来日公演が行われていて、その時は名古屋市公会堂でゲイリー・バーデン期のMGSを観ている。その他のメンバーは、アンディ・ナイ、クリス・グレン、テッド・マッケンナという渋いメンツだったのだ。この時は素晴らしい演奏を見せてくれた。あれから26年も経つんだな~。当時は青春真っ只中の16才だった。今やマイケル55才、不肖私42才とお互いオヤジになってしまった。東京公演2日間はマイケルもゴキゲンだったようでなにより。今夜は名古屋公演をやってるようだけどご機嫌はいかがなものか。明日は4日間連続公演最後の大阪。マイケルのご機嫌も心配だけど、ゲイリーの喉も心配。ただでさえ高音が出にくいヘタウマ・シンガーなだけに、4日間連続で喉を酷使することに堪えられるのだろうか。東京公演のセットリストは下記の通り。01.Feels Like A Good Thing 02.Cry For The Nations 03.Let Sleeping Dogs Lie 04.Armed And Ready 05.Victim Of Illusion 06.Ready To Rock 07.I Want You 08.A Night To Remember 09.Into The Arena 10.Lost Horizons 11.Rock My Nights Away 12.On And On 13.Attack Of The Mad Axeman 14.Ride On My Way 15.Rock Bottom 16.Dance Lady Gipsy 17.Doctor Doctor Captain Nemo,Looking For Love,Red Skyあたりも聴きたいところだけど、これだけ代表曲を網羅してくれていたら贅沢は言えないか・・・。
2010.01.14
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Under the Red Sky/Bob Dylan¥765Amazon.co.jp1. Wiggle Wiggle 2. Under the Red Sky 3. Unbelievable 4. Born in Time 5. T.V. Talkin' Song 6. 10,000 Men 7. 2 X 2 8. God Knows 9. Handy Dandy 10. Cat's in the Well 1990年、ボブ・ディラン御大48才の時の作品。超豪華ゲストを迎えての意欲作!!とは言うものの、ゲストの個性をあまり活かさずいつも通りの御大。スラッシュ(ex.GUNS N' ROSES):ギタージョージ・ハリソン(ex.THE BEATLES):スライドギタースティーヴ・レイ・ヴォーン:ギターアル・クーパー:キーボードエルトン・ジョン:ピアノデヴィッド・クロスビー:バックヴォーカルデヴィッド・リンドレー:ギターブルース・ホンズビー:ピアノ上記のメンツを揃えて、WAS(NOT WAS)のデヴィッド・ウォズがプロデュースという、超豪華レコーディングなのだ。スラッシュは曲の終わり頃にギターソロを少しだけ弾いてるんだけど、早々にフェードアウトされてしまっている。("Wiggle Wiggle")"Born In Time","2 X 2"で聴かせるデヴィッド・クロスビーのバックヴォーカルが秀逸。御大のしゃがれ声とデヴィッドの透き通るような美声のコントラストが見事にマッチしているのだ。バラード調の曲も素晴らしい。"10,000 Men","God Knows"でのデヴィッド・リンドレーとスティーヴ・レイ・ヴォーンのブルージーなギター共演もFeel So Nice!!"Under The Red Sky"では、ジョージ・ハリソンをほんの数小節のスライドギターのみで使うという贅沢の極みなのだ。せっかくなのだからバックヴォーカルに使ってもらいたかった。誰がゲストで参加しようと容赦しない御大はさすがである。しつこいかもしれないけど、ディラン関連の記事エントリーはまだまだ続きそうです。BOB DYLAN "Under The Red Sky"
2010.01.13
