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September 17, 2010
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テーマ: 本日の1冊(3712)
ソノラマMOOK
朝日ソノラマ A5並製
☆☆☆☆☆
 知っている人は知っていると思うが、ホラーマンガのシリーズに出てくる(多分実在の)霊能者の方が日本史上有名な場所に行って、その場所を霊視(?)する、という旅行記というかムック。他にも「出る」といわれる場所に行ったという記述もある。この巻では壬申の乱、高松塚古墳、平清盛、白虎隊、日光、天海僧正、京都、細川ガラシャ、上杉謙信、吉野が扱われている。マンガのシリーズも好きだし、結構興味のある場所が扱われているので読んでみた。といっても、もう何年も積読だった本だ。高松塚古墳のあたりでは、マンガでも扱われており、フィクションなのかノンフィクションなのかは考えずに読んで、かなり面白い内容だった。凡人の身ではあまり実感として怖くないし。難しいことは考えず(失礼かもしれないけど)歴史のトンデモ解釈、色々解釈系の本の一つとして読んで面白かった。ちなみにこの本が書かれた後、つい最近になって、新しい発見で古墳の位置が違うのでは、と書かれた天皇についても、宮内庁が比定した古墳の方で、もっともらしい人物像が述べられていたりする。日本史をオカルト的に捉えた視点はトンデモ系かもしれないが、オカルト(呪術)絡みのこと以外(歴史上の人物の人物像についてなど)は結構マトモというか、オカルト的にアプローチしているが、出た結論は常識的で、とんでもなくはないと思う。占い師の言葉と似ているといったらいいだろうか。それとも資料を渉猟した歴史小説家の視点にも似ているというか……。とはいえ、古代呪術の方法なんかを読んでいると、後世では動物を使ったと本で読んだことのある呪術で、人間(奴婢)を使ったのか、とぞっとしたところもあった。
 日本史が好きで、オカルトや新耳袋などの怪談系の話が好きであれば楽しめるだろうが、真面目に考察した歴史以外はくだらない、興味がないという人はやめておいたほうがいい本なのはいうまでもない。私はこういう本や話って好きなのだ。多分他の巻も機会があれば読むと思う。





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Last updated  September 18, 2010 02:57:09 AM
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