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February 26, 2006
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カテゴリ: ミステリ(日本)
青空の卵

創元推理文庫
☆☆☆☆☆◎
 短編集。夏の終りの三重奏、秋の足音、冬の贈りもの、春の子供、初夏にひよこ、の6編。
 これはかなり大ヒット♪
 ひきこもりのプログラマー鳥井真一と、外資系保険会社に勤める坂木司が日常的な謎を解いていく…というシリーズ。単行本の文庫化で、これがシリーズ第一作目。のこり二作はまだ文庫本になっていない。

 謎の設定も割りと面白い。私は割合、凝った殺人事件なんぞの方が好きなのだが、この作品は楽しめた。でも、それはきっと、キャラ設定につられたところがかなり大きそうだ。この作品、女っ気があまりないのだ。主人公の鳥井と坂木のホームズとワトソンの関係もいい。鳥井は引きこもりというが、必要最低限の外出は出来る。が、情緒的にかなり坂木に依存している面があり、彼にシンクロして泣いたりする。また、時折、発作的に神経症的な症状が起きたりしている。
 別な感想も沢山湧いているのだが、やはり、最初、謎で拘わり、その後の作品に時折顔を出すようになる登場人物も皆、魅力的。確か、某ネット書店のオススメで見かけたような気がするのだが、その時は「ひきこもり」の文字であまり興味を覚えず、文庫の新刊が山積みされていて、書店で直接内容を確認して、速攻購入したのだった。

 そういえば…。この著者、女性かなぁ???





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Last updated  February 26, 2006 10:36:45 PM
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