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かねてよりいつかは読んでみたいと思っていたドストエフスキー最後の長編小説「カラマーゾフの兄弟」を読んだ。さすがにページ数もかなりあるので読破するのに1週間以上かかった。亀山郁夫の新訳で光文社新書から出ている全5巻が読みやすいとの評判だったのでこちらを選択。 それでも読み始めはかなりきつい。ドストエフスキーの独特の言い回しに慣れるまで時間がかかる。なんせ、登場人物がみんな饒舌なのだ。しゃべるのなんのって・・・。「神はいるのか、いないのか」このテーマで議論白熱。「国家とキリスト教、どちらが大なり」みたいな議論。しかし、ドストエフスキー作品の醍醐味はこの会話に集約されている。これを苦にすると物語に入り込めないのだ。橋田壽賀子ドラマに通ずるものがある。(ちゃんと見たこと無いけど・・・。)実際、ロシア人は議論好きでよく喋るらしい。しかし、こんなにも理屈っぽいのだろうか。それから、帝政ロシア時代の階級制度、この頃に起こった農奴解放、社会主義思想、ロシア正教などなど、不勉強な私には理解に苦しむところも多々あった。この物語はあらすじだけなら1冊の本で仕上がってしまう。女好きの親子による三角関係の愛憎物語と父親殺しのサスペンスといったところか。そこにあらゆるサイドストーリーが盛り込まれているのだ。このひとつひとつが大変興味深くて面白い。個性豊かな脇役陣も見逃してはならない。揺れ動く恋心なんていうメロドラマ的な展開も重要だ。なんせ三日間の出来事だけで3巻使い切るのだから恐れ入る。そして第4巻の後半「誤審」の裁判シーンの迫力たるや凄まじいものがある。すでにこのシーンでは読者は犯人を分かっているのだけど、まったく飽きさせない。弁護士の長台詞には、裁判官から窘められようとも私も盛大な拍手を送った。当時(1870年代)、ロシアでは陪審員制度で裁判は行われていた。ドストエフスキーはこの制度に対して疑問を投げかけている。日本では今頃になって裁判員制度が始まったけど、どうなることやら・・・。「カラマーゾフの兄弟」は、あらゆる研究がなされているので私ごときが感想を書くのも憚れるというもの。しかし、不肖私なりにひとことで感想をいうなら「人間の本質とはなんぞや」ということ。人間というものは多面性があり、善もあれば悪もある。カラマーゾフの血は、善と悪のその振幅が少しばかり強調されているだけ。すべての人間がカラマーゾフとたいして変わりないのだ。物語は唐突に終焉を迎えるが、最後にアリョーシャの言ったことに感動する。修道院で神に仕えたアリョーシャが、神よりも人間を信じることになるのだ。結局のところはヒューマニズムということになるのだろうか。ここのところもいろいろ解釈はあるだろうけど、是非、本を読んで確かめて頂きたい。冗長過ぎて読み飛ばしたくなる部分も数多く出てくるが、すべてのセリフ、行動、プロットが意味を持っているということにドストエフスキーの凄さを感じる。ロシア文学の最高峰、世界一の名作と言われるだけのことはある。ちなみに、「この物語は2部の小説から構成されている」と序文でドストエフスキーはのたまっているが、次の作品が書かれるまでに亡くなっている。第2部では、アリョーシャがテロリストとして皇帝を殺害する物語とも言われている。ロシアの行く末を暗示する物語になっていたはずなのだ。時代は奇しくもロシアの変革期、帝政ロシアが崩壊していく頃だけに、ドストエフスキーがもう少し長生きしていたらと悔やまれてならない。
2010.01.12
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World Gone Wrong/Bob Dylan¥765Amazon.co.jp1. World Gone Wrong 2. Love Henry 3. Ragged & Dirty 4. Blood in My Eyes 5. Broke Down Engine 6. Delia 7. Stack a Lee 8. Two Soldiers 9. Jack-A-Roe 10. Lone Pilgrim 1993年、ボブ・ディラン御大53才の時の作品。邦題「奇妙な世界」、ジャケット写真は渋くてかっこいい。全編アコースティック・ギター一本による弾き語りアルバム。全曲トラディショナル・フォークのためオリジナル曲は無し。でもって非常に地味。まるでボスことブルース・スプリングスティーンの「ネブラスカ」のようだ。「ザ・リバー」でボスに魅せられた後に「ネブラスカ」を聴いてガッカリした昔のことを思い出した。ディランはもともとフォークなんだしボスほど違和感は無いはずなんだけど。しかし、今や完全にロックのディランとなっているから、やはりこのアルバムは違和感を感じてしまう。しゃがれ声で声域が狭い御大にはトラッドなフォークは地味に感じる。みうらじゅんの教えである「君と同い年のディランから聴いてみてよ」に習うとすうると、53才の人はこのアルバムから聴かなければならない。初ディランがこれではちょっと厳しいんじゃないかな。53才からディランを聴き始める人がいればのことだけど・・・。しかし、そんなアルバムだけどパンクの女王であり詩人であるパティ・スミスは、お気に入りの1枚とおっしゃっている。聴き込めばきっと深みのあるアルバムに違いない。ハーモニカ&ギターはすべて御大がかき鳴らしている。アコースティック・ギター特有のフレット移動時に鳴る「キュッ」という音が私にとっては萌えポイント。BOB DYLAN "blood in my eyes"
2010.01.12
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Hard Rain/Bob Dylan¥841Amazon.co.jp1. Maggie's Farm 2. One Too Many Mornings 3. Stuck Inside of Mobile with the Memphis Blues Again 4. Oh, Sister 5. Lay Lady Lay 6. Shelter from the Storm 7. You're a Big Girl Now 8. I Threw It All Away 9. Idiot Wind 御大35才、1976年発表のライヴアルバム。超男前なアルバムジャケットが印象的。邦題「激しい雨」と題されたこのライヴアルバムは、野外コンサートを収めたもので、実際に大雨の中で行われたらしい。"A Hard Rain's A-Gonna Fall"邦題「はげしい雨が降る」も演奏されたらしいけど、何故かこのアルバムには収められていない。ギタリストにデヴィッド・ボウイの盟友であるミック・ロンソンを加えて行われたこの時のライヴでは、ディランを加えて5人のギタリストがいる。当然、なんだか騒々しいサウンドに仕上がっている。1曲目の"Maggie's Farm"は原曲をとどめないハードコアになっている。ディランの前のめりなヴォーカル、曲中で何度もブレイクするなど、「マギーの農場ではこれ以上やってられないぜ!!」というやけっぱちな心情がストレートに伝わってくる。このノリでやられたらモッシュしてしまいそうだ。それくらいこの曲でのディランは怒りのハードコアなのだ。それ以降の曲はいくぶん落ち着きを取り戻している。"One Too Many Mornings"は、しっとりとした素晴らしいアレンジ。ライヴでは原曲通りに再現しないため、出来、不出来がはっきり現れるが、この曲はとても感動的にアレンジされている。"Oh, Sister"は喜納昌吉を思わせる沖縄民謡に聞こえる。ブルースと沖縄民謡は似ているのかも・・・。10分を超える"Idiot Wind"の熱演も素晴らしい。激しい雨の中で行われたライヴだけあって、異常なテンションの高さが伝わってくるライヴアルバムの名盤だと思う。Bob Dylan "Maggie's farm"
2010.01.11
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Mirror Ball/Neil Young¥765Amazon.co.jp1. Song X 2. Act of Love 3. I'm the Ocean 4. Big Green Country 5. Truth Be Known 6. Downtown 7. What Happened Yesterday 8. Peace and Love 9. Throw Your Hatred Down 10. Scenery 11. Fallen Angel 90年代は、バブル景気崩壊で経済が停滞し、「失われた10年」と言われる。個人的にも就職~結婚といった人並みな人生を歩もうとしていた時期に当たり、ちょっとロックから遠ざかっていた。私のロック史においても90年代は「失われた10年」なのだ。グランジ・ロックがあまり好きになれなかったのも大きい。90年代後半から破滅的人生を歩むようになりロック熱が復活した。これまたグランジ・ロック衰退時期とも重なる。そんなことだから90年代ものは後追いになってしまっているのだ。そんなグランジ・ロック大旋風が吹き荒れる95年、ニール・ヤングもグランジなアルバムを作っている。バックの演奏は、当時大人気だったグランジな奴らパール・ジャム。もともとニール自身のギターサウンドはグランジな音作りだから、パール・ジャムとの共演も違和感があまりない。パールジャムをまったく聴いたこないんだけどね・・・。ノイジーなギターに繊細な歌声というのはニールの持ち味。ラフなギタープレイはお手のもの。ニールの場合、どうもエレキギターはラフにしか弾けないようだ。ギターサウンドやリズムはグランジ風に仕上げても、ヴォーカルのメロディがついつい美しく繊細になってしまうのがニール・ヤング。だからグランジが嫌いな人でもじゅうぶん楽しめるアルバムだと思う。ニールのことを元祖グランジなどと言って、もて囃す輩もいるようだけど私には意味が分からない。ニールはそんなちっぽけなジャンルには収まらない。ニール・ヤングはロックそのものなのだ。NEIL YOUNG "I'm the Ocean"
2010.01.10
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Are You Ready (Dol Dts) [DVD] [Import]/Thin Lizzy¥1,149Amazon.co.jp1. Are You Ready? [DVD] 2. Genocide [DVD] 3. Waiting for an Alibi [DVD] 4. Jailbreak [DVD] 5. Trouble Boys [DVD] 6. Don't Believe a Word [DVD] 7. Memory Pain [DVD] 8. Got to Give It Up [DVD] 9. Chinatown [DVD] 10. Hollywood [DVD] 11. Cowboy Song [DVD] 12. Boys Are Back in Town [DVD] 13. Suicide [DVD] 14. Black Rose [DVD] 15. Sugar Blues [DVD] 16. Baby Drives Me Crazy [DVD] 17. Rosalie [DVD] 18. Desaster [DVD] 19. Emerald [DVD] スノウィー・ホワイト在籍期のTHIN LIZZYファン(稀少)にはたまらない内容のライヴDVD。今なら送料無料でこの価格だからとても嬉しい。実は昨年末にAmazonで購入したんだけど、映像が途中で止まってメニュー画面に戻ってしまうという不良品だったため返品交換してもらった。昨夜交換の品が届いたのでようやく鑑賞できた。アルバム「反逆者」発表前の81年ドイツ公演が収められている。"Angel Of Death"というタイトルになるはずの曲が"Desaster"という曲で演奏されている。"Hollywood"もここで演奏されているのが興味深い。どちらも名曲中の名曲。スノウィー・ファンを自認する稀少な私。スノウィーが参加してこれらを収めた「反逆者」は名盤だと思うのだけどなかなか同意を得られないのが悔しい。スノウィーとスコット・ゴーハムのレスポールでのギターバトルがこのライヴDVDの見所。スコットの目つきがかなりヤバイ。アッパー系のドラッグをきめているとしか思えないんだけど・・・。そんなスコットはフレットをほとんど見ないで弾いている。どんなフレーズもビブラートをガンガンきめているのがかっこいい。その一方、スノウィーは"Trouble Boys"や"Chinatown"でペンタ一発の渋いブルース・ソロをきめている。レスポール・ゴールドトップが甘く切なく泣いているのだ。やはりスノウィーはブルースが似合う。ヘロイン常習だったフィル・ライノットもこの頃は絶好調。アフロヘアのふくらみ具合も絶好調だ。ブラックスリムジーンズに赤コンバースは、当時私も真似したものだ。とにかく、THIN LIZZYの魅力を余すところなく収めたこのライヴDVD。リジー・ファンとスノウィー・ファンとレスポール・フェチにおすすめ。Thin Lizzy "Hollywood"シンリジーTシャツ
2010.01.09
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Pat Garrett & Billy the Kid/Bob Dylan¥765Amazon.co.jp1. Main Title Theme (Billy) 2. Cantina Theme (Workin' for the Law) 3. Billy 1 4. Bunkhouse Theme 5. River Theme 6. Turkey Chase 7. Knockin' on Heaven's Door 8. Final Theme 9. Billy 4 10. Billy 7 1973年、ボブ・ディラン31才の時の作品。映画『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』のサウンドトラック。ビリーは17才から初めて殺人を犯し、強盗などを繰り返し、射殺される21才までに21人もの人を殺した世紀のアウトロー。凶悪少年犯罪のはしりってやつだろうか。だけど、ビリーは口達者で親しみやすい人物だったとか・・・。彼の墓碑銘にはこう記されているらしい。真実と経歴21人を殺した少年悪漢王 彼は彼らしく生きて死んだウィリアム・H・ボニー 『ビリー・ザ・キッド』サントラ盤のためインストナンバーが多い。なんと言ってもこのアルバムのハイライトは"Knockin' on Heaven's Door"GUNS N' ROSESやERIC CLAPTONのカバーした曲としても有名。それ以外は結構退屈な曲が多い。BGMとして最適かもしれない。西部劇らしく、アメリカ南部の誇りっぽくて乾いた空気に包まれる。今日のような冬の寒さに震えながら聴くというのもおつなもんだ。Bob Dylan "Knockin On Heavens Door"
2010.01.09
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昨日は大寒波に見舞われた滋賀県湖東地方でしたが、今日はなんとか寒さも和らぎ雪が溶けてきました。冬眠も余儀なくされそうなこの寒さ。春よ来い、は~やく来い♪なんてことも呟きたくなるというもの。さて、そんな切望する春の一大イベント。LAMB OF GOD 来日公演!!4/20(火)東京 恵比寿LIQUIDROOMOPEN 18:00 / START 19:004/21(水)名古屋 名古屋CLUB QUATTROOPEN 18:00 / START 19:004/22(木)大阪 心斎橋CLUB QUATTROOPEN 18:00 / START 19:00ぴあ先行でチケットをゲットいたしましたのでまずは報告まで。整理番号10番というなかなか良番だけど、心斎橋クアトロのこと、この番号までに少なくとも30人はいるんだな~。最前列に行く気はまったくないから全然OK!!ラムちゃんの楽しみはモッシュに尽きる。モッシュピットに飛び込む勇気さえあればいいのだ。昨年、私の肋骨にヒビを入れたあの熱き戦いに再度挑もうではないか。マザファッカーども、かかって来い!!メイクサムファッキンノイズ!!グゥオ~~~!!Lamb of God "Black Label" ちなみに今日が楽天ブログ開設1000日になるみたい。そんな記念の日でもグダグダな記事なのは相変わらず・・・。こんな感じですが今後ともご贔屓にしてやってください。
2010.01.08
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Slow Train Coming/Bob Dylan¥766Amazon.co.jp「Slow Train Coming/Bob Dylan」1. Gotta Serve Somebody 2. Precious Angel 3. I Believe in You 4. Slow Train 5. Gonna Change My Way of Thinking 6. Do Right to Me Baby (Do Unto Others) 7. When You Gonna Wake Up 8. Man Gave Names to All the Animals 9. When He Returns 1979年、ボブ・ディラン御大37才の時の作品です。ディラン自身がユダヤ教から再生派キリスト教に改宗した頃のこと。宗教色が強いゴスペル期としていまいち評価の低い頃だけど、幸か不幸か英語の分からない私には歌詞を聴き取れないので普通に楽しめる作品なのだ。79年と言えばアメリカはディスコブーム真っ只中。KISSもQUEENもSTONESまでもがディスコティックな曲を発表する中で、ディランはゴスペル。さすが唯我独尊を行く御大なのだ。唯我独尊は仏教用語だからキリスト教の御大には相応しくないか・・・。ゴスペルだからといって構える必要は一切無い。もろブラック・ミュージックな雰囲気の"Gotta Serve Somebody","When You Gonna Wake Up","Do Right to Me Baby (Do Unto Others)"ここらあたりはゴスペルを多少感じるけれど、ポップなメロディの"Precious Angel"、しっとりしたバラード"I Believe in You","When He Returns"、ゲスト参加のマーク・ノップラーがブルージーなギターを聴かせてくれる"Slow Train”,"Gonna Change My Way of Thinking"ここらあたりはいつものディランと変わりない。宗教色が強いからと敬遠してはいけない作品なのだ。スローな雰囲気が漂うジャケットのアートワークもいいね。それにしても再生派キリスト教とはいったいなんぞや!?BOB DYLAN "Gotta Serve Somebody"
2010.01.08
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Time Out of Mind/Bob Dylan¥766Amazon.co.jp1. Love Sick 2. Dirt Road Blues 3. Standing in the Doorway 4. Million Miles 5. Tryin' to Get to Heaven 6. 'Til I Fell in Love with You 7. Not Dark Yet 8. Cold Irons Bound 9. Make You Feel My Love 10. Can't Wait 11. Highlands 1997年リリース、ボブ・ディラン御大55才の作品。御大の悪声も聴き慣れるとまったく苦にならない。というよりも美声に感じ始めるから不思議だ。デスメタルのデス声がクセになるのと同じことだろうか。もともと歌の上手い人ではないが、この頃になると上手く歌おうという気すらない。呻くように語りかける歌い方は名人芸なのだ。古典落語の年老いた重鎮のような貫禄を感じる。しかし、このアルバムでも恋心の苦しみを歌うところに御大の老いて尚盛んなところが滲み出ている。"Love Sick"なんてなかなか恥ずかしくて言えない。全体的にダークなブルースが多いこのアルバム。"'Til I Fell in Love with You"、"Dirt Road Blues"あたりは悪声ならではの渋いブルース。"Million Miles","Can't Wait"はムーディな心地良さがある。トラッドな雰囲気を漂わせる"Standing in the Doorway"、"Not Dark Yet"もディランならではのいい味を出している。ピアノをバックにとうとうと歌いあげる"Make You Feel My Love"これは絶品のバラード。捨て曲無しのいいアルバムなのだ。この曲もかなり好き。BOB DYLAN "Tryin' To Get To Heaven"
2010.01.07
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昨年は急逝によりマイケル旋風が吹き荒れたけど、かつて80年代は、私にとってマイケルと言えば、モンローかシェンカーか富岡だった。今やラウパ御用達となったアモットがマイケルの主流なのか!?はてさて、そんなマイケル・シェンカーの来日公演が来週に迫ったところで、神盤である「神」を聴き直しているところ。神/ザ・マイケル・シェンカー・グループ¥2,500Amazon.co.jp"Armed And Ready"から"Cry For The Nations"の流れが今聴いてもゾクゾクするほどカッコイイね。マイケルのギターもいいけど、やはりMSGにはゲイリー・バーデンが欠かせない。上がりきらない高音のシャウトに味があるってもんだ。今回のジャパン・ツアーのメンバーにはサイモン・フィリップスとニール・マーレイが加わる。この豪華メンバーはかなり嬉しい。特にホワイトスネイク時代からニールのことは大好き。1月3日までアコースティックのアメリカツアーをやっているようだけど、リハーサルは大丈夫なのかと心配の声もあがっている。スタジオミュージシャン的なサイモンと渡り鳥として有名なニールだから別に問題はないのだろう。あとはマイケル次第ということだね。今回の来日は「神」発表から30年のアニヴァーサリー公演。今年はまだ神社へ初詣に行ってない。なんばHATCHが初詣になりそう。神に何を祈願しようかな・・・。この曲演ってくれたらまさに神。MICHAEL SCHENKER GROUP "Lost Horizons"
2010.01.06
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高村薫が文壇にデビューする前から温めていたと言われるこの作品「リヴィエラを撃て」はかなり難解だった。 舞台はほとんど北アイルランドとイギリスという設定。1972年、中国が世界の大国と友好条約を結ぶ上で、文化大革命時に粛清したリストが流出したという事から物語は起こる。ここには日本、アメリカ、イギリスの国益も左右する問題が絡んでくるから壮大な物語に発展していくのだ。出てくる人物が北アイルランドのIRAテロリスト、イギリス情報局保安部のMI5、イギリス情報局秘密情報部のMI6、CIA,それから日本の警察とイギリスの警察というのだからこれだけでもややこしい。その上、組織の歯車として動く人物、組織の中にあっても自分の意志で動く人物があり、誰が悪者で誰が善者かも非常に混乱する。その人物像もかなり緻密に描かれているというのはいつものこと。絡まった糸が少しづつほどけていくようにストーリーは展開する。その中で多くの人物が死んでいくが、いちいち悲しんではいられない。死を持って真実を伝えていこうとする男達の美学に感動するのだ。高村薫作品では最強のハードボイルドではないだろうか。しかし、いつものように男同士の愛を挟み込むところがニクい。そんな部分を見つける度にニンマリすることになるのだ。登場人物が多いのと、組織もかなり複雑でややこしい、その上かなり緻密な物語設定になっているので一文、一言たりとも見逃せない。読後の疲れと感動がハンパじゃなかった。デビュー前からこの複雑な物語を温めていたというのだから、高村薫の天才ぶりが窺い知れるというものだ。
2010.01.05
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MJことみうらじゅん氏より年賀状をいただいた。といっても、MJのホームページから申し込めば誰でも頂けるんだけどね。トラのぬいぐるみを脱いだキャラのゆるさがいい。さすがMJだね。今年もMJから目が離せない。「人生とは死ぬまでの暇つぶし」とはMJの格言。これを座右の銘にしよう。
2010.01.04
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お正月気分も今日までということで、酔狂な企画をもういっちょ。00年代ベストアルバム選出!!(HR/HM限定)10年間を振り返って選んでみました。よく聴いたな~というのが選出基準なので悪しからず。10枚に絞りきれず、11枚選んでしまった。ちなみにあまり順位は関係ない。1位「15」BUCKCHERRY15/Buckcherry解散という苦難を乗り越えて輝かしくカムバックしたアルバム。タイトルが示すとおり15日間で録音したというもの。不遇だった時代を糧にエネルギーを爆発させた最高の作品。2位「BLACK BUTTERFLY」BUCKCHERRYBlack Butterfly/Buckcherryこれまたバックチェリーのアルバムを選出。前作「15」よりも練って作り込まれたアルバム。ジョシュの個性と楽曲の良さが際だっている。3位「DAMAGE DONE」DARK TRANQUILLITYDamage Done/Dark Tranquillityイエテボリ・スタイルのメロデス完成型がこのアルバム。同郷のバンドがアメリカナイズされる中で頑なに独自のスタイルを守り抜くダートラはまさに名人芸の域。4位「STCOKHOLM SYNDROME」BACKYARD BABIESStockholm Syndrome/Backyard Babiesバッドボーイズロックンロールから少し大人への脱却を図ったこのアルバムは良曲揃い。荒々しいサウンドとポップなメロディのバランスが最高。5位「LIONHEART」SAXONLionheart/Saxon老いて尚歌声に磨きがかかってきたビフ・バイフォード。タイトル曲の伸びやかなハイトーンは絶品。大英帝国の誇りを感じさせる近年サクソンの最高傑作。6位「DANCE OF DEATH」IRON MAIDENDance of Death/Iron Maidenブルース復帰2作目のこの作品は、メイデン節炸裂。聴いたことあるようなフレーズが満載だけどそれがいい。メイデンフェスでの来日公演も素晴らしかった。7位「TEMPO OF THE DAMNED」EXODUSTempo of the Damned/Exodusポール・バーロフの死を乗り越えての復活アルバム。Hチームのザクザクしたギターサウンド、ゼトロの吐き捨てるような歌メロも最高だけど、リズム隊もなかなかいい。8位「ENDGAME」MEGADETHEndgame/Megadeth2009年のベストにも選んだけど、もちろんここにも登場。2000年以降のメガデス最高傑作。ギター弾きまくりで久々に初期衝動を感じる。9位「CITY OF EVIL」AVENGED SEVENFOLDCity of Evil/Avenged Sevenfold先日ドラマーが亡くなるという不運に見舞われたA7X。ハードコアと伝統的ヘヴィーメタルの融合はとんでもないドラマチックな楽曲揃いで華々しい国内デビューだった。10位「GAMBLING WITH THE DEVIL」HELLOWEENGambling with the Devil/Helloween00年代で4枚もアルバムを発表しているハロウィン。数々のフォロワーが現れたけどやはり本家強し。すべての曲でメロディのフックが素晴らしい。11位「INFERNO」MOTORHEADInferno/Motorheadモーターヘッドもコンスタントにアルバムを発表してくれる。その中でも際だってメタリックなのがこのアルバム。元祖暴走ロックンロールはまだまだ健在なのだ。
2010.01.03
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個人的に好きな曲を並べてみました。お正月だからこんな酔狂も許されるだろう。ベスト7という中途半端な感じになってしまったけど。LYNYRD SKYNYRD "Still Unbroken"The Answer "Tonight"Stereoside "Sinner"Firebird "Fool For You"THE WILDHEARTS "Zeen Requiem" Dawn of Destiny "Lost"Queensryche "Home Again"YOU TUBEの埋め込みできない楽天ブログは不便だ!!ワイルドハーツは日本盤のみのボーナストラックから選んでいる。さすがボートラも手抜きの無いワイルドハーツである。QUEENSRYCHEは歌詞がいい。戦地で闘う兵士とアメリカで待つ家族の手紙のやりとり。涙無しでは聴けないというもの。Dawn of Destinyは典型的メロスピ曲。メロスピ苦手だけど、たまにはこんな曲も聴きたくなる。ファイアーバードとレーナードスキナードは泥臭くてかっこいい。アンサーとステレオサイドはちょっと似たような曲に感じる。こんなのが好みなんだなよ~。
2010.01.02
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正月であろうとマイペースなブログを綴っていきます。老後の楽しみ前倒しシリーズ第2弾。要は、アルバムを多産するボブ・ディランのこと、老後の楽しみにゆっくり聴き込もうと思っていたのが、3月の来日公演のため前倒しで聴き込まなければならなくなったということ。今回は、御大59才の時に発表した「LOVE AND THEFT」Love and Theft/Bob Dylan¥995Amazon.co.jp1. Tweedle Dee & Tweedle Dum 2. Mississippi 3. Summer Days 4. Bye And Bye 5. Lonesome Day Blues 6. Floater (Too Much To Ask) 7. High Water (For Charley Patton) 8. Moonlight 9. Honest With Me 10. Po' Boy 11. Cry A While 12. Sugar Baby アメリカン・ミュージックのルーツを探る傾向にあるアルバムだとか・・・。ディラン自身がルーツになっているというのにもかかわらず。カントリー&ウエスタン調あり、JAZZフレーバーありの古き良きアメリカの雰囲気をアルバム全体に醸し出している。しかし、ここでも基本はブルースなのだ。渋みを増した御大のお声はやはりブルースが似合う。そして、ダミ声なのに優しく包み込むように歌われている。女を口説いているとしか思われないこの歌い方。まだまだ男としての色気を失っていないね~。老いても尚、女にモテたいといった感じがとても微笑ましい。ロカビリーな"Tweedle Dee & Tweedle Dum","Summer Days"牧歌的な雰囲気の"Mississippi","Floater"ジャズィーな"Bye And Bye","Moonlight"もろブルースな"Lonesome Day Blues","Cry A While"バラード曲"Po' Boy","Sugar Baby"などなど・・・。非常にバラエティに富んだ素晴らしい作品となっている。老いても尚盛んな御大は偉大である。映像はルーズなブルースがとてもカッコイイこの曲。BOB DYLAN "Cry A While"
2010.01.01
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